嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

2011も暮れますね!

2011-12-31 19:31:25 | うんちく・小ネタ

Dsc04226 なんだかんだと忙しく過ごすうちに、きょうは2011大晦日でございます!

今年ももう残すところあと数時間・・・御用納めのタイミングにあわせるかのような消費税率発表が小賢しかったですが(爆)、税率上げは暗黙の了解事項。スペインやイタリヤみたくなる前に、経済方面でも復興に向けて頑張ろうでわありませんか!

さて、今年も個人的にはいろいろとやった!九州の温泉への傾倒ぶりは今年に始まったことでわありませんが、その傾向が強くなり過ぎた挙句、信州の温泉に目が向かなくなってしまいますたのはマイナス点か(涙)。が、痔元には地元のよさがあるというものです。しっかりと味わい直すといたしましょう。

クルマ方面ではボクスターへの乗換えで、ドライビングそのものへの興味が「復興した」のが画期的!本当によい買い物であったなあ、と今更ながらに想起されます。クルマのキャラからいくと冬季には冬眠か、となりそうですが、晴天続きの長野県東部ではこのまま3月までいけるとみました(祝)。現在マフラー出口はカラカラですがね(爆)!あまりのカイカンに乗り出しは2日に一度(爆)。ただし、ホテル業なだけに年中無休の仕事を抱えている関係で長くてもせいぜいが60分程度のドライブなのですが、これ以上のリフレッシュはちょいと考えつかないか、というくらいにタノシイドライブとなります。たとえ小雪まじりでも屋根を開けてしまう関係で(ばかともいう)、外気に触れるという部分では究極。おもにタイアとサスペンションからくるじんわりと柔らかい乗り心地と、さいきんとみに静かになってきた印象のエンジン音からくる「温室効果(意味違)」からくるフレンドリーなフンイキが乗り出し頻度に効いている。

来年は更なる低価格高品質の限界を究めた路線を打ち出しつつも、新規製作のHPがターゲットに置く、あらたなる顧客層からの集客を目指します。

ここまで負債なし。なんとかやっていられますのもみなさまのおかげでございます。来年もまた、お目にかかれるのを楽しみにしつつ、こちら長野県佐久市でお待ちしております。顧客、ならびに読者のみなさま、一年間誠にありがとうございました。来年もまたどうぞよろしくお願い申し上げます。どうぞよいお年をお迎えくださいませ!


加齢なる遠足(爆)2011最終変 クリスマス湯けむりツアー(爆)-10湯布院 無量塔

2011-12-28 20:28:08 | 加齢なる遠足(爆)

Dsc00188  長湯から別府へは県道30を使います。痔元民のみが使うか、というローカル道路ですが、風光明媚なほかに道幅もこれでもか、と狭いのですが、みなさま「すれ違いバトル」を楽しんでおられるのが印象的(爆)・・・まさに車幅感覚をどこまで磨いているか、で詰め寄ったのちにブレーキング勝負(あぶないから)。

デミオの場合はフロントエンドの読みは極端なまでのウエッジシェイプボディのせいで、絶望的ですが、絶対的に車幅が狭く、圧倒的に有利。なにこの時点ですでに500kmをともに過ごしているわけですからして、ギリギリの「寄せ」をかますのなんて朝飯前(爆)。長湯からはほんの1時間弱で別府に到着してしまいます。

途中、せっかくなので湯布院の立ち寄り名所にも寄りますた。さよう、「庄屋の館」でございます。こちらもレッキとした高級旅館なのですが、いかんせん代金高すぎ(爆)。宿泊のほうは閑古鳥の模様ですが、とにかく敷地内にわく「青湯」が全国的に響いてしまい、立ち寄り湯部門(爆)は引く手あまた。たったの500円でこの泉質、というのはやはりデフレな昨今、心身ともに効いてまいります。

