嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

嗚呼、旧旧壱への道 ゼッコーチョー911まつり オーナーがやれること

2024-10-26 20:10:12 | 嗚呼、旧旧壱への道

画像は富山湾全景。たったの2日前のことですし、その気になれば2時間で着ける街なんですけど、もうすでに思い出深いですw。

おかげさまでなんとか無事に旧ちゃんをうちのガレージに運ぶことができました。それにしても、リセット後一発目からキョーレツな路上体験の連続で、まったく信じがたいほどw。走行距離は800kmほどです。

それも、ヒジョーに濃い整備プロセスを経てのことでしたから、いろいろと学んだりしながらの体験となって楽しいことこの上ない出来事でございました。

画像ですと横幅がデカく見えておりますけれど、991のボディ幅は車検証上で1810。前型の997とまったく同サイズを守っております。フェンダーの造形を変更することでライトを外に追いやった結果、幅広に見せているのか?

横幅1800とくれば、なんとまあうちのVW B子さんや、先輩の僕さまと同寸なので、お手のもの。B子さんには毎日乗って、狭い路地でもどこでもさまざまに鍛錬を積んでおりますから(アホか)車両感覚には自信があります。センチ単位で寄せることもできる(なんのために)。

たまにゴムのポールに擦り付けたりしているくらいで(ダメじゃーん)。

さて、旧ちゃんの外観の状態は絶妙です。外装はおそらくプロのコーティング済みでこれ以上ないくらいなデキ。水滴の飛び具合をみていてもギンギンですから、しばらくは放置プレーですが、いまやコーティング剤などはトップオブザレンジのすごいやつがAmazonで即買い可能です。

手を入れたいのはインテリアですが、こちらもシート以外はどうみても12年落ちには見えないコンディションです。

大分の販売店さんの仕事なのかな、とも考えたのですが、それだけでもなさそう。12年落ちでも20000km乗ってあるのですから、その都度のあつかいが余程丁寧だったのに違いありません。

ステアリングの状態を拡大鏡で観察しても極上w。おそらくドライビンググローブを使っていたり、ジーンズ履いて乗ったりしなかったんだろうな、という想像です。

シートには若干のテカリが部分的にあります。なので、例によってクイックブライトを使った水洗いをかまします。

クルマの革の扱いは、塗装面を相手にしているのだということを忘れない限り、どうってことはないのですが、クルマのシートには重量が一部にかかり続けるのが特徴です。座面は当然として、乗り降りに際してかならず引っかかるサイドサポート部分のみにヤレがきます。

が、この個体ではそのあたり最小限の傷み具合です。余程、注意深く扱われていたのが窺えます。感謝しかないですw。

ここまで見事な状態がキープされているのですから、私もそれに倣います。乗り降りに際してはイメトレが肝心。焦らず、両手をフリーに保って、ステアリングやコンソールで支えながらカラダをシートに落とし込むイメージですかねw。

コスレはほぼなく、テカリのみがサイドサポートに若干あるかどうかという感じでしたので、クイックブライトの一度洗いで済ませて、洗って使えるペーパータオルで拭きあげたのち、乾燥を待ちますと

こんな感じ。感触はよくわからないかもしれませんけれど、新車時のマットな風合いが戻っております。ご存知の通り、新車に特有のアブラとホコリがついていない状態です。

大分のクルマ屋さんで初見のときにシートの状態を見て以来、これがやりたくてやりたくて(爆)。おかげさまで、気になっていた手アブラ染みや小さなテカリなどはぜーんぶ落ちて良い感じに仕上がっております。

座面のクッションは距離なりですけれど、しゃーないw。というか、水を吸わせてレザーの張りを戻してやりました。レザーって濡らして乾かすとパンと張るんです。

ステアリングも同様。ここだけは擦れが激しいはずなので、特に丁寧に扱って、色ハゲが起きないように施工いたしました。完全にマットな仕上がり。

クルマの到着を待つ間に、ワークマンで人工スエードの作業用手袋を発見。滑り止めもついているし、タッチパネルにも反応おけー。780円ですたw。色合いがビミョーでなかなかっす。

991のインテリアにはこれでもかとアルミや、従来のポルシェにはなかったほどよい質感のプラパーツが使われています。このあたりは安っぽいと揶揄されまくった先代997の反省でカイゼンした部分でしょう。

アルミインテリアは高額なオプションらしいですが、中古で買った私には無関係w。いい感じに仕上がっております。

最初はプラなのかと思ったのですが、触ってみると冷たいのでリアルアルミみたい。そいつが白色のLED照明にバエておりますw。

なので室内全般に

いま話題のブードゥーライド ディテイラーを使います。ホイールからボディ、内装までクルマほぼ全般に使える。ガラスとファブリック以外すべておけー。

テカテカしたり、ギラギラしたりがなく、素材の質感のみが際立つ。という売り文句は本当です。

この分野ではプレクサスが万能性、性能ともにピカイチで長年愛用してきたのですが、ここへきてなぜか入手不可になっちゃいました。困っていたのですが、ブードゥーがあれば互換可能でしょう。

これまで内装関連ではいろいろと薬剤を試し尽くしてきているアホの私(爆)のオススメですから、機会があれば一度どうぞ、とおススメしておきますw。

コロナ中は、入手困難でプレ値がついてたんですよw。

というわけで、991が手元にやって参りました!

嗚呼、旧旧壱への道は、この先多方面に展開しつつ、まだまだ続きますが、どうなりますやらw。

期待してお待ちください。

 


嗚呼、旧旧壱への道 911まつり絶賛開催中!

2024-10-26 12:43:15 | 嗚呼、旧旧壱への道

てなわけで、無事に各務原のトクイチオートに帰還。厚く、御礼を申し上げてまいりました。クルマ自体は完成形までは程遠い、まだまだ発展途上であるから、ちょーしこいて回転をあげ過ぎないように、とのご託宣でございますw。

なんだかこう、今後の成長も十分に予感させる仕上がりで、最高です。イニシャルDの新エンジン搭載のあとみたい(爆)。

911のインテリアに身を置きながらくぐり抜けた日本一の山岳ルートで味わったこの運転体験は私のドライブの中でも出色です。きっと今後、いくども思い出すんだろうなあ、というくらいなコワイ降り方ですた。タイアの役割を思い知らされた気がする昨今。

じつは前輪、後輪ともに巨大なため、エアソリューションまでは可能だったものの、肝心要のテクノフィットはまだ施されておらず、次回タイア交換以降になってしまうのですが、次の階段として楽しみにしておきなさいよ、とのことです。

ところで、同行のARさんのBMW340eですが「リニアリティに欠ける気がする」 とのことで、一晩だけお預けしたのですが、どうやらバッテリー端子の締め付けトルクが規定値を満たしておらず、そこが原因だった模様。

端子の締め付け不足とまではゆかない、規定トルクに足りない状態での使用に際して、さまざまな問題が生じてリニアリティの遅れとなってクルマに跳ね返ってきていたとのことです。

電子コントロールの塊といって良い現代のクルマならではのトラブルなのかもしれませんけれど、一般ディーラーではこういうのは放っておかれるのでしょうか?。知っててやってるのだとしたら極めて巧妙。だって、買い替えにつながるもん。ディーラーさんも商売ですしね。

