Piano Music Japan

シューベルトピアノ曲がメインのブログ(のはず)。ピアニスト=佐伯周子 演奏会の紹介や、数々のシューベルト他の演奏会紹介等

作曲家論 : ガーシュイン第8回 (No.1379)

2006-09-23 23:41:57 | 作曲家・ガーシュイン(1898-1937
新譜を聴いた。10枚全部聴いた。4枚は8月25日号「宣言」通り、前出と全く同じだった。これからの批評は

  1. これから新たに購入する人だけでなく
  2. 4枚組を購入してしまった人にも「有効な批評」

である。


George Gershwin Box (Membran 223491)CD新譜批評




2006年9月5日発売

10枚組 1,924円(税込)



  • 演奏   :☆☆☆☆☆
  • 資料価値:☆☆☆☆☆
  • 音質   :☆~☆☆☆


CD1,CD2,CD10 の3枚だけでも 価格以上の価値がある!



 CD2,CD4,CD6,CD8 の4枚が、既出の同レーベルと同じ内容であることが事前に読めていたCDであり、残り6枚で「価格価値があるか?」と思っていたが、
  • CD1 → 新出の自作自演で ラジオ録音集大成
  • CD2 → 既出
  • CD10 → 「Blue Monday」 録音。これは聴きモノ!


である。 新出残り4枚は私高本の好みには合わなかったが、価値があるのか無いのかは(クラシックバカの)私高本には判断できない。映画のサウンドトラック録音は「つまらない」と感じた、ことだけここに記す。 多くの映画サウンドトラック程度の録音であり、
  • 音が平べったくて
  • 何が何だかわからん!

だけである。 3枚だけで、この価格に対しては滅茶苦茶安い! 音もこの3枚であれば、CD1とCD2は「同時代の録音比」では相当に良いことを保証する。
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作曲家論 : ガーシュイン第7回 (No.1368)

2006-09-12 21:59:25 | 作曲家・ガーシュイン(1898-1937
 今朝寝ぼけた眼で、朝日新聞朝刊を読んで驚いた。 東京12版21面文化総合欄に

70年の保護 必要なの? 著作権のふしぎ(上)


と言う記事が、赤田康和の記名記事で掲載されていたからだ。PMJ昨日号で著作権について書いたのを読んで掲載のタイミングを早めたワケでは無いだろうが、あまりにアイムリーなので、思わずPMJ昨日号を読み直してしまった。 尚、この記事も アサヒコム には、掲載されなかった。 何でだろう???
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ガーシュイン お薦め楽譜



 ガーシュインは「著作権」だけでなく、「上演権」も世界で最も早く「確立した国の1つ = アメリカ」の作曲家なので、自分の「作曲家としての権利」をきちんと保全した人である。

著作権は ワーナー・ブラザーズが全て管理


を生前から遂行している。 尚、留意点としては
  • 2006年現在では「ワーナー・ブラザーズ社」の権利を
  • 「ワーナー・ブラザーズ社」と
  • 「アルフレッド社」が
  • 分割して「正規出版」している

ことである。 2社の関係は、全くわからないが、「アルフレッド社」が「ワーナー・ブラザーズ社」の『子会社』のように思える。

Music by Gershwin (Warner Brothers)




  • 推薦度  :☆☆☆☆☆
  • 正確さ  :☆☆☆☆☆
  • 資料価値:☆☆☆☆☆
  • 校訂報告:☆(← 初出年が記載されているだけ)

価格: ¥ 3,053 (税込)


1975年に編集。

  • 19曲の「ポピュラーソング」(← 大衆から受け入れられたミュージカルナンバー)
  • 4曲の「ポピュラーソングに拠る即興」(← 録音から採譜した楽譜)
  • 「3つの前奏曲」
  • 「2つのハ長調のワルツ」
  • 「2つの調性に拠る即興曲」
  • 「ラプソディーインブルー」ピアノソロ版

が収録されている。
 普通に「ガーシュインのソロ曲」を弾くには、この曲集1冊で足りると思う。
  • オリジナルピアノソロ曲は全て収録
  • 「ラプソディーインブルー」ソロ版も収録
  • 「人気のミュージカルナンバー」も収録

だからである!
 ガーシュインも素晴らしい作曲家なので、「凝り」始めると深みに嵌るが、この楽譜は「全く間違いが存在しないことで定評がある」ので、この楽譜をきちんと購入して、ガーシュイン演奏は始動してほしい。 尚、ここだけの話だが、「アマゾン」のこの価格は「安い」と思う。 私高本が購入した時に比べて、20%以上安くなっている。
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作曲家論 : ガーシュイン第6回 (No.1351)

2006-08-26 17:41:59 | 作曲家・ガーシュイン(1898-1937
 本日号では、ガーシュインの自作自演以外の「ピアノソロCD」を紹介する予定だったが、『演奏の良いのに限って廃盤』になっている様子。 う~ん、「ラプソディー・イン・ブルー」以外は売れないのか?
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「ラプソディー・イン・ブルー」Best3 CD 一挙同時批評!



