嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

加齢なる遠足(爆) 最後にそれでも草津に表敬訪問しておく

2012-07-03 16:23:59 | 加齢なるボクスター

Dsc06296 川原湯温泉には再訪を誓い、そのまま北軽井沢方面へ、といいたいところですが、途中の分岐を右に折れれば草津、というポイントに差し掛かりましたので、一瞬迷ったのですが、右折。草津まではほんの10分ほどの道程でございます。

さすがに草津はニギヤカ。平日だというのにこのニギワイはなに?となりそうになりますが、ここはどのランキングでもトップ3にはいることが多い天下の名湯でございますよ。そこらじゅうのお風呂に入り倒しているなか、ここらで人気トップランクの草津にあらためてつかるのもよかろう、と考えて、「賽の河原露天風呂」に向かいますた。

河原にわいた露天風呂は広大ですが、肝心の泉質はまあ・・・草津なりの特質は備えているのですが、火山性でゆくと九州のキョーレツなやつに慣れ親しんでおりますわたしといたしましては、どこか物足りない感じ。温泉に優劣などない、というのはもちろんですが、人気投票でトップ3の常連だという草津の人気の理由は単純にいって、ウツワの多様性なのかな、と思われます。

昔ながらの湯治スタイルから巨大温泉旅館、和モダン、フツー(爆)、温泉つきマンションまでどのようなスタイルにも対応可能、というあたりなのかな、と想像する昨今。ランキングなんて結局、投票者の多い首都圏からのアクセスで順位が決まってしまうのでまったくアテになどなりませんが、少なくとも泉質云々ではトップ3どころか10も危ないのでわないでしょうか。

Dsc06290 こんかいもお世話になったボクスター。珍しいアングルですが、この角度からですと、ミッドに搭載されている水冷フラット6と車軸の位置関係がわかって興味深い。だいたい、3リットル近い6祈祷のドライ産婦エンジンの上にたたんだ幌を格納しておいて、この低さ、ってのがコンパクトネスを象徴しているぜ!その上で前後に備わるゴルフクラスの収容能力を有する巨大なトランクスペース、と。

超低重心のフラット6のミッド搭載は登りでも下りでも旋回とトラクション面で有利なのと、コンパクトとは言いかねるボディも実は安定面で絶大にキク。よおく動くアルミ合金のサスペンションに55、50のマイルドなアタリの17インチにロングホイールベース、と枚挙に暇がございませんが(爆)、とりあえずモンクない。

入手初期にはMTモードで高回転を楽しんでおりましたが、日本の路上では意味が薄いことに気がつき(爆)、Dレンジ主体の流しドライビングにシフトしたところ11kmlを軽く超える低燃費車だということが判明。TIPの2速のトロトロ発進にだけはいつまでたっても慣れませんが、まあそれなりの理由があってのことか?

さて、次はどこへ行こうかな、と(もうかい)。


ここへきてまたしても国税ドラマ 「トッカン」放映開始まぢか

2012-07-03 09:20:48 | テレビ番組

H2_1「 マルサの女」はつい先日の税務署お呼び出し編で個人的にもりあがった話題ですが(脱力)、いま見返してもまったく見劣りしない、どころか時代を超えた名画、といってよいデキだったのにはまったく舌を巻きます。

面白さ、という点では日テレの米倉涼子主演「ナサケの女」も脚色が強すぎるか、という懸念はあるものの、まあ楽しめる。と思っておりましたら、なんと今週の水曜日22時から「トッカン(=特別国税徴収官)」が放送開始との情報をキャッチいたしました。

マルサとナサケは査察官、いわば査察によって脱税を暴くのがオシゴトなわけですが、このトッカンはそれら暴かれた脱税分の「徴収」がテーマ・・・

納税者としましてはまことにフクザツ、といいたいところながら、別段やましいところがない場合には(爆)楽しめる仕組みとなっているらしい(爆)。主演は井上真央ちゃん。あんまり期待してもアレですが、背筋を正して(なぜ)拝観するといたしましょう(爆)。


加齢なる遠足(爆) ダムの湖底に沈む運命だという温泉にもつかっておく

2012-07-03 08:57:23 | 加齢なる遠足(爆)

