住まいの設計

2022-09-16 19:17:56 | 大磯の家


扶桑社「住まいの設計 10月号」に、「大磯の平屋」を掲載いただいています。
アウトドアを楽しめる家、というのが特集テーマです。
夏の暑い日に取材に伺い、カメラマンに撮影もしていただきました。



夏の庭の繁茂する様は美しく、思い出に残るシーンになりました。
太陽がカッと照り付け暑いぶん、室内の陰影が心に染みる感じ(笑)
そんな気分が表れた写真になっています。

ぜひご覧ください。
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夏の大磯

2022-08-01 22:57:23 | 大磯の家


雑誌の撮影で「大磯の平屋」を訪問しました。
家ができあがって約1年半。建物と庭とが一体となるようにデザインした家ですから、緑あふれる盛夏はその魅力が満開になります。
平屋の建物を覆うように雑木の庭木が繁茂し、屋根越しには大磯の山が見通せます。
緑の合間に、グレージュの色合いの左官塗りの外壁と、木で造作された玄関ドアまわりが見えます。
建材製品の寄せ集めではなく、現場で手作りされた家ならではの質感が滲み出ていました。

緩やかにせりあがっていく石組の階段アプローチは造園家の労作。
建築家がアプローチをデザインすると、タイルなど規格サイズが定まったものを選んでしまい、カタい印象になりがちです。
造園家と協働することでいろいろな提案をしてもらい、家と庭とのつながりに柔らかさが生まれ、一体的な雰囲気が強調されました。



庭にはコーヒースペースやバーベキューコーナーもつくり、アウトドアリビングを楽しめるようにデザインしました。
大きな庇がかかり木陰になった空間は、居心地が良さそう!



大きな窓辺を室内から見るとこんな感じに。
大きな窓だけれども大きすぎるわけでもなく、だからこそ窓いっぱいに緑が広がります。
その窓辺に寄り添うようなダイニングテーブルは、まさにコージーコーナーとなっています。
庭の緑の鮮やかさが映え、緑陰を帯びた光が室内に広がります。

暑い日にこの感じ。いやあ、癒されます。




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北欧アンティーク

2022-01-22 21:31:19 | 大磯の家


「大磯の家」への訪問。
玄関ホールに面したこげ茶色の窓枠にはアンティークガラスがはまっています。
その下のボックスは郵便受け。外に出ることなく室内から郵便を受け取れます。これも窓枠に合わせて現場で製作したものです。
隣には白いリビングへのドア。
この家には北欧のアンティーク家具や照明器具などがあり、それらのものにも調和するデザインとして現場で造ったオリジナルのドアです。
小窓からの明かりに照らされて、ドアの凹凸面の陰影がきれいに浮かび上がります。使い込んでいくうちに、少しずつ傷がついたり、汚れたり、塗装が剥げたりしていくのだと思います。
こういったところも、既製品には無い良さなのだと思います。



訪問後、敷地の背後にある小高い山を散策。少し上がると大磯の海が木立越しに望めます。
この日は快晴で眩いばかりの光景でした。

風土を楽しみながら暮らす。
そんな暮らし方を選んだ施主のUさんがちょっとうらやましくなりました(笑)



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雨の日の窓辺に。

2021-12-18 20:57:25 | 大磯の家


一年点検で訪れた「大磯の家」。久しぶりの訪問だから、気持ちよく晴れてくれることを望んだけれど、なぜかその日だけ、冷たい雨。
ちょっとがっかりしつつも、晩秋の雨に濡れる平屋の家は、むしろしっとりとした風情で、良い時に出会えたことを嬉しく思いました。

雨が似合う家は、いい家。
僕にはそんな信条があります。
雨の日に室内にいて居心地よく感じること、安心感を感じること。
そんなことを大切にしたいと思います。

前掲の写真は前回のブログと同じシーンの写真ですが、前回のブログでは新緑の季節。今回は紅葉の季節。
同じ場所でも変化があるのは楽しいもの。

写真では映しきれないけれど、葉の色は渋く、黄色味を帯びています。
大工さんが丁寧につくってくれた木の窓枠や、家具や小物の質感が映えて。
そんな風情に寄り添いつつ窓辺のテーブルに座って過ごす時間は、やはりいいものです。

住宅のデザインをする人の心は、極端に分けると二通りあるのではないかと思います。
ひとつは、空間に「訪れる」人の心境を思い描きながら、気分が高揚するようなデザインを求めること。
もうひとつは、空間に「帰ってくる」人の心境を思い描きながら、平穏に誘うようなデザインを求めること。

昨今ではWEBで多くの住宅デザイン事例写真を閲覧できるようになりましたが、その多くは華やかで「訪れる」デザイン派のものが多いように思います。
きっとそのほうがフォトジェニックですしね。
でも、僕は「帰ってくる」デザイン派として、より腕を磨いていきたいなあと思います。


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大磯にて

2020-06-19 18:54:01 | 大磯の家


大磯にて住宅の現場が始まりました。
地山を背に絶好のロケーション。傍に小さな神社があり、その参道も趣があります。
大磯らしく大きな松がそびえ、梅雨時期の湿気を帯びた空気と木漏れ日が、独特の幽玄な雰囲気を作り出しています。
そんな環境での仕事は幸せです。



平屋の住宅ですので、基礎の鉄筋もゆったりと広がります。
桂離宮のようにクランクする間取りは、庭との関係を親密にしてくれることを狙ったものです。
造園家との打ち合わせも同時に進み、建物と庭を一体的にデザインする家づくりを目指しています。

近接して著名な建築家の作品もいくつかあって、ちょっと身の引き締まる思いです(笑)
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