ヒュッゲな場所。

2021-04-30 17:29:34 | わらびの家


雨上がりの快晴のなか、「わらびの家」でフォトグラファーによる撮影を行いました。
今年の新緑は芽吹きが早いといいます。室内に入ると、目に鮮やかな新緑が目に飛び込んできました。

新緑によって緑味を帯びた光が室内に入ってきます。
キッチンカウンターやテレビの暗色面には、緑が映り込んで幽玄な雰囲気に。
木漏れ日は室内に入り込んで、ゆったりとゆらめきます。
そして、明るい光と、陰影と。
そんな雰囲気のなか、置かれた家具や道具類ひとつひとつが独特の存在感と趣をもって佇んでいます。
うーん、なんだろう、この感覚は。
カッコいいとか、キレイだとかいうよりも、癒されるという感じでしょうか。



ご夫婦ともに在宅勤務が主になり、家で過ごす時間が長くなったとのこと。
この空間で過ごす時間を楽しんでいただいているようです。

しばらく更新が滞ってしまったホームページに、できあがった写真を近々アップしたいと思います。



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クリスマスの家

2020-12-25 17:56:34 | わらびの家


「わらびの家」は、クリスマスに縁のある家でした。
家のプランを最初にプレゼンテーションしたのはクリスマス。
クリスマスプレゼントのよう、と言っていただいたのが懐かしく思い出されます。
そして、設計が終わり、工務店との工事契約もクリスマスでした。

家ができあがって1年以上が経ち、暮らしの様子を時折写真とともにお知らせくださいます。
コロナ禍になることなど想像もしていなかった時期の設計だったけれども、ダイニングのつながりに作った小さなデスクコーナーは、在宅を仕事をされている施主にとって大活躍の場となりました。2畳にも満たない小さなパーソナルスペース。
扉はついていないけど、ダイニングから直接は見通せなくなっていて、ちょっと籠る感じが楽しい。
目線の先の小窓からは庭が見えます。庭には小鳥も遊びに来るようになったとのこと。
室内ではインコも飼い始めました。

ある夏の日、施主から写真メールが届きました。
~仕事をしていたら、なんと小鳥が家の中を覗き込みに来ていました。
わが家の小鳥に挨拶に来てくれたのかなぁとほっこりしました。~
そんなメッセージとともに、こんな写真が。



ちいさな場所に広がっていく豊かな世界。
いいものだなあ。
きっと玄関にはクリスマスリースが綺麗に飾られているんだろうなあ。
今頃は最後の紅葉が風に吹かれるのを見ながら、年末の仕事に大忙しかもしれません。

来年もまだコロナ禍が続きそうですが、日常を大切に、穏やかな気持ちで過ごせますように。





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イメージ通りのドアとは。

2020-08-22 21:56:21 | わらびの家


質感の美しい玄関ドアを造りたいものだとつねづね思います。
長年そこにあったかのような、重厚で、しっとりとした風合いがあって愛着のわくドア。

写真のドアはラワン材を用いたオリジナルで、防腐塗料で着色しています。
丁番はフランス丁番というレトロな風合いのもの。
ドアハンドルは堀商店という老舗錠前メーカーのもの。出来は素晴らしいけど精度が厳密で、建具屋さん泣かせの一品。
クリスマスリースや正月飾りを掛けるフックはインターネットでの購入品。
いずれも真鍮製で、取り付けたときは金ピカで恥ずかしいのだけれど、半年もすればくすんできていい案配になります。



ブランド品を求めるのではなくて、欲しい質感や風合いを求めて製品を選ぶ。そんなことで、とても愛着がわくものになりますね。
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癒しの時間

2020-08-18 22:18:28 | わらびの家


猛暑が続きますが、その前は梅雨の長い雨の日々。
雨の日もいいんですよ。
そんなお言葉も頂戴しながら、蕨市に建てた小住宅の一年点検に伺いました。
目立った不具合も無くてひと安心だったのですが、それ以上に、その何とも言えず癒される雰囲気が印象的でした。
雨の降るほの暗い室内。ダイニングテーブルの上のペンダント照明をつけて。



建て主さんと一緒に選んだテーブルや家具の質感が引き立ちます。
いつかちょっとしたキッチンスタジオをやってみたいな、というご要望のもと、打合せを重ねながら設計をしてきました。
キッチン工事を担当してくださったのは、フリーハンドイマイさん。ラスティックな趣のウォルナット材を用いたキッチンの面材と、光を反射し美しい光沢をもつラバロックのカウンタートップ。
存在感が気持ちいいですね。
キッチンの小道具も選び抜かれたお気に入りのものばかり。
気に入った道具や家具に囲まれて暮らすのは、楽しいものですね。

窓の外の緑が美しく映えるように、木枠で窓をデザインしました。
雨に濡れる庭を眺めつつ、ゆっくりと時間が流れます。
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今年も「日々の暮らし」のために。

2020-01-06 22:11:08 | わらびの家


新年あけましておめでとうございます。
年のはじめに、今年はこんなことをやってみよう!と、これまでにないチャレンジをしようと思う一方で、これまで通り、より一層「日々の暮らし」に向き合いたいという思いがあります。

日々の暮らしを心地よく、楽しく。
忙しくても、たまの休日にゆっくりと過ごせる場所があるのは、とても素敵なことだと思います。



お菓子や料理が映えるテーブルや、庭の木々としっくりと馴染む木製の窓枠。
ダイニングの奥にひっそりとある自分だけのスペース。そこから見えるとっておきの眺め。
そしてすべてが、ゆっくりとゆっくりと時間を帯びて味わいを増していく。

家のデザインといっても、カッコつけるわけじゃない。すべては居心地の良さのために。そう、ヒュッゲな暮らしのために。





写真は昨年に完成した「わらびの家」。そんなことを実現できたのではないかな、と思える家になりました。
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