ねこ庭の独り言

ちいさな猫庭で、風にそよぐ雑草の繰り言

N国党の台頭は、自民党へ警鐘乱打

2019-08-16 12:10:24 | 徒然の記
 「NHKから日本国民を守る党」が、ついに千葉日報の、半ページを占める記事となりました。8月4日の紙面です。しかしこれは、千葉日報の記事というより、いつものように、共同通信社の配信記事と思われます。きっと、全国の地方紙の紙面が、同じ記事で飾られたはずです。
 
 初めの頃は、小さく取り上げていましたが、ここまで注目されると、無視しておれなくなったのでしょう。売れるとなれば、利益優先のマスコミは、ダボハゼのように餌に食らいつきます。もとより恥も外聞もない、日本のマスコミですから、驚くことはありません。
 
 「無節操に、勢力拡大」「政治不信と閉塞感背景」「政党要件満たしたN国党」
これが記事につけられた、大きな見出しです。「安倍自民党」に対しては、むき出しの敵意で記事を書くのに、立花氏の党には、反対か賛成か、旗色を鮮明にせず、当たり障りのない文章です。
 
 腐れマスコミでも、国民の意識の動向には敏感なので、当面は世間の風を眺めるという、様子見の記事です。国民の気持ちが離れたら、いつでも攻撃できる構えで、社としての意見は言わず、他人の言葉で代用し、慎重に報道しています。彼らの巧妙さが、息子たちによく分かるように、書き出しの部分を転記しましょう。
 
 「NHKから国民を守る党が、国会で、」「なりふり構わず、勢力拡大を図っている。」「ユーチューバーの立花孝志党首は、無節操を自認し、」「問題発言の、無所属議員を取り込んだ。」「NHK改革以外は何もしないと、明言した経緯がある立花氏を巡り、」「一部の有権者からは、」「いうことが面白くて、痛快、」「との声が上がる。」「参院選で、政党要件を満たす得票率を確保した背景には、」「深刻な政治不信と、社会を覆う閉塞感がある、」「との指摘がある。」
 
 「一部の有権者だ」とか、「との、指摘がある」とか、ろくに取材もせずに記事を書く時の、彼らの常套手段です。大切な部分ですから、息子たちに説明します。共同通信社の記事には、大きな間違いと、それに伴う捏造があります。そもそも立花氏の立党の原因は、なんだったのでしょう。氏は沢山あげていますから、思い出すものを列挙します。
 
 1.   NHKの違法行為が許せない。
 2.  違法行為とは、放送法に違反する、強引な受信料の取り立てである。
 3.  NHKは、国民の受信料を得る公共放送なのに、その受信料で色々な裏金を作っている。
 4. 法律より優先するのは、正義であり、道義であり、民意である。
 5.  民意を無視するNHKは、ぶっ壊す。
 
 国民の多くが怒っているのは、公共放送という名で受信料をふんだくりながら、反日報道をするNHKの偏向姿勢です。日本を貶め、日本に悪口雑言する、中国や韓国・北朝鮮に肩入れし、彼らに都合の良い報道をするマスコミへの怒りです。慰安婦問題や南京事件、靖国問題など、およそ歴史的根拠の乏しい捏造記事が、どれだけ国民を傷つけたというのでしょう。「反日マスコミ」の代表として、国民の怒りの対象となっているのが、NHKと朝日新聞です。
 
 つまり、立花氏に対する国民の支持には、こうした背景があるのですから、共同通信社は、そこを理解しなくてなりません。国民の怒りは、NHKにだけ向けられているのでなく、「戦後の腐れマスコミ」全体だという事実です。わざと無視しているのか、気づいていないのか、無視しているのなら、NHKを上回る傲慢さですし、気づいていないのなら、朝日新聞を上回るレベルの低さです。
 
 息子たちに言います。こうした事実を踏まえるのなら、8月4日の記事の見出しは、次のように正しく書き直さなくてなりません。
 
 1.  間違った見出し
  「無節操に、勢力拡大」「政治不信と閉塞感背景」」
    2.  正しい見出し
  「わが社と同様に、無節操に、勢力拡大」「政治不信とマスコミ不信による閉塞感が背景」
 
 この点を踏まえた上で、もう少し記事の引用をします。バカバカしいまでの、提灯記事です。こんな扇動記事を書き、彼らは恥ずかしくないのでしょうか。
 
 「参院選比例代表で、一議席を獲得した勢いは、止まらない。」「7月29日、N国への入党を表明した、無所属の丸山穂高衆議院議員と記者会見に臨み、」「ドラフト会議で、希望した選手を獲得した、」「監督のような気持ちだと、喜んだ。」「世間の興味を引きつけ、勢いを得る・・」「透けるのは、こうした思惑だ。」
 
 動画投稿サイト「ユーチューブ」での、再生回数は、360万超で、山本太郎氏の62万回をはるかに上回っていると、余計なことまで付け加えています。
 
 しかし私の目的は、立花氏や共同通信社ではありません。本当の怒りは、自民党政府と、議員諸氏に向けています。国民の願いと期待を背負い、尊い負託を受けながら、民意の重さを忘れ、マスコミの横暴を放任し、社会を混乱させる捏造報道を黙認し、何も対応しなかったのは、自民党の議員諸氏です。N国党の台頭は、「国の危機」であり、「党の危機」であると、真っ先に気づくべきなのに、相変わらずの能天気ぶりです。
 
 これまで言葉を控えてきましたが、立花氏の話を聞き、遠慮するのがバカバカしくなりました。腐れマスコミへの対策など、政権党の議員なら、しかも多数を占める自民党の議員なら、議員立法で即座にできるのです。それがなぜ、そうならなかったのかは、立花氏が語っています。
 
 潤沢なNHKの裏金にどっぷり浸かり、反日の電通の裏金で懐を肥やし、反日・左翼の朝日の裏金に絡みとられ、民意を忘れ、己れの安逸に耽ってきたのが、これまでの議員諸氏です。立花氏の登場こそが、利権政治に安住してきた自民党議員諸氏への、「警鐘乱打」です。
 
 私は国を愛する庶民の一人として、自民党を支援している国民の一人として、本日のブログを書きました。これは私が、自民党の議員諸氏へ送る、私の「警鐘乱打」です。
コメント (4)
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