初めてクレジットカードを紛失した。無くなっていたのは微かに気がついていたが、確かめずに二三日放って置いた。最後に使った場所は判っている。買い物のついでに気がついて直ぐにそのガソリンスタンドへと走った。
そこで確かめると、カウンターの前の喉飴の中に落ちていて、直ぐにカード会社に電話して停止して切り刻んだと言うことであった。そのまま返してもらっても良かったのだが、模範的な対応だったので感謝するしかなかった。
それからカード会社に電話して、早急に再発行して貰うように依頼した。電話の相手に状況を手短に説明すると、幾らか強圧的に響くスラブ訛りのRの発音で所定の事を尋ねられ、すんなりと要を得た。
店の者は、名前やサインではなかなか判定出来なく、写真が付いているといっても他人が使えてしまう可能性は高いと言う。
一日に幾つかの要件が重なっただけでしくじりをやらかしてしまう。ルーティンとなる場合は問題がないのだろうが、最初から最後までが多くの新たな事象に遭遇するとなると、何処かで誤りを犯すことがあまりにも多すぎる。以前あったチューリッヒの一日の車の鍵の閉じ込めもそうであった。
それも今回は帰りにいつものように燃料が底につきかけていることが判っていての、緊張アウトバーン走行で、給油後に店の者と燃料代のことを話していて余計に気が解れて仕舞っていたようである。
参照:
あぶら汗掻く暖かい午後 [ 生活 ] / 2007-02-02
困った時の時計職人の技 [ 雑感 ] / 2005-04-07
そこで確かめると、カウンターの前の喉飴の中に落ちていて、直ぐにカード会社に電話して停止して切り刻んだと言うことであった。そのまま返してもらっても良かったのだが、模範的な対応だったので感謝するしかなかった。
それからカード会社に電話して、早急に再発行して貰うように依頼した。電話の相手に状況を手短に説明すると、幾らか強圧的に響くスラブ訛りのRの発音で所定の事を尋ねられ、すんなりと要を得た。
店の者は、名前やサインではなかなか判定出来なく、写真が付いているといっても他人が使えてしまう可能性は高いと言う。
一日に幾つかの要件が重なっただけでしくじりをやらかしてしまう。ルーティンとなる場合は問題がないのだろうが、最初から最後までが多くの新たな事象に遭遇するとなると、何処かで誤りを犯すことがあまりにも多すぎる。以前あったチューリッヒの一日の車の鍵の閉じ込めもそうであった。
それも今回は帰りにいつものように燃料が底につきかけていることが判っていての、緊張アウトバーン走行で、給油後に店の者と燃料代のことを話していて余計に気が解れて仕舞っていたようである。
参照:
あぶら汗掻く暖かい午後 [ 生活 ] / 2007-02-02
困った時の時計職人の技 [ 雑感 ] / 2005-04-07
ほんとよかったです。
便利なものは危険と裏表でクレジットカードなどはその最たるものですね。
幸いにもなくしたことはないですが
バッグの中でサイフを一瞬見失ったりするとひきつります。
数年前と昨年末にJRのSuicaを紛失しました。
それ以来定期入れには鈴付のキーホルダーをつけてあります。
人が失くしている話などは聞いたことがあるので、暢気にしていたのですが、やはり使われていたとすると面倒なことになってましたね。
精々、これからは時間の経たない内に確認だけはするようにしたいものです。
それにしてもドイツの知的な処理には私も驚きました。
以後、財布とカードは別のケースにしました。
何れにせよ、悪用が考えられるケースですから、オーナーの目が届く内に停止させたのは正しいですね。
正直なところ一瞬は、「杓子定規だな」と思ったのですが、まあこちらもそれほど酷く頭が廻らない訳でも無いので、店番の人を通じて感謝するしかなかったのです。
http://blog.goo.ne.jp/pfaelzerwein/e/824c4de4acd94bb51a2a6d7f71f028cb
上に書いた禁煙車での出来事のように、こうしたエピソードはドイツや英国にのみならず、西欧の「大人の対応」という社会的なマナーと言われるものなのでしょう。しかし、そうした良きものが失われて来ているのではないかと心配している大人が多いことも事実です。