嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

夏のミネストローネ

2005-07-29 06:46:20 | 食・レシピ
DSC0916産直の野菜(完全意味明瞭)が出盛りである。なんといっても生産者様みずからが畑の帰りに寄って、置いていってくださる(爆)。カタチのハデさ(爆)と、色と味の濃さが特徴。今朝はそんな野菜を一緒くたに鍋にほうり込んでミネストローネさまを供する。キャベツ、ジャガイモ、たまねぎ、トマト、にんじん、ナス、ズッキーニなんてスーパに並んでる大根の3倍はありそうな(まぢ)ボリュームで腰抜かしそうになるんだが、なに食べてみれば驚くほどの味の濃さである。ダシに地物のベーコンを投入してあるので、なんともいえないソフトな味わい。トマトの酸味と旨みで〆て、今日も一日がんばりましょう!というわけである。ココアのパンを添えてどうぞ!・・・なんつってもバンホウテン@コストコサイズをこれでもかと使ってますのでこれまた濃い味!みなさまも良い一日を!



TT3・2ドライビングマニュアル第15章 交差点バトル?

2005-07-27 20:28:28 | 
DSC0901交差点に差し掛かっているとしましょう。クルマは今回はポロを想定。距離20m。信号青。50k制限の幹線国道から40k制限の市道、だなんて一番多いパターンでしょう。うしろからはズンドコ系の最新型エスティマがさっきから車間30cmくらいで詰め寄ってきています。ジグザク走行を繰り返しておられるようですが、きっとリストラ先の職場の人間関係でお悩みなのでしょう(爆死)。

速度はこの時点でまだメータ読み60。ギリギリまでブレーキングをガマンして、などというのでは後ろにいる輩と同じになってしまいます。ここはまずブレーキングです。メリハリつけて強めに踏む。エスティマこれでもかと迫る・・・ここからが勝負です。スリッパ履いて2列目にすわってんぢゃねえの、くらいなニイチャン、おおっ、よくみりゃおいちゃんぢゃねえの(爆)、のドラポジですと私のような早目のブレーキングには怒りまくりです(爆)・・・「ヘタレぐぁ~!!」みたいなね・・・あ、もちろん私もヘタレの極みですが、交差点の左折だけは得意なんすよ、悪いけど・・・
このテのドライバの一番の不得意科目はこの交差点の左折です。車種関係なし、交差点をスムーズに抜ける、だなどという目標は生まれてこの方持ったことがないに決まってますから、ここで勝負を仕掛けるのです(爆)。

きっちりとはやめのブレーキングをおこなっておく・・・ニイチャンもといおいちゃんの「想定の範囲内」のブレーキングをおこなっていたのではいつまでたってもアオられるだけです・・・きっとほんの1秒あるかないかの違いですが、これ、効きますよ・・・あとはいままで詳述してまいりましたスロットル、ステアリング、ドラポジの複合効果(完全意味明瞭)を期待するのみです。

交差点ひとつ曲がるのでも意識してやるのとそうでないのとでは雲泥の差が出ます。キモチよいのはもちろん、あなたが運転好きである限り、意識してコントロールをしながら曲がったときに決まっています。知っててやってるのとそうではなくただ漫然ところがしてるのでは意味が違う、ってもんです。交差点の左折を自信を持って毎回できるか・・・ってバカみたいなテーマですが意外に奥が深い。状況は毎回これでもかと違うわけなんでそのあたり、ぜひともご自分で精進なさってみてください。

第14章で申し上げた「視界」から始まってステアリングのスピード、ブレーキングの強さ、その区間、スロットルのオンオフでおこなう荷重移動、ライン、もちろん歩行者の有無(爆)これらの要素を「意識しておこなう」だけでスムーズにしかも「楽しく」交差点を抜けることができるはずです。
交差点を楽しく抜けてどうすんだい、とおっしゃるかた・・・まあイパーン路上ではそれが大多数なのでしょうが、そんなお方がこの文章をここまで読まれるとは思えません(爆)。車種問わず、ドライビングに対する興味、向上心がある限り、交差点だろうが、トーゲの勝負コーナだろうが、同じことなのです。

