嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

俺のダンディズム 放送第2回は万年筆

2014-04-28 09:11:37 | 今日の逸品
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みなさま、ご覧になりましたでしょうか?ドラマ「俺のダンディズム」。
第2回は万年筆がテーマでしたが、いきなり服飾ばかりではない、道具にも目を向けるあたり、ヨイ。

万年筆には私もこりまくりでした。小学生の頃から家にあったモンブランで、アルファベットの筆記体の練習をしては、悦に入っていたのがはじまりで、父が経営していたホテルの夜勤のアルバイトをはじめたのが中2の5月でしたが、それ以降、中学生としては異様に多額なお小遣いを握る異例の中学生(爆)だったおかげで、これらをすべてブツヨクの赴くままに使い果たす(!)悪癖が身に付いてしまったのでした(涙)。
また、筆記体しか練習しなかったおかげで(ばか)、漢字やブロック体の練習はおろそかなまま、万年筆はやはり舶来(完全死語)に限るわい、となって、国産品には目もくれなかったのは、クルマと共通しているか(してないから)。

中学生が巨万の富(爆)を手にしたところで、使い途なんかない。手っ取り早いところがこの万年筆。

画像のモンブラン149を買ったのなんて、高1の春だし(自分へのご褒美というやつね)、ウォーターマンのウォータミナシルバーもその頃。ペリカン400はたしか、中3の受験勉強の頃だ!

モンブラン149なんて、当時は25000円だったのに、いまは10万円越えなんですね。ペリカン400も15000円で買いました。
それぞれすべて現役で、ペンケースに入れて外出のたびに持ち歩いていますが、これぞ一生もの。

キーボード中心の生活のせいで、使いやしないのが惜しいところか(爆)。というわけで、万年筆の世界では、定番は変わらないらしい。たまにはハガキでも書いてみるか、と。

さて、放送2回目にして、すでに展開がマンネリ化している感のある「俺のダンディズム」ですが、個人的には、主人公のいじいじした性格を生かして、買うまでにもっと悩む方向でもってゆく、に一票。
また、新品にこだわるばかりではなく、昨今成長いちぢるしい中古市場にも目を向けて、相場から廃盤モデルの高騰ぶりや、資金繰りに行き詰まった挙げ句、ヤフーオークションにも手を出す(俺かよ)、などなど、一定の深さで掘り下げてやると、30%は堅いとみた(ウソ)。

いよいよ第3回のテーマは靴!うう~、どこまでやってくださるのか、たのしみ~!!







加齢なる遠足(爆)GWのスキマをついて600kmのグランドツーリングにでかけてみる-2

2014-04-27 15:02:08 | 加齢なる遠足(爆)
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いぜんは富山と飛騨高山、だなんてそれこそ決死の覚悟が必要。難所が無数にあるR156をたどるしかない。

いつ崩れてもおかしくない「酷道」を延々5時間程はかかってたどり着いたところが、いまぢゃせいぜい1時間半で飛騨高山到着。
通せんぼじじい(一部意味明瞭)がいなけりゃ1時間きっちゃうか、と(爆)。

全く夢のようですが、早けりゃいいってもんでもないし、そんなことをしても楽しくはないのですが、便利には違いない。
おかげでこのようなムチャな距離をイッキにやっつける日帰りツーリングも可能になるというわけです。

飛騨高山は、予想通りの人出。「古い町並み」界隈に集中して観光客のみなさまが集まっておられるのですが、外国語しか聞こえてこない。おもに中華系とたまに英語。
どこまでいっても同じに見える、かえって不自然な飛騨高山のニギワイには、お疲れ気味のヲジサンふたりも食傷気味。ほんの20分程で街を離脱してしまい、さらに山を登ります(爆)。

ここからはほとんどもう私のホームコースみたいなものですからして、踏みます(完全意味明瞭)。
GWとはいえ、すでに16時を回っていますから、これから松本側へ、というお客さんはそうは多くないだろう、という
予測はミゴトに的中。ほぼ貸し切りのパノラミックなワインディング三昧でございますた。

