嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

冬は鍋! 今年のお鍋はこれでいかがでしょうか?

2013-11-28 15:37:18 | 食・レシピ
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冬の食卓に欠かせないのがゆず。ほんのりと香るあの独特の風味は、つよい「和」テイストを感じさせてくれますね。

毎年、この季節ともなりますとやはり鍋か、ということになり、ディナーのメインを飾る場面の多い鍋ですが、おいまつえんの今年のスタイルは柚子を昆布だしに直接浮かべる形式。
薬味としてのあつかいではなく、もろに主役級にまで引き上げた、といえるあつかいですが、素晴らしい。

上品な香りが立ち上って、食欲をいやが上にももり立ててくれます。鍋の味付けには、山形県酒田の沖合、40kmのところに浮かぶ飛島から取り寄せたいかの塩辛からとった魚醤をつかって、さらに上品な味に仕立てております。

海と山の出会い、お試しくださいませ。ご予約は

0267-62-0251

おいまつえん

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クルマの機種変更に備えておく-8 整備現場のご意見もうかがっておく(爆)

2013-11-28 13:34:08 | 
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さて、ポロ彦さまには新オイル充填。エアソリューションも、4輪同時に注入する最新のものをおごって、一冬どころか、おそらく来年の秋頃までは普通以上のパフォーマンスを維持できるように調整していただきました。
え?なにそんなのムダだろう、って?ごもっとも。

ですが、これが私のやり方。最後までとこっとん可愛がる(しゃぶり尽くすともいいますがね)。これですと、例えば、冬期に次のクルマが決まっても、タイアの心配がいらない関係で予算ギリギリまでゆける(爆)。

というわけで、現場からみた116、というのをトクイチオートで取材してみますたが、これがどうも予測とだいぶ違うみたい。

まずは116の後期型、とされる2010以降の直噴エンジン搭載モデルは、私の使い方には合わないことが判明。
使用環境、というか条件が整えば、素晴らしいフィールと抜群の燃費を叩き出せるでしょうが、近所までのちょい乗りや、低速走行の繰り返しなどではむしろ2009までの前期型に軍配が上がるでしょう、とのこと。
ここが判明しただけでも、大収穫でございます。

また、リセットするとしても、新車からだいたい5年以内が望ましいのでは、というご意見も頂戴いたしました。ゴムパーツの寿命の関係からですが、そうなるともろに前期型の最終=2009モデルが狙い目、ということになります!

来年が2014年で、2度目の車検を機にこの2009年モデルが市場に流出してくるのが予測されますから、やはりポロにはまだまだがんばっていただきませんと(爆)。
4月からの消費増税に惑わされるのか、はたまたそれを乗り越えて9月の車検満了までずれ込むのか、なかなかスリルに満ちた展開が予測されますが、まったく楽しいったらないっす(爆)。

現時点でも08のシルバー、走行8000kmだなんてえのがあるし、そんなのがほぼ毎日、市場に出てきている。この116って、かじり方によっては、ほんとにオイシイのかも(そうみえるだけでしょうけどね)?












クルマの機種変更に備える といいつつオイル交換に走る(爆)

2013-11-28 09:44:52 | 
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さあて、スペイン人画伯ご一行さまも無事にチェックアウト!
みなさまに感謝され、ええっ、こんなに安いの(汗)?と驚かれながら、内心しまった、もっと計上しておけばよかった(うそ)と一瞬後悔いたしましたが、まあこんなものです。利益が目的なのではなく、喜んでいただくのが目的です。「お も て な し (クリステル調)」と(流行語大賞まちがいなし)。

で、気がつけば11月も最終週。師走に入る前になんとか、ということでポロ彦さまをスタッドレスタイアに自分で換装ののち、トクイチオートへとオイル交換に出向いて参りますた。
時間的にあまり余裕はなかったのですが、かといって、拘束道路を往復するだけではつまらない、というわけでまたしても木曽路ルートを選択。こういう忙中閑あり、というのが毎日の生活にはなかなか大切だわい、と気がつく昨今。

