嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

アルミテープブームがやってくるぞ(爆)!!

2016-09-30 07:16:44 | INITIAL P 五十路のドラテク道(

画像は、トヨタのアレ。クルマ好きの復活はなってるのかも(爆)。購買層はもともと好きだったおじさんしかいないんですから、まさに復活といってよい。

最近、めでたくマイナーチェンジなさったご様子で、ご同慶の至りですが、MAZDAのロードスターの楽しみに比較して、埋もれやすい性格は否めない。

イマドキ、クーぺ、ってんですからそれだけで購買層限定もよいところ!

走りがどうの、といってもクラウンコンフォート以外のFRシャーシだったのがいまどき珍しいだけで、弱いし、ネーミングから連想されるイメージは一切備わっておらず、ただの4座FRクーぺ、という印象なのも弱い。デートカーとしても地味。走りピカイチなのかといえば、それもノー。カッコ良いかといえば、ミニバン由来の

造形がのしていて、まことにビミョ〜。

コミック由来で企画されたのと、当時、グループ加入がなったスバルのノウハウが入っている、というあたりだけが特異で、あとはべつに、という一台ですけれど、それでも発売直後から社会現象と言っても良いキョーレツなムーブメントだけは、想定外ユーザーだったオッサンたちによって作ってこられた、なにかと話題の多いクルマです。売れそうもないクルマをトヨタがノリノリで売っちゃった、というのがじつは一番の話題ではないでしょうか?

だいたい、コミックで語られたハチロクってのは、時代遅れのドン臭いマシーンが、最新のウエポンを相手に地元のコースで勝って勝って、勝ちまくる、とそういうストーリーだったわけですから、そのドンくささがうまく表現されていなければ、

って、確かにドンくせーわ(爆)!

スポーツカーなんて、マイナー中のマイナーあつかいな昨今、こうして各種イヴェントを始め、BSの番組など、カルチャーといってよい話題を振りまき続ける、なんてえのは、スポーツカー好きで、実際に他のモデルを乗り回しているおじさんからしたら、実に羨ましい限りでございます。

ただ、BSの番組なんか眺めてみても、なんにもインスパイヤされませんでしたけどね〜。

そのハチロクに、アルミテープを使った、チューニングが、天下のトヨタ純正で施されている〜!!という好きモノにはたまらない話題が沸騰中だ!

すでに20年以上前に大騒ぎとなった、アーシングを彷彿とさせる話題沸騰ぶりですけれど、じつは他の地味なモデルに搭載しておいて、ある程度の実績を得てから、この86に搭載して、わかりやすい形で騒いでくださるみなさま(完全意味明瞭)に、ご開示申し上げて流れを作ってやるか、というトヨタの狙いがみえます。

トヨタは特許取得済みである、と言って大イバリで、そいつをきいたシロートジャーナリストのみなさまが、理解できないのをおいといて、聞きかじったままを大騒ぎ。

確かにクルマのフィールがちがう、と言って書き立てるさまはまさにアーシングの再来だっ!

願わくば、貼りすぎにご注意、と(爆)。

ボディ全面に張り巡らせた「オフ会スペシャル」もまんざら冗談ではなさそうなイキオイですけれど、うけるわ〜

 

 

 


疲れたときにはコレ!!もはや年中行事?

2016-09-26 09:12:52 | INITIAL P 五十路のドラテク道(

お彼岸すぎた、と思ったら秋雨前線襲来。ここ2週間ほど、日差しを拝んでおりませんが、と思っておりましたら、いきなりの晴れ。ちょうど夕方まで時間がありましたので、例によって(爆)、新潟県境を越えて松之山温泉まで往復してまいりました(よくいくねえ)。

だいたい、この季節の短時間のお出かけ、となった場合にはこのエリアに出向いてしまうのはまったくもっておかしいくらいですが、ニンゲンなんてそうは変われないものでございます。

毎年、季節に応じて、そのときどきに自分が知っているキモチのよい場所へと出かけては、息抜きを行うわけです。アナタもそうでしょう?

気がつけばうちの僕ちゃんを何十日も動かしていなかったわけで、大丈夫なのかな、と不安になりつつではございましたけれど、万事おっけい(爆)。が、そろそろタイアの具合が。

暖気が終わるまでのあいだ、結構なノイズに見舞われるようになってまいりますた。2kmほどで、音振動共になくなって、暖気終了となるのですが、どうだろう、ギリギリのところでしょうか?

