Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

南国の若獅子の様に

2021-04-13 | 雑感
朝は結構冷えた。夜中はそれほど冷えなかったので睡眠の程度も悪くはなかった。心拍数は最低55と高かった、寝返りで82まで上がっている。しかし量は足りていた。アルコールを夕食時と残りを後で少し飲んだのが堪えているのだろう。大体の計測結果と眠り寝起きの実感が一致してきた。

若干時間を掛けて準備体操をする。その場でのジャムプ捻りが可成り効果が高そうで、全身の羽根を使うような契機を与えてくれる。普段から縄跳びをしているような人は当然なのかもしれないが、こういう運動は平素限られる。

パンツを脱いで走り出す。出だしは良かったと思う。長くつづけたつもりだが、計測を見ると6分ほどでペースが落ちている。心拍数が153へと急上昇している。更にもう一度8分で落ちている。上り勾配になるところだ。すると心拍が173へと急上昇して、速度を上げながらの折り返し点へとヨーヨー現象となっている。折り返しを11分台は2017年3月以来、その時の往復は25分10秒、今回は25分39秒。折り返しでばてたのだが、最後のスパートのキロ2分33秒即ち時速23.5㎞は自己計測記録だろう。林道紛いだから出ないことは無い。GPS計測違いでも気持ちだけは早い。強いて言えば最後の一分間と長めに歩測を170spm以上186spmと加速出来たのが良い。その割には平均歩幅が前々回より短い。

週末の録音では今まで聴いたことの無かった演奏を聴いた。2016年以前のアメリカの演奏はオンタイムに聴いていないからコロナ禍故にアンコールアワーで流れるのが嬉しい。ボストン交響楽団をネルソンズが指揮して十八番のブラームスの協奏曲一番をグリモーが弾くのも面白かった。生ではフィラデルフィア管弦楽団との演奏を聴いたが、合わせ方はネゼセガン指揮の方がよかった。恐らく指揮者と演奏者の公演回数や相性があるのだろう。管弦楽団もフィラデルフィアは明らかに柔軟性が高いだけでなく、各奏者のセンスもいい。ボストンの交響楽団が一時ほどの精彩が無いのはそこだと思う。逆に先日のゲヴァントハウスはやはり現在とてもよい。

もう一つはシカゴ交響楽団のやはりアーカイヴで、ムーティ指揮のラテン音楽が良かった。シカゴ交響楽団はムーティ指揮では今一つというのは改めて感じる。同じ楽団を振ってもアバドとは比較にならず、ミラノでもシャイーが助手での「シモンボッカネグラ」や「マクベス」上演の後でムーティが何をやっても始まらない。そもそもキャラクターが違う。その反面、昨年の演奏のようなもののように上手くいく時もあるので、またどうしても次回にもその若獅子ぶりを期待したくなる。最上質のエンターティメントである。
Verdi Macbeth Verrett,Cappuccilli,Ghiaurov,Luchetti C Abbado Scala January1976


ルツェルン音楽祭はシカゴ交響楽団欧州ツアーの代わりに何を入れて来るのか?確か指揮者の喜寿のお祝いなのでムーティがどこかの楽団を連れてくるかだろう。ルツェルンだけのエクスクルシーヴとなるのか欧州ツアーを埋めていくのか?イタリアの楽団である可能性が強いだろう。



参照:
シカゴ交響楽団のサウンド 2020-01-25 | 音
ビッグファイヴの四つ目  2018-05-28 | 文化一般
コメント
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