ねこ庭の独り言

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共同通信社の記事は、国民への挑戦 - 2 ( いつまで東京裁判史観? )

2018-08-05 13:09:23 | 徒然の記

 7月29日の千葉日報です。5面の全ページを使った、陛下の記事です。共同通信社が全国配信した記事ですから、本日の苦言は千葉日報に対してではありません。

 8月15日はまだ来ていないのに、そろそろ始まる「マスコミの夏祭り」の予告記事です。大きな活字で飾られた、「見出し」を並べてみます。

 「平和願い 示した言葉と姿」「終戦の日 8月15日」「陛下 最後の戦没者追悼式」

「戦争の記憶忘れずに 未来へ」「苦難の歴史から教訓を」「昭和天皇の思い継承か」

 記事の上段に陛下と美智子様の写真があり、「国立沖縄戦没者御苑で、遺族に声をかけられる、天皇皇后両陛下。3月、沖縄県糸満市」と、注書きがあります。

 次の写真は昨年の8月のもので、「全国戦没者追悼式で、お言葉を述べられる天皇陛下と、皇后さま」と、注釈があります。最後の写真は長野県阿智村で、「満蒙開拓記念館を視察される両陛下。」です。

 「忘れてはならない四つの日」というタイトルで、別に小さな囲み記事があります。これを、そのまま紹介します。

 「天皇陛下は皇太子時代の昭和56年に、終戦の日の感想を聞かれ、日本では、どうしても記憶しなければならないことが、四つあると思います。」「終戦の日と、広島の原爆、長崎の原爆の日、そして6月29日の沖縄の戦い終結の日。」「この日は黙祷をささげて、平和のありがたさをかみしめ、平和を守っていきたいと思っています、と答えられた。」

 「陛下は皇后さまと共に、今でも住まいの皇居・御所などで毎年黙祷している。」「この習慣は、皇太子、秋篠宮ご一家にも受け継がれている。」

 先日も述べましたが、共同通信社はこうした決まり文句での紙面作りを、再考する時が来ているのことを自覚してもらいたいと考えます。「戦争の記憶忘れずに、未来へ」という常套句は、もう何年繰り返されたことでしょう。

 この言葉の中身はいったい何なのか。未来へ伝えたいことは、何なのか。共同通信社として明確にすべきでしょう。ある宮内庁幹部の言葉として次のような記事にしていますが、今年もこんな垂れ流しの文章で やり過ごそうとするのでしょうか。

  「宮内庁幹部は、陛下がパラオに旅立つ際に語った言葉を振り返り、強調する。」「負の記憶を受け継いでいかなければ、同じ悲劇を繰り返す。そうおっしゃりたかったのだろう。」

 これは東京裁判史観と言われ、自虐史観とも敗戦思考とも言われる間違った思考です。戦争の責任は日本だけにある、日本だけが間違ったとする捏造された考えです。戦争の反省をするのなら日本だけが詫びるのでないと、今では多くの国民が考え始めています。そうした歴史の事実も明るみに出ています。共同通信社がいつまでも間違った考えのままで、全国の地方紙に記事を配信し、国民を洗脳するのは止めてもらわなくてなりません。

 次の記事は、安倍内閣倒閣のための野党支援記事でしかありません。

 「戦没者追悼式で、陛下は戦禍に倒れた人々を偲び、戦後の国民の苦難に、思いを馳せ、世界平和を願うメッセージを発し続けてきた。」「歴代首相が触れてきたアジア諸国への加害と、反省に言及しない安倍晋三首相との違いが、注目される結果となった。」

 安倍総理が、戦争への反省をしない戦争肯定の首相であるような記事です。安倍内閣は、共同通信社、朝日新聞、NHKなどの反日のマスコミから、何年間も叩かれています。しかしなぜ国民が支持するのか。そろそろ気ずいて良いのではないでしょうか。

 「負の記憶を受け継いでいかなければ、同じ悲劇を繰り返す。」

 陛下のお言葉として宮内庁の幹部が言ったと、紹介していますが、日本だけが負の記憶を持ち続ける不合理さに、国民が疑問を抱き始めています。日本だけが府の記憶を持てば、戦争の悲劇が悲劇を繰り返されないと、こんな論理にこ国民がノーを突きつけています。なぜそうなるのか、簡単な話です。

 「国民は自分の国に誇りを持ち、愛している。」「一方的な非難や中傷に我慢がならなくなった。」

 現在の国民が求めているのは、日本だけが悪だったとする薄っぺらな平和論でなく、もっと真摯な歴史の検討です。

 それともう一つ、共同通信社に苦言を呈します。陛下を賞賛するのならせめて日本のマスコミらしく、言葉遣い改めたらどうなのでしょう。

 「陛下が言った。」「陛下がした。」と書かず、「言われた」「された」と、最小限の敬語を使うのが礼儀です。

 息子たちと、訪問された方々に、共同通信社配信している地方紙名を再度伝えます。同社がまともな日本のマスコミと言いたいのなら、報道姿勢を党必要があります。マスコミのやることでしょうか。姿勢が改まるまで、私はこのレッテルを剥がしません。

    「共同通信社の記事は、国民への挑戦 」

 

〈 参考情報 共同通信社が配信している地方紙名一覧  〉

  北海道新聞  室蘭民報  河北新報  東奥日報  デーリー東北
 
  秋田魁新報  山形新聞  岩手日報  福島民友新聞  ジャパンタイムズ
 
  東京新聞   下野新聞  茨城新聞  上毛新聞   千葉日報
 
   神奈川新聞  埼玉新聞  山梨日日新聞  信濃毎日新聞  新潟日報
 
  中日新聞   中部経済新聞  伊勢新聞  静岡新聞  岐阜新聞
 
  北日本新聞  北國新聞   福井新聞   富山新聞  北陸中日新聞

  日刊県民福井 京都新聞   神戸新聞   奈良新聞  大阪日日新聞

  山陽新聞   中国新聞   日本海新聞  四国新聞   愛媛新聞

  徳島新聞   高知新聞   西日本新聞  大分合同新聞 宮崎日日新聞

  長崎新聞   佐賀新聞   熊本日日新聞  南日本新聞  沖縄タイムズ

  琉球新報   スポーツ日本新聞東京  スポーツ日本新聞大阪

  報知新聞   日刊スポーツ新聞東京    日刊スポーツ新聞大阪
 
  ディリースポーツ  47NEWS
 
コメント (4)
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