Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

悩ましい暑気払いあれこれ

2015-07-04 | 
早朝の一汗だ。少々寝坊したので、陽射しは強く、既に森も摂氏22度まで上がっていた。沢コースに関してはGPSが満足に働いたためしがない。そして先日から気になっていた沢の対岸を一部走ることにした。GPSには更に条件が悪そうだが、なんといっても森が深く、陽射しが当たらない。対岸の一部照り返しの薄い登りとは大差がある。しかし、林道ではなくてハイキング道なので、足元は悪い。スピードは落ちても距離が少しでも伸びればよいか。

その分かれ道に至るまでに森林保安官の車に道を譲ったが、思ったよりも早い走りが出来ていたようだ。新しい靴を履いたからだろうか?対岸は足元も見通しが効かないので、時速で一キロほど遅くなっているが、帰路の後半ほどの落ち込みはない。復路の日照りは流石に堪える。爽やかさが無く、砂埃すら感じた。汗は掻いたが、距離も短く、体重は700Gしか落ちていなかった。

そして意外なことに対岸のGPSは比較的正確に捕捉出来ている。しかしまたもや帰路の後半が谷を降りてしまっているのだ。理由は分からない。往路は捕捉出来ているのだから。重要なポイントを離れてしまっているのか?この対岸のコースは使えそうである。陽が当たらずに足元も悪くないコース取りは無いか?そしてGPSの捕捉出来るのである。

一月間使って時計の充電地が零になった。旅行先でも使っていたので、通常の走りトレーニングではどんなに走っても一月はもつだろう。もう少しナヴィとしても使いこなしたい。年に充電回数が20回を超えることはなさそうだが、五年も使えばある程度元が取れるだろう。

暑さのためか、夜中の夜露のためか、左の耳の奥が時々圧迫される。血圧がそれほど高いとは思わないが、あまり気持ちのよいものではない。翌日に備えて二リットルのお茶を沸かして冷蔵庫に入れておくと、水蒸気が壁に氷着していた。序に寒天をフルーツティーでとかして夏菓子とした。砂糖と蜂蜜の甘味に料理用のミュラーテュルガウの香りが高級感を与える。

屋根裏部屋の日除けが破れてから長く使っていなかったので新調しようと思っていたら、また今年も時期を失したようだ。発注して二週間から三週間待たなければいけないならばあまり価値がないであろう。そこで違う方法を考えた。反射シートを貼って、超高層ビルのガラス張りのようにするのだ。問題は冬の採光で15%ほど可視光線も赤外線もカットされるので、暗くなって太陽の熱の恩恵も受けにくくなる。なかなか頭の痛いところだ。そしてなによりも憂慮しているのは剥すのが結構大変だという苦情があるのだ。製品自体は20ユーロぐらいでガラス何枚か分になるのだが、そのために準備する道具や、暗すぎるために剥すための苦労を考えると躊躇する。兎に角、今回の猛暑に間に合わせて、急いで汗を掻きながら対処するよりも、次にも同じような暑気が訪れるときに備えての対処となる。



参照:
暑気の隙間に感傷旅行 2005-07-03 | 歴史・時事
暑気を忘れて漆黒の闇へ 2007-08-08 | アウトドーア・環境
コメント
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