光年・千年

纏わりつくが、纏まらないおはなし、日記ふう。

チョモランマの影

2007-04-10 07:10:47 | 散策
  朝の天気、晴れ。少し靄がかかっている。かわらは結露、室温10.5℃。
  久しぶりに、くしゃみで目が覚めた。鼻水も出るが、ちょっとふくだけ。花粉症の大家のアナウンサによると、スギ花粉は終わったが、今はヒノキかクスノキかの花粉がピークだそうだ。
  朝日が東側のお隣さんのスギの木の辺りにすでに出ていて、一部の光がこちらの部屋を照らしている。オレンジ色。このスギの葉っぱの色はどうだったか思い出せない。電波時計がこのオレンジの光に照らされて、プラスチックの感触がなくなっている。ちょっと高級にさえ見える。朝日をスギの向こうに想像して、次になぜかチョモランマのことが思い浮かんだ。ちっちゃなことに悩んでいる自分があほらしくて、大きなことを考えないと、と思っていたのだが、太陽からのオレンジ光が、なぜ、チョモランマ、それも、その影。
  『大辞林』によると、チョモランマはチベット語名とあり、つまりはこの山の北側にいる人々の呼び名であって、それではと、もう少し説明を読むと、ネパール語では、サガルマタとある。あまり聞かないが、ちゃんとこの山の南側に住む人々の呼び名もあった。当たり前だな。チョモランマの影を見ることができるのは、誰か。ただ天候の関係もあり、麓が何しろ高いし広いので、限られるだろう。
  「Astronomy Picture of the Day」の4月8日付に、エベレストからの眺めというものが出ている。これを、実は先に見ていた。このことが頭に残っていたのだ。しかし、ここに、チョモランマの影は写っていない。

ヤマブキが咲いている

2007-04-08 19:09:54 | 植物・花(春)
  雷と頭痛を心配しつつ、なるようにしかならないものなので、南風が吹いていて、寒くもないことがわかって、一枚着るものを少なくして、歩いて来た。
  自然に生えてきたもの、野生種、それから、外来種、植物は色々だが、庭木は、これは植木市で購入されたものが多いのではないか。
  大概のご家庭の庭に杉があり、あるいは柿の木があって、他には、大木にはケヤキが多い。ここにも、大きなケヤキがかつてあってしかし、大きくなりすぎると手におえなくなる。結局、重機のお世話になって切り出された。これを、私は見ていないが、その大きなケヤキがあった事ははっきり覚えている。少し、サイズの小さいものになると、何度も書いているが、モチノキ、ツバキ、杉などは、ホントに多くのご家庭にあって、しかし、最近は、杉の木は倒木の可能性があって、実際に台風で倒れた、一気に減ってしまった。また、柿の木などは、昔の用水である小川の土手には必ずといっていいほど、立派な柿の木があって、この実を人があるいは動物が食べていたわけであるが、これも、小川がコンクリに囲まれた用水に変化して、同時に姿を消した。よって、柿は、庭木としては結構あるが、田んぼの真ん中には全くない。
  近くを歩いていて、まだまだ大きなケヤキを見ることがある。杉も、柿の木も。それから、目に入るのは中程度の大きさの物で、これにはどうゆうものがあるか、それをここで書いているが、今日ふと、お隣さんの塀のところに、用水に向かってヤマブキが咲いているのを見つけた。自分でもよくわかったなと思う。色々、だらだら書いてきたが、このヤマブキの花は、考えてみるとなかなか見つからない。さらに、八重咲き、重弁花のものの方が園芸種に多いようで、五弁花のものは、その多くは、昔から生えているものではないか。
  ここにも、ヤマブキがある。はっきり認識したのは、去年のこと、この書き込みを始めてからのことで、それまでは、関心がなかった。現金なものである。



  ちょっと不安定なところにあり、半ば手探り状態、カメラまかせ。風もあって。葉っぱがきれい。



  花弁は大きいが支えになってる部分はやけに細い。傷つきやすい繊細な感触が付きまとう。

いやーな瞬間

2007-04-08 07:25:11 | 散策
  朝の天気、晴れ、穏やか。風も弱く、春らしい。室温12℃。
  朝が来る、そんなに寒くもなく、真冬と比べてずっと過ごしやすい。でも、これがあかんのか、気が緩むのも事実でさらに、少しの余裕が、あまりよろしくないものに変わる。なんでこうなるのだろう。体がだるい。
  春は新製品が出てくる。あまり期待はしない。しかし、気になるものでやはり、広告のページを見てしまう。それで、結局のところあちこちを見て、一体何がどうなったのかわからなくなってしまう。
  広告は、よくなった、ここがいいと言うところしか載らない。それに、消費者やら、業界の方、お店の方、プロの方、様々な意見が載る。名機と言う言葉に弱い。それが名機なのは、少し使われている、あるいはかなり使われていて、もはや新製品ではない。今度は、その名機の広告を探してそれに見入る。これか、昔何度も見たものだ、これが名機か。今度は、販売店の広告を見るが、名機だからか品物がなかったりする。再び、新製品の他社の広告のページを見る。同じような事が続く。耳でラジオ、目でネット、それで、どうなるかというと、疲れてくる。
  目の疲れがかなりある。耳はさほど疲れない。それで、夜中に自然に起きると、なぜか少しくらくらする。あれ、またか。さっきまでは何ともなかったのに。何事も、ほどほどにしないと。こうゆうときだけ考えてしまう。気をつけないと、さらに朝、目が少し赤いことに気が付く。花粉だけが原因ではない。いやーな感じ。この間隔が短くなっている。たまに、こうなるのは、警告みたいなものだが、これが続くと、やっぱり怖い。

