9月2日。
だいぶ前だな、火曜日である。
この日はと思い出すこともむつかしいのだけど、たしかに9月2日はあった。
月曜のことははっきりで、水曜日のことも意外とはっきりとしているが、
その真ん中の火曜日。
どうもくたびれていたらしい。
それでも夕方になれば、外の様子を見て、今日の夜は晴れるかどうか、観天望気で占わないと
いけない。どっちがいいとかいう、方向の問題もある。
で、結局のことろ、この日は夜は晴れたのだけど、もちろん雲も多い時間があった。
最近、簡単赤道儀を使うことが増えて、簡単ポイ置き固定撮影をやることが減った。
これにも多少はテクニックがいって、ヘタをすると、カメラをポイしないといけないことになる。
暗い中での操作は、気を使うが、弱い光で、黒いものを触るのは、結構慣れがいるし、何度も
大丈夫だっただろうかという、経験はあった。
で、火星と土星、今まで火星のほうが、見た目、右側にあって、でも次第に土星に近づき、ついに
追い越すという運命のときが来たが、これは大したことではないが、でもなかなかの珍事件でも
ある。すでに、二回その様子を出したが、もう二回目で、火星は土星を追い越してしまい、
さらに、さそり座にあるアンタレスに近づいた。
時間がないことはないが、星にも季節があって、そのうちに、さそり座も星が見える時間である
夜にはすでに、地平の向こう、いやその下にもぐりこんで見えなくなってしまう。
さらに地平近い位置にもある星座は、木とか建物とかが障害となって見えない、というハンディ
を持つ。それゆえ、なんだか恋しくもあるのだけど。
で、9月の2日は、もう上弦にまで大きくなった月がそばにあるので、これは困ったが、この簡単
固定撮影方を採用することにして、どうなるか結果を見ることにした。
幸い、月は明るいが、他のわずかな明るい星も写っていることがわかったのだが、何しろ
今は土星も火星も低い位置にある。これが先に見えなくなるのである。で、ぎりぎり間に合った
ようであるが、何しろ月があるので、それがまんまるになって写るので、なにが何かわからないものが
そこにあった。
でも、これもある程度時間がたつと、それが何かたしかめないといけない、という必要性が
生じることになる。
つまり、早い話、ブログの材料として、どうしても必要になるので、ついには、ざっとしか見て
いなかった、このファイルをじっくり見ることにもなる。
もっとも、
暇になると、それほど困難なことではなく、すぐにこれが火星、これが土星だ、というのは
もちろん、国立天文台の資料を参考にしてだが、わかった。
わかったことにしたというのが、正しいかも知れない。でもそれ以外に考えられないのだな。
火星の動きが顕著なので、素人目にも、その動きの変化に驚くものがある。少し前は、斜めの関係
があったが、今は、さらに二つの惑星を結ぶ線を想定すると、その傾きは穏やかで、水平に
近い。
月はやたら明るい、明るくなってしまう。アンタレスも、でも同じように写った。
13秒から15秒の露光なので、シャープさは失われる。ただそんなカメラが振動するとかは
なかったはずである。
画像としては、一枚でも十分で、でも三枚。これだと少し寂しいので、夕暮れの色も
加えたが、これはもちろん同じ日ではない。
最初に穏やかな、夕焼けの色、それから、日没の頃の、赤い色。
その一。これは9月である。穏やかというか、中間色的というか、でも繊細さのある
夕焼けの色で、実際はもっと薄いものだ。
その二。
その三。雲だけだとどうかな。
その四。放射している感じがよくわかる、太陽光。
それで、これはほぼ日没、地平近くで、でもはっきりとは見えないが色は、ぎらついている。
その五。これは8月も終わり。
その六。雲のせいで多少はぼんやりだが、地平に近いのはたしか。
その七。なかなかドラスチックなので、格別哀愁とか感じないものだ。
それで、9月2日の、土星、火星、月、さそり座だが、
その八。一枚目は、これも適当に置いたのだが、月が真ん中。よく見ると斜め左下にアンタレス。
それで、右下、竹の上に二つの明るい星があるが、右側が土星で、左が火星。眠いが
写っている。二つを結ぶ線も傾きが一段と緩やか。
その九。少し大きく。星の位置は上の通りだが、もうすぐに、土星と火星が、竹の下のほうに
隠れるようで、たしか風が少しあって、それで見えているのかも。
その十。アンタレスの右側に、さそり座の頭にある、三つの明るい星もはっきりする。土星と
火星もかろうじて。
月はもう一度書くが、上弦に近い。でもこれだけ丸くなる。雲も多いことがわかる。
露光時間を短くするとどうなるか。同じようなものだろうか。
でも手持ちだと無理だと思う。
今日は朝は雨がひどかった時間は長く、それでも時間単位で、10mmはない。でもやはり雨樋からは
大量の水が流れていて、もう完全に詰っているようで、これは困った。
その後いっとき雨雲は離れたが、またそれは来た。
なかなかしつこい。しつこいとはこうゆうことだというのの、証明である。
今は、降水ナウキャストを見ていると、雨を降らす雲は南下。
雨は降っていないが、曇り空だ。
秋晴れはない。
もっと気温が高いと思ったのだが、ムシムシは湿度のせい。
気温自身は、それほどでもない。
夏でもない、秋でもない、経験のない異様な気候。
これが元に戻る可能性はどうだろうか。長い時間がかかるとすると、それこそ100年とか
ならないか。そうゆう風に、想像するのはやさしい。
東日本大震災は、異常の第一章ということだった、とならないように祈るしかない。