来春には交換するのが吉、という印象です。

タイアやダンパーがお亡くなりになった状態でも、もちろんクルマは動きますけれど、その状態が長く続くのはやはりアレ。

ただの移動や、おつかいに使うわけではなくて、キモチよく転がすために所有しているのですから、がんばって早めの交換が吉か、というのがヲトナの判断。

なにに乗るか、よりも、どう乗るか!ここ数ヶ月考え始めていることです。

それにしても、久々の日差しはありがたかった〜。気温はむしろ暑いくらいでしたけれど、ようやく空気も乾いた感じのものに入れ替わったので、約300kmを、入浴時間もふくめて4時間程度でやっつけてしまいますた(爆)。戻ってもまだ夕方ぢゃん。

ううむ、早すぎて、なんか物足りねえ(ばか)。

というわけで、あと半月少々はこのまま突っ走るといたしましょう。

画像は、いつ行っても心洗われるニイガタの風景。植生もずいぶん違うので、なんだか遠くへ来たもんだ、という気持ちになれるのも効くのです!

 


デリーの焼きそばを発見してしまふ

2016-09-23 19:32:12 | カレーアイテム

さて、久々のカレーアイテムねたっ!

デリーのカシミールは、それこそ昭和から続くロングセラー。70年代からの東京名物でもありますから、ご存知の方も多いでしょうけれど、とりあえず「新鮮なスパイス」をお手軽に味わうのにはうってつけの一皿です。辛さでゆくと「極辛」のカテゴリーですが、いい加減な極辛が数多ある昨今、本物をお手軽に、という場合にはこれしかねえ(カレーなだけに熱くなっております)!

というか、お手軽、というのはレトルトのパックが売られているから。ただし、レトルトカレーといっても、1パックに1人前が詰め込まれた、1食パック、という今のイメージではなく、ソースのみが3食分ほど詰め込まれています。

スパイスが新鮮な状態のまま食べてに味わわせるにはどうするか、試行錯誤の末にレトルトにたどり着いたというものです。

70年代にすでにこのコンセプトで作られたパックにたどり着いていたのに驚きます。

基本、パックごと温めるのは推奨されておらず、鍋に移して沸騰させないように熱を加えるのが理想。

温度を上げすぎると、これもスパイスの香りが飛んでしまうので、扱いは結構難しいです。 

私は、冷たいご飯に温めたソースをかけるのが好きですが、この逆もまたあり。ソースの温度でスパイスが目覚めたり眠ったりするのは、結構ベンキョーになるんですよ。

1956年創業ですけれど、創業当初からあったカシミールという極辛の一品が看板で、それ以外のカレーさまたちは、このカシミールの偉大さにやられて、まあフツーに思えちゃう、というのがこの店。

私は、中二の5月に、その頃お世話になっていた方に連れられて、夏の軽井沢(現在はありません)のお店にお邪魔して以来のファンでございます。

というわけで40年も食べ続けていることになるわけですけれど、ボンカレーやら、バーモントカレーが全盛だった、昭和のこの頃にカシミールを食べたことがあるかどうか、というのはまさに試金石!

食べたことがない奴は、それなりの味覚しか備えられなかったし、食べた奴はなんという辛さだ、といって大いに刺激をうけて、その後の味覚に革命をもたらした、とそれくらいのインパクトはありますた!

この辺りは全く個人の印象にすぎませんけれど、スパイスなどほとんど知られていなかった当時としては、まさに画期的な一皿。

40年間、食べ続けても、飽きるどころか、ますます惹きつけられるマジックといってよいのがこのカシミールカレーソースです。

おそらく、使われているスパイスの鮮度がすごくて、そこに惹きつけられるのだと思うのですが、本当にヨイ。

疲れているときなどにも、疲労回復効果を感じることができるのが個人的には一大特徴だと考えているのですが、いかがでしょうか?

