Piano Music Japan

シューベルトピアノ曲がメインのブログ(のはず)。ピアニスト=佐伯周子 演奏会の紹介や、数々のシューベルト他の演奏会紹介等

作曲家論 : バッハ第3回(No.1427)

2006-11-21 22:54:05 | 作曲家・バッハ(1685-1750)
 未だに「バッハの晩年」がよくわからない。単純に「私高本の頭が悪い」ような気もする(藁

「フーガの技法」が難しい。明日書けるかも、全然見えない。書けなかったらごめんなさい。
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平野実貴 : モーツァルトピアノ協奏曲 批評 (No.1426)

2006-11-20 23:45:27 | 批評
素晴らしかった! ピアノも指揮も!!
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今日から浜松国際ピアノコンクール第2次予選(No.1425)

2006-11-19 11:08:57 | その他
今日は 浜松国際ピアノコンクール第2次予選最終日 審査員の皆様は朝早くから晩遅くまで『8日連続の審査』である。 精神を費やす仕事な上に、体力的にもキツい。 全審査員の皆様が本選完了まで、体調が充分でありますように。本日夜、第2次予選結果発表。

リアルタイムWebストリーミング配信


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作曲家論 : バッハ第2回(No.1424)

2006-11-18 22:52:12 | 作曲家・バッハ(1685-1750)

浜松国際ピアノコンクール第2次予選

は相当に

リアルタイムWebストリーミング配信

に人気が出ているようで、昨日今日とちょっとだけ、乱れがあった。浜松~川崎は、静岡県~神奈川県 は【隣県】なので、安定してくれると本当にうれしいのだが。


バッハが【後世に残したかった作品 = クラヴィーア曲】と推測される


没後250年 = 2000年 に「ベーレンライター新バッハ全集スタディスコア」が大量に発行され、ハードカバーの高い楽譜が購入できなかった人々(← 私高本を含む)が、大バッハの作品の「新全集」に実際に手に取ることができるようになった。
 「翌年 = 2001年」が21世紀の始まり(← タマに間違って2000年からが21世紀だと思っている人がいる)だが、少なくとも日本では「2000年」に

バッハの主力作品 = カンタータ


との意見が、単行本&雑誌を大いに賑わわせ、その後6年経過する今まで特に反論は無いように見受けられる。 本当にそうか???


 バッハが【生前に出版した曲】一覧を書く。

  1.  第1巻 : パルティータ全6曲BWV.825-830 (1731)

  2.  第2巻 : 「イタリア協奏曲BWV.971 + ロ短調パルティータBWV.831」 (1735)

  3.  第3巻 : 4つのデュエットBWV.802-805 + オルガン曲BWV.552 ,669-689 (1739)

  4.  第4巻 : 「ゴルトベルク変奏曲」BWV.988 (1742)


 これで全部である!
  • 平均律は第1巻も第2巻も無い
  • 受難曲は(ルカ受難曲やマルコ受難曲も含め)全く無い
  • カンタータも全く無い

である。 最少に言って、初めの出版から20年弱(正確には19年)生きたのだから、『出版 = 金銭負担がきびしい』であっても、本当にカンタータとか、受難曲とかが【バッハが自分の最も大切な作曲領域】と信じていれば、出版したハズと思われる。いろいろな文献が2000年には出たが、
  • 器楽曲 = 作品番号 が付く
  • 声楽曲 = 作品番号 が付かない

の説明はあったが、

「バッハが声楽曲を出版しなかった理由」については何も見なかった


が私高本の実感。万が一、ドイツ語とかで書いていても何が何だかワカラン(藁


  • 1720年の「フリーデマンのための小品集」
  • 1722 & 1725年の「アンナ・マグダレーナのための小品集」

以降、相当に「鍵盤楽器に傾注」していたと考えられる。
 「第5巻」ももちろん検討&用意されていて、

  • 第5巻 = フーガの技法BWV.1080

の予定だった。完成前、途中で死んでしまい、最終構想は誰にも「謎」として残ったが。 死の翌年に印刷発行されている。


バッハの生活を支えた曲 = カンタータ


は正しい。『宮廷音楽家』として、給与を得ていた源泉だから。しかし、最も力を入れて「後世に残したい!」と思ったのは、ピアノ曲(クラヴィーア曲)ではないだろうか? 反論ある方は、コメントか、トラックバックにどうぞ! お待ちしております。
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作曲家論 : バッハ第1回 (No.1423)