Dsc02565  こちらもやはりこの痔期にはまばら、どころぢゃない、完全貸切!・・・本州の温泉地ではゼッタイにありえない事象ですが事実です。

そして、ここまで来たからにわ、庄屋の館からはクルマでほんの5分で到達する「山荘 無量塔(さんそうむらた)」に寄らない手はありません。安宿に泊まっておきながらも、そこはホテル経営のエッセンスを汲み取る旅なわけですから(そうなのか)、一流どころの空気くらいは吸わせていただきましょう、というわけです。例によってtan's barに突入ののち、名物のロールケーキ(たいしたことないです)とコーヒーのセットを頂戴いたしました。嗚呼、よきかな。さらに以下痔号。


加齢なる遠足(爆)2011最終変 クリスマス湯けむりツアー(爆)-9 大丸旅館

2011-12-27 20:23:37 | 加齢なる遠足(爆)

Dsc02600_2 斧川に面して、「川がうねっているあたりの高台に建てる」、という露天風呂つき温泉旅館の文法どおりの立地を確保しておられる大丸旅館の全景です。

小規模ながらクヲリティ高い和風建築。いまや九州のメインストリームといってよい、和モダンではなく、あえて純和風で設えたあたりに大丸のポジションが伺えるというものですが、靴脱いで、畳にテーブルの様式はそろそろ古くなったか、との印象はぬぐえません。

名泉といってよい長湯の源泉を当然のようにかけ流し(私は滝おとしと呼んでおります)で供給しておられるのを、大浴場で味わえるほかに、ほんとうはいけないのでしょうが(爆)、深夜と早朝には別館のプレミヤムクラス・貸し切り露天も味わえる(行けばわかります)、このシチュエーションを対岸から味わえるのが(爆)、まさにBBC長湯の顧客の特権!以下痔号

画像右端のふたつ並んだ小窓が貸し切り露天風呂!パラダイスでございますよ~!!


冬にはりんごのディナーをいかがでしょう?

2011-12-27 09:34:16 | 食・レシピ

Dsc04225 みなさま、りんご食べてますか?こちら信州では出荷は11月一杯でおしまい。その出荷時期の終わる頃にドド~っと出てくるのがご存知、「ふじ」でございます。

ジューシーな味わいと程よい酸味甘味が調和したふじですが、やはりリンゴの王様である、との評判よろしく、贈答用りんごといってもよいランクですね。

さて、おいまつえんではこの冬、リンゴのディナー(ディネ・ド・ポンム)をご提供中でございます。前菜、スープ、メイン、デザートすべてにリンゴを使うのが特徴ですが、こんなに相性のよい食材があるのか、と驚いていただけること必定でございます。ぜひともお試しください。

画像はいわずと知れたパイ・ア・ラ・モード。リンゴにはメープルシロップとボルドーの濃厚な赤ワイン、さらに栗のハチミツで風味付けがしてあるフクザツな風味が特徴でございます。

ディナーの一品。

ご予約は 0267-62-0251 おいまつえんまでどうぞ。

oldpine@seagreen.ocn.ne.jp


おいまつえん ホームページ近日公開予定です!

2011-12-27 09:24:02 | ブログ

Dsc04235 かねてより懸案だった、当おいまつえんのHPでございますが、いよいよ本格稼動の目処が立ちました!

きょうび、必需品となった感の強いHPですが、これをできれば自前で構築して、と目標をかかげたのはよいのですが、HTMLの迷宮に迷い込み、さまようことはや10年(爆)。そのかん、某Z氏にお願いしてniftyから暫定的なHPを提供しておりましたが、限界を感じ、このたびやはりZ氏ご協力の下、シンプルながら宿の空気が少しでも伝わるオリジナリティあるHP、を目標に製作していただきました。

たたき台といえるレベルのものがすでに構築されておりますが、あとはキャプション、画像などなどをより磨いて正式公開にもってゆく予定でございます。みなさま、どうぞお楽しみに!