平日のR19はそれこそ通称「木曽高速」と呼ばれるだけあって、瞬間的には大台に乗ってしまうくらいな流れ。
高速道路でトラックに拘束されたままイライラするのよりもよほど楽しいし、景色や路上の流れも変化に富んでおります。物流トラックとの間合いを取りながら、赤信号をいかにノンストップでクリアするか、ワザの見せ所、というものです。工夫すると歴代最高燃費レベルが叩き出せます。
塩尻から中津川まで、それこそ通い慣れた道ですが、どっこいそれなりにあらたな発見も毎回あって、楽しいドライブです。

ポロ彦さまも、全体に暖気が済むと落ち着き払って、非常に快調。普段はちょい乗りしかしていないせいで、粗ばかりがめだつのですが、まだまだのれるぢゃん、と。
おそらく最後のオイル交換となることでしょうが、リフトアップの後下部を目視で見て回りますが、別段異常なし。

さすがにアーム類に仕込まれたゴムブッシュなどには疲れが見えるのですが、よくもっている。マフラーもどうってことないし、やはり新車整備の効果は凄まじいです。

工場には最新のGTーRや

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どこかでみた、どころぢゃない、乗ったことがたしかある(爆)、こんなクルマも入庫中。いよいよタイア交換なのだそうですが、ブレーキとオイルにもさらに手が入って、より転がるようにしつけられている最中でした。



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見たこともないタイアサイズに腰を抜かしていたのですが、さらに腰を抜かすべきはタイアに刻印されている
TREAD WEAR 80 の刻印。
これ、いままで存じなかったのですが、タイアの耐摩耗を示す数字なのだそうです。小さければ小さいほど減り易い、というね。たとえば、コンチネンタルエココンタクトの最新型で通常300弱程度はある。
うちのボクスターがはいているミシュランパイロットスポーツ2でも220なのですが、こいつはなんと80(驚愕)。減ってナンボのタイア、というわけです。ううむ、絶句。
どうです、ほぼ1万キロに一度のタイア交換、ざっと70万円(滝汗)。2600万円の911の最重要パーツなんだから当然の対価である、と言ってみたいものですのう(とほひめ)。



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勤労感謝の日は働くものだ(爆)!

2013-11-23 19:39:28 | 今日の逸品
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さて、みなさま11月もすでに終盤。今日は毎年巡ってくる、勤労感謝の日。
連休が土日にかかって、いつも通りの2日しかお休みがないぜ、とホザいておられるそこのあなた。勝ち組です(爆)。
だいたい毎週末にお休みがある、ってこと自体がすごい!有給休暇にボーナスまでもらう、うえに福利厚生これでもか。やはり勝ち組です(爆)。

さて、そんなコヨミどおりに毎月待ち構えている連休などとは金輪際無縁な私でございますが、やはり今年の勤労感謝の日も激務!に明け暮れております。毎年だいたいこの頃がピークで、ああ~、忙しい!もうダメだ!とかいいながら、なんだこの忙しさは、と気がつけば勤労感謝の日、だった、と(爆)。どうです、身にしみて感謝しているでしょう(爆)。

まったくありがたいことでございます。今年はまたしてもスペイン人の、こんどは画伯を中心に、絵画の展覧会のスタッフご一行さまにしごかれております。5泊6日のご滞在ですが、まあ~ハード。頑張りましょう!!
勤労感謝、と!




クルマの機種変更に備えておく-7

2013-11-21 21:47:57 | 
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さて、実際に現物をみてみますと、まあね走行16000km。ただし6年落ちなりのものです。

こちら信州レベルのクルマの使い方ですと、ほぼ5万キロは足りない!まったく信じられない走行距離の少なさですが、キホンなくても事足りる、都市部の週末クルマとしてはあたりまえのレベルなのか。ゼータク品のあつかいである、ということもできますね。

Cセグメントでは、内装もDでは合理化されて、ただの「組み付け」に終始してしまうのが常なのと違い、リッパに「作り込み」といえる内容で、随所にワザが盛り込まれているのですが、ビーエムの場合ではその耐久性は、対VW比でゆくと一歩及ばない感じ。

プレミヤムブランドな訳ですから致し方ない、といって片付けられたのは80年代まで。いまやVWグループ内のプレミヤムブランド=アウディのかさ上げがいちぢるしい関係で、もっと頑張らないと、というのが偽りのない感想。
車庫保管をされない限り内装のヤレは早くくるのかな。
ツメが甘い、ともいいますね。