知らないでやってた場合には無知+低レベル整備なわけですが未確認です。とにかく改善されてよかったです。

ルンルンなARさんとはここでお別れして、いよいよソロで家路につきます。

ここからはほぼドライ路面で、先ほどまでの恐怖がウソのよう。高速道路と一般道が絶妙に入り混じるルートをとるうちに長野に向けて標高がどんどん上がります。

この道は30年も通い慣れたいつものルート。ですが、991でははじめて辿る道でございます。これまでの歴代の相棒たちとの違いもまた面白いほど感じられて、疲れてるヒマなんざございやせんw。そういえば今日は700km近く運転しているのかw。

深夜に通りかかったいつものワインディングでは「どおりゃ〜」とかいってがんばってみるのですが、なんにも変わらない感じ。

とてもぢゃないけど使いきれなそうなものすごい安定感と不安感(爆)、度外れたタイアのグリップにも戸惑うしかない。

荷重移動ってなんだっけ?とか混乱したまま通り抜けてしまったとさ...以下次号


嗚呼、旧旧壱への道 911まつり最高潮 変化の兆し

2024-10-26 09:20:19 | 嗚呼、旧旧壱への道

画像は富山の郊外、滑川近辺の日本海岸です。エンジンを暖めながら、ほんの数キロのドライブなのですがこれがまた気持ちよい。

低速でのいなしはもちろんキツめなのですが、911名物、低めのギアの唸りとワーゲンに似たエンジン音を聴きながら進むうちに各部分の暖まり具合がしっかり伝わってくるのにびっくり。

ボクスターでもここは十分にあったのですが、その情報量が911では段違いに濃密です。特にタイヤからのインフォメーションがすごい。音も振動もでかいのはタイアサイズなりですが、なんというか表面のゴムの様子まで伝わってきます。暖気終了の信号が明らかです。

911はこの情報量の多さがシゲキにつながっているんですね。ひとこと、濃いw。

画像は富山湾全体を眺めておりますが、正面に見えているのはおそらく能登半島。少しでも早い復興をお祈りしつつ、現地をあとにいたしますた。

北陸道から海を背にして、またしても日本一の山岳地帯へと向かいます。

このあたりですでにエンジン音に変化が感じられます。爆発が気筒ごとに均等な感じに(個人の印象です)そろった場合には静かに感じられるものだ、とすればまさにそれ。

991名物の吸気音も第一章の大分からのドライブの時と比較すると「まったくの別もの」に変化して、耳障りな感じが失せ、静かーになっちゃってます。コーン、という感じ。

さて、今日のお天気「も」大荒れでございます。朝は湿気も控えめで気持ちよく、青空も拝めたのですが、東海北陸道を進むうちに湿気が立ちこめてきて、予報通りに待ち構えていた降水帯につっこみましたw。

こんなときに一番影響が大きいのがタイアの状態です。

画像をご覧ください。旧ちゃんのタイア。刻印1522、つまり2022年第15週生産...比較的あたらし目のセットが組み込まれていたのはなんといってもラッキーです。距離も2000kmいってないはずです。

結果、ワイパー最速でも全く追いつかない、周囲のクルマが全員ハザード焚いて徐行するくらいの条件でもリアタイアの巨大な岩のような安定感に助けられて不安定な感じは皆無でした。こんな条件下でも安定感を感じられたのはまたとないよい経験だと思います。

軽めのフロントも分厚い水膜に突入した際には泳ぐのか、と覚悟するのですが、ここもしっかりと食いついてビミョーなステアリングコントロールを受けつけます。大したもんだ。

よく、スポーツカーの軽さは正義だ、と言われてはおりますけれど、そんなこと赤ん坊にだってわかりますぜ(わかんねーし)、けどねクルマってのは晴れた路面ばかりを走るわけぢゃないわけでw、こんな時の車両重量が安定感に直結するのは中学生だとわかるw。

この場合の情報量の多さは非常に助かります。安全にも結びついているんだなあ、と。

おそらく各所で線状降水帯に近い分厚い降水帯が形成されてタイヘンな騒ぎ。SAについても周囲のクルマは降りるのをみんな躊躇してました、そんな降り方です。テストドライブとしてはこれ以上ないか、という条件。

トンネル内だとか、雨が小降りになったタイミングでアクセルを開けてw。この危険なくせに有料の一本道をやり過ごします。周囲のクルマも同じように新鮮なタイアを履いてる保証はないし、視界がこれでもかと悪い。

よりにもよってこの悪天候のなか、日本一の山岳地帯のど真ん中を越えてゆこうってんですから、場所によってはみたこともないような濃霧も立ちこめて、完全な(雨版)ホワイトアウト。リアフォグまで焚く始末です。

この日本でリアフォグを必要に迫られてちゃんと使えるなんて、もしかして空前絶後?

このぶんだとなにかあったら深夜まで通せんぼを喰らうパターンです。おお、こわー。

と大騒ぎしながら各務原まで戻ってまいりました。信じられないことに無事w。他では決して得られないよい経験ができました。怖かったけどw。

高速道路を降りてホッと一息。一般道路の信号停止でハタと気がついたのですが、エンジン音がまるで違います。というか、背後からコロコロいってるだけでエンジンそのものの音がよく聴こえない?

ううむ、どうやらエンジンはじめ各所に変化の兆しがあらわれ始めているようで...詳細次号。

 

 

 


嗚呼、旧旧壱への道 911まつり最高潮 山岳地帯にて

2024-10-24 15:27:47 | 嗚呼、旧旧壱への道

トクイチオートのマイスターからはひとこと、「911になるまでちょっと待っとってちょーよ(一部脚色を含みます)」とのことでした。

レブは5000rpmがリミット。まあ、6速でそこまで回せば...以下自粛。

行きに乗った最新型のBMW3のあとでは分が悪いってもんですけれど、静粛性ってなに?のエンジンの主張がすごい。情報量も4倍くらいはあるし、音、振動、路面の様子などなどがドバドバ伝わってくるあたり911なんだなあ、と感涙にむせびます。

リセットの一時限目を終えた、とはいえクルマがいきなり変わるはずもないか、と思いきやまずブレーキが違います。60kmh程度で信号が黄色に変わり、停車に向けて少し慌て気味に踏む、なんてえときに目標を1mはオーバーしていたのが50cm手前で止まっております(!)。

911の運転で大切なのは油圧を落とさないこと。空冷時代にはこれが必須だったのですが水冷ではどうなのかな?

ボクスターの時は気にも留めなかったのですが、エンジンの主張がこれだけ強いと2000rpmを下回らないように、という空冷時代の不文律を思い出しながら転がすようになります。Dレンジだとスポーツモードが好適です。

なんといっても正面に並ぶ5連メーターにも油圧計、油温計があるあたり、これまたウレシーときております。

マルチディスプレイのほかにアブラ関連のメーターが2個装備されているのですから推して知るべし!なんかキンチョー感が漂いますぜ、このコクピット。渋滞気味の低速走行では96°とかを示したか、と思えば順調に流すと84°とか結構リニアに振れております。なんかうれしい(またか)。

じつに20年ぶりに911のコクピットに戻ってきたのです!空冷時代からはずいぶんと時間も経ったことだし、設えにはずいぶんと違いがあるのか、と覚悟していたのですがまちがいでした。911は911のまま。

アルミが随所に飾られていたり、センターコンソールがカレラGTみたいだったり、ドリンクホルダーついたり(爆)してますけれど、背後で唸ってるのはあのフラット6です。シャリーン、という1速の音がまた懐かしいっす!