Dsc06289 さて、四万→沢渡、ときてもまだまだ昼過ぎ。草津へ、というのもよいのですが、草津ってのは有名すぎて人混み多数。人気度ではダントツですからして、泉質云々はともかく、避けるのが賢明というものです。せっかくのおいしいワインディングもペースカーの先導で40kmhがせいぜい。条件さえよければその2倍でも(よいこの皆様は真似してはいけません)、という道ですからして、ボクスターで乗り込んだ場合には避けるのが賢明です。

都会のマイナスオーラをしょった観光客にまみれるのは水上温泉だけでたくさん(爆)。というわけで、だあれもいなさそうな「河原湯温泉」に立ち寄ります。町営の「王湯」で受付の女性にいろいろと訊いてみたのですが、いよいよ完成も見えてきたのだそうDsc06292 で、廃業する旅館や取り壊しを行う家屋が多数・・・さよう、ここはあの「八ん場ダム」の湖底に沈む位置にある温泉街。

温泉街から見れば街を迂回するように通っているバイパスがきれいな弧を描いており、ダム湖の輪郭があらわになっております。ダムの水門と思しきタワーもきっちり出来上がっていて、すでにお姿が拝める段階。

かと思えば、湖底に当たる部分には「川原湯温泉駅」があって、JR吾妻線も走っているし、なんだか実感が湧かない。政権交代でイキナリ工事が中断されたのは記憶にあたらしいですが、大Dsc06286 臣の現地視察の末に工事続行の再決定だ、というから住民はたまったもんぢゃない。

王湯の源泉は71,4度。もちろんかけ流しで供給されていますが、それがあと1年ほどで消えてしまうのか、と思うと、もったいないのはもちろん、誠に寂しい限り。ダムなんて本当に必要なのか、という議論もいまだにあるようですが、ここまできたら後戻りできない段階でしょう。

フクザツーな思いを胸に鶏飯の「松(モモとムネの両方が入ったお弁当・・・竹はムネニクだけとなるので、せっかくなので松にしましょう)」をほうばる私ですた(爆)。


加齢なる遠足(爆) 四万温泉

2012-07-03 08:35:21 | 加齢なる遠足(爆)

Dsc06267 さて、水上温泉は完全に大型旅館主体の団体旅行ご用達のバブリー温泉地でして、泉質もごく平凡。いわゆる、単純泉というやつですから、はっきりいってつまらない(きつぱり)。

ここはいっちょでかけてやるか、というわけで、ボクスターで非常にまばらな谷川岳周辺のワインディングをつなげ、四万温泉につかってまいりました。

こじんまりしたお宿が多い四万温泉ですが、温泉街あげてのイヴェントの真最中だったこともあって結構な人出。うへえ、こんなはずぢゃなかったのに~、と後悔しつつも、無料の河原湯につかりますた。肥満気味のおじさんがいたので温泉談義を振ってみますと、どうやらわたし以上のマニヤさまな上に、クルマ好きなご様子。最新型のA4 1.8Tだというので、ああ、Pに停まっていた赤いやつですか?といって盛り上がります。

Kankawara_out_2  四万温泉も泉質は単純泉。硫黄臭が微妙に漂うか、というレベルですが、まだまだ物足りない。件のA4オヤジに相談しましたら、沢渡温泉がイチオシですよ、というわけで、そちらへも出向いてみました。草津に近いぶん、硫黄が強くなった他に、湯の花が満開の多さで、有り難味がさらに増します。ううむ、こりゃあいいわい、となりますた。草津、白根火山帯由来のこのあたりの温泉は軒並み70度前後の源泉を数本持っていて元気がよい。湯上りにはツルツルのお肌となって(爆)、ボクスターに乗り込むわけですが、ここまでまわってもまだまだ帰宅時間には余裕があります。というわけでさらに標高をあげてまいります・・・

画像は群馬名物鶏飯弁当で有名な「登利平(とりへい)」吾妻店ウラにて。雲は多めながら、本当に梅雨か、と疑うばかりの晴天にも恵まれて極上のドライブ日和なのですた。