平湯経由で松本入りしたのちに、いやがる地元のI君をムリヤリ呼び出して、山賊焼きの元祖を名乗るお店に案内していただいたのですが、まあその普通さ、というか上品なお味にたまげました。が、このさりげなさがおそらくロングセラーの理由というものでしょうか?
山賊、というよりも家庭科の先生という感じ(一部意味不明)。

巨大な骨つきのもも肉が下味ビミョーな竜田揚げふうに仕立ててあるだけの代物ですが、もう少し味にインパクトがないとなあ、と思うのは私だけか?終盤には飽きがきてしまい、タレないの?といいそうになるのをこらえるのに苦労いたしました。

このところなぜか頻繁にお会いするI君と別れて、さらにホームコースを攻めます。道の荒れたワインディングなわけですが、ゼッタイに路面からタイアが離れない(きつぱり)おかげで、無敵。低回転から非常にキモチのよいトルクが湧き出ている関係で、できるだけ高めのギヤでの旋回を試みてみましたが、なんだか運転がうまくなったみたい(錯覚に過ぎません)。突っ込みを工夫して、4速で進入、アクセルべた踏みでもクルマがついてくるのにはたまげました。

すでに20時をだいぶ回っておりましたので、山のこちら側もほぼ貸し切り。
塩嶺峠や和田トンネル前後の高低差のあるワインディングには、ほぼすべてに登坂車線がついている関係で、ほんとうにキモチがよい!!3と4で床まで踏みましたが、タイアがキュリともいいません!ボクスター2.7の美点のひとつは、このアクセル開度。
3.2よりも明らかにアクセルをあける割合が高く、グイグイ持ってゆく、というのではなく、パワーを瞬間的にですが使い切れる感覚があるのがウレシイわけです。ガンバレ~!みたいな遅さではないのですが、どこかサワヤカなんですよ。

道の荒れた笠取峠での旋回の安定感に驚きながら塩尻から1時間弱で自宅に到着してしまったのにはたまげるばかり。

気がつけば楽しかった600kmはあっという間におしまい。ううむ、koshinyaさんは完全にグロッキーですたが、私はムダに元気なままだ。もう一周してこい、といわれればハイ~、てなもんです(うそです)。

それにしてもトクイチオートの整備は凄い。こうして一挙にまとまった距離を走り込むと強く感じます。
この上は、ボクスターにも、先日B子さんに投入された、新世代のイオンブリッジを施さずばなるまいて(ばか)。


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加齢なる遠足(爆)GWのスキマをついて600kmのグランドツーリングにでかけてみる

2014-04-27 09:37:36 | 加齢なる遠足(爆)
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ガーン!ポルシェ博士の遺産シリーズ(完全意味明瞭)。こうして3台も並べてみると、けしてライトの形状だけではなしに、どこか共通するものを感じてしまうのは私だけでしょうか(だけだって)。

考えてみましたら、今年に入ってからお出かけ、と呼べるようなことをしていないのに気がついてガクゼン!!
こんなことでは煮詰まってしまうわい、というのでちょうど遊びにきたkoshinyaさんを乗っけて、日本海岸から飛騨高山を回り、松本経由で戻る、という日帰りグランドツーリングに出かけてしまいますた。

世間一般にはGW、ということらしいのですが、私には無関係。仕事の切れ目がソクお休みということなので、1日あいた、となれば、迷わずに決行いたします。
今日はGWの初日、というわけでそれなりの混雑か、と思いきや、クルマが多少多いか、程度で推移。さすがにまばらな日本海エリアですぜ(爆)。

日本海岸へは、上信越道というのができている関係で、ほんの1時間程で到達。妙高高原界隈の名物、食堂ミサの味噌ラーメンをすするか、というので寄ったのですが、ここは定番ではつまらない、というのでカレーラーメンを注文。
ミゴトに外して、残念(爆)。給食のカレー汁みたいなのに、麺が浮かんでいる家庭科の調理実習レベル。

気を取り直して、北陸界隈では非常に珍しいjohn lobbの正規代理店だというなとりやさんにお邪魔いたしますた。
バイリクエスト用のカラーサンプルが目的だったのですが、1セットしかないそれは、次のバイリクエスト会場へと旅立ってしまったあとである、とのこと。

