光年・千年

纏わりつくが、纏まらないおはなし、日記ふう。

黒猫の目はなぜ銀色に光る

2007-04-28 19:08:03 | 散策
  朝の天気は、忘れたので今手帳を見た。雨とある。確か、朝の書き込みで、いっとき太陽が出たと書いたことを思い出した。そうだ、少し晴れていた。それからは雨になった。ただ、お天気の詳しい事は書ききれないし、色々な天気だったということで終わりにしないといけない。
  そのあと、記憶はゆっくりとよみがえるようで、そういえば雷がなった。目の前のガラス窓に一条の光線が走った。距離はかなりある。空は帯電した雲であふれているようで、これがどこから地上に目に見えない経路で生まれ故郷に戻るのか、はっきりしない。その前に何かあった気がする。日常がたがたしているので、何が本当かわからないところだが、ゆらゆらするではないか。自分も揺れることはわかっているので、気にしないようにしている。しかし、やはり目の前の本棚がゆさゆさしている。ちょうど、NHK-FMのゴンチチさんがDJをやっているときだった。これを、聴こえるか聴こえないかはっきりしない程度の音量の状態にしていて、揺れたのである。
  しばらくしてたぶん気象庁の地震情報を見たと思うが、やはり地震があった。震源は、能登半島でもなく、三重県でもなく、岐阜の美濃地方とある。それだと、この辺りで揺れてもおかしくはない。
  地震はもう毎日どこかで震度が2、3のものは起きている。もともと地震が起きないのがおかしいともいえる。この程度の地震が起きていたほうが、徐々にエネルギが開放されて、ガス抜きとかいう言葉も似たような感じで使われる、たまりにたまった巨大エネルギが引き起こす地震のことを考えると、安心できるとも言えるのではないか。これはもちろんシロウトの考えである。私自身の安定性を保つための思考ともいえる。しかし、揺れるのは気持ちのいいものではない。
  怪しげな天気ではあるが、いつものように観天望気で歩いてきた。ほんの少しである。途中、スーパで買い物をする。お店の留守番をしていた方と少し話しをして、さらに少しずつ大きくなっている、シャクヤクの蕾をうらやましく見ながら、また危なっかしい天気になってきたので急ぎ足になった。そのとき、なぜか黒い猫がかなり離れた距離から目に入った。ホントに黒い。それでなおかつその目が怪しく光ったのである。かなり遠いところから、その黒いネコの瞳は光り輝いて見えた。金色ではなく、銀に近い。そうゆう事がホントにあって少しびくりとする。雨は、家についてから少しまた降った。このネコのネコの目の印象が強い。

  3月、4月と、なかなか、東側に見える山々を見る機会はなかった。きのうは、久しぶりにその山々が見えていて、途中でまた雲に隠れる感じはあった、それが、夕方近くになってよりはっきりした。



  毎度の、剱岳である。電線の写真を撮っているのか、自分でもそう思う。早月尾根が下の方まで見えている、と思う。



  これも、毎度。”毛勝三山の東から見た”、その左側、日本海に近い方の、二峰のはず。麓の様子も少し窺える。

  追記:北アルプスとその麓の山、つまりここで取り上げている、毛勝三山、剱岳、立山連峰などは、私のいる場所からは、東側に見えている。つまり、私は、位置的には、西側から、北アルプスのこれらの山々を見ているわけである。
  東側に見えているという表記と、東から見たという表記は、まったく逆の事を言ってるわけで、上記の、毛勝三山の東から見た、という表記は誤りで、正しくは”西から見た”であり、訂正します。まことに、申し訳ありませんでした。 

太陽雨

2007-04-28 07:22:25 | 星空・天体・宇宙
  朝の天気、雨。一応雨かな。南西の風で、雲の動きも激しい。知らない間に雨になっていた。室温13℃。頭を冷やせ雨ということか。
  先ほど、6時過ぎ、妙に明るく、雨が降っていた事は眠りながらもわかっていたので、おかしいな、と思ったが、やはり太陽が出ている。変化の激しいお天気である。しばらく、この太陽は出ていたが今また厚い雲に覆われた。
  このところ星空を眺めることも少なく、ここで取り上げることも、少ない。星関係の情報は、大体、天文台やら、AstroArtsさん、その他の専門の方々のページを拝見して、それをもとに何か書いている。ときどき、忘れたころに、にわかアマチュア天文ファンになる。
  SOHOのページにもときどき見に行くが、もともと地味で、つまりは、ある程度専門の知識がないと、面白いということがわからないところだ。ここのトップ記事は、あの世界を騒がせた大彗星、Comet McNaughtである(*1)が、認識番号は、(C/2006 P1)、これ以外にちょっと気になったものがあった。
  太陽の観察で、もっとも基本的なものに、黒点の数、その移動の観測があげられるが、その黒点が太陽面からまったく無くなったという時期が最近あった。そこには黒点はない太陽像がある。
  普段、太陽像を眺める事はないし、またこれを眺めるには、安全上も十分気をつけて、それなりの装置を使用して初めて可能になるもので、つまりは、なかなか太陽像を見るのは難しいということになる。黒点、そりゃなんこと、自分でもそう思う。さらに、黒点のない太陽像は、これはこれで珍しい。何かがあること、逆にないこと、両方とも珍しい。何かないところに、また何かが現われると、結構感動する。
  お天気は、少しまたよくなって来た。たまには、宇宙に思いを寄せて、地上で起きる、これからも起きるであろう、ギシギシしたこと、軋轢を忘れないといけない。そう、自分に言い聞かせる。

  (*1)現在、SOHOのリンク先に、このComet McNaughtの記事はありません。これに変わる一番適当なものとして、この彗星の写真集を挙げておきます。下記を参照してください。

  追記:おそらく、当分のあいだ、こんなに明るくなる大彗星、Comet McNaught(C/2006 P1)、は、現われないだろうと思い、さらにSOHOのページの中のどこかにあるだろうと探してみると、出てきました。URLに、日付を付ければ、今年のものも出るようになっているようです。それは、ここです。