これでしたら、わざわざ履いてきたCAR SHOEも甲斐があったてなもんです。スポーツモードではアクセルレスポンスも気持ち良い方向へと振られており、軽く老けて 吹けてくれる印象。

登り坂の登坂車線などでは期待以上に軽く吹け上がるので、そのまま踏んでいると全車の前に出ちゃいます(爆)。そんなつもりないんすけどw。

登りはリアのトラクションましましなもので、カタパルトのように出ちゃうわけですね〜(狂喜乱舞)。

というわけで、飛騨清見ICから国道41へと抜ける山岳路にはいります。ここは山ひとつ登坂車線つきの雄大なワインディングがいくつもある日本一のコースですw。

おりからの荒れた天候でだあれもいやしないのをよいことにマイスターの伝言どおり5000rpmを守りながら急な下りを振り回している(つもり)なのですが、リアタイアが巨大すぎて、私ごときでは、そんな簡単に思うようにはゆきません(爆)。

ヘタレがちょいと攻めたくらいでわ、岩のようなグリップのリアタイアが動かない。ヘアピンでもなんでもオンザレール気味の旋回しかできないわけでw。

ここでのPDKがまたすごくて、Dレンジのままで4→2→1なんてえことまでご披露くださるのです。

Dレンジのスポーツモードのまま、ドライバーはフルブレーキングしているだけでドンドンドーン、と鮮やかに決めてくださるのに感銘。急な下りの旋回中のブレーキングでもリアエンジンってのが効いてます。

さらに雨の中、横断歩道の手前で咄嗟の急ブレーキ踏んだら1に落ちました!車両姿勢がつんのめるのではなく、全体に沈み込むような動きとなるのが特徴的です。911の特技ですね。ブレーキ、完全に戻ってるしw。

小雨の中、そんなことやってるうちに着いたのがこちら

高山本線 猪谷駅。80年代の山田太一ドラマ「ながらえば」のロケ地となった山深い駅です。笠智衆、宇野重吉ほか豪華出演者でなんとも味わい深いドラマなんです。

40年以上前にTVで観たのをいまだに覚えている私も私ですが、なにもこんな時に行かなくてもと思いつつ、もしかしたらこんな日本一山深い場所、2度と通りかからないかもしれないぢゃないか、と思い直して同行の友人にワガママいってよってみますた。

期待通りの鄙びまくった駅で、感動。ドラマは現在YOU TUBEで観ることができますw。味わい深い、ちょっとほろ苦くもこころに残る名作です。

ううむ、似合わないねえー(爆)。

以下、次号。

 

 

 


絶賛更新中w 嗚呼、旧旧壱への道 おまつり最高潮 いよいよ引き取りの旅へ

2024-10-24 07:27:16 | 嗚呼、旧旧壱への道

画像は、夕暮れの立科、八ヶ岳界隈。いよいよ明日は岐阜県各務原にあるトクイチオートに出向き、初期リセットをお願いしてあった、うちの991カブリオレを引き取りに行ってまいります。

地元のお馴染みの神社で「良い旅になりますように」といってお願いしたところでございますw。

今回は長年のお友達と一緒に出かけます。クルマはBMWの340e。ハイブリッドの個体ですが、運転そのものがアシストのかたまりで、ドライバーの役割がよくわからなくなってくるという今風なモデルです。自動運転の要素が徐々にクルマに入りこんできている過渡期のモデル。

僕も運転させていただいたのですが、苦もなくものすごい速度域まで連れていってくれるスーパーマシン。911の対極にあるようなロボタイズドマシンです。

トクイチオートに整備を依頼するのが目的でございますが、これにつきましては別記事でw。

カンドーのご対面ののち、試運転をするのですが、8月15日の晩にボクスターの行き先が決まってからはや70日。ここまでずいぶん待った気がいたします。

思い起こせば、さまざまな不安を振り切って、キヨミズジャンプでかけた一発目の問い合わせ電話から、迷走台風に阻まれ続けた大分へのフライトにはじまり、のぞみ号での陸路の超高速移動と大分の温泉群に後ろ髪引かれまくりの温泉なし温泉県ツアー。

九四フェリーで渡った涙の佐賀関...私なりに思い出に残るずいぶんと「長くて遠いたび」だった気がしております(しみじみ)。

始動一発目の「ドシャーン」も軽く決まります!どちらかというと軽い。うるさい感じが失せて、完全に霊感始動 もとい冷感始動だったのですがアイドリングが落ち着くとウソのようにエンジン音が静かに変化しています。

とはいえ、まだまだ成長してゆくのはこれからだ、ということでこの911で富山までドライブがてら出向いて、明日またトクイチオートへと戻るお約束となりました(なぜ)。

できるだけさまざまな条件下で長距離を一気に走り込むことで刻一刻、クルマの変化を見定めてやろう、という作戦です。こんな機会、おそらく2度とないはず。

お天気は例によって前線にむかって東シナ海から吹き込んでくる暖気が加わるあのパターン。未曾有の荒れた天候らしいんですが、もう「おなじみ」。

というわけで、岐阜県から日本一の山岳地帯へと更に旅立つのでしたw。

画像は、手入れを終えたブレーキ。ジマンのモノブロックキャリパーにドリルドディスクが光ります。911シリーズの中でもピンからキリまでブレーキのグレードがありますけれど、こいつはそのベーシックw。

赤や黄色のキャリパーつきのセットも、そりゃあすごいんでしょうけれど、ちゃんと磨き続けた基本の個体がどこまですごいのか。期待はいやが上にも高まります。

果たしてポルシェのブレーキは蘇ったのでしょうか?

詳細次号w。


嗚呼、旧旧壱への道 中古車QOLwさらに?

2024-10-20 06:39:10 | 嗚呼、旧旧壱への道

画像は、秋晴れの立科と八ヶ岳遠望。このところ、秋晴れが続いてサワヤカなのか、と思いきや、またもや南方由来の妙な湿気が立ち込めたりして不安定な空模様がやってきたりしております。

そんな中、いよいよトクイチオートから連絡があって、リセットの第一段階終了とのこと。

ううむ、一刻も早く引き取りに向かいたいのは山々なのですが(できれば泊まり込みで見学したいくらいです)、秋の行楽シーズンとやらでまたしても足止めを喰らっておりますw。

その間、たしかボクスター納車のおりにも手に取ったキヲクがある

こんなのとか、

こんなのにも手を出して楽しんでおります。kindle unlimited をぼんやり検索しておりますと、無数に出てくる911本がまたいけない(あほです、ハイ)。

手当たり次第にダウンロードしては読み漁る始末ですが、しまいには既読と未読がごちゃ混ぜになるカオスw。これQOL?

