新聞では、北朝鮮に対する安倍総理の厳しい対応が報道されている。
この長きにわたる北朝鮮の不誠実な取り組みと、手前勝手な言い分の繰り返しを思えば、圧力強化は当然である。
拉致家族の人々は、のらりくらりと自己正当化ばかりする北に対し、政府の対応は手ぬるいと、切歯扼腕してきた。今回の圧力強化策の実行についても、拉致家族の方々は、やむを得ないと苦渋の了解をしている。
けれどもここに、奇妙な人物が一人いる。
新聞の報道なので、事実が正しく伝えられているのか自信は無いが、記事をそのまま転記する。蓮池薫氏の兄、透氏58才の言葉だ。
「対話を続けながら、制裁を強化するなんて矛盾だ。」「言っていることと、やっていることがばらばら。」
いったいどこからこんな考えが出てくるのか、拉致家族連盟から除名された理由がわかってきた。
安倍総理は拉致問題を踏み台にして、首相の座を手にしたなどと、たわけた本を出版した人物でもある。先日は、反日の外国人特派員協会で総理への批判を展開した。むしろ、彼こそが、拉致家族と安倍氏を踏み台にし、売名と金稼ぎに精を出しているのではなかろうか。
長らく拉致問題を担当してきた山谷議員が、「蓮池透氏は、北の工作員ではないか。」と疑問を呈していたが、そうでなければ理解不可能な透氏の言動だ。けれども私は、山谷氏とは違う意見を持っている。
「北の工作員なら、もう少し賢い。」「彼は北に洗脳された、お花畑の日本人の一人に過ぎない。」