嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

トクイチオートを考える クルマが汚れないんですけど(まじ)

2018-09-20 10:47:19 | トクイチオートを考える

気がつけばお彼岸まぢか。3月からここまで、ほぼノンストップでやってまいりましたが、そろそろ息抜きを、と思うまもなく、秋のラッシュがやってきてしまいますた。

おかげさまで、画像のB子さんも例年どうりというか、それ以上の酷使ぶり。

距離はとうに5万キロ半ばを超えておりますが、車齢を感じさせない仕上がりは、乗るたびにホレボレいたします。いや、本当です。

そんな中、ふと気がついたのですが

じつはクルマが汚れていないのです。停めてあるのはただの屋根付きスペースなので、ホコリや雨つぶは降りかかるし、泥はねもトーゼンあり。もちろん、未舗装路も走らせているし、水たまりも直進(爆)。これといって気を遣うことなしに扱っております。

ですが、なんというか洗わなきゃ、と考えるほどには「汚れていない」んですよ。ちなみに前回の洗車はたしか梅雨明け前(滝汗)。

すでに、いつかけたか失念したくらいに昔のコーティングが効いているのかな、とぼんやり考えていたのですが、どうもこれトクイチの最新ソリューションのおかげらしいです。そういえば、ボクスターさまもここ3ヶ月ほどはフキもしていない、というね(汗)。

帯電していないクルマってのは、いろいろと良いことばかりのようで。願わくばこのまま冬までなんとか引っ張りたいものでございます。

ところでビートルがいよいよ生産中止である旨のニュースが流れておりますけれど、タイプ1と呼ばれた元祖が生産中止となった時のショーゲキとは比べ物にならないっす。あんときゃ〜、間に合わなかった、といってひとつき寝込みましたもん(うそ)。

そもそもゴルフに主力移行してから先代ニュービートルが復活するまでの数十年間、生産されずにいたんだし、こいつはただのゴルフのコスプレ。あんまり騒ぐニュースではない気がいたします。

それよりも、外観をいじらないかつてのビートルのモデルチェンジにならって歴代ゴルフをこのボディにかぶせて生産する、に一票(爆)。

このカタチのまま最新のシャーシをいつでも手にできる、というのはビートル好きの夢でございます。ちなみにゴルフ6ベースのこれでもニッポンの路上では速さは十分。元祖タイプ1では、山道の登りなどで婦女子運転のミラターボなどに煽りまくられたキヲクが鮮明にございますが、そんなのも今は昔(爆)。

個人的には、このなんとも言えない窓小さめなウインドウグラフィックがタマランチ会長。オリジナルのタイプ1へのデザインリスペクトも感じられるし、そこかしこにあるオマージュもわざとらしさがなく、上品に仕上がっている。

そもそもThe Beetleになってからのルックスは初代のシンプルなこれがシリーズ中ピカイチだと思うので、大のお気に入りでございやす。いまだに乗り込む時にニヤついちゃうというのは秘密っす(爆)。

コンディションだけは常に研ぎ澄ませておいて、今後もせいぜい活躍していただくといたしましょう。

惜しむらくは、画像のデンキバージョンがリリースされなかったこと。まあね、この辺りはごショーバイですからわかりません。特別限定モデルでゴルフ8か9あたりにかぶせて復活というのもあるのかも。

 


朝食のテコ入れを行なっておく

2018-09-05 19:31:30 | 今日の逸品

当ホテルの朝食は、和食と洋食のチョイスでございます。和食は定番といってよい、漆塗りのお膳に乗せて、炊きたてのご飯をメインに供するタイプ。洋食は、各種パンと卵料理、コーヒー、ジュース類という感じ。メインは申すまでもなくパン。

ごく普通の品揃えですけれど、近隣の宿からわざわざ、この朝食のみ召し上がりにいらっしゃる、というお方もいらして、評判は上々。

パンの焼き上がりはトースター頼みです。

工夫のしようがない、といって半ば諦めておりました。おいしいトーストを実現するのには、おいしいパンの入手がうまくゆけばおっけいなのだと考えていたのですが、提供価格を考えると、一般に売られている価格レベルでないと不可。

個人ベーカリー製の「趣味のパン」の導入も考えたのですが、制約多し。

そこで焼き方を改善するべく、このたび、画像のトースターを導入いたしました。そう、知る人ぞ知るのバルミューダでございます。

2015年の発表当時には、それこそ大騒ぎで、家電ベンチャーがものすごいのを出した、といって話題独占だったのですが、品薄が続いたほかになんといっても2万円代半ばという「超」高価格が響いて、完全に他人事でございました。

当時、おいまつえん で使っていたトースターはたしか1980円で買ったやつです(爆)。

ことしに入ってからアラジンという石油ストーブで鳴らしたメーカーが、0.2秒でヒーターを立ち上げて、高温でスピーディに焼き上げる、という新型のトースターをリリースしたあたりからハイエンドトースターバトルが静かに盛り上がっておりますた。

これらトップエンド2モデルの比較はお値段面での比較はムリ(13000円と24000円前後)ですが、4枚同時焼きが可能で、しかも素早く焼きあがる、というアラジンがどうみても優勢なところを、今回は仕上がりのクヲリティを重視して、バルミューダに決定いたしますた。

4枚同時焼きなんて年に何度もないわ、という現実に気がついたのです(爆)。

結果

チーン(仕上がりの音)!トースターから出した直後に、画像のようにクロワッサンをナイフで切ることができるのです!つまりサクサクの仕上がりが待っているだけで実現しております。ううむ、カンドー。

キモは、実に5ccの水。

HPに載っている開発秘話によれば豪雨の日に強行したBBQの時に、なぜか焼いたパンが異様に美味しく、あの味をなんとか再現したい、というところから出発したのだそうです。

ところで朝食に供するパンは、トーストやクロワッサンばかりではありやせん。デニッシュや、コッペパンもある。さらにトーストでもチーズトーストやピザトーストなんてのもある上に、それらが混ざっている場合もあります。食パン1枚とペストリー1個みたいなパターンもごく普通。

焦げ目が欲しいトーストにしても、クラシックなやつと、チーズ載せ、はたまたピザトーストなんてえのも作りますし、クロワッサンやデニッシュみたく焦げ目が不要なのも日替わり、果てはお客様ごとに違えて出す、なんてえパターンもございます。

朝の、一刻一秒を争う殺気立ったキッチンでトースターにかかりっきり、というのほど困ることはございませんから、モードを選んで、水を入れるのさえ忘れなければ、抜群の仕上がりが約束されるこの一台は本当に助かります。

バルミューダの焼き上がりを確かめたいお方は、ご予約をお待ちしております(そうくるか)。

oldpine@seagreen.ocn.ne.jp