とまあ、そんなカシミール風味のカップ焼きそばが、この9月19日にリリースだ、というのは全く存じませんでしたけれど、大手メーカーとのコラボで発売された、というのを偶然寄ったコンビニで知ったのですが、結論だけ申しますとオススメいたしません(苦笑)。

デリーが苦労して市場に提供しているはずのスパイスの鮮度が一切感じられない仕上がりである、と思います(個人の感想です)。

カシミールの名前を冠するからには、それなりの鮮度を、というのがヲタの意見、というものでございます(きつぱり)。

まあね、この焼きそばは200円そこそこで売られているのに、あれこれ言ってもまことにアレですが、デリーさんもカシミールを安売りしてはいけないと思います、本当に。

ちなみに画像左側のカシミールソースは純正カシミール。店で出されているのと寸分違わぬ仕上がりですが、こいつが690円で売られているのですから、この200円は、CP非常に悪し、とご報告しておきましょう。

 

 

 

 


Keyひとつでこうなるかっ! i mac magic keyboardに乗り換え

2016-09-21 19:06:39 | 秋の夜長のすごしかた

購入からはもうすぐ4年。ここまでノントラブルでやってきたうちのi macさまですが、先日の大雨のなか、不意に停電にあったおりに、復旧ののちログインに不具合が発生。

なんだろうと訝って、いろいろやってみるうちにキーボードのゼロに接触不良があり、ログインパスワードがまともに打ちこめなくなっているらしい。

予約を始め、決済業務でも使っている関係で、一瞬でもお亡くなりになるのは、ヒジョーに困る、というわけで、パスワードを変更して対応したのですが、今度はキーチェーンと呼ぶ、IDとPWを一元管理するアプリに不具合発生(汗)。

業務中のパスワード変更はやはりリスキーすぎますた(爆)。

そうか、そういえばキーのテカリを嫌って、クイックブライトで拭いたりしていたこともあったな〜、といって思い出すのですが、すでに手遅れ。

近所のヤマダには、アップルコーナーがあるので、そこでご相談申し上げましたら、最新の充電式キーボードが適合するのでわ、というわけで購入して、ログインはできるようになったのですが、どうやらこの最新型、うちのPCのバージョンよりも先をいっているご様子で、一部のキーが反応いたしません。

ううむ、面倒なことになったわ〜、と思いつつも業務に支障をきたすのはかないません。いったんセロファン剥がしちゃったのはダメだ、というヤマダさんを押し切ってムリやりご返品申し上げ、すでに製造中止。店頭在庫のみ(アップルさん談)という、いまやキチョーな存在となった

、wireless keyboardを買って、業務に使っていたのですが、

今日になって、

タハッ、Mac 新OS、Sierraさまリリース!!

主に、Siriをi Macで使えるようになったのが話題ですけれど、こいつをインストールしたところが、一気にバージョンが上がって、現行、最新の充電式のmagicキーボードが使えるようになってしまったのでした。

思わず、再びwireless keyboard をヤマダさんにご返品申し上げ、最新型に返り咲き。

ううむ、ヤマダさん、申し訳ない。再販不可能のお品を2つも生み出してしまいますた(汗)。

ちなみに、最新のmagic keyboardとSierraの組み合わせでは、予測変換がすごくて、入力がすごくラク。デザイン的には、旧型の方がはるかに上ですけれど、いやあ〜、進化をやめないアップルプロダクツは常に満足度がたけえわ!

 


オサレの秋到来!夏のあいだに仕込んでおいたベルトまわり−2

2016-09-20 18:20:21 | 秋の夜長のすごしかた

気がつけば、秋。お彼岸の連休を過ぎて、当ホテルにもようやく落ち着いた空気が漂うようになってまいりますた。というか、お迎えする側の気分の問題ともいいますけれど、若干の余裕が出てきたか、とそんな感じ。

さて、ベルトってのは紳士物の服飾では、おざなりになりがちです。いうまでもなく、上着に隠れて目に付きにくいから。

80年代の服飾読本では、ベルトは他人の目に触れるものではない、と明言されていたはず。

ですけれど、昨今、いきなり主流になってしまった着丈の短いジャケットにウエストライン低めのパンツの組み合わせでは、もろに目立つ存在になっております。

たとえ、おざなりでも別に文句言われたりしませんけれど、少なくとも目に付きやすいところにあるものには、手を抜いてはなりません。いわば、格上げっすね。

画像のRLのEngine Turned Buckle は、どこかクラシックな意匠が特長です。1インチという細めのベルト、というあたりも効いていますが、身体の中心に近い位置にある金属アクセ、というのは扱いに要注意。

最新型では、レリーフ調というのか、造形がかなり変わって、デコボコしたものになってしまいましたけれど、先代の細めのストライプを生かした上品なクラシック調がやはりキブンか。

