ねこ庭の独り言

ちいさな猫庭で、風にそよぐ雑草の繰り言

朝日新聞の社説 「近隣諸国条項」

2013-04-12 18:42:32 | 徒然の記

 教科書検定基準の第一項目に、アジア諸国に関する近現代史については、「国際理解と協調の見地から、必要な配慮をする」と定めてあるとのこと。

 いわば、政府の行政執行に関する、内部基準である。この条項のため、教科書の記述に関し、中国や韓国から非難や攻撃を受けることになっている。

 政府が詫びても弁明しても、声高い非難と悪口雑言が、隣国から届けられる。毎年何度も繰り返されて来た、厭わしい事実である。他国が何か言えば、内政干渉とはねつける中国なのに、日本の教科書に口出しするのは、内政干渉と言わない身勝手さが不愉快でならない。

 終わりの無い隣国の責めと、憎しみの応酬に決着をつけようと、自民党が条項の見直しを考えだしたのは、当然のことだろう。

 4月2日の朝日の社説を読み、私の怒りは頂点に達した。反日の朝日は、何時ものように、条項の削除に反対する。

 「わが国が独善に陥ることなく、客観的に歴史を教える基準を持っていることを、内外に示すものであり、もちろんそこには戦前の教育への反省が込められている。」

 「条項を削れば、近隣諸国に配慮を止めると、メッセージを送ることとなる。」

 朝日の言う近隣諸国とは、常に中国と韓国のことだが、中・韓の反日教科書については、ひと言も触れず、自分の国である日本についてだけ、独善の排除と客観性を負わせるという偏った記事が、どうして平然と書けるのか。

 やはり朝日は日本の新聞社ではなく、中国・韓国に従属する会社なのだろうか。

 「戦前の教育への反省」と述べているが、戦前とはどこを指すのか。明治以降の教育か、江戸時代の教育なのか、それとももっと昔の、日本の教育なのか。要するに朝日新聞の意見は、日本の教育のすべてを反省しろと言っているに等しいのであり、これを反日、自虐の論と言わずして、なんというのか。

 「的外れな抗議があった時は、きちんと学説を踏まえて、説明すれば良い。冷静で、成熟した国の姿を示せば、子供たちの誇りはおのずと育まれる。」

 これが社説の締めくくりである。感情的で身勝手な中国や韓国に対し、朝日は一度でも、日本の立場に立ち、きちんと説明したことがあったのだろうか。それどころか朝日新聞社は、昭和56年度の、検定基準の改訂で、日本の教科書が、「華北を侵略」という記述を、「華北に進出」と書き換えたと誤報し、中国からの激しい抗議を招いたことがある。

  売国の新聞というべきであろう。

 先日のブログで、私は朝日新聞に関し、今後は何も書かないと宣言したが、この愚かしい社説に、黙っておれなくなった。そしてこの社説限りで、朝日の購読を止めようと決意した。

 月の途中で止めるのは、新聞店に気の毒なので、今月分の支払は済ませることとする。実を言うと私は、小学生の時から朝日新聞の読者だったので、何だかんだと苦情を言っても、心のどこかに朝日への愛着が残っていた。

 しかし今回の社説が、私の朝日に関するすべてを消し去った。親類縁者や知人にも、朝日新聞の購読中止を呼びかけると威勢の良いことを言ったが、まだ実行していない。

 何故と言って、何かあれば日本製品のボイコットとすぐに喚く、隣国のように下婢た真似はしたくなかったからだ。

 朝日新聞の購読者は764万人だが、この人びとが、今後朝日に対し、どのような対応をしていくのかを見て行こう。国民のレベルに合わせ政治家が選ばれるように、私たちのレベルに合わせ、新聞も読まれるはずだ。たとえ反日売国の新聞でも、読まれる新聞が民意なのだろう。

 ただ私は本日をもって、そういう民意に参加しないことにした。反日売国の朝日を止めると決心した、記念すべき日である。

 何と云う情けない、苦々しい記念日であることか。

コメント
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