というか、911の歴史、というか経緯は当然のこと、年式ごとのスペックまでもうぜーんぶ暗記しちゃってるのでw、この手のガイド本がいかに浅薄なものかを確認するだけに終わっております。

さらに

新しく、とわいえメルカリですけど(爆)、こちらの新品未使用の個体を見つけてしまってソクガイ(爆)。

このCAR SHOEというドライビングシューズに特化したブランドは、80年代の終わりからずいぶんと目立っておりました。それまではドライビングシューズといえばレーシングシューズのことで、ソリッドな板のようなソールと編み上げのシューレースがお約束。

歩行はまず不可能なものだったところへ、スタイリッシュなモカシンやデッキシューズ由来と思えるティテールをもつローファースタイルにドライビングに特化したイボイボソールを組み合わせることで新しいジャンルを築いた嚆矢。

近年PRADAグループに買収されてしまってからはブランドカラーが変わってしまって、機能を果たさないモデルばかりで辟易していたのですが、これはPRADA買収以前のものです。未使用の個体はいまや本当に貴重。

ソール部分の作り込みが現行品とは段違いに凝っていて、耐久性もあるのが特徴です。PRADA以降はただの接着式のプレートのようなソールになってしまっていて、手の込んだ造りがどこかへいっちゃったw。

申すまでもなく、コストダウンでしょうなあ。職人さんも嫌気がさして辞めていったことでしょう(涙)。

画像は20年履いてるアフターPRADAの個体です。ハラコと呼ぶ、希少な素材をふんだんに使ったゼータクな一足ですが、ソールに貼られたプレートが踵まで回り込んでいないのに注目。

これですと長時間のドライビングでいちばん負担がかかる踵部分の圧力分散がうまくゆかず、ドライビングシューズとしては機能がイマイチなことがわかります。

コストダウンの弊害ですね。というか、元祖CAR SHOEが編み出して、守ってきたコアが失われているわけ。

もちろん履き心地にもひびいてまして、良心的な作り手がまたひとついなくなったかという印象。知らなきゃそれでいいんすけどw。なので、ビフォーPRADAの個体は本当に貴重です。

踵部分のC A R の刻印に注目でございます。

売主さんからは外装ブラックということだったのですが、日光の下では実質ダークネイビーです。旧ちゃんのインテリアには、さらによし!!

素材のすばらしさは買収されても(たぶん)極上で、やわやわな革にみせておいて吸い付くような履き心地をみせるのは相変わらずです。イタリヤモノに特有の使い心地ですね。

90年代当時、6万円に迫った定価を知る身としましては、目を疑うような安価で転がっておりましたので、思わず手を出してしまいますた(汗)。もちろん911に乗るときのための一足です。車内に置いておくか、とw。

クルマの引き取りまであと2日です。余計な買い物しないようにしないと(おわかりでしょうw)。

肝心のうちの旧ちゃんなのですが、なんでもブレーキキャリパーに蜘蛛がタマゴを産みつけていたんだそうな(爆)...次号へ

 


嗚呼、旧旧壱への道 マイスターからの電話(戦慄)

2024-10-12 10:51:21 | 嗚呼、旧旧壱への道

秋晴がつづいているなか、連休が重なって、当ホテルも大賑わいでございます。

とはいえ、ギチギチに予約を入れていたのでは体力が保ちませんから限定的にお仕事をいただきながらこなす毎日。おかげさまで、年内は地元企業様の長期研修の拠点としてお使いいただけることになりました。

WEBからの予約は現在、ブロックしておりますが悪しからず、ご了解いただきますよう、お願い申し上げます。

さて、そんななかディナーの調理の真っ最中、ちょうど極上カルビを網焼きにしているときに電話が鳴り、なんとトクイチオートのマイスターからの電話だというではありませんかっ(驚愕ののち抜腰w)。

極上カルビの網焼きは火加減、それぞれのスライス具合、ときどきの網の状態などなどを勘案して焼き上げる、私なりに集中力のいる作業ですw。画像の繊細なアブラの状態をご覧ください。今夜は特に地元産の松茸(通称、まっつあん)も添えられております。

「な、なんだとう〜、マイスターからの電話だってえ〜」

といって、一瞬で気もそぞろ(爆)。すぐ掛け直しますので、ということで電話を切ったのですが、動揺のあまり思わず焼き損じてしまったのは宜なるかな(ダメぢゃねえか)。

うは〜、どうしよう!まさか隠れていたトラブルなのか、こんな911、ウチではみられんからこのまま返品してこいとかいう話ぢゃ...といってビビりまくりますw。

デザートまで出し終えて落ち着いたところで、深呼吸してから電話をいたしますと、マイスター曰く、うちの旧ちゃんはどうやらものすごく大事に扱われすぎていろいろありそうだ、というお話です。

つまり点検ごとの距離が短距離しかこなさないクルマに特有のもので、カレンダーのみに頼ったオイル交換やら、保管状態などなどのリセットに時間がかかりそうだ、という印象を語っていただきました。

どこかが悪い、というわけでもなさそうで、ただ本来の姿に戻してやるためには独自の処方が必要である由。

というわけで、ホッとした秋の夜長なのでした。ああ、よかった〜w。さらに次号へ。


嗚呼、旧旧壱への道−4 中古車QOLその2 有害図書の発掘w

2024-10-10 19:28:29 | ももちゃんの遠足

10月10日は晴れの特異日、と呼ばれるくらいな晴天率を誇る、いわば秋晴れの日です。例に漏れず、快晴。でしたので近所まで往復5kmの散歩にでかけてみたんですが、すっかり秋の空気に支配されていて気持ちよさ全開。

これから少しづつ寒くなるので、オープンカー乗りとしてはいろいろな楽しみが増える季節でございます。

さて、先日来お騒がせしております、911祭り(爆)ですが、ここへきて更に驚くべき出来事がw。

これ、ついさっき、うちの地下室にある本棚から発掘された、991.1のカタログ!とプライスリスト。それもModel Year 2012と書かれているので、まさに旧ちゃんのものです。

さらになんとまあ、他の図書がカビカビだらけになる中で装丁もしっかりしたままバリバリの状態で発見されますた。

本棚の一角で発見した時には目を疑いましたけれど、ぜんっぜんキヲクにない、ということは手に入れてからも読まれていなかった証。今になって考えますに、ボクスターの商談の折にお邪魔したポルシェセンターでお友達の営業さんからもらったのがそのまましまいこまれていたのか、という想像です。

もちろん、当時はボクスターのみが視野に入っていたのですから991なんて雲の上、想定外の存在。キヲクにないのはそういう経緯かと思われます。

忍耐強く本棚に残されていたのは、モノ、特に書籍類を捨てることができない私のサガですけれど、本当にラッキーですた!

このカタログ、というか解説書はホンキモードのお客さんでないともらえないやつですし、いまごろになって手に入れようにも絶対に不可能なやつです。全115ページ!専門書といってよいもので、読み応えありだなんてえもんぢゃない。

さらに

この名著も発掘。じつは、これを探しに地下室へと出向いたのですがw、911乗り必携といわれるマボロシの一冊。いかがです?年季入っているでしょうw。熟読したもんで。

あれ、手近な本棚にないけど、捨てちゃったんだっけ、というノリで探しはじめて(しょうがないねえ)、地下室に出向いたらカタログともども大量発掘という始末でございますよ。

今回、納車時にクルマに付属してきたトリセツってのは、みなさまご存知のとおり、どちらかといえば事務的な内容と文章で構成されているので、緊張感をもっていちいち注意を払いながら読む感じのものですが、最初から読み進めようとすると3ページでイヤになって放り出すタイプの読み物です。

日本語もどこかヘンw。

ところがこちらは愛嬌たっぷりな文体で、買わせるための美辞麗句がこれでもかと散りばめられております。オーナーとなった暁に読む読み物としては最上の仕掛け。このタイミングで発掘するなんて、神様からのプレゼントか、と(マジです)。

手元にあるってのをすっかり忘れていたのは、じつに991を手にいれることを夢にも思わなかった当時の自分を語っておりますねw。

更に長年の911友達から

このようなさらに有害な図書wも頂戴してしまいますた。ううむ、また睡眠時間削らないと(爆)。


嗚呼、旧旧壱への道-3 中古車はQOLに効く?