くく、残念。けれど、こんなことではバイリクエスト祭り期間中以外の注文がしたくともできないぢゃないか、コラー、どうすんだ!と怒り狂おうかとも思ったのですが、そもそも国内定価でバイリクエストものなど買う気は毛頭ございません(買えないといいなさいよ)ので、おとなしく引き下がりますた。

ざんねん。ミュージアムカーフで見ておきたい色があったのですが、なに調べてみれば、国内のバイリクエスト祭りは6月の上旬まで全国各地で随時開催中。どこかでどうにかなるでしょう。



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空いた北陸道をながして、いよいよ富山の先から左折して山(爆)に向かう東海北陸道に侵入。

ここではマターリと安全運転をなさるクルマに阻まれてしまい、周辺の景色を楽しむしかないのですが、これがまたよく掘ったなあ、というしかない長大トンネルの連続ばかりと来ている。

アクセルワークなど、とんと意に介さないドライバーさんの運転するクルマはスピードが不安定。
登り坂で60kmh代にまで落ちたかと思えば、じんわり加速、ふらふらしながらまた減速、という後ろから眺めていると、誠にスリリングなドライビングを楽しませていただきました。
でもね~10kmにも及ぶ対面通行の長大トンネル内でこれやられたら、拷問に等しい。
せめて一定速度を保ってほしい、と願うのは私だけでしょうか。
案の定、このあたりで、インドでのお仕事に疲れ果てたまま休暇に突入してしまったkoshinyaさんが燃料切れだ(爆)。

ところで、ボクスター凄い。疲れない!!さすがに屋根を明けたままで、トンネルの連続する区間を超高速でやり過ごすのは耳に来ますが、その程度。持ち前の良く動くサスペンション系が秀逸。
エアソリューションの絶大な効果を身をもって味わった一日でございました。
これがなかったら、いやたとえあってもこのルートでは1泊くらいするのが普通ですがね(爆)

以下次号





深夜ドラマ「俺のダンディズム」

2014-04-18 15:57:01 | テレビ番組
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ううむ、動画サイトで見つけた新番組。半沢直樹で活躍の、あの近藤役の俳優さん。滝藤賢一さんというらしい、がドラマ初主演。ブキミに切れた視線が特徴の俳優さんですが、そこへmonoマガジンとMen'sEX協賛だというから、推して知るべし!
美意識であるはずのダンディズムがいつのまにやら下世話なブツヨクにすげ換えられているあたり、両誌の面目躍如。
放送第1回にして、かなりイタい、ということもできる(爆)。
が、それがどうしたというのでしょう!
自分なりの美意識を持って、選択したものを身につけてとことんかわいがる。それのどこが悪いってんだ、とここは押し切っておきたいところでございます。

まさに雑誌記事をTV画面で追っているような、ザンシンな感じ。
けして新しくはないが、たしかにこのてはいままでになかった。あまりにもモテマニュアルぽくて恥ずかしくていけない。という時代ももう終わったのでしょうか。
アイテム紹介では、正規店舗小売価格が明示されるのもよし(爆)。買う買わない、となった場合には当然ながらまずお値段。ここ大事!くだらないかもしれないが、新ジャンル。

ダンディズム=モテ願望と短絡してはなりませぬ。まあ、けして否定はしないが、それでも人生を愉しむきっかけにはなるはず。
ダンディズム、だなんてリキんで言うからカッコ悪いんですよ!

こちとら、好きで買ってんだ!モンクあるか~!と言い切るのがカッコ良い(ほんとかい)。そいつが似合うのかどうなのか、というか似合わせられるかどうかが、それこそ自分の力量。勝負はそこからがはじまり。

中古市場も充実してきた昨今、たとえキヨミズジャンプを敢行したところで、大損せずにリセットできる。お買い物は楽しく逝きましょう、というのが私の持論です。

の第一回は腕時計。
あっさり1回で、買っちゃうのか~、と拍子抜けしてしまいましたが、もっとウジウジ悩んでほしかったのは私だけ?
できれば、あれでもなけりゃあ、これでもない、と悩んだ挙げ句、鬼ヨメにでも登場してもらって、さらにドラマチックに展開してほしかったぜ。

知っているようで、いざ訊かれると困るウンチクの数々。どうでもいいっちゃいいんだが、なかなかベンキョーになるのも事実。

第2回は万年筆なんだって。興味津々。ブログもあるらしいぞ(爆)。


いよいよジョンロブのバイリクエスト祭り開催の模様!

