今作の話題は やはり何と言っても、映画 史上初の、モノホンのタイガー型戦車(写真)が登場すること。
ボービントン博物館に保存されていていた、世界で唯一の動くタイガー!
アメリカ軍の戦車を圧倒するその「脅威」を、超リアル に感じさせるのに非常に効果的だったと思う。
タイガーだけでなく、ガキの時にタミヤの 35/1モデルにハマった当ブログとしては発見多し!
パンサー戦車、水陸両用車シュビムワーゲン etc… シルエットでさえ実物は初めてみたものがたくさん。
実際に米海軍に従軍経験があった監督のこだわりが随所に見て取れる。
物語上でも様々なバリエーションをみせているところも注目したい。
白兵戦、市街戦、戦車バトル etc… とかなりまんべんなく、物語に投入している。
それらの戦闘シーンは「プライベート・ライアン」1998や、HBOのドラマシリーズ「バンド・オブ・ブラザーズ」2001の感覚。
このトーンを継承している(考えてみりゃ、どっちもスピルバーグ!)
その表現は何かというと、とにかくリアル、とにかく悲惨。
そりゃ殺し合いなんだもの...
その感覚は2014年現在、「戦争」を表現する仕方として 全く正しい。
そして、クライマックスに向け、ブラピが「ある決断」を。
「えっ?!」
当ブログ的には、受け入れられない判断が…
ここで「そりゃないだろ!もっと違う作戦があるだろ!!!!!」
と、どうしても、突っ込んでしまった~!
ちーん…
結論(ネタバレ気味:数行空けます...)
= 当ブログは、思考を放棄したような、特攻的な作戦に嫌悪感が強い。
リーダーにはまだまだ沢山の選択枝があった、と確信してしまう。
だけに、リアル演出への努力も理解しつつ…ストーリーテリングの説得力に大問題が!
これはダメダメ...
あくまでも主人公は、タイガーだ! と監督に言われれば納得かも?(笑)
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