2024-10-07 17:31:11 | ももちゃんの遠足

さて、2日間にわたって手に入れたばかりの911で800kmほどを夢中でw走ってみたわけですが、手持ちのCDを50枚も持っていったwわりに、気がつけばオーディオなんぞにはいちども手を触れておりませんでした。こんなのはじめて。

ひたすらクルマからのインフォメーションに注意して、神経を研ぎ澄ませて運転に集中、と。ううむ、何年ぶりでしょう、こんな運転したのw。ビール飲んでからベッドに横になりますと、肩がバキバキでしたしw。

キンチョー気味だったのはもちろんですけれど、それ以上に楽しいわけで...まだまだ自分のものになった実感なんてゼロ。借り物みたいにしてじんわり転がしてみた、という調子です。

ですが、今回のこのドライブの目的地はトクイチオートなんです!中古車を手に入れた最初のドライブでここに向かう、ってのはある意味最高だったのだ、と今頃になって気がついた次第!

ここまでほとんど中古車ばかりwを何台も乗り継いできて思うのですが、そういえば手に入れたクルマが落ち着きを見せるのは入手以前にそのクルマが使われた期間と距離を経てからです。経験則というのでしょうか。

これトクイチオートに通い始めて30年のあいだに学びました。実際のところ、ほぼ事実と思われます。手に入れた時点でダメなわけでもないのですが、トクイチのクルマに特有のフィールを手に入れるのには、という但し書きつきです。

今回も同様、トクイチオートにはこれまであたらしく手に入れた個体を運び込むたびにストーリー性を帯びた整備計画が提示されて、距離を経るにしたがってコンディションが上げられていった事実にあらためて驚きます。これ、ほんとう!

たとえオイル交換のような日帰りの整備であっても入庫と出庫の時点で「かならず」コンディションが上げられているのも特徴です。これも、ほんとう。

中古車ってのは買ってからが勝負。リセットにかける時間とここからの整備内容で、QOL(Quality Of Life)が大きく変わります。

んな、大げさな〜と思われるかもしれませんけど、このあたりじわじわくるので気がつくのに時間がかかるだけです。

って、肩バキバキにして、なにをそんなにビビってんの?と思われるでしょうが、中古車の買い物なんて「賭け」。結果が出るのは10年後。そいつをワクワクととらえるか不安ととらえるか。QOLですぜw。

以下次号

 


嗚呼、旧旧壱への道−2 車軸重がつれてくる現実

2024-10-06 11:06:08 | 嗚呼、旧旧壱への道

ご覧ください、このシルエットw。クーペと寸分違わぬ曲線をめざした、という流麗なシェイプの幌がこのクルマのハイライトです。

触ってみると分厚く、長年慣れ親しんだ987ボクスターあたりとは別物に進化しているのが感じ取れます。乗ってみると遮音性もすごい。眺めている分には非常にシンプルな構成に見えるのが進化というものでしょう。内張も同様です。

ところで911の車検証を眺めておりますと、前車軸重、後車軸重という項目があります。数値の合計がクルマの重さ、ということになります。

それによりますと、991カブではフロント560kg、リア940kgと表記されております。

上の画像からは想像もつきませんけど極端なリアヘビーが911というクルマの伝統。思い起こせば、ヒトラーにいわれてVWビートルのリアにエンジン積んだポルシェ博士が決めて以来の伝統がいまだに守られているあたり、ロマンですのう〜w。

ビートル由来のこの伝統はこのモデルでももちろん継承されて(しまって)います。

これがなにを意味しているのか?

そりゃコーナー脱出時の絶大な後輪トラクションですとか、急な下り坂での夢のようなブレーキングだとか、超高速からのブレーキング時にフラットな車両姿勢が保たれるとか、枚挙に暇がございませんけど、一番わかりやすいのは

「前輪タイアに対して、後輪タイアが2倍のスピードで減っちゃう」現実です(完全意味明瞭)。

30年前の90年式964カレラ2カブリオレの例で申しますと、当時の標準タイアサイズで後輪は225/50/16。今ぢゃ、ミニバンでも履かないようなサイズですがwこれがだいたい5000〜8000kmで交換がちらつくようになったのをよく覚えております。

んなバカな、って?いや、本当。自分の経験なのでウソいってもしゃーないし。

パフォーマンスが落ちる、というよりも単に5000kmも走れば「へっちゃう」んですよ。当時も今も変わらないリアヘビーが原因です。対してフロントタイアは205/55/16でしたっけが、10000km程度までは使える感触だったのも思い出します。

当時のポルシェ仲間たちはフツーにリア2本に対してフロント1本の割合で交換してました。当然ですが、そうやってタイアをケチってると雨の日にタイヘン悲惨なことになったりして借金かかえるハメになったりね(懐爆)

主な銘柄はピレリーP700ZやブリヂストンエクスペディアS001 、002。RE71などなど。パターンがかっこいいから、とかなんとなくよさげだから、とかそんな理由で選んでおりましたw。

当時の定価というか流通価格で4本交換にその他諸々の経費込み20万円程度が標準ライン。N認証だけは死守しておりましたのも思い出します。

今も同じですが、タイアの空気圧を指定通りに規定値まで入れちゃいますと、センター付近を中心に摩耗してしまうのもお約束です。これ、ポルシェに限りませんよ〜w。

タイア空気圧のメーカー指定値はズボラな人のためのもので、そこから0.2〜3は落とさないとダメです。

このシリーズの主役=991カブ、愛称「旧ちゃん(爆)」の「標準」タイアサイズは耳を疑うことに、F235/40/19  R285/35/19(のけぞる)。じつは私、こんな大口径のタイアやホイール、見たことすらないしw。って、またしても昭和のモノサシっすねw。

911って、こんな高みにいるんだ、とカンドーするひとときw。

さて、考えてみてください。重量配分は964も991もおそらく同様なはず。ということは摩耗のスピードも同じレベルでしょうから、ガマンしながら使って、8000kmにいちどはタイア交換が必要になるということ。

それはよいのですが、費用面おそらく70〜80万円程度と思われます(即死)。19インチでこの程度ですから、チョーシこいてオプションの21インチとかですと簡単に100オーバーなのが見えております。

加えて、みなさん、考えてみてください。911をリフトアップした画像や映像をご覧になったことがあるかもしれませんが、後輪のすぐおとなりにはなにがあるでしょう?