2014-04-14 19:15:50 | 履き道楽
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さて、私がコレクション放出に踏み切ったのは、単にいらないものを整理して、さっぱりしたかったから、というのは大ウソで、じつにこのバイリクエスト祭りに向けて資金調達を行うためなのですた(爆)。

全国に棲息する好事家のみなさまのお陰で、このプロジェクトは大成功。最新型のブーツを2足バイリクエスト注文する、という離れ業をやってのけることができたのですが、私の目標はまだまだこんなもんぢゃない(爆)。

消費税10%施行までにラインナップを一新。それまでに一軍の構築を終わらせる(ほんとうか)、というものです(笑劇がはしる)。○○は死ななきゃ治らない、というのはいつの世も不変の(違)事実ですが、全くその通り。

さて、バイリクエストというのは、じつは通年おこなうことが可能で、カタログラインナップに載っていない仕様のものを特別に、ただしエクストラコストさえ払えば注文できる、というもの。その額、定価の30%!

が、この祭り期間中は異様に高額なそいつがなんと無料になる、というわけで、買う気ならまさに狙い時、というわけです。
いまやプレステージクラスの正規店舗定価で20万円をはるかに超えるジョンロブのことですから、見逃せない、ともいえます。

円安が徐々に進んでしまい、このところ現地バイヤーさん経由の並行輸入も旨味が薄れてきているところですし、冷静に考えてみると、たとえ生産国(UK)や、比較的販売価格が抑えられているUSやパリに出向いてみても、店頭で買って、持ち帰れるのはカタログモデルのみなのです。
出向いてみたからといって、自分の欲しいモデルに自分のサイズがあるとも限らず、事前に確認するとしてもそんなの賭けに等しいし、仮にバイリクエストをかましたとすれば2往復する覚悟が必要です。
あっ、べつに関税払う気ならそんな必要もないんですがね。

コレクション初期には、それで良いのですが、ある程度ジョンロブ歴を重ねて参りますと、やはり興味が向くのは主に色や素材の点から、プレステージラインのバイリクエストモデルということになり、そうなると、直輸入をねらって、現地に出向く時間、費用と国内正規店舗定価との差額は非常に小さくなって参ります。

このトップオブザレンジのプレステージラインにはフシギと、フランスのエスプリを感じることができるのですが、ジョンロブのレキシを紐解きますと、納得できる。事実上、エルメスが展開している紳士靴部門、と捉えるのが一番的確か。

このあたりもベルルッティをはじめ、フランス靴を一通り味わったものだけが感じることのできるビミョーなエッセンスがちりばめられていてニクい!高くても買いたい、とそう思わせてくださる、まことにキケンな存在が、このジョンロブパリと呼ばれる一連の製品群の特徴です。

だからといって、国内で調達するか、というとまことにキヨミズジャンプであるといわざるを得ない昨今のジョンロブプロダクツの高騰ぶりは驚くばかり。
ここ20年でほぼ倍に跳ね上がっているのをみるにつけ、ブランディングという演出に踊った、エルメス傘下のこの靴屋。いったいどこまでゆくのでしょうか?

エルメス直送であるといわれる世界一のレザーの品質や、ほかとは比較しようもない英仏連合の見事なデザインバランスにやられた靴ヲタとしては、全く悩ましいところでございます。なんとか10%施行前に国内でバイリクエスト、とは思うんですがねえ~(涙)。

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ツールド八ヶ岳のベース基地としてもどうぞ!

2014-04-09 14:47:51 | スペシャリテ
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4月19日に開催予定のツールド八ヶ岳のエントラントのみなさま!お宿探しで、まよっておられるようでしたら、ぜひともおいまつえんへどうぞ!

素泊まり6000円、朝食1000円、ご夕食1000円よりご用意させていただきます。

もちろん素泊まりでも愉しめます。コンドミニアムに装備済みのフルキッチンで自炊するのもよし、レース向けに調整されたディナーを愉しんで、翌日に備えるもよし!