よくあるブランドベルトにありがちなゲヒンさ(80年代に流行ったLVやセリーヌはたまた、H印のハズカシーバックルさまたち、どこいっちゃったんでしょうねえ〜)が皆無で、バックルのみで完結するのではなく、ベルト自体の上質さを前面に押し出しておいて、スターリングシルバーのこの印象的なバックルを組み合わせてヒンを保っているのが、このRLモデルですが、じつにebay あたりでは、それこそ無数にアンティークものが、同じコンセプトで居並んでおられます。いわばアメリカンクラシックです。

925シルバーのバックルは、その柔らかさから、精妙な表面加工が可能で、非常に上品な仕上げができるのがウリ。銀の場合にはステンレスやゴールドとも一味違う、どこか柔らかくて品の良さが漂うのが特徴だとおもいます。グレートギャツビーで洗礼された私にとりましては、クラシックなニホヒもしてまいります。

どんなベルトを組み合わせるのか、でホテルやレストランでの扱いが決まる(かもしれませんよ)。

というわけで

ドカーン!!トカゲとワニ(完全意味明瞭)。TRAFALGARさまとオレゴンの転送屋にご厄介になり、無事に入手でき、画像のように装着いたしました。

硬めのスナップボタンでもって留めるタイプのものですが、アメリカンブランド同士ではモンダイがないみたい。

申すまでもなく、RLの$1750のアレを標榜した結果ですが、グランドトータルはその5分の1に収まってしまったのですから、結果の勝利。

ちなみにTRAFALGARでは、幅広めのベルトのラインナップもありますけれど、キホン、大柄なアメリカ人向け。1inの、上品なバックルに組み合わせてこその、このゲヒンでハデな素材なのですから、そのあたりのバランス感覚は大切っす(おまえがいうか)。

ところで、転送屋、ってのはあくまでも代行業ですから、オリジナルのinvoiceなどは破棄していただき、「自分なりの」invoiceでもって、送っていただく、というのは節税のキモ。

今回のようなワシントン条約その他に思い切りひっかかりそうなブツの輸入では、そのあたりに配慮して、「控えめな」invoiceを作成しなければなりません(笑)。

このあたりはゼーカンもお忙しいわけですから、お手を煩わせてはなりませんて。

というわけで、早速使い始めて、はやひと月。

ジーンズなどに巻いてもよいし、ユニクロのチノパンにもバッチリ。不思議と、服装が格上げされる実感があって(個人の感想に過ぎません)CP高し。

 


オサレの秋到来!夏のあいだに仕込んでおいたベルトまわり

2016-09-20 09:37:03 | 秋の夜長のすごしかた

画像は、ご存知Ralph Lauren謹製のengine turned buckle。新品だととんでもないお値段がしちゃう代物です。純銀製。

が、その新品が8月のお盆すぎに某欧米系オークションサイトでタイムセールにかかっているのを偶然、発見(いつものパターンっす)。タバになって、投げ売り状態。

こちらも先日のCooper Bag 同様、長年探し続けていたブツでございますからして、出品されていたものをすべてオトナ買いしてやろう、と画策(あほかいな)。

とはいっても、アメリカ国内にしか売らないし、発送しない、と言い張る出品者様だった関係で、週末をはさんで、転送業者に連絡を取っているあいだに全世界のライバルのみなさまが買いにこられて、結局2個しか買えなかったのですが、それでも上出来というものです。

RLのこれは、TIFFANYのやつと並んで、上品なので狙っていたのですが、みなさんちゃんとチェックしてるんですねえ〜。

アメリカ国内でのお買い物にはトーゼン物品税が課されるのですが、州によっては無税としているエリアもあるので、転送業者もその辺りから選出させていただきます。

出品がNYで、転送業者もNY だったのでは、もろに物品税+州税+品目により関税+日本国内消費税+送料+代行料+手数料と山のようにコストがかかって、うまみが消え失せてしまいますから、無税の州にある転送業者を調べ上げて、お願いいたします。

また、今回はbuckleのみの買いもののつもりでしたが、このままでは使えません。

ついでに、というわけでベルト本体も、予てから目をつけていたTRAFALGAR(懐)のベルトを転送していただくことにいたしますた。

このbuckleのみ単体で入手して、お好みのベルトを組み合わせる、というのはなぜかアメリカ国内でのみ盛んで、ニッポンやヨーロッパではあまり見かけません。

 

