ホームページを新しくしました!

2009-07-31 18:04:11 | 日々

オノ・デザイン建築設計事務所のホームページをマイナーチェンジしました。URLも変更になります。

WORKS欄に、現在進行中のプロジェクトの写真を加え、これまでの住宅作品の写真も入れ替えました。相も変わらずの手作りホームページですが、日々考えていることを伝えられるように、一生懸命つくってあります(笑)
ぜひご覧ください!

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ホームステイ

2009-07-28 21:12:18 | 日々

毎年この時期に、高校時代の同窓会があります。より詳しく言えば、寮仲間の同窓会。
僕は高校時代に京都の実家をでて、埼玉県にある早大本庄学院で寮生活をしました。寮といっても、大きな寮舎に大勢で寝泊まりするのではなく、学校周辺に散在する小さな寮に分かれたホームステイという形式でした。留学などのような純粋なホームステイではありませんが、ひとつのステイに対し20人ほどが入居します。僕の同期は6人。学校からも駅からもイチバン遠いところにある田んぼのなかのホームステイで、遊びに行く場所がなかった分、団結したようでした(笑)
当時は聞かない盛りの高校生だった我々も卒業して17年、30半ばになりました。この年になってようやく、ステイのおじさん、おばさんご夫妻のご苦労が少しずつわかるようになってきたものの、毎年バーベキューをご馳走になり、相変わらず甘えてばかりです・・・。
もう今はホームステイを閉寮されて、ご夫妻ふたりの生活に戻られています。部屋も風景もあの時のまま。変わって欲しくないという気持ちと、人気がなくなった部屋に寂しさを感じる気持ちと。
僕がいま密かに思い抱いていること。それは、おばさんが趣味にされているお茶のために、広い庭の一角に小さなお茶室をつくることです。それは僕のささやかな恩返しの気持ちです。なぜって、この寮の部屋の中で、僕はコルビュジエ著「建築をめざして」を読みながら、建築家への道を夢見たのですから。

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ジユウガオカ・ロマネスク

2009-07-21 17:15:11 | 自由が丘の家

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最近、ある雑誌の掲載にむけて、自由が丘の家についてエッセイを書いたり、写真を撮ったりしました。
 半世紀にわたって建っていた旧家の建て替えとして、自由が丘の家はできあがりました。古い庭や古い家具など、以前からあったものを残し、なるべく美しく活かしたいと思って住宅の設計案を練っていた頃のことを、懐かしく思い出しもしました。
 目指していたものは、年初のブログでも書いた「カタルニア・ロマネスク」がもつイメージの、僕なりの解釈だったようにも思います。「建築」というジャンルが成り立つ以前のイメージに寄り添いながら、場所や心の拠り所をつくる。建築デザインを生業にしようとする僕にとって、それは大きな賭けと挑戦であったし、すぐに理解してもらえるようなものではなかったけれども、今こうして時を経て、ゆっくりゆっくりとその考えは現実の光景としてあらわれるようになってきました。それが雑誌に取り上げていただけること、僕にとっては無上の喜びです。

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不思議な場所

2009-07-09 20:41:07 | アート・デザイン・建築

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学校の建築見学会で、昭和の巨匠・村野藤吾の建築作品を見学しました。日生劇場、旧千代田生命本社、ルーテル学院大学という、円熟期の3題。

僕にとって村野藤吾との出会いは、少年期に故郷の京都の自宅近くにあった宝ヶ池プリンスホテルを目の当たりにし、その独創的な佇まいに衝撃をうけたことに始まります。

以来、学生時代からずっと羨望の眼差しで作品集をめくっていたことを覚えています。特に晩年になるにしたがって強まっていく、有機的で自由な造形、そのなかに埋め込まれていくあらゆる物事のイメージ・・・。その暗喩的な雰囲気がとても好きでした。

日生劇場が漂うのは深海か天上か。ルーテル学院大学は大地に還ろうとしているのかそれとも大地から生まれつつあるのか。

不思議なイメージを自由に漂わせる作品を前に、それらの作品を評しようとすると、どうも我々の手からこぼれ落ちていくような気がします。

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