フロントウィンドウの内側に貼ってあるステッカーによれば、○摩ニュータウン近辺のディーラーのご出身だということが判りますが、もろに週末のお買い物低速走行車にマチガイない。
ヘタすると、奥様は店内で買い物する間、駐車場街を2時間路上で行っていた、というパターンも普通にあったか。

ダッシュボードにはお約束の使いやしないポータブルナビの吸盤のあとがきっちりついて内張りがその通りにはがれているし、ダッシュも浮いてきちゃってるところをみると、屋外保管らしい。
Aピラーの内張りもタレてきちゃってるのが目立って、本当に惜しい。復元する気ならすぐにできるところなのに、それをやってないところをみると、この販売店のやる気もまあその程度。

東京モノが名古屋にあるところをみますと、オークション仕入れだとして、このクラスではマージンはせいぜい10万円。そこへなんとかプラン+諸経費込みでプラス15というところでしょうから、ムリもない。

タイアは4輪とも新車からの工場装着もの。刻印は0712で4輪とも揃っていますが、9部山のまま、とっくにおなくなりになっておられます。
終始にこやかにお相手をしてくれたヲニヒさんは、タイアの山もバリバリだがや!といってイバっておられますたが、それ、違う意味でバリバリだがや、と突っ込んでおきたい昨今(爆)。

トレッドには無理なブレーキングのあともみられず(自分がやっているからよく見えるのです)、サイドシルの靴あとや、ドアパンチの食らい方、さらに各えくぼ(爆)などからみると、比較的丁寧に扱ってはきたが、年式なりのごく普通の程度、とみますた(一部謎)。
特に可愛がってもいない代わりにヤレも年式相応にあって、ある意味自然な個体ですた。
なにも手を入れていないが、それが味、と。エンジンも眠たいんだけど、回せばそれなり。タイアが死んでいるので、なにやってもよくわからない。

気になったのはドライバーズシートのヤレ。変形がいちぢるしく、新品でもそっけない形状なので、脱力するほどですが、サイドサポートにシワが入って、型くずれがはじまっている。早晩みすぼらしくなるのが見えている。
前オーナーの体型までが想像される、というものです。うちのポロのシートのほうが、程度がよいのにはたまげますた。おそらく乗降の頻度が高かったのか?
まあね、新車買うわけぢゃあないんですから、このあたりは想定の範囲内。

というわけで、このままなにもせずに3~5年、「駆け抜けて捨てる(爆)」のだったら、まず買い。の一台でございます。手を入れてやれば甦る、ということならば非常にお安いし、色もよい。

が、私のクルマ選びは今後少なくとも8~10年、10万キロはリセット掛けながら新車並みに再生して、「駆け抜けてヨロコブ(爆)」のがコンセプト。その素材としてはちょいと古いか、という結論。

でもね~、こんなのビーエムの本当の姿ぢゃないと思う!
前オーナーさまにはまことに申し訳ないのですが、アナタ、このクルマのポテンシャルの3割くらいしか味わえてないから、と(一部歪曲された表現を含みます)。
が、まあね、こうして7年、16000km。やれてきたなあ、といって下取りに出して、また新車買う、とこれがケーザイの原動力ってものですよね(完全意味明瞭)。その意味では300万円払って、80万円で下取りだったとして、220万円分楽しめたのか、というと甚だギモン。非常に高価な買い物であった、というしかないわなあ(余計なお世話だ)。

07でこれ、ということは、いよいよ後期型直噴エンジン搭載の2010~最終型に目標をシフトせざるを得ないのか。外装やお値段からゆくと本当にシビレル個体だったのですが、世の中甘くないようで。

画像は、戻りにみた名古屋港に架かる橋と夕焼け。ポロの内装って、タレようにも樹脂の張り合わせなんすよね~。ううむ、ドイツっぽいかも(爆)。

以下次号


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クルマの機種変更に備えておく-6

2013-11-20 11:15:32 | 
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さて、その昔、昭和の頃はそれこそ中古車情報なんて雑誌が中心。それこそ文字通りの首っ引きで、モデルによっては暗記するくらいになっていたものです(そのエネルギーが仕事に生かされていれば)。