そう、熱源!エンジン+排気系が鎮座ましましておられます。そしてこれら熱源とリアショックの位置関係を思い出しましょう。これでもかと近接しているのです。

これがなにを意味するかって?油圧で動かされるリアダンパーに常に燃焼と排気の熱の影響がいくんですよ。

大まかに申しますと、フロントサスペンションに対して、リアサスには4倍のストレスがかかり続けます。

リアタイアにリアショックがフロントの4倍のスピードでやれていく、だってぇ〜?聞いてないよ〜(ダチョウ倶楽部)。

ああ、おなかいてえ〜(爆)。

これが911の現実なんです。以下次号

 


祝!!新シリーズ立ちあげ  嗚呼、旧旧壱への道−1 復活に向けて

2024-10-06 07:39:32 | 嗚呼、旧旧壱への道

アンタ、大丈夫かい?たっけえクルマをせっかく新しくしたのに、そんなにモンクばっかり言って。 だったら買わなけりゃいいぢゃねえか、って?

ごもっともでございます。が、このあたりは想定のうえで買ってるのでべつにモンクいってるのではなく、現状報告にすぎません(爆)。距離乗られてない中古車あるある、なお話、ということで聞き流していただければ幸甚でございます。

それにこのクルマ、なんといっても長い歴史をもつ911カブリオレの中でも歴代最高傑作だと思える991の第一世代、さらにこのキャララホワイト+ヨッティングブルー内装+幌ですよ、気に入らないわけないぢゃないですかw。

マリーンカラーともいえるこのカラーコンビネーションは、ボクスターでも全く同じ色合わせで、13年乗りましたけれど、一向に飽きがこず、乗るたびにサワヤカな気持ちになりますし、ネーミングの通り、ヨットを想起させる華やかさを持っていると思います。

さらにどこかトラッドな雰囲気なんすよねえ。トラッドな911ということで選ぶと、アークテックシルバーに黒幌、黒内装が王道なんですけど、カブリオレらしい華やかさには欠けるので、このコンビネーションがカタログ上では一番だと思います。お好みの問題ですけど。

加えて選ばれているオプションの少なさも最高です。残価設定のためにオプションてんこ盛りして、いやらしいリセール目的で買ったんだろうな〜、と思える内容の個体ばかりが目立つ最新911マーケットですけど、そういう中からよく見つけたなあ、といって自分をホメているところです。

加えて、この個体の歴代オーナー様のセンスのよさと、石ハネひとつ見当たらない、非常にていねいな扱いに対して、この場を借りて厚く(熱く)御礼申し上げます。よく残しておいてくださった、とw。

このクルマ、きっと3年のうちに世界一コンディションとすることをお約束いたします(大丈夫なのか)。

さて、コンディションは前記事までで大まかにお伝えいたしましたけれど、おおきいのは、この個体がベーシックグレードの「カレラ」なことです(きつぱり)。

上級モデルのエスやGTSなども普通に買える今、当然ながらカレラは簡素な内容ですし、エンジンも3.4リットル。ブレーキをはじめとする各装備も基本のものが備えられている関係で、歴代最高とされる991シリーズを味わうのにうってつけです。負け惜しみ、ともいうか(爆)。

とまあ、こんなのキレー事(爆)です。誰しも、上級グレードに乗って王様キブンを味わいたいのは山々なんです。がっ、ここで問題になるのが維持費ですよっ!

まあ、悪夢のような現実が突きつけられるのです、手元に911がある限りね(滝汗)。

詳細次号

 

 


そろそろ秋 次期FXさがしの旅 インジェクターの噴霧角

2024-10-05 17:03:29 | トクイチオートを考える

さあて、画像は関アジ、関さばで有名な佐賀関にて。航送中のフェリーの甲板からの眺めです。一年中、長野のイナカでホテル業務をおこなう私にとりましては、船旅というのはまたとない気分転換というものです。

しかも船倉には手に入れたばかりの991カブがしまわれています。12年オチですが、これ以上のヨロコビなんてあるでしょうかw

受け取った日の宿泊地の松山にはドライブを楽しむあまりw深夜に到着することになってしまい、名物の鯛めしとじゃこ天を日本酒で流し込むw、の夕食はマボロシとなってしまったのですが、ビジホのお部屋で祝杯をあげたのは申すまでもございません。

911を手に入れたヨロコビとコーフンのあまり、眠りもヒジョーに浅くて、深夜というか明け方にガバと起きて、911のトリセツ読み出したらもういけないw。

思わずしまいまで読み耽ってしまい、眠れやしねえw。んま、これもお約束ですわね、って修学旅行かっ(爆)。

さて、早朝の一発目のエンジン始動後のことなんですが、これがまた印象に残る不機嫌さでございます。アイドリングがアヤシイなんてえもんぢゃないw。ガクガクしちゃって、エンストするかと思うくらいに不安定で弱々しいわけで(滝汗)。

信号待ちで思わずNに入れて、回転をキープする始末。

窓を開けてエンジン音を聴いてみるとドコドコ空冷みたいな音がしています(爆)。そうか、911だしなあ、いまや300hpをゆうに超えるハイチューンエンジンだしなあ、とw。

このドコドコ音も考えてみれば、信じられないくらいによく吟味されていて、あの独特の空冷サウンドがよくリバイバルされています。996の頃にも感心しましたけど、ここへきてだいぶ似てきましたw。

始動時のドシャーン、というエンジンのかかり方なんてモーロそのまんまですもん。

空冷から水冷となってこのモデルで3世代目ですから、そこは演出が効いているのか、と考えはするものの、この不安定な感じはギリギリですぜ(爆)。

雨の中、松山の中心市街地を5分も転がすうちに落ち着いて、水温、油温もあがってくる頃に991らしい落ち着いた静かな感じを取り戻したのですが、これはおそらく燃料のせい。

マイスターに話しますと、インジェクターのクリーニングを行うことで噴霧時の角度をインジェクター6本とも揃えて、各気筒内の燃焼時の「炎の形状」を同じものにしてやることで解消する(!)し、電気の改善で火花を揃えてエンジン音自体も落ち着いて静かな方向にもってゆけるでしょうとのこと。

ちなみに、入庫後すぐにエンジン音がおかしい、と気がついたマイスターが即座に手当を施してくださり、燃料系に添加剤を投入。これで少し走ってこいという御託宣です。ここまで入庫から9分でした(驚愕)。

メカニックのK 子さんと一緒に乗って、ほんの数キロで音がマイルドに変化。アクセルのつきが明らかに改善されてしまいました!なんか、こわい(爆)。予測されていたのかっw?