シングルベルの会 無事終了いたしました!

2011-12-27 09:16:37 | 日記・エッセイ・コラム

Dsc04226当宿の名物、シングルベルの会・・・ご存じない方のために解説いたしますと、家族みんなで、あるいはカップルでほっこりと過ごす、がデフォルトのクリスマスイヴの晩にひとりで過ごす、あるいは過ごさなければならなくなった、そんな孤独なお方の救済イベント、ととらえていただいてもよいのですが、むしろ積極的にひとりを楽しもう、という方々に人気のパーティでございます。

例年、紳士が数人集まっては取り留めのない話題にはじまり、各自の専門分野やクルマ、服飾など多岐にわたるそのトークの内容は非常に得る物が多く、ひそかに人気のイヴェントとなりつつあります。もちろん今年も行われましたが、静かな盛り上がりはやはりこのイヴェントならでは。来年もまた開催予定でございます。いまから予定が立ってしまうのもカナシイかもしれませんが(爆)、どうぞお楽しみに。この季節に思い出していただけましたら幸いでございます。


加齢なる遠足(爆) 2011最終変 クリスマス湯けむりツアーー8 別府

2011-12-26 18:53:30 | 加齢なる遠足(爆)

Dsc04184 Dsc04179 九州へ上陸、それも温泉目当てで、となった場合には別府をはずすことわできまっしぇん(爆)!

かねてより懸案だった別府の中心街にあるこちら「山田別荘」で平日のみ可能な夕食なしというやつを選択させていただき、別府の高温泉も楽しみます。

こちらのお宿は昭和の建築をそのままガラス板一枚に至るまでオリジナルで使い続けているので有名。そのかわりすきま風ぴゅーぴゅーですぜ(爆)。

そもそもシーサイドで温暖な別府ならばそれもよいか、とも思うのですが、訪ねた日は平年比マイナスDsc04189 5度にもならんとする寒波襲来中でちょいときつかったかな、と。アルミサッシの気密性能に慣らされてしまったカラダは情けないです。

それでも随所に施された非常に凝った意匠はわざわざ訪問して鑑賞する価値おおありです。30代かな、と思しき経営者夫婦のセンスのよさがにじみ出ており、これですと夕食もかなり期待できそう。次回はお願いしてみたいものだ、と。

この日は僕のほかにお客さまはひとりだけ。それも男性だったので、女湯にもご自由にどうぞ、といわれて両方にはいってみましたが、さらに露天風呂もあDsc04191 って素晴らしい。別府らしい高温の源泉かけ流し、というか例によって滝落としが景気よくされており、タマランチ会長。ジンワ~、としみてくる41~2度近辺のアツアツのお風呂につかったあとに昭和もうど全開のお部屋でビールをキューっと、なんてえのは旅情の極みでなくて一体なんでしょう、と!部屋の窓からは別府タワー。しんと静まり返った館内を板張りの廊下をきしませながら何度となくお風呂に向かっておりますと、思わずタイムスリップが起きる、というものです。以下痔号。


加齢なる遠足(爆) 2011最終変 クリスマス湯けむりツアー(爆)-7 九重界隈

2011-12-26 18:30:06 | 加齢なる遠足(爆)

Dsc04151 画像は九重界隈、黒川温泉さきの満願寺温泉にある、「華坊」の露天風呂。こちらも当然のように貸切でございました。このエリアに特有のインクブルーのなんともいえない色合いと独特の温泉アロマにつつまれて、川のせせらぎをきいておりますと、ああ、帰りたくねえ~、となります(爆)。

長湯界隈では特に有名なラムネ温泉にも寄り、身体じゅうにビッシリ泡がつくのを楽しんだり(BBCに宿泊の場合には100円ではいることができます)、長湯からはクルマで10分程度で到達する「七里田温泉」にも寄りました。こちらもものすごい濃度で、湯の華満開(爆)。ともに休日には来客が1000人を数えDsc04162 ることもある、という超人気温泉を独り占めすることができて、まったくタマランチ会長。