こいつぁ~出物だ、と喜び勇んで販売店に電話などしたところでとっくに売約済み、となっているか、商談中なのが常。考えてみますと、ただクルマの写真を眺めたい(なぜ)というだけで、分厚い電話帳みたいなのを本屋に買いに走ってたことになりますねえ(とほひめ)。
本屋で、30分も立ち読みすると腕が痛くなったキヲク、あるでしょ~(爆)?
考えてみますと、そうやって、いつかはと夢見ながらザッシを眺めるだけでシヤワセな気分になっていた頃が、本当に懐かしいっす(加齢特有の涙目)。

さて、懐古などしていてもよいクルマは見つかりませんて(爆)。ネット情報で、それこそ、その日の入荷分が逐一報告される昨今。本当に便利だ、なんてえもんぢゃない。紙ゴミでないし(爆)。

じつは今回のターゲットはBMWの116i。2005年の発表から2012年までの7年間に全世界で100万台を超える大ヒットとなったアレでございます。

2012からは現行のぽってりとした新型に切り替わって、洗練の度合いは確実に上がっているらしいのですが、いかんせんそんな予算はない、ときている(当然だ)。だいいち格好わるい(負け惜しみともいう)。

アクセルを少しでも開けて、エンジンを回してどうの、という、クルマ本来の楽しみを味わえるのでは、と期待して、次期FX候補をこの世代の116に絞りました。
あえて120や118でなく、ベースモデルのこれ、ってところがミソっす。

けして軽くはない車体に、小さめのエンジン。ただし、室内スペースを犠牲にしても、可能な限り後方に寄せてマウントされているエンジンやFRレイアウト、この世代のBMW独特のスタイリッシュなボディなどなど。
乗り心地に必ずしも寄与しない、どころか現実には乗り味が非常に硬く、はねる、とされるランフラットタイアも195-55-16の比較的マイルドなサイズを与えられているあたりもポイント高し。118や120では路面へのあたりがさらにキツい、とんでもないサイズがあらかじめついてきちゃう。

ゴルフなどとは対極に位置するのではないか、とも思える趣味性や走り優先の姿勢がうかがえるのが、まことにくすぐってくださいます。対ゴルフ比だとダメダメなパッケージング、つまり狭い車室(爆)もエンジンレイアウトの異様なまでの搭載位置を知ると、かえって、コダワリを感じさせてくれるぞ(すでにメロメロ)。

新車当時の価格は、乗りだしでゆうに300万円超!
だったものが、いまや最初期モデルですと80万円を下回る投げ売りとなっているのですが、ここでさらに116に特有の走行距離の少なさが、旨味でございます。

少なけりゃいいってもんぢゃないから!とU教授の叱責をうけそうですが、ほんの数千キロだ、などという個体がシリーズの他モデルに比べてとくに多いのが目立ちます。

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ご覧ください、このカッコ良さ!
小さめのキャビンに、オサレなウィンドウグラフィッック。えぐれた彫刻的なドア回り。これでもかのショートオーバーハング。
ゴルフみたいに理詰めで押してくる小賢しさのようなものの代わりに、なんというかパッションというか、「駆け抜けるヨロコビ」を期待させるではありませんか(コーフン最高潮)!

さらにポロやゴルフをみてスタイリッシュだ、というお方はまずいないでしょうが(爆)、こいつはスタイリッシュそのものだ。
ビーエムのZ3にあった、Mクーペの再来を思わせる靴のようなサイドヴューがこれまたなんとも。

というわけで、名古屋のとあるお店で発掘されたこの個体。まずはスパークリンググラファイトという2009年までの前期型まであった、私好みの色の一台。走行たったの16000km、ワンオーナー、115万円とキタ!
ただし年式が2007年だ。

どうです、ビミョーでしょう?