 ガーシュインのピアノソロ曲は、ガーシュイン本人の遺した演奏も音も良いので、それで良し、としたい。
 ・・・で、問題は「ラプソディー・イン・ブルー」である。 問題が2つある。

  1.  信じられないほど大きなカットがある!
  2. ソロ曲に比べて、音質があまり良くない

 2番目は、音質に目くじら立てない人には、問題ないことだ。 問題は「カット」である。
  •  18:05 ← 手元の最も長い演奏時間のCD
  •  09:10 ← ガーシュイン自作自演

 う~ん、テンポの問題もあるので、「半分」では無いのだが、信じられない大幅カットがある。 アメリカの ワーナー・ブラザーズ社 の「通常オーケストラ版スコア」には「カットして良い」指示が 4ヶ所あるのだが、そんなレベルでは無いことをここに明言しておく。
 これまで評判を取ってきたCDの中から、「ガーシュインほどのカットの無い」CDの ベスト3 を取り上げる。ガーシュイン並みのカットがある盤ならば、自作自演盤の方が良いぞ!(プレヴィン盤とかの信じられない「大カット」を薦めるオンガクヒョーロンカを私高本は信じない!)

第1位 レヴァイン(ピアノ & 指揮)シカゴ交響楽団 (DG 431625)





1,924円(税込)



  • 演奏   :☆☆☆☆☆
  • 資料価値:☆☆☆☆
  • 音質   :☆☆☆☆☆


 「普通のオーケストラ版を、とにかく最高の演奏&音質で聴きたい」人には、コレ1枚あれば良い! 細かい箇所では、「グローフェのオーケストレーション」に満足しないで、隠し味で打楽器を追加したりしているが、

基本的に世界中の ラプソディー・イン・ブルー オケ版の模範演奏を狙い成功した演奏


である。
 まず、レヴァインのピアノが何とうまいことか!!! ガーシュイン本人よりもうまいかも!? そして「弾き振り」とは思えない 「精密にして 踏み込みの良いオーケストラ演奏」が魅力。 シカゴ響 だから当然?! 管の鳴りも素晴らしいが、弦の力感も 全ての同曲演奏中最高だ!
 尚、「カットが全く無い」演奏は貴重なことをここに記す。 ピアノが難し過ぎるんだよね。

第2位 トリット(ピアノ)クンツェル(指揮)シンシナティジャズオーケストラ (TELARC CD-80166)






  • 演奏   :☆☆☆☆☆
  • 資料価値:☆☆☆☆☆
  • 音質   :☆☆☆☆☆


1,290円(税込)



 「ガーシュインのオリジナルを完全に復元した演奏」はコレ! ブラスバンド + ヴァイオリン8本である。 指揮者クンツェル は同曲2度目の録音であり、「通常版」との違いも完全に掌握している。 ピアニスト トリット がわずかレヴァイン に及ばないかも。(速いパッセージ)
 「ガーシュインの頭に浮かんだオリジナルを聴きたい人」は絶対にこのCDを購入のこと! 「通常オーケストラスコア」よりも(おそらく)48小節長いから。「楽譜のママ」でも難しい曲を さらに難しくした演奏なので、ほんの少々 レヴァインのピアノに叶わない。あぁ。

第3位 ロルティ(ピアノ)デュファッロ(指揮)オランダ管楽アンサンブル (CHANDOS CHAN-9210)



  • 演奏   :☆☆☆☆
  • 資料価値:☆☆☆(← トリット&クンツェル盤の後の録音だが、後退した解釈なので)
  • 音質   :☆☆☆☆☆


3,617円(税込)



 「ガーシュインのオリジナル編成を、通常のスコアと同じ小節進行」で聴きたい人にはコレ。 ロルティは「3回目の録音」になり「手の内に入っている」のだが、それがちょっと裏目に出ている。 う~ん、難しいものだ。