2006-11-17 08:29:05 | 作曲家・バッハ(1685-1750)
浜松国際ピアノコンクールリアルタイムWeb中継 で「第1次予選」をずーーっと聴いていたら、全員が「バッハ」を弾いていた。(← コンクール規定だから)
改めて聴くと名曲ですね。 バッハ以外に「必須」の作曲家は ショパンだけで

本日から開始される浜松国際ピアノコンクール第2次予選

で演奏される。

浜松国際ピアノコンクール課題曲一覧

で確認して下さい。
・・・と言うワケで、「バッハ論」をまだ掲載開始していなかったことに気付き、本日号はバッハです。


バッハ(1685-1750)総合評価



ピアノソロ曲:☆☆☆☆☆
ピアノ協奏曲:☆☆☆☆☆
ピアノ室内楽:☆☆☆☆☆
連弾&2台 :☆☆☆
歌曲伴奏  :☆☆☆
ピアノ教育 :☆☆☆☆☆

音楽史評価 :☆☆☆☆☆

コメント 等は明日号以降にて。
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第6回浜松国際ピアノコンクール第1次予選終了&結果発表!(No.1422)

2006-11-16 21:07:12 | その他
第6回浜松国際ピアノコンクールの速報が出たぞ! スピードは昨年のショパンコンクールを圧倒的に凌ぐ!(Web の安定度を含む。Web が飛んだら、更新しても無意味だからね)

第6回浜松国際ピアノコンクール第1次予選終了&結果発表!



あなたが贔屓にしていたピアニストが通っていたら、2次予選は必ず聴こう!
もし落ちていたら、次の機会に是非聴いてあげて下さい。 25名しか通過しなかったのだから、競争率 3倍弱。 あなたの贔屓ピアニスト = 26番 だったと思います。全員通過は時間で無理ですから。

リアルタイムWebストリーミング配信



は上記をクリックして下さい。曲目掲載は、「作曲家」まで記載しているので、2時間程度粘ったが、「未だ」の様子。少々時間を要しているのだろう。明日10:00までには OK だから安心して!

審査員の皆様は、第2次予選終了(19日)まで『8日連続の審査』ですが、くれぐれもお体に留意して、本選までよろしくお願いします。
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平野実貴 モーツァルトピアノ協奏曲演奏会(No.1421)

2006-11-15 22:21:40 | 演奏会案内
う~ん、毎日「浜松国際ピアノコンクールリアルタイムWeb中継」にはまっている私高本。このママ、11月27日(← 最終本選結果発表の日)まで、「浜松国際ピアノコンクール」を書き続けるのがベストか?

 まあ、「シューマンの改作問題」や「浜松国際ピアノコンクールリアルタイムWeb中継」で『凍てつく私高本』の頭からすれば、多少は余裕があった方が良い(藁

2006.11.20 平野実貴 モーツァルトピアノ協奏曲演奏会



 ・・・で、標題の演奏会を「浜松国際ピアノコンクールリアルタイム」の 2次 → 3次予選 のたった1日のスキマを縫って、聴きに行く予定。 モーツァルト生誕250年 だったんだよね、今年。 この演奏会の批評を掲載(する予定)なので、もし時間のある人は聴いて下さい。 ホルン とか トランペット にも「腕利き」揃いの演奏会です!
 もちろん、ソロ奏者 = ピアニスト が最も腕利き!!
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第6回浜松国際ピアノコンクールWebストリーミング配信はなぜ音が良いのか?(No.1420)

2006-11-14 22:09:11 | その他
「凝り性」の性格なのか、単純に頭が悪いのか? は良くわからない。昨日号(しかも午前中に発行!)に書いた「標題」の内容がやっと今書ける。
フツーに考えて、やっぱ「私高本の頭が悪い」が、通常の思考パターンかも?(藁

シューマンのピアノソナタ第3番の「改訂問題」でも相当に時間使ったし。『わからないことを「わからない」と言うことが大切』だと思う。カナダ人の著作を丸パクリして、旧帝大最高峰の●大で助教授になった●●助教授なんて人もいるが(藁



第6回浜松国際ピアノコンクールWebストリーミング配信はなぜ音が良いのか?


が、時間を掛けて「過去演奏」を聴きまくってやっと今わかった!(ような気がする)

収音について



  1. マイクセッティング位置が良い!