TRAFALGAR は、LAに本拠を置く、アクセサリーメーカーですけれど、80年代のブリトラブームの折にサスペンダーをしこたま買って以来、ひさびさにお世話になりますた。

このところのスリム系ボトムズでは、サスペンダーどころではありませんが(爆)、せっかく上品なbuckleが手に入ったので、ベルトも奢ります。

が、まっとうに

こんなの

にいってしまいますと、お会計=$1750(!)という始末となって、終了(爆)となりますから、ご注意。

ちなみに、同じサイトでは、今回入手のbuckleがUS$495 で売られてるんですから、たまらない。

画像は、あまりのお値段に「そんなにしますのん?」といって、驚くももちゃん!

TRAFALGAR では、「純正」アリゲーターでも300そこそこで入手可能ですから、そのリーズナブルさがおわかりでしょう。RLだって、案外このあたりから調達してるんだと思うんですがねえ〜。

ただし、このTRAFALGARも販売ならびに発送は、米国内向けのみ。

日本からの買い物では、転送屋にお願いするしかございません。

というわけで、詳細次号。

 


Kindle Unlimitedに手を出してみる

2016-09-15 18:44:14 | 秋の夜長のすごしかた

タハっ、気がつけば、今日は中秋の名月。旧暦の8月15日でございます。だいぶ過ごしやすくなって、毎日炭火に向かってはステーキを焼き続ける私にとりましては、ありがたい限りではございますが、そろそろ限界。なんとかお休みをいただけないか、とあがいてみるのですが、お客様が許してくださいません(うれしい悲鳴があがる)

そんななか、読書の秋到来(w

今月から始まっている、世界的に話題のkindle unlimited=読み放題サーヴィスに手を出してしまいますた。

こんなものに手を出したんではハマるだろうなあ、と予測だけはしていたのですが、ミゴトに大ハマり(爆)。もはや廃人か、と。

月一で出かけておりました、立ち読みツアーの代わりといってはアレですけれど、今まで手に取ることがなかった本や雑誌まで眺めるようになったのが大きいです。どんなに読んでもゴミでないし。

文字だけの小説や、エッセイなどもまあ良いのですが、こういうのは図書館から借り出して、カミをめくりながら、というのが「お作法」というものです(きつぱり)。薄っぺらいi padなどで読んではなりません。たちどころに内容忘れるからね(爆)。

それよりも、いままで読み逃していた、一連の月刊誌を漁るのがここ数十日の楽しみでございます。

高くて買えなかった料理本もチラホラ並んできているし、どうやら主要月刊誌も、サンプル的に最新号のみ閲覧可能にして様子を探っているみたい。

タダで読んでいるくせに、まことに申し訳ないのですが、雑誌も、カミでしか読めない時代には暗記するまでなんども同じ記事を、ありがた〜く拝読したところが、ネットにあふれるブログの記事の方がよほど身近で内容が濃いときているので、ザッシの記事なんてカタログ的に目で追う、くらいの扱いになってしまっているのに気がついてガクゼンとなります。

kindle unlimitedは、いまがまさに旬で、今後はAmazonサイドもご商売ですから、パタっとやめてしまうかもしれないわけで、あるうちにいっておけ、というわけです。一部報道では、ベストセラーにランクされたものは、こっそり引っ込めているご様子。あるうちに、ですぜ(爆)。

ちなみに私の場合ですとそれこそ、業務の合間に早朝から深夜まで入り浸っている関係で、毎日30冊ペースですが、なにか(基地外)。

 


鹿山まで

2016-09-07 07:07:53 | INITIAL P 五十路のドラテク道(

クルマギョーカイで活躍中の30年来の友人が、ひさびさに訪ねてくれたのですが、台風が連れてきちゃった、湿気たっぷりの不快な空気に支配されてしまって、午前中からなにかがおかしい。ナガノなのに、沖縄にいるみたい。厨房にいても疲れまくるので、今日はやーめた(いいのかよ)と。