白色花

2007-04-05 19:12:06 | 植物・花(春)
  頭の痛い話しは、個人的なものだが、どうも、そうでもないらしい。やって来るものに多いのは請求書、これが来ない事はない。来なくても、引き落とされているだろう。それで、少しおかしいと思うのは、お役所関係の納付書だが、これもまだなぜか来ない。いの一番に来るはずのものが来ない。どっちにしろ、それを見てまた頭が痛くなる。どうして、こうゆう数字が出るのか、これがわからない。
  今日は、いいお天気のはずだが、気温も上がらず、なぜかお昼過ぎから雨がポツポツ降ってくる。この時間は、歩く時間とも重なるので、特に記憶がはっきりしている。ついてないか、そうでないかは、誰もわからない。まさか、土砂降りにはならないだろう。真冬に近い格好で歩く。学校が、始まる時期でもあって、それでも、ちょっと大き目の子供が元気に遊んでいる。外で遊ぶことが少ないと言われるが、春休みは宿題がないとも聞くので、気楽なのかも知れない。今どきの子供さんは、先の先までよむと言う。何をよんでるのかわからないが、少なくとも私が子供のときは、そうゆう事はなかった。
  学校が休みになると、あるいは特異的な休みがあって知らずにいると、ときどきびっくりする事がある。突然、どこかから走って来て、キャーキャー言いつつ前を見ておらず、気がついたら、鉢合わせ寸前というもの。ものすごく低い声、どすのきいた声。TVよりもすごく、振り向くとどうか。自転車で、競争しているときも怖い。こうゆうことは、子供の時は皆やっている。それで、お母さんになると、忘れている、そうゆう気がする。
  何だか妙な方向に話がいってしまった。今、画像の選択ボタンを押した。無事、下のほうに出ている。
  白い色の花、今日、目に付いたもの。



  畑のふちには、結構花が、作物がポイポイ捨てられて、それが、また花を咲かせる。これも、菜っ葉の花で、でも白いのは、なぜかわからない。



  この提灯みたいな花は、ここにもある。場所がよければ、反対から、地面の方角から撮ってみたい。色合いは今ひとつ。



  この花も、上の花と同じで、植物愛好家の方の書き込みに多く載る。これに、近いがかなり小さいものがここにも咲いていたが、なぜか今年は見かけない。これは、突然目に入った。花びらに青い色のすじがないようなものを選んだ。

笑顔の犬

2007-04-05 07:30:36 | 散策
  朝の天気、快晴。霜がひどい、真っ白と言いたいくらい。室温7℃、これは寒い。
  色々、つまずきがある。この画面を見るまでに、3分くらいかかった。
  午前5時半、時計を見た。自然な動きだ。それで、部屋の中が明るいこともわかった。だが寒い、目をつむる。
  ゴミ出しにゆく。朝日が目の前にあって、まぶしい。顔をまだ鏡で見ていないが、たぶん腫れぼったしい感じである。背中が曲がる。寒いが、風は弱く、辺りがきらきらしているので、気分は悪くはない。下を向くにはわけがあって、この辺り、舗装はされているが、一箇所、直方体の穴がある。これにはまると惨めなことが予想される。陥穽。それに、用水のふた、これはコンクリで出来ているが、なぜか、このふたとふたとの間に隙間があって、これが、見かけより大きく思える。引っかかる可能性もなくはない。下を向いて歩く必要は十分ある。それでも、けつまづいたりする。
  ご婦人と犬が歩いている。私は、下を向いていて、その犬と顔が合った。おばさんは、もう一人のおばさんと挨拶をしている。その間、私は、おばさんの愛犬としばし言葉を交わす。元気そうでイイネー、ワンちゃん。相手に伝わったかどうか。でも、うれしそうな顔をしている。眺めていると、確かにかわいい。たぶん、この感情は、イヌには伝わらない。最近、いつも歩いているときに見かけてるイヌが突然いなくなって、どうしたのだろう、と色々考えたが、そのイヌが、いつものように段ボール箱にくるまって入っているのを見たとき、いやーよかったよかった、内心拍手。家族の方が出かけていたのかも知れない。
  再び、朝日を見る。イヤ、朝日は見えないし見てはいけない。その感覚を味わいつつ、帰ってくると、シャクヤクが(芍薬)が、ずいぶんと大きくなってきたことに気付く。今年は、去年みたいに花一個で終わらないよう、草を刈ることにする。