だいぶ前だな、火曜日である。
この日はと思い出すこともむつかしいのだけど、たしかに9月2日はあった。
月曜のことははっきりで、水曜日のことも意外とはっきりとしているが、
その真ん中の火曜日。
どうもくたびれていたらしい。
それでも夕方になれば、外の様子を見て、今日の夜は晴れるかどうか、観天望気で占わないと
いけない。どっちがいいとかいう、方向の問題もある。
で、結局のことろ、この日は夜は晴れたのだけど、もちろん雲も多い時間があった。
最近、簡単赤道儀を使うことが増えて、簡単ポイ置き固定撮影をやることが減った。
これにも多少はテクニックがいって、ヘタをすると、カメラをポイしないといけないことになる。
暗い中での操作は、気を使うが、弱い光で、黒いものを触るのは、結構慣れがいるし、何度も
大丈夫だっただろうかという、経験はあった。
で、火星と土星、今まで火星のほうが、見た目、右側にあって、でも次第に土星に近づき、ついに
追い越すという運命のときが来たが、これは大したことではないが、でもなかなかの珍事件でも
ある。すでに、二回その様子を出したが、もう二回目で、火星は土星を追い越してしまい、
さらに、さそり座にあるアンタレスに近づいた。
時間がないことはないが、星にも季節があって、そのうちに、さそり座も星が見える時間である
夜にはすでに、地平の向こう、いやその下にもぐりこんで見えなくなってしまう。
さらに地平近い位置にもある星座は、木とか建物とかが障害となって見えない、というハンディ
を持つ。それゆえ、なんだか恋しくもあるのだけど。
で、9月の2日は、もう上弦にまで大きくなった月がそばにあるので、これは困ったが、この簡単
固定撮影方を採用することにして、どうなるか結果を見ることにした。
幸い、月は明るいが、他のわずかな明るい星も写っていることがわかったのだが、何しろ
今は土星も火星も低い位置にある。これが先に見えなくなるのである。で、ぎりぎり間に合った
ようであるが、何しろ月があるので、それがまんまるになって写るので、なにが何かわからないものが
そこにあった。
でも、これもある程度時間がたつと、それが何かたしかめないといけない、という必要性が
生じることになる。
つまり、早い話、ブログの材料として、どうしても必要になるので、ついには、ざっとしか見て
いなかった、このファイルをじっくり見ることにもなる。
もっとも、
暇になると、それほど困難なことではなく、すぐにこれが火星、これが土星だ、というのは
もちろん、国立天文台の資料を参考にしてだが、わかった。
わかったことにしたというのが、正しいかも知れない。でもそれ以外に考えられないのだな。
火星の動きが顕著なので、素人目にも、その動きの変化に驚くものがある。少し前は、斜めの関係
があったが、今は、さらに二つの惑星を結ぶ線を想定すると、その傾きは穏やかで、水平に
近い。
月はやたら明るい、明るくなってしまう。アンタレスも、でも同じように写った。
13秒から15秒の露光なので、シャープさは失われる。ただそんなカメラが振動するとかは
なかったはずである。
画像としては、一枚でも十分で、でも三枚。これだと少し寂しいので、夕暮れの色も
加えたが、これはもちろん同じ日ではない。
最初に穏やかな、夕焼けの色、それから、日没の頃の、赤い色。
その一。これは9月である。穏やかというか、中間色的というか、でも繊細さのある
夕焼けの色で、実際はもっと薄いものだ。
その二。
その三。雲だけだとどうかな。
その四。放射している感じがよくわかる、太陽光。
それで、これはほぼ日没、地平近くで、でもはっきりとは見えないが色は、ぎらついている。
その五。これは8月も終わり。
その六。雲のせいで多少はぼんやりだが、地平に近いのはたしか。
その七。なかなかドラスチックなので、格別哀愁とか感じないものだ。
それで、9月2日の、土星、火星、月、さそり座だが、
その八。一枚目は、これも適当に置いたのだが、月が真ん中。よく見ると斜め左下にアンタレス。
それで、右下、竹の上に二つの明るい星があるが、右側が土星で、左が火星。眠いが
写っている。二つを結ぶ線も傾きが一段と緩やか。
その九。少し大きく。星の位置は上の通りだが、もうすぐに、土星と火星が、竹の下のほうに
隠れるようで、たしか風が少しあって、それで見えているのかも。
その十。アンタレスの右側に、さそり座の頭にある、三つの明るい星もはっきりする。土星と
火星もかろうじて。
月はもう一度書くが、上弦に近い。でもこれだけ丸くなる。雲も多いことがわかる。
露光時間を短くするとどうなるか。同じようなものだろうか。
でも手持ちだと無理だと思う。
今日は朝は雨がひどかった時間は長く、それでも時間単位で、10mmはない。でもやはり雨樋からは
大量の水が流れていて、もう完全に詰っているようで、これは困った。
その後いっとき雨雲は離れたが、またそれは来た。
なかなかしつこい。しつこいとはこうゆうことだというのの、証明である。
今は、降水ナウキャストを見ていると、雨を降らす雲は南下。
雨は降っていないが、曇り空だ。
秋晴れはない。
もっと気温が高いと思ったのだが、ムシムシは湿度のせい。
気温自身は、それほどでもない。
夏でもない、秋でもない、経験のない異様な気候。
これが元に戻る可能性はどうだろうか。長い時間がかかるとすると、それこそ100年とか
ならないか。そうゆう風に、想像するのはやさしい。
東日本大震災は、異常の第一章ということだった、とならないように祈るしかない。