嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

話題の心斎橋リフォームにご厄介になる

2024-02-03 11:01:13 | 今日の逸品

季節ごとのお洋服の手入れはライフワークとして(爆)続けていることの一つですから、長年仕舞い込んだまま、というのは僕の場合は少なく、たとえ着なくても引っ張り出してご機嫌伺いをするw、くらいのことは行なっております。好きねえ〜(爆)

80年代中盤から90年代にかけてのものが多いのですが、コンサバなスーツばかりなのでそこまで可笑しくはないかw。とはいえ、このままでは珍妙です。イマドキのタイトフィットに慣らされちゃったせいか、袖を通すとものすごい違和感w。

袖ぐりというのでしょうか?アームホールというのでしょうか、太いのと着丈、パンツのシルエット、丈などなど、ゼーンブおかしいw。いちいち直してるとほんとに新品が買えちゃいます。

実に、この違和感こそがトレンドにやられている証。別に悪いことではありませんけど、クラシックという名のおぼろげなスタイルも時代とともにビミョーに変化している、ということらしいです。売ってるみなさんもメディアで煽るみなさんもショーバイなわけです。

ヤフオク前夜の、中古衣料が今ほど流通しなかった時代には、それこそ捨てるしかなかった衣料ですし、そもそもが代々着られるほどの高級品でもなく、ただの吊るしなんですが、私は思い入れたっぷりのかつての相棒を現役復帰させてやることにいたしました。

スーツ着る機会もほぼなくなってきたし、んな必要があるのかという議論はございますが、今更、新品への買い替え、というのもないわけでw。

この頃の衣料品は天然素材100%が主流で、縫製も国内がメイン。スタイルもトラッドなものしか手を出しておりませんから、細部のディテールの調整のみでいけちゃうのが多数手元に残っております。

まずはパンツ類。ウエストサイズでゆくと、ここ40年で3cmくらいは肥大しておりましたので(汗)、まずはここよというわけで2週間ほど食べ物と運動量を意識していましたらあっけなく復旧しましたw。

イタリヤンサイズで46→44へのサイズダウンに成功。これで、埋もれていた200万円分くらいのw衣類が着られるようになったと考えるとデカい。ウエストさえ決まってれば、あとはシルエットをいぢるだけで済むのでお値打ちかw。近年のパンツのシルエットのワイド化もプラスに作用しております。

40年前のチノパンツでも、現行のユニクロのワイドパンツとシルエットが同一なのがあって、トレンドは繰り返すものだ、というのがわかります。

現行007wではこんなにタイトですぜw。裾幅17cmくらい?トムフォード製のスーツというのもありますけど、殴り合いのケンカには(爆)不向きかw。

これ、乱闘シーンでは余裕を持たせた別の一着に着替えていたらしいですね。同一スーツが40着程度あった、という逸話が残っています。あっぱれトムフォードw。

シルエットについては、基本テーパードで裾幅のみを押えておけばマチガイの少ないところですが、わたり幅など全体のシルエットはプロと相談しなければなりません。

セレクトショップ系のディレクターみたいなサラリーマン方々が服飾祭りに呼ばれた先でワイン飲みながらイタリヤ人に言われて、毎年の如くシルエットをビミョーに変えたものを見せられた挙句、今年はこれしかねえぞとばかりメディアを使ってリリースしてくるおかげでシロートは混乱しそうになりますが、ビジ

ネス上の都合にすぎません。旧シルエットを陳腐化させて販促に結びつけるやり方。クルマのモデルチェンジを思い出すと理解しやすいかw。

ここわ、軸足を英国に置いて服と靴とのバランスを見ながらテキトーに調整して行くと着地点が見えるはず。パンツのシルエットはそれぞれに違うし、コンセプトもバラバラ。まことに厄介なビッグプロジェクトですが、服好きとしてはヒジョーに楽しみです。