・・・さて、「想定の範囲外」に早いブレーキングののち適正なドラポジをとっているドライバのみが繰り出すことのできるビミョーなアクセリングによってじわじわ加速。っつうかこの場合はドーンといきましょう(爆)。旋回中には再三述べております後輪荷重を意識してください。私なんか床までふんぢゃってキックダウンまで起きますが、なにか(爆)ってドーンと逝きますとアペックス付近でアンダーがでますからそこはアクセルのオンオフでなんとか軌跡を保ちます。交差点抜けてからはTTならばハルデックス様フル稼働の全力加速、ポロの場合はそれでも2、状況によっては1まで落ちますわなあ(爆)、をお見舞いです。
後続のエスティマが交差点を曲がり終えたときにどれだけの距離を離しているか、そこが勝負なのですからこの脱出加速は大切です。MTモードを使ってもよいのですが、ATのDのまま一連の旋回を行いますとブレーキングやスロットルの練習になります。4速ATの場合は3などで進入から脱出まで行うのもよいでしょう。シフトして2へ、というのもアリですが、エスティマ相手にホンキになってもねえ~(爆死)

で、ここまでやれば交差点脱出時点でエスティマなんざ路上の点でつ。次の信号で並ばれたらガン飛ばしまくりでっせ・・・ってわたしってクラーイ性格(号泣)??
・・・車間距離とらないでアオったつもりになってる椰子が嫌いなだけなわけで、その~(爆死)



牛肉のヤムヌア

2005-07-27 06:31:15 | 食・レシピ
DSC0910ゆうべはまたしてもタイ料理をかましてしまった。今度はヤムヌア。なに、ただの牛肉とたまねぎのサラダ、なんだが、ドレッシングひとつでこれぞタイ、となる!ニンニクのすりおろしにナンプラー、レモン、酢、お好みで砂糖を混ぜたのを牛肉の上からかけて供するだけであーら不思議、なんともサワヤカな一皿となる。パクチー(中国名シャンツァイ、香菜)があればさらによし。確かに10分もあればできちゃいますね(爆)。



ロレックスデイトジャスト@海猿?

2005-07-26 22:07:10 | うんちく・小ネタ
600x450-2005071900007今夜の「海猿」、ご覧になりましたか?ロレックスのデイトジャスト全面フィーチャー!!海難事故死をしてしまった父親が息子に残す、といいのこしたまま海中に置き去りにされたロレックス・・・そいつを探して無謀なダイビングを繰り返す息子。父親を見捨てた、と揶揄される主人公。オトコの意地をかけてのロレックス捜索がはじまった!!さあて、みつかるのか?ロレ好きな私としてはサブマリーナあたりだとさらにイイ!!となるんだが、それだとオタクすぎだわな。
やっぱデイトジャストしかもホワイトゴールドベゼルの上品さがよい(爆)

なんとロレ一個のために巡視船一隻が訓練と称して出動!艦長以下クルーは全員芸能人(爆)である!!結局ロレは見つからないんだが、そのオチになんと今度はSINNのダイバーズウォッチ登場!!・・・ううむ、むりくりの感動巨編(爆)。トケイ好きにはタマランチなストーリーでしたねい。

ところでこの「海猿」、全編これ劇場公開用映画の予告編にみえる気がしませんか?・・・画質のせいかな?




タイ風ココナッツミルクカレー

2005-07-25 19:39:24 | 食・レシピ
DSC0908夏には胃腸も疲れてきて食欲減退、というかたもぼちぼちいらっしゃるかもしれませんね。というわけで今日はカレーのお話です(爆)。ニッポンのカレーはありゃ和食です(きつぱり)。ルーツはイギリスからわたってきたカレー粉なんだそうですが、結局「肉じゃがにカレー粉ぶちこんだの(爆死)」がニッポンの「お母さんカレー」の原型だと断定しておきましょう。ためしに食べ残した肉じゃがにハウスのジャワカレー投入して御覧なさいな。それこそ極上のニッポンカレーの出来上がりです。おしょうゆとの相性が抜群なのもこれ系の特徴でしょう。
ところが、この時期そいつを1から作ろうとすると大変に困る、なぜか?って「コトコト煮込む」がお約束だからです。肉じゃがにしても母さんカレーにしてもこの長時間の手間ひまかけて、というのが美徳とされているものだから困り者です。じゃがいもなんてとろけて原形とどめないのがよしとされる、なんつったら室内気温5度は上がりますぜ(爆死)。ニッポンカレーは夏には適さない、というか店で食べましょう(完全意味明瞭)