こうなりますとやはり痔回の九州もまばらな痔期を選びたいものですのう・・・以下痔号


加齢なる遠足(爆) 2011最終変 クリスマス湯けむりツアーー6 阿蘇カレンダー道路

2011-12-26 16:58:28 | 加齢なる遠足(爆)

Dsc04144地元のみなさまにはおなじみでしょうが、阿蘇山中、「瀬の本(せのもと)」と呼ばれる交差点から阿蘇神社方向へと向けて山を駆け巡るあたり、圧巻のワインディングが存在いたします。距離にしてだいたい20km。独特のパノラミックな風景が展開したあとに、外輪山手前の平地に向けてイッキに下るワインディングが組み合わされていて楽しい。交通がまばらなこともあり、この界隈に行った折には必ずクルマを進めては楽しんでおります。シーズンには観光道路となって、それどころではないのですが、 こんかいのクリスマスツアーではほぼ貸切のクリヤラップ(サーキットじゃないんだから)。

また画像のような景色が延々続くので、自分のクルマなどでいった折にはクルマをバックに記念撮影、などというのはまるでカレンダーみたいに決まるのでいうことなしでございます。ボクスターで行った折には、あまりの速度で通過してしまい、止まる暇なんざなかった、といいたいところですが、本当のところはドラDsc04142 イビングがあまりに楽しく、おもわず2往復もしてしまい、撮影のことなど忘れていた、というわけです(ばかだねえ)。高低差が非常に大きく、攻め甲斐のあるコーナなども連続するのでポテンシャルを見るのには絶好・・・ですが、デミオのベーシックバージョンでわねえ(涙)。ボクスターあたりですと床まで踏んでちょうどよい速さ。旋回そのものが楽しいあのクルマにとりましてはまさに独壇場となりそうな条件が揃っています。 以下痔号。


加齢なる遠足(爆) 驚愕の2011年末!コストコ探訪記(爆)

2011-12-26 10:17:25 | 加齢なる遠足(爆)

Ny_071 さて、12月25日、クリスマス!ニッポンではむしろ「事後(爆)あつかい(完全意味明瞭)」というわけで、まことに白々しい連休の最終日に、HPの製作を依頼しているZ氏とともに打ち合わせを兼ねて群馬県前橋市にできているという「コストコ」に視察を兼ねて逝ってまいりますた(打ち合わせだったら家でやれば、という突っ込みはお受けいたします)。

以前より興味津々だったのですが、いかんせん完全会員制のこちらへはメンバーさまに連れて行っていただくか、年会費4200円を支払わないと原則入場不可、ということで機会を逸しておりました(どうでもよかった、ともいふ)。

なにを今更、というお方もまあ多いでしょうが、この「アメリカそのもの」の販売方法を半ば強引に日本国内で展開しておられるその「強さ」にはとにかくびっくり。アメ車みたく取り回しに四苦八苦する巨大なカートにこれまたアメリカンサイズのドリンクをぶったてて、店内を練り歩いてみれば、そのあまりの大きさに辟易とするわけですが、いちばん興味深いのは他人のカートの中身です(爆)・・・そんなに買ってどうすんの?と、飲食業を営むこの私が心配になるほどの量をドカンドカンとカートにいれてプリプリ闊歩するさまはまさにアメリカの東洋系の移民(爆)。おまいらいつからアメ人になったんだい、とツッコミたくなるというものです(爆)。

もう、ダイエットだのメタボリックだのは関係ない。全員内臓脂肪最悪水準マチガイなしか、と錯覚するほどの高カロリー食品群がドカンドカン売れてゆくのにはまったくヤラレますた(爆)!出色だったのは「スシ」です。日本人が握る「寿司」ではなく、「スシ」!つまりはサイズもネタもすべてアメリカ流のアメリカン・スシが群馬県前橋市で堂々と作られ、北関東の人々(いなかもの)がドカドカ買ってゆくこの異様な光景にまたしてもちびりそうになりますた(最近ユルいんぢゃないか)!