以下次号。




クルマの機種変更に備えておく-5

2013-11-19 11:21:06 | 
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さて、晩秋の一日。今日は名古屋方面へと出向いて、クルマの次期FX候補とのご対面でございます。

ううむ、ご縁があるのかどうか、誠にドキドキする場面ですが、まあね。楽しみととらえておきましょう。

ポロ彦さまの後釜となった場合には、なかなか選択が難しいのですが、今回は車格をひとつ上げて、いわゆるヨーロッパCセグメントつまりゴルフクラスの比較的新しめの中古にマトを絞っております。
だいたい3~5年落ちのこのクラスでしたら、ポロクラスの新車程度の予算でも手が届くというわけです。

このクラスでも各ブランドともに、エコ方面での充実がいちぢるしく、乗ってみれば結果的に2リットル程度のパワーとトルクがより小さなエンジンで効率よく再現されている。つまり演出された性能というのがキホン。
VWご自慢のTSIなどがその代表格ですが、今回はあえてNAにこだわってみますた。おそらく最後のチャンス、というものでしょう。

長野のこの環境があれば、ある程度エンジンを回して楽しめるだろう、というのと自分の普段のアシとしての使い方から、北海道のU教授と、それこそ数年前から相談だけはしていたのですが、ポロ彦さまがなかなかヤレてこなかった関係で、今頃になりました。
ポロの車検は来年の9月までありますからして、まだ余裕なのですが、それでもダンパーやブッシュの傷みがいよいよ隠せず、という段階。

冬がくる前に動くかどうか、悩むところですが、まずは実際に検分してみないと、というわけで出向いて参りますた。
予算は例によって、不足気味(またかよ)。果たして、美味しい話はころがっているのか?

詳細次号。






あらたなるスペシャリテ 鯛のゆずしゃぶ

2013-11-19 11:06:26 | 今日の逸品
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先日いった、鳴子温泉での湯治中に思いついた一品(爆)。

そう、湯治だからといってムダに時間を過ごすのではなく、今後の献立の展開ですとか、そいうことも考えるのです。たまには(爆)。

ポン酢と白身魚の相性の良さはもうね、出会いもの、というしかない。互いに引き立て合って、相乗効果。食欲も増しますし、消化にもよい。おまけにお野菜もたっぷりとれる、ということで鍋に、この2つの要素を落とし込んだものがこれ。

ポン酢などをつかいながら鍋を食べておりますと、どうしても塩分過多となりがちなところを、あらかじめ鍋本体に塩味をつけたうえで、しゃぶしゃぶで進行していただく。この季節にぴったりのゆずと、先日苦労して手に入れたばかりの「飛島の塩辛」に昆布だしでベースを作っておきます。
上品なイカわたの魚醤は特有のまろやかさでもって、鯛の上品さをさらに引き立てる、というわけです。

ご予約はおいまつえん

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日生の牡蠣で昆布焼を! お試しください

2013-11-17 16:11:20 | 今日の逸品
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倉敷に住んでいる、親戚はダイビングインストラクター。
そのダイバーさんが、このキレイな海で育った牡蠣ならば、きっと美味しいに違いない、と確信して買って送ってくれたのが日生(ひなせ)の牡蠣でございました。

おいまつえんでは、去年のシーズンにこれを集中的に仕入れて、お客様にお出ししておりましたが、大好評。
でしたので、今年もまたお出しすることにいたしました。

火を入れてもまったく小さくならないのが特徴。身の程よい締まりと、大きすぎないサイズもよし。味は申し分ないです。

ダッチオーブンに昆布を敷いて、蒸し焼きにしたものを前菜に、定番の味噌仕立てのお鍋でポカポカに、というのもお試しください。純米の地酒のラインナップを充実させて、おまちしております。

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日生の牡蠣をお出ししております

2013-11-16 08:32:17 | 食・レシピ
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岡山県の日生産の牡蠣が到着いたしました。身が大きめなのと、その身が締まっていて、味が濃厚なのが特徴。
火が入っても縮んだりしないのですよ。

画像はダッチオーブンに昆布を敷いて、蒸し焼きにしたものです。えもいわれぬ味と香りをお楽しみください。

ご予約は

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までどうぞ!

