ぼくの設計アトリエの掛け時計。
デンマークのデザイナー アルネ・ヤコブセンが1943年にデザインしたもの。
STATION と名付けれている通り、駅舎のためにデザインされたそうです。
当時は手描き風の柔らかなフォントがデザインの主流だったそうですが、あえてバウハウス的な機能的なデザインにしたそうです。
いま見ると、いや~ 実に普通(笑)
パッと見るだけでは見過ごすぐらいに特徴が無い、ように見えます。
でも、ず~っと見てると、足すことも引くこともできない絶妙なデザインであることもわかってきます。
秒針が無いところも、またいい。
これはヤコブセンの時計だね、だなんて一度も言われたことはありませんし(笑)、見た目よりも高い(泣)けれども、でもしっくり空間に馴染むもの。
そういったものが身の回りにあるのは、ちょっとした満足感があります。