標高700mで、これはないだろう、というわけで辛抱たまらずB子さんを駆り出して、八ヶ岳、蓼科界隈を巡ってまいりました。

せっかくなので、冷たい空気を吸って満足して帰っていただこう、というわけですよ。

予想通り、下界32度に対して、画像の地点では15度。

文字通りの雲上ドライブでしたけれど、平日のこのエリアでは、時間帯にもよるのですが、通行量はほぼなく、完全貸し切りにちかい。

勝手知ったるワインディング、のつもりでぶっ飛ばしておりましたら、コーナーごとに鹿が出没して、あわや衝突、大破、というシーンに何度となく遭遇いたします。というよりも私たちがジャマしに行ってるだけですけどね〜。アンタたち、平日の夕方からなにやってんだい、との鹿のみなさまからの冷たい視線を浴びつつ、現場を後にしたのでした。

登りはまだ良いのですが、下りでこれ、ってのはほんとうに心臓に良くない。もちろん、想定だけはしておりますが、全長40km以上、標高差1200mを超える日本有数のワインディングですからして、集中力が維持できません。

ペースも自然に落ちてしまうのですが、完全に暗くなってしまいますと、それこそ徐行を余儀なくされてしまうくらいに、鹿の天下(完全意味明瞭)となってしまいますから、ある程度急がなければなりません。

住所を見れば、茅野市鹿山(のけぞる)!

その後も100kmh→0kmhのフルブレーキングを余儀なくされつつも、なんとか無事に温泉にたどり着きますた。

小斎の湯でございます。

その筋には有名な温泉施設だったようですが去年発見。蓼科の有名な温泉宿が集まる一角にあるのですが、そもそもがお宿だった建物と敷地をリストラののち、日帰り施設として営業、ということはキャパが有り余っており、ゆったりと過ごすことができます。

平日の夕方ですから、全浴室完全貸し切り(いいんかい)。ここは山ひとつがすべて温泉。斜面をうまく利用して、眺望を確保しつつ、男女別にいくつもの露天風呂をレイアウトして、蓼科の名泉をドバドバ注ぎ込んで客を楽しませる、というなんともたまらない施設です。

が、戻りの「鹿山」での路面のことを考えますと、長湯などしてはいられません。おまけに晩のお仕事もしっかりあります(涙)。

というわけで、再訪を誓いつつ、ふたたび日本有数のワインディングに挑むのですが、B子さんの調子が良いなんてもんぢゃない。

タイアを鳴かさないまま、どえらい勢いでブレーキング→旋回→加速、を繰り返すのですが、なんともキモチがよい。

sモードの2、3、4速を使って、標高1200mから2100m付近まで一気に登りつめてしまいます。

路面は冬季通行止になる、ということもあって非常に荒れているのですが、B子さんのいなしは只者ではありません。マイルドなトントン、という軽い振動を味わいつつ、ほどよいトルクで標高を稼ぐさまは美しいのひとこと。

まったくよい回春剤ですが、やはり、鹿さまの群れがうようよいて、後半は気を抜けない山下りとなったのでした。それにしてもトクイチのブレーキはすごい!!とくに安定感ですね。

 

 

 

 


履き道楽2016 シンガポールのホワイトナイト!

2016-09-04 10:04:36 | 履き道楽

画像は、シンガポールの夜景。訪れたことのないアジアの都会ですが、ここには私にとってのwhite knightがお住まいになっておられます。

支払い方法の変更から、ロンドンではつい昨日、終了したバイリクエスト祭りの期限切れギリギリか、といって、ブログに書いたところへ、このブログの読者だとおっしゃるシンガポール在住のさる紳士から、一通のメールがきて、一緒に注文しておいてあげるから、立て替えておきますよ。という願ってもないお申し出を頂戴いたしま

した。

私も、これまでにいろいろと無理をいっては、他人を困らせてばかりきましたけれど、そのぶん、他人にも親切に、出来るかぎりのことはして差し上げる、というのは怠らなかったつもり。サーヴィス業ですしね(爆)。

が、今回のこれは、そんな私でもスケール違うわ、と思わせてくださる、まさに降ってわいた僥倖でございます。

いくら同好の士、とはいえ、並大抵では、こうはゆきませんて。

一瞬の躊躇も、そりゃあございましたけれど、一連の取引にはウタガイを挟む余地などございません!

