ねこ庭の独り言

ちいさな猫庭で、風にそよぐ雑草の繰り言

近況のご報告 ( 令和4年6月27日 )

2022-06-27 20:48:05 | 徒然の記
 最近私のブログに、goo事務局からの「警鐘」が頻繁に入るようになりました。息子たちと「ねこ庭」を訪問される方々に、記録として残せるものなら残したいと思います。
 
 私は自分のブログが、goo blogサービス利用規約に大きく反していると考えていませんが、頻繁に表示されることについて、危惧の念を抱いています。
 
 私はブログを辞める気持ちはありませんが、「goo事務局の判断によって、ブログの中断があるのかもしれない。」ということです。もし私のブログが、ある日突然更新されなくなったり、消えてしまったりしたら、それは私の意思でなく、「goo事務局の判断」だと思っていただきたいと思います。
 
 参考のために、goo事務局からの「警鐘」を紹介いたします。
 
 
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goo blogサービス利用規約に定める事項のうち、サービスご利用時の重要事項を皆様に周知しております。
なお、重要事項のうち特に違反事例が多い事項を以下の通り記載いたしますが、
下記の重要事項についても必ずご確認いただいた上でご利用いただきますようお願いいたします。

【特に違反の多い事項】
goo blogサービス利用規約
第9条(ブログコンテンツの著作権)
会員自らが作成した記事その他会員が作成した会員ページ上のコンテンツ(以下「ブログコンテンツ」といいます)にかかる著作権は、
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第11条(禁止事項)
第1項 会員は、本サービスを利用するにあたり、以下に該当し又はその恐れがある行為を行ってはなりません。
(4)他の会員又は第三者の財産、信用、名誉、プライバシー、肖像権、パブリシティ権を侵害する行為
(7)他の会員又は第三者に対する誹謗中傷、脅迫、嫌がらせを行う行為
(8)他の会員又は第三者を差別又は差別を助長する行為

 
 自民党議員の方で、ネット関係に詳しい方がおられましたら、助言を頂きたいと思います。goo事務局の方々の対応は正しく、私のブログは間違っているのでしょうか。
 
 不安な気持ちを抱えながら、私はこれから黄氏の『金日成』のブログの続きに取り掛かります。
 
 〈  追  記  〉
 
  私のブログの元資料は、下記の公開資料です。
 
 1.  千葉日報の記事 ( 共同通信社の配信記事を含む  )
 
 2.  図書館でもらった廃棄図書
 
 3.  ネットの検索記事
 
  いずれの場合も、引用・紹介するときは元データを明記しています。こうした公開資料をブログに使った場合、著作権の問題が生じるのでしょうか。 
 
 また私が批判している人々は、公開情報に対する批判ですが、下記に違反するのでしょうか。私の批判する人々は、自民党の政治家や保守系の人物を激しい言葉で批判しています。それが新聞やテレビや書籍の場合は許され、私のブログでは不可となるのでしょうか。私のブログ程度のことで、たびたび警告がされるというのなら、「言論の自由」とは一体何なのでしょう。
 
(4)他の会員又は第三者の財産、信用、名誉、プライバシー、肖像権、パブリシティ権を侵害する行為

(7)他の会員又は第三者に対する誹謗中傷、脅迫、嫌がらせを行う行為
(8)他の会員又は第三者を差別又は差別を助長する行為

 
 他のブログには、私のもの以上の辛辣な内容の批判がありますが、こういう方のブログにも同様の「警告」が発信されているのでしょうか。不思議な気がします。
 
 「個別の質問には、お答えいたしません。」
 
 goo事務局の回答ですが、膨大なネットですから当然の処置だとは思いますが、ネット社会の維持のためには、致し方なしの処置なのでしようか。割り切れないものを感じます。
 
コメント (2)
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『金○成』 - 7 ( 黄氏と私の一致点 )

2022-06-27 12:24:31 | 徒然の記

   「初めに」    「金日成をどう見るか」          黄 民基 ( ファン・ミンギ  ) 

       第一部 証言   「隠された真実」    北朝鮮人民軍作戦局長     兪  成哲 ( ユ ソンチョル  )

     第二部 手記   「暴かれた歴史」  元北朝鮮人民軍師団政治委員 呂  政 ( ヨ ジョン  )

 「初めに」・・黄 民基

 黄氏は韓国日報と東亜日報の巻頭言を紹介し、次に自分の著書の説明をしています。巻頭言のつもりではないかと推察します。

 「本書は〈金日成論〉を展開しているわけでなく、謎の解明に力を入れているわけでもない。謎は謎として、兪成哲と呂政が体験した限りの、見た限りの金日成が語られているだけである。