現地まではお車で20分程度。自転車で自走の場合でも40分程度かと思われます。

レースの勝利には前日の睡眠が肝心。ぜひともくつろげる極上のお宿でどうぞ!
ちなみにまだまだお部屋には余裕がございます。お問い合わせは、

0267-62-0251 おいまつえん

oldpine@seagreen.ocn.ne.jp

お待ちしております。


履き道楽2014 ブーツ関連のうぷグレードを断行しておく!-2

2014-04-08 21:12:59 | 履き道楽


靴にはクルマと一緒で、味わいどきがある、というのが私の持論です。
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使い込んだものの良さは靴もクルマも変わらない、というのは定理ですが、パフォーマンスのピークはおのずとあって、それを過ぎたものは、まあ思い出の品(完全意味明瞭)、ということになります。
思い出の品は、それはそれで、他の何物にも代え難いお宝。
お金出しても買えるものではないだけに、違う物差しが必要です。

たとえば私の場合、20年程前にポルシェ911を手に入れた当初は、一生乗ったる、といってハナイキ荒かったわけですが、現実にはそうもゆかず。
壊れようがなにしようが、乗ったる、というノリもなくはないが、冷静に眺めてみれば、普通の工業製品。消耗パーツのカタマリであることに何らかわりはございません。
ここに気がついちゃうと、醒めるのは早い(爆)。愛着は愛着、思い出は思い出として、記憶の中に大切にとっておいて、ブツはとっとと売り払う。

今回の一連のブーツ売却はまさにこれ。
履き込んで味が出てきたかな、というのがまあ私の使用頻度でだいたい5年目くらいから。ここからざっと10年経過くらいまでが履き心地、見た目ともにパフォーマンスのピークで、頻度にもよるが、だいたいこの頃にオールソールと呼ぶ、靴底替えを行います。

これを繰り返してゆくのがまさに一生もの。グッドイヤーウエルトという製法の靴だと、こいつを3、4回は繰り返せる、ということになっております。靴の王道、といってよい使い方だと思われますが、現実には10年経過後の靴は2軍入り。ってのが私の使い方。
もったいない、とはあんまり思いませんし、使い尽くした感というのもあって、一応マンゾクするわけです。
じっさい30年経過、なんてのもあるけど、使用頻度はどんどん減ってきております。

クルマと違って、置き場所に困らない靴の場合は、売っても二束三文だろうし、しまい込んででも、もっておけば、というのがいままでの私の常識でした。

がっ「しまい込んで使わないものは、持っていないのと同じである」との落合センセの名言にしたがいまして、しまい込んでいるのもアレだし、使いやしないものを並べて眺めている趣味は持ち合わせておりませんので、手放してしまいますた。寂しいけどね~。

また、画像のludlowにかんしては、話題のサイドバックルの感触を確かめるのが目的だったので、後くされなしです。
愛着云々いうまえに、転売。それにしてもウワサのハンターカーフは凄かった。
あと、1105と呼ばれるラストのなんともいえない造形美が圧巻。
おかげさまで、予想通りに異様な高額で、好事家さまのお手元に旅立ちますた。
最新のジョンロブのブーツ体験は、今後の展開にも大いに影響を及ぼすことになるのですが、このあたりは次回。

それにしても中古靴のマーケットは侮れない。クルマ、トケイくらいまでは理解できるんだが、靴にまで一定の相場が形成されつつある昨今、それこそ中古品の世界には玉石混淆の時代がきていて、マーケットをのぞいてみると結構面白いものですよ!

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画像のjaguar E type series1。うっとりと眺める、てのは他人事だから。現実には鉄(以下自粛)




履き道楽2014 ブーツ関連のうぷグレードを断行しておく!

2014-04-07 10:03:51 | 履き道楽
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2月の上旬にはじまった、私のクローゼット整理はここへきていよいよ終盤。そう、期末をまたいで、増税後になってしまったのですが、なにオークションを通した個人間の売買には消費税などかからない(爆)!

先日、NYから入れた、LUDLOWも手に入れたカンドー醒めやらず、なのはよいのですが、ここへきてなじみのバイヤーさんからジョンロブのバイリクエストを受け付けるど!ただし、1週間だけね(号泣)。とのご案内を頂戴してしまい(汗)、ええいままよ、というわけでブーツ関連にも大鉈を振るってしまいますた!!

