東京オリンピック フェンシング エペ団体戦で、日本チームが金メダル!
フェンシングには3種目があって、エペという種目は「先に血を流した方が負け」という西欧中世の決闘が発端となった競技なので、全身どこでもいいから先に突けばよいという、単純明快なルールです。
構えたときに手首や足先が一番狙いやすいのですが、そこに駆け引きが生じます。
僕は高校時代にフェンシング部に所属し、フルーレとエペをやっていました。
腰を落として中腰で数分間 細かく動き続けるのがいかにキツいか、軽く見える剣が案外と重いことや、金属の剣をしならせて突くのにいかに筋力がいるのか、というようなことを思い起こしながらテレビで試合を観ていました。
卒業して30年近く経ちますが、フェンシングをやっていたという人はおろか、知り合いがフェンシングをやっていたという人にすら出会ったことがありません。
当時、大きな本屋さんで関連書を探すも皆無。大学生になってフランス旅行で本屋さんに行っても、あれ、無いな・・・ 世界的にもやはりマイナー競技なのだと思います。
ですから、太田雄貴さんの活躍でフェンシングが脚光を浴びたときには本当に嬉しかった(笑)
写真は高校時代に愛用していた道具です。
マスクも世界で数社しか製造していなくて、強い人はこのメーカーのものを使う、という棲み分けがありました。
僕は当然ながら(?)そうではないメーカーのものを。
体育館でマスクとあの白ユニフォームを着て練習しますから、強い人ほど色が白いのです(笑)
真夏の体育館の練習では、暑さで酸欠になりそうになりながら一生懸命練習した頃を思い出します。今は冷房完備のところが多いからいいですね。
それにしても、日本チームが、フランスにも勝ち、金メダルをとる時が来るとは。
そして、その金メダルの観戦プラチナチケットに当選していたのに!! すんごく楽しみだったのに!!
ああ無情・・・。