小1時間も店内にいるうちにはこちらもすっかりアメリカ人、ぢゃなかった、アジヤ系移民みたくなってきて、Z氏と英語でやりとりする始末(うそです)。名物だ、という180円ただしLサイズドリンクフリーフローつきのホットドッグなんてNYの路傍の味そのものですぜ(ほんとうです)。

ううむ、まったく異様。ですが、これは現実です。おまけに商圏はざっと周辺100km以上にも及ぶというではありませんか(驚愕)・・・あまりの過剰カロりーな空気に帰宅して思わず運動に禿げむ私なのですた(ホットドッグ食っただけでしょ)。

画像はNYのSOHOで買った「スシ(爆)」です。コストコとはなんら関係ございません。


加齢なる遠足(爆)2011最終変 クリスマス湯けむりツアー(爆)-5 たびのお供

2011-12-26 09:26:45 | 加齢なる遠足(爆)

Dsc04173 こんかいのたびのお供はこれ!そうです。5年前のパリもうでにも出動したジョンロブのdebee。モデルサイクルが極端に短いロブではとっくにディスコンティニュー扱いのこれですが、機能美というのでしょうか、レザーのカッティングとステッチの美しさにダブルソールとはとても思えないお洒落なスタイル。そこへ相変わらずの厚化粧で(爆)、今回立ち寄ったお風呂やお店、お宿でもよく話題になり(爆)、ホメられたのはうれしかった~(爆)。そもそもは型押しのレザーのはずなのですが、長年のお手入れのおかげでワックスで部分的にこのシボが埋まり、独特の風合いを醸しているのがお判りでしょうか?

たしか交通事故の保険金で買ったキヲクがあるので(爆)、入手からはそろそろ10年になるか、というところですが、イギリス靴の10年なんてまだほんのナラシ。ようやくダブルソールの返りがよくなってきたか、といったレベル。

ジョンロブのお家芸といってよいダブルモンクの造形も定番のウイリアムや最先端もうどのチャペルなどとは文法は一緒ながらそれぞれダイタンに違えてあり、味わい深い。

Dsc04072 今回のように何日間も旅先で履きっぱなしになる場合にはシュートゥリーの持参が望ましいのですが、極端に重たい(爆)。なもの使ってられない・・・が、ジョンロブの造りは非常に堅牢ですし、雨などに遭わせても、もちろんびくともいたしません。画像でお分かりのようにハニカムワックス+パレードグロスをきっちり塗りこんである場合には1週間程度放置したくらいではこのコワくらいのツヤ(爆)が失せることはまずありませんて。温泉から上がって、さて帰るか、というときに旅館の玄関先にこいつがドドーンとあるさまはなかなか違和感たっぷりでよし、と(爆)、いわばギョーザの中にステーキが置いてある状態か、と(うぬぼれがつよい)。以下痔号。


加齢なる遠足(爆)2011最終変 クリスマス湯けむりツアー(爆)-4 菊池温泉まで

2011-12-26 09:04:41 | 加齢なる遠足(爆)

Dsc04091 さて、激安プランだったとはいえ手元にはレンタカーがあります。長湯で文字通りの長湯を愉しんだあとには、遠征いたします。

今回は阿蘇の向こう側、熊本市に程近い、菊池温泉、さらに山鹿温泉、そしてその近くにわく平山温泉まで出向いてまいりますた。往復で300kmを越えるロングドライブなのですが、これがまたタノシ~。