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加齢なる遠足 ボクスターはツアラーでもあった(爆)

2013-11-15 19:23:37 | 987ボクスター・ドライビングマニュアル
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さて、ここまで5泊6日。「農民の家」ぢゃないけど、私にとりましては年に一度のお休みでございますた。

衣類は湯治宿の滞在なだけに洗濯も可能なので、最小限ですし、調理道具や調味料などもたかが知れている。
ボクスターくらいの積載能力があれば、ふとんも、といいたいところですが、満更冗談でもない(まじ)。
シュラフくらいでしたら二人旅でも楽勝ですし、リアトランクだけでもかなりなものです。

おまけに荷物満載だとハンドリングがさらによくなって、特に最高速度域での安定感が段違いによい(完全意味明瞭)。
東北道には意外なほどアップダウンが多く、ブラインドになった超高速の下りなども普通に出てくるのですが、ミッドシップ最強。
4000rpmあたりで流していて、左側車線に前走車との距離が詰まり気味のトラックを発見するや否や、さらに加速、進路を塞がれる前に運転席の横に並んでおく、という芸がいとも簡単にできるのが快感。トルク重視の新オイル充填の効果は大きかったです。キックダウンなしにこれをスムーズにやってのけるのにはワザがいりますが、そのペダルワークがまた楽しいときている。

ブレーキも、それなりの踏力でもって初期タッチを行いますが、そこからがすごい。左足一本で効きを自由自在に操れる世界一のポテンシャルであるといえるでしょう(対価格比)。いうまでもなく、トクイチオートの整備の効果です。
荷物満載で通常よりもフロント果汁が大きいのも効いているか。

高速道路上では、方向指示器を出さずに車線変更を行う個体を無数に目撃しましたが、いつからこんな甘えたマナーがまかり通っているんだろう?とりあえず外出禁止令を命じておきたい昨今。

とまあ、タイクツ極まりない東北道程度を流しただけではこのようなつまらないインプレッションに終始いたしますが、屋根あきでこれ、というのは実際にはかなり楽しい。オトはともかく、空気の遮断には異様なまでに優れるおかげで快適至極。この傾向は速度が上がれば上がるほど、顕著になります。
恐らく真冬でもそれなりの装備をしておけば、確実に楽しめるとみますた!
往復でちょうど1000kmですが、行きも帰りもトイレの御用がなかったおかげで、ごくあたりまえにノンストップのドライブであった、といえば、ボクスターのその快適性がご理解いただけるでしょうか?


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長らく続いて参りますた鳴子温泉郷へのひとり旅レポートはここまで。あとは年末に向けてせいぜいお仕事、がんばるといたしましょう。
鳴子にはなんだか雪の季節に再訪しそうなヨカーン(ばかともいう)。

さあて、次はどこいくかな~、って全然、懲りてないし(爆)。





加齢なる遠足 飛島の塩辛

2013-11-15 18:39:16 | 加齢なる遠足(爆)
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積雪のあとは、凍結!!もうね~、長野レベルでも、こんなの真冬並みですよ。地元民もびっくりだったらしく、スタンド温泉で有名なガソリンスタンドにもタイア交換待ちの列ができておりました。


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歩道も氷でびっちり覆われてしまい、まともに歩くことも難しい。こりゃあ滞在延長か(狂喜)となりそうになったのですが、考えてみれば帰還までまだ2日もあるぜ(あまりの心地よさにボケがきている)。
予報によれば、寒気も徐々に抜ける、とのことでしたので、あまり心配はいらなさそう。

というわけで、今日も鳴子まで散歩などして、ブラブラしていたのですが、宿泊中の女性と温泉談義で盛り上がるうちに、そのお方がなんと酒田在住だ、ということが判明!

塩辛のお話をしてみましたらば、さっそく知り合いの魚屋さんにコンタクトをとってくださり、やはり例年よりも出荷が遅れているらしいが、おそらく手に入るでしょう、とのこと(狂喜ののち乱舞)。
他人の迷惑も顧みずにムリをお願いしてしまいましたが、親切そうな方でしたので、よかったです、ほんと。
ものすごくラッキーでございました。

塩辛ごときでナニヲそんなに騒いでいるんだい、と思われた方。ごもっとも。
塩辛なんてそもそもは新鮮ないかさえあれば、自分で作るのが一番美味しいのです。が、この飛島のスタイルのやつは、いかの身が目的なのではなく、実は瓶を満たしているイカわたからできている魚醤がお目当て。

イカわたで作られた魚醤、とくれば能登半島のいしりが有名ですが、これに酷似したものが酒田でも作られている、というわけですね。いわば調味料なのですが、酒田の方にこの塩辛の話を振りますと、全員が、あああのしょっぱいやつね~、といって唇をすぼめるのが笑える(爆)。
たしかにそうなんすが、その後に来る得もいわれぬ風味がタマランチ会長!!