  1. デュトワ指揮 モントリオール交響楽団盤(Decca)
  2. ピアノソロ盤(CHANDOS盤)
  3. デュファッロ指揮 オランダ管楽アンサンブル(CHANDOS盤)


の順番で録音しており、前2回に比べものにならないほど「手の内に入った表現」が魅力。反面、「オリジナル通り」に戻すのに、抵抗があるのだろう。
  • バックは「オリジナル ブラスバンド版」 であるのに
  • ピアノは「グローフェ編曲 オーケストラ版」 になっている

 ロルティ は、腕利きのピアニストだが、前々から「以前に習得したクセが抜けない」傾向があり、「ピアノソロ版」でも 楽譜に無い 2小節(おそらくグローフェがガーシュイン死後に無断で加えた)を 勝手に(オケ版に合わせて)補筆して録音している。 思い入れのあるピアニストほど、こんなことがおこるのかも。「腕利き」なだけに、私高本としては少々残念。
 尚、ここだけの話だが、「ロルティ(ピアノ)1回目の録音 = デュトワ指揮 モントリオール響盤」は、音をいじりまわし過ぎて「ブッ壊れている」ので、ハズした方が無難。ナマの演奏会では「絶対に聞こえない」ヘンテコなミキシングが気持ち悪い。 Decca盤エンジニアは耳があるのか? 信じられない思いである。
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作曲家論 : ガーシュイン第5回 (No.1350)

2006-08-25 23:48:59 | 作曲家・ガーシュイン(1898-1937
 昨日号で「ブログ」にしてから、50回だったのか! わずか2ヶ月足らずだが、開始した当初が随分と昔のことのようだ。今日も元気に「ガーシュインCD」を取り上げる。新譜紹介と言えば言えるし、CD批評と言えば言える不思議なCDをどうぞ。
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George Gershwin Box (Membran 223491)CD新譜紹介




2006年9月5日発売予定

10枚組 1,924円(税込)



 もちろん、来月発売新譜なので、全貌はわからない。但し、10枚組中 4枚は「全く同じ内容」のCDがある!


2004年8月20日発売

4枚組 1,192円(税込)




  • 演奏   :☆☆☆~☆☆☆☆☆
  • 資料価値:☆☆☆(← 新譜10枚組の方が圧倒的に高いから)
  • 音質   :☆☆☆


 う~ん、これでも思いっきり安いが、10日待てば、「728円追加で6枚分多いCDが購入できる」時に、買う人はいないような気がする。1枚当たり200円しないからなあ、、、
 しかし、情報は多い方が良いと思うので「4枚組CD」批評を簡単に。

 1枚目は「ガーシュイン自作自演集」だが、ピアノ演奏は「ラプソディーインブルー」と「前奏曲集」で これはNaxos盤と重複。音はNaxos盤の方がはっきり良い。他に、「パリのアメリカ人」のガーシュイン指揮のSP録音が入っており、貴重!
 2~4枚目は 1922~1947年 の録音。当時の「ジャズ界のガーシュイン受容」の貴重な資料。 但し、ジャズに余り関心が無い人(例えば私高本)だと、興味を惹かない演奏にも出くわす。

 上記10枚組の
  •  2枚目 (← 1枚目)
  •  6枚目 (← 2枚目)
  •  4枚目 (← 3枚目)
  •  8枚目 (← 4枚目)

に、そっくりそのまま流用されている。(だから4枚組はお薦めしない)

 新譜10枚組については、全部聴き通してから「新譜批評」を掲載する。 (おそらく、新規の6枚 +α 聴いて書く見込み)
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作曲家論 : ガーシュイン第4回 (No.1349)

2006-08-24 23:10:25 | 作曲家・ガーシュイン(1898-1937
 「何で高本さんが、ガーシュイン音楽を連載しているのですか? リストとかモーツァルトとかならば理解できるのですが?」とのご質問を、旧知の方から電話で頂いた。 自分でも良くわからない。 もしかしたら「壊れた」のかも知れない。私高本としては「発展しているつもり」なのだが。
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GERSHWIN plays GERSHWIN (Naxos 8.120510)CD評




832円(税込み)



  • 演奏   :☆☆☆☆☆
  • 資料価値:☆☆☆☆☆
  • 音質   :☆☆☆~☆☆☆☆


 ジョージ・ガーシュインの「ピアノ演奏SP録音」が(断定はできないモノの)おそらく全部収録されているCD。 演奏は信じられないほど、素晴らしい! 録音も(オーケストラ付きの曲は、やや物足りないモノの)特にピアノソロ曲は「模範演奏の典型!」と言って良いほど!!
 資料価値は 最高。 このCD購入に当たっての問題点は、「どこのショップで購入しても1枚だけだと送料がベラボウに掛かるほど安いこと」だけだと思う。 持っていない人は(他のCDと併せて購入して送料が掛からないようにして)購入の上、確かめてほしい。
 明日もガーシュインの予定。 大いに期待してほしい。
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作曲家論 : ガーシュイン第3回 (No.1348)