九州のよいところは北海道と同じく、街の区切りがハッキリしている点でしょう。街の入り口と出口がちゃんとあって、それぞれの街のあいだには何もない、ただ自然と道路があるだけ、というメリハリがあるのです。本州ですとなかなかこうはいかず、街並みがダラダラ続いてしまい、必然的に交通の流れもゆっくりになりがちですが、こちらではパッタリと家がなくなったかと思うとみなさま思い切り踏んでおられます。ほんとにいいのか~、というようなイキオイで地元のみなさまに先導していただき、ガーミン君(ポータブルナビの名称です)のお手伝いもあってディープアソ(爆)を巡りました。

Dsc04097 途中、もはや個人的に九州の定番となった、うなぎのせいろ蒸しを食したり、晩御飯にちょうどよいか、と思われる極上の馬刺しを仕入れたりしてドライブを楽しみます。

上の画像は菊池温泉、「清流荘」の露天風呂。あたりまえのように貸切となっておりますが、実は人気のお風呂で、満員でお断りすることも多い由。湯口からドバドバかけ流されている泉質をしれば、それも当然、となります。

下の画像はさらに進んだところにある、平山温泉の「ほたるの長屋」露天風呂・・・どうです!源泉かけ流しの露天風呂になんとテーブルが設えられているぜ(絶句)!

きけばみなさま文庫本など持ち込んで、入浴しながらの読書(珍)を楽しまれ、喜んで帰ってゆくそうな・・・ここまでいろいろとお風呂には入り倒してきたこの私も、さすがにちびりそうになり(ちびるなよ!)ましたが、一言でいってユニーク。泉質も申し分無しのトロトロの美人の湯系。ほとんどもうすぐ有明海に突き抜けちゃうか、というエリアまで進んでまいりましたが、さすがの九州の温泉地帯もどうやらこのあたりが境界線みたい。大好きな阿蘇火山帯を文字通り縦断してどうだったのか、って?・・・いやあ、もうフラフラでございますよ。これだけキョーレツなのに続けざまに浸かったおかげで所謂「湯あたり」も当然あって、長湯のBBCに戻ったのち爆睡+爆酔(爆)・・・目覚めれば深夜・・・なのですが、ここは旅先(狂喜)!深夜に及ぶ馬刺しと蒸し地鶏に安ワイン(けち)、さらに対岸の温泉に浸かったりして(まだつかるのかい)、長湯の夜は更けてゆくのですた。以下痔号。


加齢なる遠足(爆) 2011最終変 クリスマス湯けむりツアー(爆)-3

2011-12-25 22:42:09 | 加齢なる遠足(爆)

Dsc04086 画像は初日の九重連山。この山のふもと近辺のいたるところに温泉が湧き出ています。地図を頼りに、といいたいところながら地図をぼんやり眺めているだけでは何も見えては参りません。持参のガーミン君にお願いして温泉をサーチするのですが、このエリアでサーチなどかまそうものならそれこそ3日あっても回りきれないほどの名湯の数々がディスプレイされてきてまったくタマランチ会長(爆)。

長湯温泉に本拠を置く今回の旅ではやはり「BBC長湯」にお部屋を押さえておいて、というのがお気に入り。BBCはBed,Breakfast,そしてCultureなわけですが、敷地内になんと私設図書館を有する全国的どころか世界的にも珍しいこのお宿のお部屋の競争率は高いです・・・が、クルシミマス直前のエアポケット日程ですとあっけなく好みのお部屋を押さえられるのはまったく結構。スタッフさんが一新されて新しい顔ぶれとなっておりましたが、なに同系列の旅館から回ってこられた方々ですからして、空気が乱れることはありません。いつものように対岸の大丸旅館のお風呂におもうさま浸かりつつ、イキナリ湯治もうどに突入でございます。長湯の泉質は鹿児島の妙見にも似た、鉄分たっぷりの笹湯系。なんともいえないグリーンとブラウンが合体したような色あいに鉄臭というのでしょうか、温泉アロマが加わってちびりそうになります(チビるなよ!)・・・ヌハーとなりながら浸かっておりますと、一年のあいだに起きたことごとがふと蘇ってまいります・・・嗚呼よきかな長湯温泉。以下痔号。


クリスマス緊急速報!おいまつえんHP公開までいよいよカウントダウン開始!!

