日々 是 変化ナリ ~ DAYS OF STRUGGLE ~
このプラットフォーム上で思いついた企画を実行、仮説・検証を行う場。基本ロジック=整理・ソートすることで面白さが増大・拡大
 



目が覚めた主人公。
そして自分が棺桶の中にいることに驚愕する。
この映画は、その状況を全編にわたり、淡々と描写していく。

という粗筋をちらっとみて、「これはパス」と決め込んでいた。
別に閉所恐怖症ではないけど、よほどの筆力がないといけない映画だと感じたから。

ところが、某所で予想外の高評価を読んでしまったため、あわてて鑑賞。
さてどうだったか?!



その結論にこれから触れるが、当ブログにはめずらしく「ネタバレ全開」なのをお許し頂きたい。
というのは、そこに触れずして感想が書けないのだ。。。




『しばらく改行』




こういうジャンルで、いい映画になり得るには、大きく2つに分かれるように思う。

1 悲劇的な展開だけど、最後にはほのかでも明るい未来がみえる

2 悲劇的な展開の上、最後も変わらない。
が、途中のストーリーの構成力・絶望の描き方が優れていて納得性を持つ。


残念ながら、この映画はどちらにもあてはまらなかった。
1.の展開ではなく、2.の方向性なのだけれど、オチもあったりして面白いことは面白いんだけれど、観賞後の一言は「なんだやっぱりマイナー映画で、それなりでしかない」
(これはスペイン映画)
着想はユニーク、だけどそれを超えるものがないので、こういう感想になってしまう。
言ってることが、ぜいたくかな.....

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