2006-08-23 23:15:01 | 作曲家・ガーシュイン(1898-1937
 ジョージ・ガーシュインの「自作自演ピアノのCD」は過去数多くリリースされているが、残念ながら私高本が知る限り「全てが重複した音源」である。 私自身が好きなので、いろいろな レーベルのCDを所有しているが、SP録音のものは下記1種で全て含まれている。

GERSHWIN plays GERSHWIN (Naxos 8.120510)



が、下記の通り


  1. 音質が良い
  2. 価格が安い
  3. 収録曲数が多い


の3点セットでお薦め。900円未満! 1枚だけ発注すると「送料有料」になるのが唯一の難点。 何か他のCDと一緒に購入してほしい(← 800円台のCDで送料を 400円台取られたらアホ!)
 このCDの批評と、他のCD紹介は明日号の予定。
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作曲家論 : ガーシュイン第2回 (No.1347)

2006-08-22 23:33:45 | 作曲家・ガーシュイン(1898-1937
 8月15日以降、「佐伯周子 ベーレンライター新シューベルト全集に拠る完全全曲演奏会 Vol.2」 の録音以外は、

  1. バルトーク
  2. ガーシュイン
  3. グルダ
  4. ラフマニノフ
  5. スクリャービン

の5名のCDだけを聴いている。 悟ったような気もするし、錯覚かも知れない。 但し「以前聞こえていなかった細部」が聞こえるようになったのは、8月13日「佐伯周子 ベーレンライター新シューベルト全集に拠る完全全曲演奏会 Vol.2」のおかげかも知れない。 佐伯周子 の(特にシューベルトは)細部まで神経の行き届いた上に、踏み込みの鋭い演奏だったからなあ!
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ガーシュインは「アメリカ・ニューヨーク・ブロードウェイのスター」



 ピアノ音楽だけを聴いていると「錯覚し易いポイント」の1つに、『ガーシュインの音楽史上の評価』がある。

ラプソディー・イン・ブルー が最高にして唯一の傑作!?



と言うのは(思うのは自由だが)音楽史上としては全くの誤り。 この辺りは、「クラシック音楽だけ」を扱っている オンガクヒョウロンカ の責任が多いのかも知れないが。

 私高本の手元の資料は「クラシック音楽」中心なので、もしかしたら「純クラシック音楽作曲家」に比べて、多少不正確な記載になってしまっているかもしれない。気が付いた読者の方がいらっしゃれば、コメントかトラックバックにコメント頂ければ幸いである。
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  1. ジョージ・ホワイトのスキャンダルス 1922年版
  2. レイディー・ビー・グッド! (1924)
  3. ティップ・トゥズ (1925)
  4. オー、ケイ (1926)
  5. ファニー・フェイス (1927)
  6. ロザリー (1928)
  7. バンドを打ち鳴らせ (1930)
  8. ガール・クレージー (1930)
  9. 我、君を歌う (1931)
  10. ポーギーとベス (1935)

辺りが ミュージカルの代表作(らしい)。 「ポーギーとベス」が ミュージカルなのか? オペラなのか? 辺りの論争に加わる気は「ピアノ専門のブログ」主宰者として、私高本は加わる気はさらさらないので、どこか適したところで、ご意見のある方は述べて下さい。

 明日号は「ガーシュインのピアノ曲」について必ず掲載致します。「ガーシュインの自作自演CD」についても触れられる意気込みです。
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作曲家論 : ガーシュイン第1回 (No.1343)

2006-08-18 11:05:13 | 作曲家・ガーシュイン(1898-1937
 8月15日号で書いた5名の作曲家について、全員「総合評価」号を早めに発行することにした。「ABC順」に「Ge」のガーシュインです。

ガーシュイン(1898-1937)総合評価



ピアノソロ曲:☆☆☆
ピアノ協奏曲:☆☆☆☆☆
ピアノ室内楽:
連弾&2台 :
歌曲伴奏  :☆☆☆☆☆
ピアノ教育 :

音楽史評価 :☆☆☆☆☆

コメント 等は明日号以降にて。
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