 「だがこれは、初めての第一次体験者の証言になるだろうし、彼らの過去の経歴から言っても、歴史の第一級資料となるに違いない。」

 「読んでおわかりいただけると思うが、兪成哲と呂政の二つの証言は同じ時代を語りながらも、その地位と立場の違いから、互いの証言を補完しうる内容となっている。

 長い「初めに」と、最初は敬遠気味でしたが、説明を読むほどに黄氏の考えが明らかになります。冗長な繰り返しでなく、新しい事実を教えてくれます。

 「兪成哲は在ソ韓人の立場でソ連派の状況に詳しいし、呂政は中国八路軍傘下の朝鮮義勇軍出身という経歴から、延安派の人々について詳しい。」「朝鮮戦争では、作戦指導本部の苦悩を兪成哲が語り、前線兵士達の悲惨な状況は呂政がつぶさに目撃している。」

 「同じく粛清された立場であっても、前者は亡命の道を歩み、後者は獄に囚われ、中国へ決死の脱出を試みねばならない境遇にさらされたのである。つまり双方とも、第一級の証言でありながら、互いの証言を裏付け合うという形となっているのである。」「これは編集段階において、全く偶然の発見だった。

 ここでは、氏の著書『金日成』誕生時の状況が説明されています。韓国日報と朝鮮日報の二つの証言を検討しながら、これを一冊の本としてまとめる価値を、氏が発見したのではないでしょうか。韓国語でなく日本語の本にしたことの意味を、もう一度考えてみました。

 氏はこの本を、韓国人のためでなく、日本人読者のために出版したのです。シリーズ第1回目での、氏の言葉を思い出してください。

 「日本でも北朝鮮は隣国であるだけに、韓国に次いで金日成に対する関心は強いと言えるだろう。しかしその割には金日成の実像が、日本の中で不明瞭なまま認識されてきたとは言えないだろうか。」

 こう言って氏は、その原因を「根強い民族的偏見」と「日本の知識人が持つ、贖罪意識」の二つと分析しました。賞賛されても批判されても、的外れな日本の金日成論に我慢がならなくなり、この本の出版をしたと、私は解釈しました。日本人の中にある間違った「金日成論」や「北朝鮮論」を修正するという点において、私は氏の本に注目し、協力しています。

 過去のブログから、間違った日本人の意見を探しましたので、順不同で紹介します。

 1.   立命館大学名誉総長 末川博氏
 
 「人類のながい歴史のなかでそれぞれの民族や国家は、波瀾興亡をくりかえして きたが、現代における奇跡といってもよいほどに、驚異的な発展をとげて、栄光と勝利に輝いているのは、朝鮮民主主義人民共和国である。朝鮮民主主義人民共和国こそ、立命館大学が理想とする国家である。」

 「かって幾世紀かの間、内憂と外患のために苦しんできた朝鮮民族は、いま金日成首相を天日と仰いで、社会主義国家としての基本路線をまっしぐらにつきすすみ、ゆるぎない基盤を築きあげている。」

  「まさに金日成首相は、百戦錬磨の偉大な政治家であるとともに、国際共産主義運動と労働運動の、卓越したリーダーである。この伝記は、ありきたりの記録ではない。世界史上にもまれな、民族解放闘争を勝利へと導いた人間金日成将軍の、感動あふれる一大叙事詩であり、輝かしい朝鮮 近代史であり、人類の良心とも希望ともいえる不滅の人間ドラマである。」 

 2.   「九条の会」発起人の一人 平和運動活動家 小田実氏

 「北朝鮮の社会を見ていると、それはあたかも働き者の一家で、みんなが懸命に働いていて、一家の頂に〈 アポジ  ( おやじ  ) 〉として、金日成さんがいる感じだ。」

 「北朝鮮は、ものすごい管理体制の中で蓄積しているから、去年くらいから、もの凄く豊かになった。」「これから韓国との差が、もの凄く出てくる。」
 
 3.   朝日新聞特派員 入江記者
 
 「北朝鮮の経済建設のテンポは、もの凄く早い。鉄、電力、セメント、化学肥料や穀物の、一人当たり生産高は日本を凌ぐと政府は言っている。」「深夜の街で、酔っ払いなど一人も見かけない。深夜の街を歩いているのは、夜勤へと急ぐ労働者だけだ。」
 
 4. NHKの解説委員   寺尾五郎氏   ( 共産党幹部 宮本委員長側近の一人 )
 
 「昭和61年になれば、一人当たり生産額で北朝鮮が日本を抜く。日本が東洋一の工業国だと自負していられるのは、せいぜい今年か、来年のうちだけである。」
 
 5. 社会党 土井委員長
     
 「北朝鮮が、そんなことをするはずがない。」「悪意のでっち上げだ。」「拉致の十人より、北朝鮮との国交回復が先だ。」
 
  拉致被害者の救済をないがしろにし、北朝鮮の嘘を信じたのは土井委員長だけでなく、自民党の野中広務、加藤紘一氏も同類でした。
 
 彼らを支えているのは共産党、朝日新聞、NHKでしたから、私は黄氏に協力しています。意図は違っていても、目的が重なっていて、どちらも日本のためになります。
 
 今回は話が横道へ逸れましたが、次回は「初めに」へ戻ります。
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