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ライブ!

2009-06-29 21:28:32 | アート・デザイン・建築

090629

僕が講師をしている早稲田大学芸術学校の授業風景からの一コマ。
1年生の授業では、一辺5メートルの立方体のなかに、自然光によって空間・場所を構想するという課題が始まりました。通称「5メートルキューブ」と呼ばれているこの課題は、もう十数年も続いていて、この課題を通して、学生は最初の関門「空間とはなんぞや・・・??」という疑問にぶちあたることになります。

写真の左でガイド・レクチャーをするのは鈴木了二先生。先生の廻りにぎゅっと学生が集まり、ライブ感たっぷりの時間が始まります。P.クレーやE.リシツキーといった画家たちのアートピースや、A.ロース、P.アイゼンマンらの建築作品を、それこそ古今東西を縦横無尽に渡り歩き、そこから喚起される圧倒的なインスピレーションの迫力!一生懸命にメモをとる学生、とにかく食い入るように見入る学生、いろいろな姿がありました。さあ、どのように課題に活かされていくか、楽しみです。もちろん僕も食い入るように見ていた一人ですが(笑)
鈴木了二先生のレクチャーは、建築とはこんなにおもしろいんだということをいつもいつも思わせてくれる、不思議な魅力に満ちています。

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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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僕も聴きたい! (うだ)
2009-07-01 12:48:32
僕も聴きたい!
そう思ってしまいました。
実務についてしばらく経ってからまたこういう授業を聴講するのもおもしろいだろうなあ。
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実務につくとどうしても具体的なモノに意識が向き... (ono)
2009-07-01 14:19:08
実務につくとどうしても具体的なモノに意識が向きがちだけど、本来、建築ってやわらかく広い世界であることを、先生の話を聴くと思い起こさせてくれるように思います。案外、初心の頃の自由なイメージを保ち続けるって難しいよね。
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