燃料に対しての対策もさらに抜かりなくおこなっておくとのこと。油脂類、水類、ブレーキ系、点火系、燃料系そしてデンキとエアソリューションという一連のフルメニューを何度かに分けてこなす中で方向性を決めてゆく、との意思決定がなされました(祝)。

この先、クルマ全体が正しいあるべき方向に向かうためには、オイル交換でゆくとおおむね4、5回程度。距離で2〜30000kmを、クルマ全体にラッピングを行なうイメージで走ることが必要で、期間としては2〜3年かかる。

つまり、いまここに停めてあるのは911のカタチだけはしているが、日本のこの路上でパフォーマンスを発揮させてやるのには足りないものがずいぶんとあって、そこを登るための階段を用意するがどうか、といわれているのです。

そういう階段を登るプロセスを楽しめるかどうかはオーナーであるわたし次第である由(狂喜乱舞)。911のドライバーとしてのパフォーマンスもまた問われているわけですね。

12年落ちの911にもこういった楽しみ方があるのですw。つまり、3年かけて本来の911に仕立て上げるための道筋が示されているのです!ううむカンドーしかねえわ。

まったくすばらしいのひとこと。新車時からトクイチに入庫させる場合はこれを新車整備と呼びますけれど、これはこれ。今までにも数回経験させていただきましたが、不満に思うことがそれほど多くない、というか不満に感じる以前にクルマの改善や成長を感じることができるパターン。

おもに落ち着きとか、マイルドなレスポンスが醸成されてゆくのが印象的です。これは新車のポテンシャル70%から100%に持ってゆく王道ケースです。

バリバリの中古車を持ち込んでリセットする今回のケースでは、今のところおそらくは本来のパフォーマンスの50%を切っているあたりか。もしくは30%くらいかも。で入庫からこの先、100%に向けて改善を図る階段を登る70%ぶんのディープなプロセスが待っているのです。

ポルシェセンター整備を新車から続けた個体で、12年目のこれが現実です。

そんなにイキらなくても動くんでしょう?警告灯ついてないんでしょ?そのうち乗り換えちゃうんでしょ、新車買えないんでしょ、とお考えかもしれません。たしかにそうです。

でもね、おなじ走るんでも「どう」走るか、なんすよ(完全意味不明)。ここ、キモ!英語でいうとコア(爆)。

クルマ自体の成長、というかリセットがもたらす変化をよりキョーレツに感じながら「クルマそのもの」を愉しめるのはたぶんこちらの道でしょう。そいつをほかならぬ911でやるわけです。

よい素材のよい買い物だったのかもしれない(希望的観測にすぎません)と胸をなでおろしたところです(早すぎないか)。

というわけで、ながなが引っ張ってまいりましたw、「次期FXさがしの旅」はこれにてひと段落。

次回からはいよいよ続編、「嗚呼、旧旧壱への道」が始まります(爆)。わたしの旧旧壱wはどうなっちゃうんでしょうか?

期待してお待ちくださいませw。


そろそろ秋 次期FXさがしの旅 中古車のリセット

2024-10-05 13:25:20 | トクイチオートを考える

さて、車両の受け取りも無事にすませて、いよいよ911との初ドライブです。折悪しく、雨がポツリポツリと降り出したのですが、これ僥倖というものです。

シャーシ全体が濡れるくらいの降雨がある場合にはクルマ全体が落ち着いて、本来の姿を感じることができます。

大分からトクイチオートのある岐阜県各務原まではざっと650km。1日でも十分にやっつけられる距離ですけど、大分は夕方発にならざるを得ないので、ここはヨロコビに浸りつつフェリーに乗っけて四国に上陸しておいて、松山どまり。2日目に入庫させる手筈です。

じつは、大分からですと関門海峡経由のいわゆる北回りでも四国経由の南回りでも所要時間がほぼ同じなのです。フェリーを使ってこれなので、距離的には南回りの方が近いわけですね。

モノ好きな私のことですから、バリエーションをとってフェリー航送プラス四国のまばらなハイウェイを選択します。

1時間ちょいの船旅ですが、気分が変わって最高。グランドツーリングめいてきますw。

このフェリーはシンプルでして、予約なしで乗り場に辿り着いても駐車場に着いた順番に並んで、船倉に乗れれば各定時発の四国行きに乗れるし、満員となったら次の定時発に乗ってね、というゆるーい船便、というか渡し船です。

ネット予約ももちろん可能なんですけど、クルマ移動、それも911でのときに時間にしばられてあわてたりするのがイヤなので、ブラブラしながら向かいますw。

画像では私の後ろに2台乗ってそれで満車。あとは1時間待ちです。予約なしでたどり着いてこれ。どうです?もってるでしょうw私?

いつも思うんですけど、関門海峡経由の山陽新幹線に沿った山陽、名神、東名高速道路つまり北回りって、走りにくくてよい思い出がないです。85kmhのトラを86kmhのトラが2kmくらいかけて追い越す、ってのを全線で延々やってるので慢性低速道路なうえにそもそもの交通量が半端ない。

後続のドライバーもさまざまにイライラが募ってるので、イヤーな空気に支配されることが多い印象。車間距離とって気持ちよく走ってると頻繁にジャマが入るのも特徴か。

できれば高額な高速代金払ってまで走りたくないルートです。そこいくと四国ルートは気楽っす。交通量がまばらなのが効いてます。他車がいないところでしたら、アクセルも床...(以下自粛)。

パノラミックな橋や海峡の眺めなんかも抜群。今日は秋雨前線全開ですからクルマの様子見には絶好と申せましょう。

ところで911ですが、乗ると車内はとても静かです。それなりの音と振動はもちろんやってきますけど、拍子抜けするほど静か。ですが、クルマを降りるとかなりな音量でエンジン音が聞こえてきます。

排気音ではなく、エンジン音がやたらとデカい。耳につく。あと、その音がどことなくバサついていてうるさい。耳障りとまでは申しませんが、澄んでいないといえば近いか。

このエンジン音のボリュームと音質については、かなり入念なチューニングがされていると見ました。と同時に、幌の出来ぐあいのすごさも実感できます。これについては別記事で語るといたしましょうw。

始動時に2000rpmくらいまでドシャーンと吹け上がるのが911の伝統で、そこは素直にうれしいのですが、その老け上がり 吹け上がりの音も驚くほど大きいのです。

こりゃアレだな、シリンダー内で燃え切っていないときの燃焼音だな、というのが長年のトクイチオート仕込みのおかげで理解できます。

さて、ここはひとつフェリーの甲板に出て、ようやく手に入れた911の記録簿を眺めてみます。ううむ、至福のひとときですw。できればシャンパン開けたいところですねw。

記録簿には、ここまでの履歴が「すべて」記載されていて秀逸。

新車時から同じポルシェセンターだけに入庫しており、最後の行には認定中古車整備という記載まであります。走行距離21000km弱。おそらく実走行だとのこと(祝)。

12年で21000km...へえ〜、と思いはするのですが、マイスターによれば整備ごとのインターバルはともかく、その間の走行距離がそれぞれ非常に少ないために、使われていないクルマとしてみなされている印象である由。つまりなんにもしてない。

走ってなかったら整備なんかいりませんよね、そりゃ。という経緯で本格的な手入れは行われずに12年経過してしまった、というわけです。距離いってない中古車あるあるですね。

一連の⭕️ェラーリなどはモロにこのケースで、年を追うに従ってオブジェと化してゆくのです。わかりやすいですね。気の毒ですが(他人事)。

ブレーキングのたびに想定ラインを1mは超えてしまうくらいに効きが悪いのもおそらくそのせいです。初期タッチが悪く、うわっ、このブレーキ(思ったほど)効かねえっ!となってさらに踏むと、あるところからペダルが押し返される印象なので、フィール最悪。

ペダルの踏力に応じた減速Gが得られない違和感のあるブレーキです。中速コーナーが連続するようなワインディングなどでスムーズなブレーキングができずにリズムに乗れず、気持ちよさ半減なのが目にみえております。

こんなのを宇宙一のブレーキだ、といって喜んでるんですよw。

さて、650kmもあれば、それなりに対話もできるってもんです。さまざまに走らせてみましたけれど、ボクスターとは違う世界観でもってぐいぐい押してきます。各部分のマージンの大きさも感じられます。

画像の5連メーターはもちろん3連から上がってきたw私にはうれしいけど、本当は、中心のタコメーターしか眺めておりません(爆)。

シート背後のスペースもじつは居住性に効いているのが実感されます。

ボクスターではドライバーの背中がエンジンスペースなので空間は20cmあるかどうか程度ですが、911ではリアシートという名前の広大なラゲッジスペースになっており、これが効くのです。ひんぱんに振り返るわけでもないのですが、意識の上でこの空間があるだけでルーミーな印象。

音もじつは車内で響きやすいのではないでしょうか?