  2.  これは「2本のマイクを鳥の羽の窪んだ位置」に設定していることが、Webリアルタイム中継からはっきり「見える」!
     聴いた限りでは、「リアルタイムWeb中継」では、この2本のマイクの音を忠実に拾っているように聞こえる。もし違っていたら、ご指摘頂きたい。

  3. マイクの質が良い

  4.  私高本のパソコンでは、どのメーカーのマイクを使用しているか? は全く読み取れない。私高本が使っている「ソニー C47」では無いと思うのだが、それ以上は結局(時間を掛けたにも関わらず)判明しなかった。

  5. 収音 → ハードディスク が最短構成

  6.  これは、『不必要な変換をしていない』を意味する。 これだけの「音」はなかなか聴けない!

  7. 『審査員席の音』に近い音を聴くことが可能

    • 「オフマイク収音 → オンマイク状態に変換」は不可能
    • 「ゴテゴテにミキシングした音 → オフマイク状態に変換」は不可能

    • 「オンマイク収音 → オフマイク状態(審査員席)に変換」は可能

    である。単純な話が

    スピーカ音をナマピアノの音量にして、距離を取って聴けばOK


     自宅にグランドピアノのある方は、フタを全開にして、誰か友人にショパンかリストの曲を弾いてもらい、楽器を挟んで「凹んだ位置 = 浜松でマイクを建てている位置」に立って聴いた音量が「ナマの収録の音量」である。 この音よりも大きくしてはいけない。 尚、浜松国際ピアノコンクール で使用しているコンサートグランドピアノでも、自宅のピアノでも「高音の音量」はあまり変わらない(← 本当)ので、高音を基準に音量設定すれば良い。私高本は家が狭いので、『直線に音が聴ける最大距離 = 5m』程度。審査員席より近いので音量を絞って聴いている。

Web配信の素晴らしさ!



  1. 音質最優先!

  2.  『ハーフペダルまで聴き取れる音質最優先』は本当に素晴らしい! 画像を欲張ると「潰れる」が通常。例えば、昨年のショパンコンクール! 『画像をポーランド国内のTV中継』と全く同等! を実行しようとしたが、所詮無理で2次予選以前(確か1次予選の人気の日)には、ボロボロに繋がらなくなっていたのである。(ブレハッチの日だったか?)
     おそらく音声は「MP3」仕様。私高本はこれで充分、いや十二分である。このまま「本選最終日」まで貫徹してほしい!

  3. Web の仕組みを熟知している!

  4.  多くの場合(例えばスポーツのWeb中継)、画像の「初期値設定」を欲張り過ぎて、Webリアルタイム中継自体が潰れることが多い。
     浜松国際ピアノコンクール陣は『手口を熟知している』ことが驚嘆!

キーパーソンが全てを理解している!


  • 浜松市長なのか?
  • 海老澤実行委員長なのか?
  • 中村紘子審査委員長なのか?

 誰かは私高本にはわからない。 マイク位置&マイクメーカー指定から始まって「配信の圧縮比率」まで全部が全部わかっていた人がいたのかどうか? はわからないが

理解している人が絶対最低1人必要!


なことは(トップが)理解していたことがわかる。誰かはわからん。だが、この質のWeb中継を実行してくれているのだから、本当に感謝するばかりである!
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第6回浜松国際ピアノコンクールWebストリーミング配信はなぜ音が良いのか?(No.1419)

2006-11-13 08:51:14 | その他
今朝目覚めたら

mlm report


が Piano Music Japan 10月26日号 にトラックバックを貼ってくれていた。英語のHPなので詳細はよくわからないページだが、音楽関連のしっかりしたページだ。半月前の記事になぜ今頃トラックバックを貼ってくれたのか? バルトーク が バックハウス に ルービンシュタイン国際ピアノコンクールで「第1位」を取られて「第2位」に終わり、作曲家に転向した話題だったのだが、浜松国際ピアノコンクール が開幕したので貼ってくれたのだろうか?


 本日は

第6回浜松国際ピアノコンクールWebストリーミング配信はなぜ音が良いのか?


を 昨年のショパン国際ピアノコンクール と比較して述べたい。 (08:50)
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本日10:00から 第6回浜松国際ピアノコンクール 開始!(No.1418)

2006-11-12 07:48:37 | その他
いよいよ当日になりました!

本日11月12日(日)10:00から第6回浜松国際ピアノコンクール



リアルタイムWebストリーミング配信


にみんな用意できたかな?

 画像が小さく配信して『安定配信最優先』のようだ! ショパン国際コンクールの時は、予選が進行するにつれ、回線が混んで来たのが、実績。 浜松は 世界最先端の情報産業都市の1つだから大丈夫だろう!