鍋のだし(しょっつるが有名ですが魚違い)にもってこいなのはもちろん、うどんのつゆに数滴たらしたり、ブイヤベースのベースに効かせることもある。
バージョン違いでサザエの塩辛も存在するらしいのですが、こちらは5000円にもなるというから驚くではありませんか!


 


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加齢なる遠足 鳴子温泉 農民の家(爆)

2013-11-15 14:11:49 | 加齢なる遠足(爆)

Dsc02364鳴子温泉内でも、最大規模+最高稼働率を誇る、といわれるJA直営の巨大温泉ホテルが「農民の家」でございます。

近寄ってみれば、それも納得。8棟にもわたる巨大施設には4つの源泉から注がれる浴槽が分散。そのそれぞれに後期高齢者を中心に各ジェネレーションの農民がつかっておられます(爆)。

カラオケのフリータイムが設けられていたり、靴というよりもサンダル売り場がロビーにまで浸食していたりするのを眺めるのも楽しければ、売店の品揃えや、食堂のメニューなどなど。気がつけば何時間も入り浸っておりますた(爆)。

ひとつのウツワ内で複数の泉質を好きなときに好きなだけ、というのは非常に珍しいし、贅沢だ!鳴子ならでは、ということもできるでしょう。宮城県はもちろん、東北一円からいらしていると思しき利用者のみなさまはマナーもよく、館内は意外なほど静か。
この規模でもいまだに混浴が主流なのは意外な事実ですが、これも鳴子ならでは、なのでしょう。鳴子の泉質を一堂に集めたまさに温泉センター。駅からも至近でいうことなし。


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名物の栗だんごもぬかりなくいただきました。しょっぱめのみたらしソースに浮かんだ栗だんごですが、そうか、と(それだけかよ)。
いさぜんのようなお宿に泊まっておりますと、湯巡りをする気も特に起きてきませんが、ここまで揃っているのだったら、いっそ全種類につかりたい。というわけで、硫黄泉の滝之湯にも寄ります。硫黄は乾燥を促進する、という説もあるので、善し悪しですが、那須界隈でつかりまくった経験から申しますと、湯疲れもすごい。この疲れこそが湯治の醍醐味である由。
夕食の食材を買い込んで、いさぜんに戻りますとこの眺め(爆)。ああ、よきかな湯治。



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加齢なる遠足 酒田まで

2013-11-15 11:23:57 | 加齢なる遠足(爆)
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滞在3日目にはなんとこの積雪だ~!!初雪、とのことですがいくらなんでも想定外。
画像では判りにくいですが、これ完全に凍り付いてるんですよっ!

あ、もちろんボクスターのトランクにはネットチェーンも装備してありますが、あくまでも緊急脱出用。ハナから雪のなかを出撃だなどという愚はやらかしませんて(爆)。

したがいまして、今日は雪に埋もれたボクスターはほうっておいて、片道2時間の鉄の旅。日本海岸の酒田までお買い物に行って参ります。路線名も羽越西線~東線、ニックネーム「奥の細道湯けむりライン」ですぜ(爆)。
気がつけば徒歩一分のところに鳴子御殿湯駅がありますぜ。

鳴子の温泉はそりゃあ最高ですが、そればかりぢゃつまらない、今日の目的は「飛島の塩辛」の買い付けです。

門外不出のレシピでもって、島内で作られたものが、11月の中旬頃に酒田の要所に出回る、というウワサを聞いて、絶妙のタイミングである、と確信して出向いたのですが、あにはからんや。どうやら製造元の高齢化がいちぢるしく、出荷が遅れている模様。
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列車で酒田に到着してみれば、これでもかの突風と大雨(激涙)。
傘なんてさしていられない程だ!
酒田市内で可能性あり、というところにはすべてタクシーで出向いたのですが、お土産屋向けの割高な小瓶に、衛生的な(爆)工場のラインで詰められた、と思しきプロダクツしか売られておらず、残念。味見に、というわけで買い込んでみましたが消化不良の感は否めない。
私が狙っていたのは、地元の漁師さんが片手間に作る、ビール瓶に入った、コルク栓のやつ。塩辛としては異例のお姿でございますが、ご縁があればいちど是非。

