去年観た映画「アドバンスト・スタイル」は凄い婆ア・ファッションパワーだった。
が、今作の主役 アイリス・アプフェル のそれは彼ら7人全てを遥かに凌駕する、スーパー婆ア・パワー!
何たって94才!(笑)
(アチラの7人は、62、67、79、80、81、93、95だった)
上には上があるもんだ!
まずのビックリはファッションは勿論、彼女が若々しいこと。
この歳でも「美しさ」の追求に執念を燃やす姿が実に感動的!
「クリエイティビティ」って人生に大事なスパイスなんだな、とつくづく恐れ入った。
続いてのビックリは、彼女の個展がNY メトロポリタン美術館で行われたこと。
そこのキュレーターと彼女が友達になって数年後、秋の展示の直前に「穴」が空きそうになった。
そこで窮余の策として一気に、個展企画が立ち上がり、マサカの大盛況!
ドキュメンタリーはネタが命。
人に歴史あり。
アイリスがどんな人生から、こういう境地に至ったかが観ているうちに よ~くわかるようになっている。
というわけで結論。
観てるだけで、人生を大事に生きようというファイトが湧いてくる、そんな映画!
今日から公開。