なにせ、ロンドンから注文ならびに支払いの確認を受けてから、立て替え分を日本の口座に支払ってもらえればよい、というのですから、溺れる者はなんとやら、で5分ほど考えた(即断)のちに、おすがりすることになりました。

YMGさま、本当にありがとうございます。

結果、注文も無事に通り、おかげさまでNorthamptonに発注された由。

いやあ、世の中捨てたもんぢゃないです。

このうえは、シンガポールまで出向いて、お礼を申し上げるべきところではございますが、それもごメーワクでしょうから、この場を借りて厚く御礼申し上げます。

日本にいらした折には、私の感謝の厚みと同等の厚みのステーキを焼いて差し上げます(きつぱり)!

画像は、今回のバイリクエスト注文。

クラシックラインのchigwellから、急転直下!なんとジョンロブ歴30年にして、念願が叶い、初のプレステージの最高峰=PHILLIP2閣下ぁ〜(ここエコー)でございます。

しかも、アソビ臭プンプンのParisian Brown Suedeと参りましょう。普通やりません、というか、できませんよね、Phillipにスエードだなんて。

が、今回の買い物は、上記のようなプロセスを経た、想い出に残るものでしたから、テンションマックスなわけですよ。まことに厄介なテンションですけどね〜(爆)。

これを履いて、シンガポールを訪問する夢など見ながら、出来上がりを待ちたいと思います。

YMGさま、重ねて、本当にありがとうございました!今後ともよろしくお願いいたします。


ドライビングは修行の連続だった(爆)

2016-09-01 18:44:09 | INITIAL P 五十路のドラテク道(

画像は、いつまでたっても買えない997カレラS(爆)。

そんなに欲しけりゃ、うじうじいってないで、買えばいいのに、とお考えになるでしょうが、911はじつにセレブの持ち物(そりゃそうだ)。それでもここへきて、あれやこれやとモンダイがあってキケンだといわれる前期型だと500強。安全な完成形であるといわれる後期型でも600程度から狙えるようにはなりました。

昨今では、フツーのクルマ好きが簡単に手を出したりしていますけれど、買ったはいいが、どう乗られているのかは未知数です。

カネの問題もそうなのですが、僕が躊躇してしまうのは、ニッポンのこの路上環境っす。

重い車重と、燃費データにしかプライオリティのないエコカーに、徐行K虎。お菓子の空き缶みたいな車間詰めヤンママKワゴン。

さらにわ、せんべいの空き缶(見なくなりましたね)みたいなペコペコの箱にオプションでつけた茶の間装備(一部意味不明)、「あたたかい」東南アジア製超ロープロファイルタイアに大径社外アルミで武装した(w 追い越し車線占有「マイルドヤンキー」ミニバンがあふれるこの路上。

そういうところへ、趣味のクルマと自分のドライビングスタイルなどを大イバリで持ち込んでみたところで、じつは傍目にイタイだけです。

それぞれが勝手に振舞いたいのをガマンしつつ、マナーを守って流さなければならないのが路上、という「社会」なのです(今日はいったいどうしちゃったの)。

現実には、それぞれことなった思惑をいだいておられるみなさまにまじって低速走行を余儀なくされるだけで、アクセルも開けられずに流すしかない。ボクスターだってパフォーマンスの5分の1も使えてないのではないでしょうか?

そりゃあ、時間帯とルートを工夫すれば、それなりのペースを作ることはできるでしょうけれど、やはり限られる。ほとんど瞬間芸でしかない。

パフォーマンスの解放=ドライビングプレヂャーなのだ、というふうに考えていたのでは、到底、成り立ちやしません。

トクイチオートの整備、というのは実にこのあたりにスポットが当てられており、速度に関係なくプレジャーを提供してくるのがミソ。

こういった不満も、じつは路上のクルマはすべて、一緒なのだ。エンジンにタイアが4つ。そこへボディがかぶさって、というイメージでとらえることさえできれば、パフォーマンスの違いこそあれ、違う地平が見えて参ります。

良し悪しではなく、これは事実なので、路上のこんなことを不満タラタラで、言ってみてもアレなのですが、現実には「なにに乗るか」というのも当然大事なのですが、「どう乗るか」のほうが大きい。

このあたりは、何台と乗り換える中で、トクイチオートの整備を施していただくうちに気がついたことです。

毎回意識はするんだけど、整理するのに時間がかかってる、というね。ようはアタマ悪いんす(汗)>自分。

低速に対応しうる、というか低速で流しても楽しめるクルマ、と、そういうのを選ぶべきである、というのがここ数年、ボクスターやポロ、B子さんなどを所有していて、徐々に気がついたことです。