991からはこれ、吸気音だという解説ですが、エンハンサーを駆使して増幅した吸気音を車内に導いてドライバーを鼓舞する、という解説があるんですが、これがまたうるさいときている(爆)。

スポーツモードの時だけか、と思いきやノーマルモードでも、たとえば画像の6速95kmhからアクセルを開けますと「ほわわ〜ん、ぐぎゃーん、フォロロロ〜ん」といって吠えてくださいます。

まったく苦笑ものですw。キブン上がるけどね(ぢゃいいぢゃん)。

入庫したら、元うちの僕さまとご対面してしまいましたw。新オーナーさんに向けたセッティング中だそうですw。いろいろと思い出しましたけれど、そういえば僕さまの方が911よりも格段に静かだったよな、と。

ドライバーのすぐ背後にエンジンがいるボクスターのほうが、リアエンドつまり3倍以上の距離にエンジンのある911よりも静かだってのはどう考えてもおかしい。

そう、この911、ちゃんと燃えていないのです。詳細次号


そろそろ秋 次期FXさがしの旅 いよいよ引き取り

2024-10-05 07:16:39 | 加齢なる遠足(爆)

ガーン、いよいよ今日は大分へと出向き、ポルシェ911を引き取ってまいります。待ちに待った記念すべき日です〜。

マイルで飛べる飛行機でいけば、とも思ったのですが大分便は毎年12月の恒例なので飽きちゃいましたw。また、降りたあとの空港からのルートや到達時間をみますとあまり変わらないか、むしろ早い新幹線と在来線で向かいます。

なに、これにかかる時間こそが長ければ長いほどよいわけでw。

画像は、生まれて初めて大阪以西に乗るのぞみ号w。ううむ、線路で博多行きだなんていまだにスゲー、信じられない。ジュース飲んで、居眠りしている間に関門海峡渡っちゃうw。

って、昭和の小学生みたいなこと言ってますけど、ご縁がなかったんだからしゃーない。あと、頻繁には旅立てない立場だ、ってのもありますわねえw。これ以降きっと使わなさそうな、スマートEXアプリも使って(爆)、タッチアンドゴーにも挑みますたw。

案の定、駅では使えるゲートと使えないゲートが混在していたり、JR各エリア内での連携がまったくなく、アプリまで別物ときてやがる。タッチアンドゴーでここまで来てるのに、次の乗り換えでは別アプリ。ネット予約させておいたくせに券売機で紙キップの受取だ、などという過渡期に特有の混乱まみれ。

おまけにのぞみの車内は各国語インバウンドのグループが多数占拠しておられてロンドンパブ状態ですぜw。

とはいえ、今日は私の祝祭日!もうね、国際線のビジネスクラスラウンジで離陸前に一杯きこしめして、そこらぢゅう走り回りたいあの気持ちに似ています。お分かりですか(わからんて)。

今日のお天気は西日本全域で降雨確率100%(爆)。例によって、台風プラス秋雨前線の影響ですから、あらかじめ想定ずみですw。カブリオレの納車にそりゃないだろう、と思われたそこのアナタ、まだまだですねw。

もちろん晴れた方が良いのに決まってますけど、納車といっても12年落ちのただの中古車。今回の旅は引き取るだけだと割り切っております、そこから自分だけの次のステップに進める計画です。

中古車や新車もそうですが、買ってそのまま乗れる、と考えてはなりません。スーツに例えると「お直し」というやつが必ず必要です。洗車したり、パーツ変えたり、ってのとは次元が違うので念の為w。

クルマそのものは個人からの委託販売なので、基本現状渡し。引き取りは一刻も早いほうが、と思ったのですが今頃になりました。お願いして陸送していただくという選択肢もないではないですが、こんな楽しいイベントを他人任せにしてしまったのでは思い出に残らないぢゃないですかっ。

そこまで忙しくないしw。

長年の馴染みの別府も素通り。画像は駅前の油谷熊八先生。今日は折からの秋雨の中、イエローのカッパを着ておられますたw。そこら中から湧いているお風呂に浸かってビール飲みたいのをこらえて、販売店のある大分に向かいます。

とどうでしょうか、大分駅前に降り立ったら、路面ドライ!お迎えのお嬢さんに訊けば朝から薄曇りで、絶好のお天気だというではありませんか。

ううむ、持ってるのかも、自分とw。それと登録ナンバーもすごい番号がきてしまいました!

昔から、希望ナンバーなどはこっぱずかしいからやめてくれ、というタイプなのですが、今回もお任せですませていたら、なんともビミョーに最高な番号が回ってきましたw。

ううむ、これですよ。とにかくカッコいい!イタ車みたいw。

のですが、色々とあるようで...以下次号。

 

 

 


そろそろ秋 次期FXさがしの旅 トクイチオートのしつけ

2024-09-19 08:55:31 | 987ボクスター・ドライビングマニュアル

ところで、この暑さなに(爆)?昨夜は中秋の名月だ、というので5kmほど出歩いてみましたけれど、それまではクリアだったのが途中から雲が立ちこめてきて、みるみる湿気が増すのが肌で感じられました。半分は秋の空気なのですが、半分はまだ真夏のアレですぜ。

不快極まるこの気候ですが、これもあと数日ですってね。なんとかガマンして乗り切るといたしましょう。

CAYMAN GT4 での刺激に満ちたドライブから数日。役付きポルシェ(詳細はのちほど)のケタ外れの濃厚さにやられてしまい、まあ予測はしていたのですがアレはどうころがすのが正解だったのか、あそこはもっとスムーズにいけたのでわないか、とか色々と考えこむ毎日(無駄ですって)。

ほんの半日のドライブでしたけれど、それくらい私にとりましては濃厚な体験だったわけです。さすが2000万円(爆)。

ですが

基本、これと一緒(うっそ〜!!)。だったのに気がついてしまいました。

どんな条件でも安定しきっていて、しかも速い。レイアウトに始まり、トルクもパワーもグリップもブレーキングもレベル違いなのは当然としても「質的に」同じものであった、という結論に達しております。

アホか、と思われたそこのあなた。フツーです(爆)。

ですが事実。VW beetle 1.2 もPORSCHE CAYMAN GT4 4.0も、2台を同じものとして捉えてやれば理解できることに気がついたのです。

だから扱いも一緒でよい、と。ううむ、禅問答のようですが、トクイチオートユーザーのみなさまでしたら納得していただけるのではないでしょうか?

というわけで、うちのカレラは現在移転登録手続きを行なっております。書類とナンバーのやりとりを済ませて、引き取りは来月上旬。計画通りにコトが運べば11月上旬には手元にやってくるか、というスケジュールっす。

ううむ、無事に終わるとよいのですがw。旅はまだまだ続きます。