私のパンツ類はサスペンダー仕様が多く、土管のようにテーパーなしでストレートに靴まで落ちてくるサーティーズスタイルのものも数多く残っていて我ながらびっくりですw。こういうのはミュージアム級として保管したいですが、服は着てなんぼ。あれこれ迷わずリフォーム決定っすねw。

イタリヤやフランス、イギリスの凝った造りのパンツ専業メーカーのものも多数ありますが、履き心地やシルエットはそれぞれに違っていて興味深いです。細部の構成パーツの多さは圧巻。

プリーツの数や向きによっても雰囲気、履き心地に大きな影響が出るのに改めて気がついたりして新鮮です。

銀座に旗艦店を移転させた「心斎橋リフォーム」は、業界人が通う有名店ですが、ダウンやニットまでいじれるという実力派です。ゴージの位置や角度も変えられるらしい。そちらが2月10日まで全リフォーム20%オフのセール中だというでわありませんかw。

週明けの空いたタイミングを狙ってお店に行こうかと画策中ですが、予算次第ですねえw。でも、40年まえのブリトラスーツがトムフォード調に仕立て直しされて戻ってくるとしたら、なんかワクワクしませんかw?

 


ボクスターあるあるの不具合を治しておく

2024-02-03 09:26:43 | 加齢なる遠足(爆)

いよいよ節分。季節が変わる節目という意味だそうです。のり巻きくわえてこの寒さを乗り切りましょう。

ボクスターのその後は極めて順調です。距離6万キロ弱ですが、前回の整備時に大掛かりな手入れを済ませてある関係で、これといった問題もなく推移しております。

暖冬なこともあり、週に100km程度のドライブをこなしながら春を待っているところですw。春がやってくると乗る時間も無くなるんすけどね〜w。

さて、ボクスターにはあるあると言われるユーメイなトラブルが一つあります。ホロの内側に仕込まれたゴムパーツの劣化。窓枠とホロの結合部分に樹脂のカバーがあるのですが、このカバー部分にホロを綺麗に収納するためのワイヤーがあって、そいつにテンションをかけておくのにゴムパーツが使われています。

フツーのゴムヒモなのでw経年劣化で伸びて、ワイヤーがはみ出ちゃう、というやつ。どうやらかなりな数に登るようで、ディーラーではワイヤーごとの交換となって、片側6万円なのだそうなw。

調べますと、DIYでバラしてゴムの交換を行えば300円程度でできちゃうみたいなのですが、トクイチオートにお願いしてやっていただいたところ、テンションがもうひとつ足りずに100%直ってない状況です。うまく収まったり、ダメだったりw。いちばんイヤなパターンですねw。

これ、テンションをかけすぎると、ゴムが繋がっている布パーツごとちぎれて、さらに悪化するのも困りものです。

気にせず、開閉時に一旦ホロを止めて手動で格納すれば良いことなのですが、987ボクスターからは50kmh未満時の走行中にも開閉可能な制御がありまして、そいつの意味がなくなってしまいます。

また、こんな調子ですと、だんだん屋根を開けなくなってしまって、それこそロードスターに乗ってる意味がないわけw。

気にしないで放置しちゃうと、ワイヤーそのものが変形して要交換となり12万円の請求がきますw。それでも放置すれば雨漏りにつながる厄介なやつです。

こういうのは早いうちに手を打っておくに限る、というわけで千葉県のショップさんに依頼して直していただきました。片道3時間の距離ですが、気分転換にはうってつけw。

こうしてプロに投げておけば、今後の調整も可能になりますw。幌の裏側なんて、そもそも灼熱にあぶられる部分ですし、屋根を開けたら開けたでエンジンの直上になっちゃうわけで、ゴムがまあ短寿命なのは考えなくてもわかるw。

以前はこういう日帰りのちょっとした用事を済ませることができなかったのですが、今は可能な空気。この調子で距離を稼ぐといたしましょう。