LUDLOWも、新品同様のいまならば、ものすごいお値段がつきそうだし(売るのかよ!)、大切に履き込んできたエドワードグリーンはそもそもレア。RL別注のEGなどは、それこそ珍品あつかいとなって、期待できる。

じつはここ数年、狙い続けてきたブツが、近年の人件費ならびに原材料値上げのあおりを受けて、手の届かない向こう岸にいってしまいそうであるという情報が、バイヤーさん経由で届いておりまして、半ば諦めかけていたのですが、先日来の、断捨離出品の売り上げが幸いまだ手元に残っている。そいつを足してやれば手が届くのではないか、とソロバンはじいたらもういけない。
ブーツ関連一新(!)の図式を描いてしまったのですた(ほんとうか)!
が、世の中キビシかったっ!!

オークションでの出品の鍵は一にも二にも画像、これです!よく、とんでもないお宝なのに、画像がブレブレの露出アンダーなままで、いつまでも売れずに放置されている、なんてのを見かけるのですが、甚だもったいない。

私の場合は、あまたある(たとえばジョンロブカテゴリーだけで常時900足弱は並んでいます)出品ブツの中から、まず目を留めていただくように、工夫を凝らします。主に光線の加減。
って、まあSONYのサイバーショットぢゃあねえ、と諦めそうになるのですが、なに落札価格アップの可否がかかっている、と思えばなんのその。
実際に、7日間出品し続けても放置されていたものが、cyber shotの様々な機能を駆使して撮ったよさげな画像に差し替えるだけで、再出品後に競り合いとなり、素晴らしいお値段でご落札、というのがいくつかありました。

また、他の出品物の撮影がほとんど屋内で行われているなかに、屋外の光線が豊富な環境下で撮影、というのもだいぶ効いたかな、という気がいたします。

かくして、長年手元にあったブーツ類はjohn lobb debee一足のみ手元に残してすべて旅立ってゆかれますた。なんだか非常に寂しくなってしまいましたが、なに、新品の定価で買った靴は一足もございません(爆)。
来シーズン、おそらく今年の9月頃には新ラインナップ構築の見込み。いやはや。












クルマになにかが起きている!-3 で、どうなのか

2014-04-03 09:08:58 | トクイチオートを考える
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イオンブリッジ、というのはトクイチオートの商品名。単体のパーツであると勘違いしそうになりますが、そうではありません。
基本、新車または車両整備の一環で、クルマが故障しないように整えるプロセスで施される整備のことです。

ユーザーは、結果しか味わうことがないので、つい一連のトクイチオートの整備がリニアリティの向上を目指している、と勘違いしそうになりますが、そうではなく、故障が起きにくいクルマを目指して整備を積み重ねた結果、リニアリティあふれるクルマが生み出されている、とそういう順番。

さて、最新のイオンブリッジでは、なんと車室内の空気にまで影響が及んでいるのだそうです(!)。

まことにオカルト至極(爆)、ですが、これもまた事実。自分のクルマに施していただき、体験してみないことには全くアレなので、文章に落とし込むのは、まったく歯がゆいのですが、クルマ全体が整えられた印象です。

前記事では、これを「美しい」と表現したのですが、DSGのマナーにはじまり、ブレーキング、サスペンションのいなしなどなどがリニアリティあふれる、素直なものとなり、結果長時間の運転でも疲れにくいクルマが出来上がっている、とそんなところでしょうか?

端的に申しますと、メキシコ製のビートルがドイツ製のゴルフに格上げされたようである、と表現するとイメージしていただけるでしょうか?

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画像は最新のF458。後ろに見えるのがB子さんですが、この2台の乗り味は実は一緒なんですよね。ま、信じなくていいですけど(爆)。



クルマになにかが起きている-2 イオンブリッジネクスト?

