さて、お彼岸連休も忙しさのうちに無事、終了。
最終日のランチのお客様のニクヤキの真っ最中に届けられたJohn Lobb Ludlow!初日はウレシさのあまり履き倒して、2km近くも歩いてしまった(ばか)のですが、なにただの靴ですよ、高いけど(爆)。
よく、靴を長持ちさせるのには、続けて履かないことだ、などとご意見番がおっしゃっているのを目にするのですが、続けて履いたって、本体にはほとんど影響なんてない。常識的に考えれば連続しようしないほうが良いのは、その通りですが、実はそんなにヤワなわけもない。
気を遣う人に限って、何十足も持っているのが常ですからして、買い替えを促す意味で、ヘビーローテーションはむしろ好ましいことなのではないか、と(爆)。
とかいって、履き古して捨てられる靴なんてのは、このクラスではあんまり聞きませんねえ。それこそ、ポルシェ911が古びて廃車になるのを見かけないのと一緒(違)。どんなボロでもそれなりに敬意を持ってあつかわれる、そんなシヤワセな存在です。
さて、新しいくっくが届いた折には恒例の「脱脂の儀」でございます。どんな靴でもお手入れの前歴は不明ですから、一応リセットしておくというわけです。僕はたとえ新品でも、手に入れた靴にはこれだけは施しておくことにしております。
明けてから、あらためて眺めてみますと、なんだかものすごい革質だ!
どうやらブラックとはいえ、限りなくグレーに近いブラックで、屋内ではネイビーにも見えていたのですが、屋外ではグリーンがかったグレーという感じ。
質感が凄まじいので、ここはやはりブラックやネイビーのクリームで色を乗せてしまうのよりも、(個人的に)流行のマット仕上げを施すことに決定。
サフィールのナッパレザークリームを塗り込むこと2周。今日は浸透を期待してお休みしてもらうことにして、本格的な稼働は明日からですな。ううむ、楽しみ!
なんかものすごいものを買ってしまった、という感じ。
使われている革の面積からゆきますと、やはりCPは抜群に高い。あとは何年履くか、なのですが、こればかりはどうも(汗)。最近の靴ヲタの風潮では、ブランドによってたとえ中古でも高額で取引が行われるので、つい~。
でもね、毎年次々に新しいモデルが出てきては、ブツヨクを刺激してくださるのもまた事実。靴好きとしては、一生ものを履き通す、というスタイルがある一方で、次々に
乗り履き換えて、愉しむ、というのもまた理想としてある。
このあたり、クルマにそっくりですな。殊にネットオークション普及のおかげで、靴の中古市場がある程度、形成されたここ数年の顕著な傾向。実はトケイも事情は同じ。
修理もある程度は利くし、ブランドごとの棲み分けもある、置き場所にもあんまり困らない。ただクルマと一番違うのは年式と歩行距離(爆)がイマイチ明らかにされないことですね(爆)。
画像は、ほぼ20年ぶりに復活なった911タルガ。993から997までは、ヘンテコリンなパノラマルーフでお茶を濁していたのが、オリジナルのタルガスタイルをとんでもなく凝った収納メカニズムで復活させたというゼータクなモデル。こういう復活は喜ばしいわけですが、お値段がぜんぜん喜ばしくないって(爆)。
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YouTube: 2014 Porsche 911 Targa Roof operation