が、ないものはしかたがない。諦めて、駅前の有名なフレンチ、ル ポトフでランチをいただいてみますた。

耐用年数がそろそろ限界か、という駅前ビルの3F。格式がある店構えで1フロアーすべてを独占している有名店ですが、酒田に来たからには表敬訪問しておかなければなりますまい。

非売品である、という有名な「秘蔵 初孫」300ccをいただきながら、庄内産の材料を全面に導入した、というコースをとってよい気分。美味でした。
秘蔵 初孫がなぜここに、といぶかっていると、ここの創業者がなんと初孫酒造の御曹司なのだそうな(当然だ)。
純米酒は好きなのですが、大吟醸、というのはなんだかもったいない気がして、手を出さずにいたのですが、フレンチに純米酒、というのも意外に合うな、というのが個人的な感想。
昼ごはんから300ccもいただいちゃって、かなりヨイヨイでございましたが、鉄の旅の特権、というものでしょう。

地元の特徴的な食材を巧妙に盛り込んでコースにするあたり、学ぶこと多し。バゲットが出色のデキでしたが、外注とのことですた(爆)。

さて、この嵐ぢゃあ市内観光どころぢゃないわ、ということで、「おしん」ファンの私としては臍を噛む思いだったのですが、こらえて、そのまま帰路につきます。

列車の接続が最悪で、途中駅で時間調整を余儀なくされたのですが、そこはそれ。この荒天下で運休にならないだけまし、ってなもんです。そこかしこできかれる地元弁に耳を傾けながら旅情に浸りますた。
戻ればいさぜんの源泉掛け流しが待っている、とそれだけでシャーワセー!

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画像は塩竈の名酒、浦霞といっしょにいただく、飛島の塩辛。そいつを鳴子の湯治宿で、というわけですよ!
ううむ、至福~!!








加齢なる遠足 東鳴子いさぜん旅館

2013-11-15 09:42:24 | 加齢なる遠足(爆)
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こんかいの基地はこちら。かつて仙台在住時代に鳴子には通い上げた、というyosshieさんいちおしのお宿でしたが、素晴らしい!
適度なおかまいなし加減からくる居心地の良さ。長期の湯治目的にしぼった備品の数々は絶妙。並み居る宿泊客もまたすごいぞ(爆)。

年間100日は来ている、という後期高齢者のみなさまなど、まったく珍しくもない。食事時ともなれば、各部屋を作品が行き交うというわけです(爆)、それも3食とも、ですぜ。
おかげさまで、私もカボチャの炊いたのとかニジマスの甘露煮ですとか、ポテサラなどなどを毎日、頂戴いたしました。
お礼に、といって私も朝食にダッチオーブンで焼きを入れるフレンチトーストなどを振る舞わせていただきましたが、反応はおおむね良好。本当はステーキでも焼いて、ヒーローになりたかったのですが、ステーキなんか焼いてみせたところで、評判はイマイチでしょうなあ(爆)。

温泉に長期滞在、となった場合には御馳走などを食べていたのでは身体がもちません。あくまでも普段の食卓をどこまで効率よく再現できるか、ですから、ダッチオーブンのような万能調理器具は本当に重宝。
ご飯の炊きあがりなどは、お宿中でも随一だったはず。

24時間いつでも入浴が可能な浴室に忍び込んで、ダッチオーブンに源泉をくみ上げ、極上の釜上げうどんをつくったり、源泉でツヤツヤのご飯を炊いたり、各種鍋をぶちかましたりするなんて、美味しくないわけがない、てなものです。
おりから滞在3日目には本格的な降雪(驚愕)!ののち3cmもの積雪となって(!)、期せずして雪見酒となってしまいましたが、これもまたよきかな!

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温泉ときどき猫、さらにエビスビール、部屋でうたた寝、飽き足らずまた温泉、と、この無限のループを重ねるうちに一日が過ぎてゆくのですた。あう~、ニンゲンだめになりそ(とっくになってるって)。




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画像は使い込んで、脂がのったブラックポットと呼ばれる状態。マニヤさまがないて喜ぶコンディションですが、こんなのプロユースではごく普通。お米炊いたりする場合には洗剤でキレーに洗ってますがなにか。