2014-04-02 11:15:55 | トクイチオートを考える
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長野県東部のスタンドでは店頭表示でハイオク180円が出現!いよいよヨーロッパ並みの価格帯に突入だ!
これで10%が導入されるおりには200円いくか、というそんな時代。

いよいよエコカーの存在意義が果たされる時代の到来ですが、僕もつい先日まではエコカーだなんて他人事にすぎない。ガス代さえ払えばよいのだから、自分はこれでゆくさ、と「エゴカー(爆)」好きを自認していたのですが、リッターあたり30km越えだ、などというクルマが珍しくもなくなった、昨今、リッター10kmいくかどうか、ってクルマに乗るのもなんだか落ち着かない。
こうして時代が変わってゆくのですねえ。

B子さんのノーマルタイアへの換装、ということでトクイチオートにうかがったのですが、タイアそのものは新車時から使われていたものを、いっぺんホイールから外し、あらためてフィッティングをやり直していただいたうえで装着、というプロセスを経ます。

え?ナゼそんな真似をするのかって?「はまっとらん(ここ岐阜弁)」からですよ(きつぱり)。ホイールの適正な位置にタイアがはめられていないから、それをやり直す、とそういう意味。

まあね、工場装着のタイアがダメだなんて聞いたことないわい、と思われることでしょうが、事実なので仕方がない。
ダメ、というよりも改善の余地がある、といえばよいのか。
これやったクルマとそうでないクルマとの違いを体験してみないことには、理解不能の事柄です。

今回は名物イオンブリッジの進化版がB子さんに装備されて、なんだかものすごい!

これもまた、自分のクルマに施してみないことには説明も理解も不能なのですが、とにかくビックリでございます。

一言でいって、「美しい(完全意味不明)」。トクイチオートのいう、楽しいクルマってのはこういうものをいうのか、とシビレながら600kmのドライブを終えましたとさ。

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戻りは、あまりにも調子が良いので、東海北陸道~飛騨高山~平湯~松本経由で戻りました。
途中のアウトバーンでは、なんにも知らないTTが追いすがってこられたのですが、しばらく一緒に遊んでいただきました。まあね、踏んだまま旋回できるかどうか、てのは大切だなあ、と痛感したひととき(一部謎)。

ビートルについてゆけないなんて、有り得ねーとお考えになられたようで、くやしがるくやしがる(爆)。
かなりシツコクつきまとわれたのですが、カタログスペックではエンジン出力ほぼ半分のビートルをどうやっても振り切れない、どころか逆に、はなされちゃうんだからそりゃごもっとも(爆)。けれど、これが現実。

後ろに迫ってくるので、お譲りするのに、どうにも遅い。ついつい追いついてしまって、というのを繰り返しているうちに、いつのまにやらいなくなってしまわれましたけれど、相手がB子さんぢゃあねえ~(狂喜乱舞)。



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クルマになにかが起きている!-1 B子さんとの旅

2014-04-02 08:50:30 | トクイチオートを考える

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さて、いよいよ4月1日。増税後の初日、というすいているのに違いない日づけをねらって、岐阜県までロングドライブに出向いて参りますた。
そう、B子さんの夏タイアへの換装が目的でございます。

行きには早春の木曽路を愉しみ、戻りはどうするかなあ、いつもの中央道を走ってもよいし、状況によってはこれまた雪解けまもない、乗鞍界隈越えというのもたのしそうだなあ、という感じで、ルートのみ無計画にしておきます。
本州の一番太い部分をほぼ半周、という感じです。

B子さんは、走行距離4000kmを超えて以降、一段なじみが進んだ模様で、低速での段差のいなしなどが丸くなって、だいぶ落ち着いてきたかな、という印象。

諏訪盆地側への山越えには3つほどルートがあるのですが、今日は和田トンネルを利用。600円→620円というなんとも微妙でクヤシさ倍返しの値上げ幅ですが、これだと旧道(無料ただし通過には1時間かかります)はさらに混雑するのか。

のんびり木曽路を流しておりますと、道路がぜんたいに下り基調なこともあり、平均燃費で20kmlを楽に超えてしまうのにはたまげます。
先代のポロ彦さまが、同ルートで17kml程度だったのを考えますと、増税分、いけているか、と(爆)。

今日は時間的に余裕があったので、R19のそれこそ両側にそびえる山々に中途半端に分け入っては、探索を繰り返していたのですが、もちまえの素早いトルクの立ち上がりを使いますと、非常にラクに走れます。

高速道路にも数区間のって、いよいよトクイチオートに到着いたしますと、メカニックのK子さんが、今日はオマケがありますよ、とニヤニヤしながらおっしゃるではありませんかっ(詳細次号)!