 期待していますよ、出場者のみなさん&主催サイドのみなさん!!! (07:48)


現在、1回目の休憩。 ここまで リアルタイムWeb中継 は順調そのもの。 出場者のみなさま、全員ベストを聴かせて下さい。

いくつか Web中継 で気が付いた点を。

  1. 中継画面をダブルクリックすれば、画像が最大化するが

  2. ノートパソコンの画面でさえ粗くなる上、「音飛び」することがある

  3. よって画像は小さいママが無難


である。「音」は ショパンコンクールよりも遙かに良い。 浜松~川崎 の方が ワルシャワ~川崎 よりも近いから、と言うワケでなく、アクセス数に見合った回線の太さを提供してくれているからである。感謝!(11:00)


みんな「持てる力を余すところ無く弾く」に全力を注いでいる。

第1次予選の出演者と演奏曲目


作曲家が書いていない。バッハ(平均律)と、ウィーン古典派ピアノソナタは「番号付け」でわかるのだが、「ロマン派」はちょっと大変。

 大半の人が「リスト」「ショパン」を弾く。この2人で半分以上。う~ん、「ロマン派音楽は リスト & ショパン」で持っているのか???

 「リストとショパン」以外の曲の作曲家を整理しておくので、必要な人は参考にして下さい。

    1日目

  1. グリンカ : ベッリーニの歌劇「カプレーティとモンテッキ」の主題による変奏曲 ハ長調

  2. ラフマニノフ : 楽興の時 変ホ短調 op.16-2

  3. 2日目

  4. メンデルスゾーン : 厳格な変奏曲 ニ短調 op.54

  5. スクリャービン : 練習曲 嬰ハ短調 op.2-1 + 嬰ニ短調「悲愴」 op.8-12

  6. アルベニス : セビーリャの聖体祭

  7. ブラームス : 間奏曲 変ホ短調 op.118-6

  8. ラフマニノフ : 前奏曲 嬰ハ短調 op.3-2

  9. ラフマニノフ : 前奏曲 ホ短調 op.32-4 + ト長調 op.32-5 + ヘ短調 op.32-6

  10. 3日目

  11. シューベルト/リスト : 戦士の予感

  12. バラキレフ : イスラメイ

  13. シューマン : アレグロ ロ短調 op.8

  14. アルカン : イソップの饗宴

  15. メンデルスゾーン : 厳格な変奏曲 ニ短調 op.54

  16. ラフマニノフ : 前奏曲 嬰ト短調 op.32-12 + ハ短調 op.23-7

  17. バラキレフ : イスラメイ

  18. シマノフスキ : 変奏曲 変ロ短調 op.3

  19. 4日目

  20. シューマン : 夜に op.12-5

  21. アルカン : イソップの饗宴

  22. チャイコフスキー : ドゥムカ ハ短調 op.59

  23. シューベルト/リスト : 「水に寄せて歌う」+「魔王」

  24. 5日目

  25. スクリャービン : ソナタ 第2番 嬰ト短調 op.19 「幻想ソナタ」

  26. ブラームス : パガニーニの主題による変奏曲 op.35 第2集

  27. スクリャービン : 詩曲 「炎に向かって」 op.72

  28. バラキレフ : イスラメイ

  29. バラキレフ : イスラメイ

  30. シューマン : トッカータ ハ長調 op.7


以上である。

71人出場だから 71-26=45名 がリストかショパンを弾く!!! (16:40)


今日の出場者で心に残ったのは

  • イ ミ-ヨン
  • フィリャク マルティナ
  • 五島史誉
  • ワン チュン
  • ゴルラッチ アレクセイ

の5人。コンクールは全員が予選を通ってほしいが、それでは進行しないので、誰かが振り落とされて行く。

●ひときわ輝く

感触が Web からも伝わって来る。「音質最優先」の中継には 感謝するばかり! 明日から出場のピアニストも頑張って!! 世界中の人が聴いているよ!!! (17:50)
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作曲家論 : シューマン第16回(No.1417)

2006-11-11 07:09:13 | 作曲家・シューマン(1810-1856)
 お待たせしました。シューマン「作品15&作品16」のCD紹介号です。
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ブレンデル シューマン 「子供の情景」&「クライスレリアーナ または 幻想曲」



第1位 ブレンデル (PHILIPS PHCP-10544)





1,529円(税込)



