パンダ イン・マイ・ライフ

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音楽と本、そしてちょっとグルメなナチュラルエッセイ

空を駆けるジェーン

2018-10-14 | book
空飛び猫の第4弾、クロネコの一番末っ子の妹猫、ジェーンの冒険談「空を駆けるジェーン」を読んだ。村上春樹訳。1999年発刊。翻訳は2001年9月。「Jane on her own」。On her ownは自立、一人でやっていくといった意味だという。

丘の上農場で過ごす4人兄妹。セルマ、ロジャー、ハリエット、ジェームズ、そしてジェーン。母屋で暮らすアレキサンダー。皆、この平穏な生活に満足していた。でも、ジェーンは、この生活に不満を抱いていた。外へ出たい、冒険したい。そして、外へ飛び出していく。

出会ったのは、町に住むおじさん、ポッパだった。ポッパは、空飛び猫をマスコミに紹介する。外へも出られない生活に苦痛を感じたジェーン。外へ出る機会を伺っていた。

自分の帰巣本能を信じ、たどり着いたアパート。そこにお母さんのミセス・タビーがおばあさんのサラ・ウルフと暮らしていた。都会が好きなジェーン。居場所をここと決めた。

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