WEBマガジン掲載

2019-07-25 23:44:53 | 自由が丘の家


僕のアトリエ兼住居「自由が丘のアトリエ」のことをWEBマガジンで掲載していただきました。
「暮らしとおしゃれの編集室」というサイトです。以下のリンクからページを閲覧できます。

http://kurashi-to-oshare.jp/life/73937/

心地よい窓辺がある家として取り上げていただき、僕が撮った写真とともにコラムを書いていただいています。
ご覧いただけますと幸いです。



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玄関のドア

2019-07-18 21:00:47 | 陶芸家の家


玄関は明るいほうがいい。クライアントと新しい家について打ち合わせをしていると、そのような要望を受けることも多いものです。
もちろんそのような話が挙がるのは自然なことなのですが、ではそれをどのように実現するか、というのは意外に難しいものです。

玄関のドアそのものをガラス張りにするのもよいですが、家の玄関ドアが全部ガラスなのも、ちょっとなあ。そんなご意見もあります。
そこで、ドアは木製で造り、そのまわりをぐるりと防犯ガラス張りにして造ることがあります。

写真は「陶芸家の家」の玄関。玄関ホールは、陶芸作家であるクライアントご本人の作品を展示するギャラリーにもなります。
漠然と明るいのではなく、陰影の印象的な、しっとりとした雰囲気の玄関ホールをイメージしました。

ドアの脇には木を植え、その樹影が左官塗の壁にも映り込んでゆらめきます。
室内から見ると、すりガラス越しに緑陰の気配が感じられます。



その場所にあるものが混然一体となって生み出す雰囲気は、得も言われぬものがあります。

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井戸のある中庭

2019-07-07 21:31:19 | 古河の家


「古河の家」は完成して半年ほど経ち、植栽も次第に植わってきています。点検を兼ねて様子をみに伺い、生活が徐々にかたちづくられてきているのをみてとても嬉しく思いました。
家ができあがってから、既に何人もの来客があったそうで、多くの方が、真新しい感じがしないね、と言ってくださるそうです。
新しい家だけれども、ずっとそこにあったような雰囲気をつくりだしたかったので、これ以上なく嬉しい感想をいただけたように思います。

この家の敷地の真ん中に、古い井戸が残っていました。かなり昔に造られたものですが、煉瓦でしっかり積み上げて丁寧に造られた井戸。これは今後も使い続けましょうということになりました。
この井戸の位置が決め手になって、中庭型の家になりました。

中庭に面したダイニングの木製ドアをフルオープンにすると、中庭との一体感が得られます。これから蚊の多い季節に備えて、プリーツ網戸という収納式の網戸が備えられています。
レトロなデザインの手動ポンプを据え、植栽に隠れるように電動ポンプも併設され、庭への水遣りに大活躍します。

梅雨の一日。ほの暗い陰影と、木製ドアやチークのダイニングテーブルの質感が心地よく感じます。
庭の緑が鮮やかに見え、美味しいコーヒーとケーキをいただき、贅沢な時間でした。
ゆっくりと流れる静かな時間。
こんな空間をつくれてよかった。
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雰囲気をつくるもの

2019-07-02 23:12:05 | わらびの家


前回につづき、わらびの家の現場から。
木製窓に徐々にガラスが入り、造り付け家具が据えられ、タイルが仕上げられてきました。
長く続いた大工さんの作業が終わり、一気に仕上げに向けて現場は動き出します。

木製の窓越しに見えるモミジの枝葉は、隣に建つ実家に古くからあったもの。
この眺め、気に入っていただけると思います。
梅雨の時期のモミジは鮮やかですね。
そして何よりも、古くからあったものが、変わらずあり続けるということ。
何かに守られているような、そんな気持ちにもなります。

派手じゃないのに、存在感がありますね。外観を見て、施主にはそんなふうに言っていただきました。
家のなかも、木やタイルや石など、いろいろな材料を使ってはいるのだけれど、それらが優しく調和するといいなあと思いながら、材料についてご相談してきました。

キッチンの壁一面に貼られたタイルも、じっくり時間をかけて選んだもの。最終的に選んだものは、艶が抑えられ、独特のテクスチュアのあるものでした。
すこしグレージュがかった壁の色にもよく合いそうです。

木のカウンターも徐々に着色されつつあります。いくつか色を分けているので塗装屋さんにはご苦労をおかけしますが、タイルとも調和した色を見て、やはり満足した気持ちになります。

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