  • 演奏   :☆☆☆☆☆
  • 資料価値:☆☆☆☆☆
  • 音質   :☆☆☆☆☆


1980年8月録音。

ブレンデルが、1978年7月に『モーツァルト:ピアノ協奏曲選集』録音を終えてから、1981年5月に『モーツァルト:ピアノ協奏曲全集を完成させるためのプロジェクト開始』の間に、2つのプロジェクトが開始された。

  1. ブレンデル シューマン 選集(1979.06開始)

  2. ブレンデル ハイドン 選集(1979.09開始)


どちらも中途半端な感じで「何となく霧消した」が、1978.08~1981.04 に録音された演奏は、素晴らしいモノだらけである。
 実は『1978年 = シューベルト没後150年』であり、

  1. 1974年までに録音を終えていた「ブレンデル:シューベルト後期作品集」

  2. 1977年録音「ブレンデル:シューベルト ます5重奏曲」


がシューベルト作品としては信じられないほど世界的にヒットした年である。日本でも秋にフィーバーした。(11月19日が命日だからだろう)
 ・・・で、シューベルト → シューマン と言うのは、自然な流れで 多く録音してくれるかと期待していたのだが、結局「1991年のモーツァルト没後200年」前に「モーツァルトピアノ協奏曲を全曲録音完成」が優先され、前記のように霧消して行く。ブレンデルの「シューマンレパートリー」中でも、「蝶々」「謝肉祭」「ダヴィッド同盟舞曲集」の3曲は、少なくとも録音されなかった。

 演奏は「幻想小曲集」を含め秀逸。細やかな表現をこれだけ緻密に演奏しているワザは超一流。音質も最高。
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いよいよ明後日12日(日)から第6回浜松国際ピアノコンクール(No.1416)

2006-11-10 19:54:31 | その他
『完全Web中継』国際ピアノコンクールは、昨年の『ショパン国際ピアノコンクール』に続いて、世界で2番目か???

いよいよ明後日11月12日(日)から第6回浜松国際ピアノコンクール


 さあ、2日前だ! 事務局サイドの準備も万端のようだ!! ではご案内する!!!

リアルタイムWebストリーミング配信


こちらが入口。本日現在私高本が確認したところ

  1. サンプル画像(2006年3月の「浜松国際ピアノアカデミー」の画像&音声)

  2. 中村紘子さんが語るコンクール


の2つが既に用意されている。 昨年の ショパン国際ピアノコンクール よりも周到! 是非是非時間に余裕ある方はご覧頂きたい。全部無料! だから安心下さい。 さらにうれしいのが

浜コンを知ろう「Q&A」記載通り、2006年12月31日まで配信!


とのこと。
 つまり、都合が付かず「聴き落とした」時でも後からゆっくり聴けるのである! もしあなたが、「どうしても(出演者などに)伝えたいことがある」時には

浜コン掲示板


に行って書込しよう。尚、注意書きをよく読んで行儀良く&礼儀正しく!

 楽しみでならない「浜松国際ピアノコンクール」開幕まで、後2日! (← 時間的には 後1日半じゃないか!?)


私高本は、「完全にWeb中継のみ」で楽しむ。聴き落としても、Web上で後日確認も完璧だからね!!
 ・・・と言うワケで、11月12日(第1次予選開始)~27日(結果発表&表彰式) は「インターネット貼り付き」状態になるかも。 結果発表&表彰式の翌日の 『川上敦子ピアノリサイタル~伊福部昭を偲んで』 には、奇跡的に 1日の差 で足を運べる!!! (← 羽田~十勝音更は 飛行機 + バス で2時間半! 1日4便だが、当日の 1便~3便 で楽勝。さすがに「帰りの羽田行き最終航空便は間に合わない」が、1泊すれば充分である。) 名古屋からは、何とかなるのだが、大阪~十勝便 が現在運行されていないのは残念でならない!
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岡原慎也 + シュトイデ弦楽四重奏団演奏会紹介(No.1415)

2006-11-09 07:57:02 | ピアニスト兼指揮者・岡原慎也
岡原慎也 の 演奏会 をご紹介する。大阪の演奏会で11月25日(土)15:00。東京から日帰りも簡単にできる! できれば東京でも共演してほしかった!!