同じ加速を得るのに、「アクセルがより開いていると楽しい」、というのはおそらく本当。その度合いというか、バランスがボクスターやB子さんではたまたま「いい具合に」で備わっていたわけ。

傑作と言われるのには、こういう理由があったわけで、このあたりクルマのコンセプトに大きく作用してくる要素だ、と見た。

路上の速度は、じつは一様で、ボクスターでも911でもまったく変わらない。おまけに、シートから見えるフェンダーの眺めも一緒(!)、ときているので僕としてはつねに997を意識するのですが、997では、エンジンが3.6リットルより、ですから自ずとアクセルに対する姿勢が変わる。

ボクスターでは、つねに「開ける」方向なのに対して、997では「ガマンする」方向なのです。ここが肝。

B子さんだと、アクセルオンでも、ゴルフGTIだと半分も踏めない、というのが現実なわけ。

フツーですとボクスター→911という階段を上がる、というのが世間一般の「道」ということになっておりますから、アクセル開度とドライビングプレジャーの関係には気がつきにくいわけです。階段登るとわかりづらくて、降りると理解できる。

911に乗り換えた時点で、、こりゃはやいわ!、すごいわ、さすが高いだけあるわ、となるのはドライバーの常。

ところが果たしてそいつが楽しいドライビングなのか、というあたりが気がつきにくい要素なわけ。かならずしもパワー=プレジャーではない、というあたりが深い。

楽しいクルマってなに?とぼんやり考えるのですが、現実に走らせて楽しめる、ということを考えると、「ある」落としどころがみえてくるような、こないような、まことに難しくも楽しいテーマですけれど、アクセル開度と気持ちよさの観点からはとりあえずボクスターってものすごいバリューなのでわないか。とそんなお話。

屋根あき、というのもものすごく効いているはずなのですが、このあたりはまた後日。

 

 

 

 

 


履き道楽2016 期限切れ間近! By Request at Jermyn Street

2016-09-01 09:09:51 | 履き道楽

画像は、新潟県六日町界隈の、クヌギ林。美人林と呼ばれるほどに、佇まいの美しい林。まったく心洗われる色合いと風情ですが、こんなのを眺めに2週間ほどお休みを頂戴したい昨今。

がそうもいっていられず(ためいき)。

先日来、個人的に盛り上がっておりました、ジョンロブロンドンのバイリクエストですよっ!

本命あつかいで狙いを定めていたCHIGWELLというクラシックラインが、いざ注文を出してから廃盤になってしまったのを知らされて大慌て。ショックを受けておりましたが、バイリクエスト祭りの期間はほんの数日です。

落ち込んでいるヒマなどございません。

あらたなるモデル選定にはしる、というわけで楽しいひとときなんですが、ムリして買う必要もないか、とささやく「賢者」もでてきて(爆)、イキオイのようなものが失せてしまいます。

このような嗜好品の買いものでは、じつにこのあたりがコアなところですから、こういうちょっとした行き違いが侮れないものです。

さらに問題が一つ。

今回から必須になった支払い方法でひっかかりますた。

つい4月まではクレジットカード決済が可能で、それもメールを介したセキュリティに乏しいものだったのはさすがにマズイというわけなのか、昔懐かしい銀行送金の必要が出てまいりました。

そもそもが、店頭で、相談の上作り上げてゆくプロダクツ、というのがキホン。ましてやクツ一足にしては高額ですから、通販には積極的でないブランドカラーである、ということもあり、fintec方面のモダナイズはゼロ(爆)。

PayPalくらいは備えて欲しいところなんですけどね〜。

あわてて送金会社の候補を調べ上げてみたのですが、どうやら審査と認証にそれなりの時間がかかるらしい(3〜5営業日)。

ジョンロブの店自体は日曜休ですし、担当者もヒジョーに優雅な勤務体制のようで(爆)、2日に1度程度しか店に出ていない模様。時差だってあるし、店はそもそも午後6時にはしまっちゃう(優雅〜)。

まじに時間切れの可能性が出てまいりました。

と、前記事でこのブログに書きましたところが、シンガポール在住のジョンロブロンドンの顧客さまがその記事を読んで(なんと!)、自分もこれから注文を入れるところだが、よければ一緒に支払っておきましょうか、というありがたすぎるお申し出を頂戴したのでした!

ううむ、これってWHITE KNIGHTの出現(狂喜しつつ以下次号)?