虫のすきずき

2007-04-03 18:54:07 | 虫、その他
  雪も降るようなことを言っていたような気がする。それで、今日は概ね寒かったけれど、雨も降ったし、風も北風だし、それゆえか、西側には、いつもの通り、いつもよりはっきり、遠景が見えていた。
  黄砂の話しをTVでも、ラジオでも聴いた。TVでは、ある方は、咳き込んだと言っておられたが、確かにきのう、一昨日は、咳が出た。から咳という感じで、これは、体が正常に反応しているようにも受け取れる。ラジオでは家の中が、ざらざらしている感じがするという話しがあった。私のいる場所は、何かを動かすと、埃が舞い上がる。だから、すべての物をゆっくりと動かさないといけないので、それに対してとやかく言う資格はないが、黄砂は一応強風が吹けば空中に舞うくらいの大きさと質量を持っていて、確か大きさで言えば、0.015~0.030mmくらいと辞典にあった。敏感な方だと、確かにざらざらするものを感じるかも知れない。人の感覚はあなどれない。また、その逆もあって、しかしこれも、この辺りで閉じておかないといけない。
  雨になって、このまま降り続くと思っていたが、なぜか晴れ間も見えてきた。買い物にも行かないといけないし、よかった。みちみち、見るものは植物が多いけれど、朝の雨と、冷たい空気で、気持ちはこれは空気が洗われた事もあるのでいいが、花はうつむいている。と言うより一休みしている。梅の木は緑を出し始めた。これもすがすがしい。やけに”背の低い”チューリップがきのうはかなり花びらを広げていたが、今日は閉じている。コブシと思われる木の上の方にかなり沢山の花。それから、忘れてはいけない桜だが、種類が多いので、また似た花も多いので何ともいえないが、サクラだ、と思えるものも見かける。わかりやすいのは、公園のものである。
  午後は、しばらくして、太陽も顔を出した。

  タデ(蓼)食う虫もいる。人もそれぞれ。虫もそれぞれ好きな花がある。



  クロッカスに、一度見かけた虫がいて、適当にカメラのボタンを押した。下にもう一匹いる。虫らしい感じがある。



  スイセンに虫。このスイセン、ここに生えているものだが、咲かない。今日もまだ咲いていない。この虫、たぶん上の写真の虫と同じようで、ただ、見る角度で、これがゴキブリに近く思える。ゴキブリが悪いわけではないが、わからないようにしたつもりだが・・・。

  なぜか、画像の選択が出来ない。文だけ先に送信した。それで、呼び戻したら、どうにか絵が出た。こうゆう事は、今までになかった気がする。

輝き時間

2007-04-03 07:29:18 | 散策
  朝の天気、小雨。どんよりで、しかし雲の動きはある。西の方は明るく、またいつも見えている、小高い山も見えていて、黄砂の影響は少ない。室温12℃。
  この西の方角に、小高い山、県境の山、また西北に能登半島の一部を眺めることが出来る。他には、高い煙突があって、ここからは煙が出ていて、風の方向、その強さなど、を感じ取ることが出来る。この煙突が少し高いからか、ぴかぴか、瞬間ではあるが、警戒光線を発している。たぶん、ある程度の高さ以上の建物、構造物は、航空機がその存在を知ることが出来るように、こうゆうぴかぴか光る装置を設置しているのだろう。
  これを眺めていると、しばし時間を忘れる。それで、一体どの程度の時間、光を出しているのか、眺めてみても、残念ながらわからない。瞬間という言葉が出る。その発光の間隔はわかりそうで、2、3秒に一回、周期的である。この明かりを撮ろうとすると、まず無理で、これとはべつに、鉄塔など撮ったりしてると、たまにこの”ぴか”が写っている。露光時間をファイルは記憶しているから、それを頼りに、ぴかの発光時間がわかりそうだ。その、露光時間より少ないはず。この考えは、しかしすぐに、すでに破綻していることに気付く。
  雷なども、音はうるさいし、ある所に悪く、光を追い求める。バカダナー、と思いつつ、先週の土曜日の、嵐の午後に、この雷光線を追った。ファインダに、奇怪な紋様を描きつつ、瞬間に光のすじが見える。そうゆう事が少し、むろん光線は写ってない。輝く瞬間を写すのは難しい。
  人も一瞬あるいはある時間輝くときがある、あるように思える。これには、年齢も関係してるが、何かそれ以外が必要とも思われる。反射する場合もあるが、これはあまり悩むことなく、かなり自然な現象で、私もときどき怪光線を反射している。