2011-12-25 22:24:13 | うんちく・小ネタ

Dsc04235今年のシングルベルの会もようやく終了。お集まりいただきましたジェントルメンのみなさま、厚く御礼申し上げます。来年もまたぜひ!

さて、タイトルのとおり、かねてよりウワサのあった、おいまつえんのHPがいよいよ公開まぢか!!

HTMLを学ぶことはや15年となった私ですが、一向にモノにならず(やる気があるのか)、挫折すること15回。こりゃあだめだ、というわけでさる筋にご依頼申し上げて練ること一ヶ月。コンセプトから細部のディテールに至るまで詳細にディスカッションをした結果、たたき台といえるレベルまで実現いたしました。

この上はさらに洗練をいたし、シンプルながらお宿のフンイキが伝わるHPを目指して、細部を調整したのちに公開いたします。どうぞお楽しみに!!みなさまクリッククリック~(ってどこを・・・爆)。


個人的にアイビーブーム再来か(爆)?

2011-12-24 09:53:07 | コスメ・ファッション

Dsc04210 ニンゲンの生活習慣てのはそうそう変えられないものだと理解しております。服装もまた生活習慣の一部である、というのはいささか乱暴というものですが、じつはこれもなかなか変わらないものです。僕も学生時代にアイビーの洗礼を受けてからというもの、ユニクロにいってもNYのマディソンのポールスチュアートにいっても、はたまたパリのオールドイングランドでも気がつかないうちに手にとって、買おうかどうしようか悩んだりするものには一定のシバリというか傾向があって、結局同じスタイルでしか装えない、まさしく生活習慣というものでしょう。みなさんも同じですよね?

そんななか、つい先日の朝刊に珍しくもJ.Pressの全面広告が載っており、「あの頃よりも今のほうが似合うのかもしれませんよ」みたいなことが語られているのを読むにつけ、そっか~!と膝を叩いた次第・・・そう、あの頃買ったまま、しまいこんであるトラッド、というかアイビーアイテムの数々。振り返れば30年にもなんなんとする(爆)わけですが、入念なお手入れと保存でいまだにコンディションは良い。そもそも変わらないスタイルなわけで、肝心なのは着る側の体型の変化のみ、なわけですがじつはそのあたりも抜かりない・・・というわけで、このところ某オークションを覗いては画像のようなスタジャン(懐かしい響きだ)を買ってみたり(捨て値でころがっていたのでまったく期待せずに落札したのですが、素晴らしいコンディションでした)、

Dsc04209 こんなクラブストライプのダブルのブレザーをやはり数百円で(爆)買ってみたり・・・そもそもの造り込みがしっかりしているおかげでヤレも少なく、虫食いによる孔さえなければ即座に蘇る感じでまったく目が離せませんて。

このスタジャンなんて、当時は欲しくて欲しくてたまらなかったのですが、たしか39000円とかいうプライスタッグがついており、アコガレだったものですのう(とほひめ)。たしか身頃がネイビーのやつも売られていたはずですが、コンディション良好のものはだんだんなくなってきてますね。リリースはキヲクによれば1980年ごろではなかったでしょうか?

ストライプ・ブレザーのほうも80年代のものかと思われるのですが、あの頃のJKに特有のゴージがどよ~ん、と下がったバブルスーツみたいなやつか、と覚悟しておりましたのですが、とんでもない。今着ても最新もうどか、というくらいのゴージの高さにタイトフィットで、まったく驚きます。肉厚のツイーディな生地が秀逸。貝ボタンもも効いているし、細部の縫製からみても5万円近かったはず・・・って、誰だ~、漫才師か?といってるやつぁ~(あらかじめ自分でつっこんでおく・・・爆)!