<撮影:東涌写真事務所 東涌宏和>
コロナ禍の前から、住宅のなかにデスクコーナーを設けることが多くありました。
個室化した書斎というよりも、リビングダイニングから少し距離を置いて、つかず離れずの関係。
ライブラリーというスペース名にすることが多いのですが、大きなデスクを造り付け、本棚も併設し、なるべく作業や勉強に集中できるような空間にしたいと思いながらデザインしています。
特に大事にしたいのは、ここでも居心地の良い窓辺のスペースにしたいということ。
自然光が入り、少しでも緑が見えて、風も抜ける。
人が心地よく過ごすうえで、そのようなことがあたりまえで自然なことだと思います。
写真の「福島の家」では、デスクや本棚に加え、スマホ等の充電スペース、ハンディクリーナーやルンバの充電ステーションや弱電パネルブースを集約して造ってあります。
物事が集約されてわかりやすく整っているのは気持ちがよく使いやすいですし、バリアフリーですね。