岡原慎也 + シュトイデ弦楽四重奏団 11月25日(土)15:00開演



 シュトイデ弦楽四重奏団は、ウィーンフィルハーモニー管弦楽団最年少コンサートマスター = シュトイデ が率いる弦楽四重奏団で全員がウィーンフィル団員。 モーツァルト,シューベルト,ブラームス と言う「ウィーンの大作曲家」の名曲を3曲! 詳細はリンク先をご覧頂きたい。

  1. シューベルト/弦楽四重奏曲第12番 ハ短調 D703「断章」

  2. モーツァルト/弦楽四重奏曲第19番 ハ長調 K465「不協和音」

  3. ブラームス/ピアノ五重奏曲 ヘ短調 Op.34 岡原慎也 共演


申込&問合せ : 三木楽器開成館 06-6252-1820

尚「当日座席指定」と言うのは、関西独特の方法かも知れないので、ちょっとコメントを加えておく。 事前購入時には座席は決まっておらず、当日1時間前くらいから「座席指定券」と交換してもらえる。時間ぎりぎりに演奏会場に行く人(← 私高本など)には『自由席の方が手間が掛からないだけマシ』と思える手法だが、早めに行けば、ある程度は希望を聞いてもらえるかも。(初めて出会った時は、面食らったモノである。)
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作曲家論 : シューマン第15回(No.1414)

2006-11-08 05:57:36 | 作曲家・シューマン(1810-1856)
 シューマン「作品14 = ピアノソナタ第3番 = オーケストラ無しの協奏曲」のCD紹介号です。
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フローリアン・ヘンシェル(p) シューマン:ピアノソナタ第3番 初稿



ヘンシェル ピアノソナタ第3番 初稿(Ars Musici AM14072) 2006年11月28日新発売





1,420円(税込)



  • 演奏   :?????
  • 資料価値:☆☆☆☆☆
  • 音質   :?????(← おそらく相当に良い、と推測)


2001年8月28,29日録音。

 「シューマン没後150年」に発売される全CD中、最も「資料的価値が高いCD」がこれである!

 リンク先を見て頂ければわかるが、

シューマン:管弦楽のない協奏曲 ヘ短調 (大英図書館所蔵「ピアノ・ソナタ第3番」初稿版による5楽章版)


である。これは「世界初録音」では無いか、と思われるが、詳細は不明。但し「極めて珍しい録音」である。

 リンク先の解説で「あれっ?」と思った点が1点ある。【第4楽章に追加の変奏】と言う箇所だ。 多くの「シューマン解説」を読むと、「終楽章前のスケルツォが削除されたまま」と記載されている。この説に従えば「クララ・ヴィークの主題に拠る変奏曲」 = 第3楽章 になるハズ。 ピアニスト = ヘンシェル の解釈はどのようになっているのだろうか?

 ちなみに、ヘンレ版を読むとわかるが、通常演奏されている「クララ・ヴィークの主題に拠る変奏曲」は、「変奏曲が2曲欠けている & 曲順が異なる」なので、ヘンシェル盤 は楽しみが多い。

 このソナタは、3楽章版(第2稿)で聴くと、「シューマンらしい粘着的ロマンティズム」が極めて薄い淡泊な感触が強い。4楽章版(第3稿)でも私高本は感じる。5楽章版の『オリジナル版』で聴きたいと、つねづね思っていたのである。

Teije von GEEST

録音であり、現代の世界を代表する録音エンジニアである。「音質は相当に高い」ことが保証されている。

交響的練習曲作品13 が 最も長い「初稿」演奏が主流


になっているので、

ヘンシェル盤の出来が良ければ、ピアノソナタ第3番も最も長い「初稿」演奏が主流になる予感


がする。 Piano Music Japan では、このCDの批評を必ず掲載する。楽しみに待っていてほしい。(12月にじっくり書く予定です)
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川上敦子ピアノリサイタル11月28日(No.1413)

2006-11-07 16:56:08 | その他
お待たせ致しました。

川上敦子ピアノリサイタル 11月28日(火)「伊福部昭を偲んで」



 川上敦子 のリサイタル。北海道音更町にある 音更町文化センター大ホール公演です。
 詳細は タイトルをクリックして、主催元情報をご確認下さい。

  1. ベートーヴェン:ピアノソナタ第8番「悲愴」

  2. 伊福部昭:「日本組曲」(1933)

  3. 伊福部昭:「日本狂詩曲」ピアノ独奏版(1935/2004)


申込&問合せ : 音更町文化センター(0155)31-5215

 伊福部昭音楽は 北海道十勝音更の風景に似合います! 伊福部昭ファン、川上敦子ファンは 聴き逃しのないように!
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