そこで今夜はタイカレー!
こいつは早い。なんつってもマイペンライ~(一部意味明瞭)な彼らの作る料理です。手間ひまかけるわけがありません。イパーン民家に冷房なんてありゃあしませんから、いかに火を使わずに仕上げるか、こいつがタイ料理の極意です。タイレストランのメニューなんてほとんどが10分以内に供されるものばかりです。下ごしらえも皆無。サラダというか和え物とでも呼びたいメニュウが圧倒的に多いのがタイ料理でしょう。このカレーもそう。強いて言えばチキンとニンニクを刻む、のが調理っぽいといえばそうか。で、刻んだらトムヤムクンのキューブを投入。具はお好みでナスやら獅子唐やらキブンが出るやつをテキトーにほうり込むだけです。炒めなくてもよろしい。暑くなりますからね(爆)。できればカーと呼ばれる生姜の仲間やバイマックルー、こぶみかんの葉などの香草をくわえてやるのですが、なくても十分満足できます。タイの人々が暮らすエリアに行くと必ず食料品屋が見つかりますから、そこでトムヤムクン作るんだけど香草を売ってくれい、といえばセットになって売られているはずです。うちとこでは歩いて300mのところにこのタイストアがあるので入りびたり(爆)。300円で一通り揃います。そこへ一缶100円のココナッツミルクを加えて、仕上げにナンプラーをひとたらしでカンペキ!まあお試しくださいませ。10分でできる極上タイカレー。他にレッドやグリーンの色をつけたカレーペーストも売られていて、こちらも捨てがたいんですが、賞味期限切れのワナがごく普通に仕掛けられているのでご注意あれ!・・・売れやしませんからぁ~(爆)。
タイでもインドでもカレーを何時間も煮込んで作るなんてきいたことがない。インドでもスパイスを石臼でひくところからカウントしても20分がせいぜいでしょう。「ことこと煮る」もありえない。強火でグラグラ、です!・・・香草、あるいはスパイスのスープ、本来のカレーはこいうものと思うのですがどうでしょう。



祝!リフレッシュ工事完了

2005-07-22 19:32:27 | うんちく・小ネタ
DSC0904夏とくればBBQである(爆)。こいつの成否は下ごしらえで決まる。明日あたりスーパーマーケットにでむいてみれば、これから河原でBBQと思しきグループがああでもないこうでもない、と、相談の挙句、とんでもなく割高な「週末スペシャル(爆死)」と私が呼んでいる、オンデマンド牛肉パック(完全意味明瞭)に手を出していたりするのを見かけるが、カゴのとなりにエバラの「黄金の味」がほうり込まれていたりして結果はまあ推して知るべし(爆)。9割以上が難民キャンプ状態となって午後にはとりあえず、というキーワードのもと、とてつもなくいい加減なBBQが執り行われる・・・なんとももったいない。
せっかくのBBQなのだからとことん下ごしらえしまくって、現地では火を通すだけ、くらいの状態にして食材を「加工」しておくと思い出に残るBBQができると思う。これについてはまた後日。

さて、リフレッシュ工事完了。ボイラーのかわりに貯水槽が必要だ、といわれて困りまくったのだが、先送りにして(爆)、悪徳リフォーム業者のニュースを盾に値切り倒し、さらに私も手伝っちゃったりなんかして(爆)差額で洗面台新調(爆)!細かい部分の手直しはまだ残されているが、なんとかお客様をお迎えできる状態になった。それにしても設備配管工事は高額である。30年に一回だ、とはいえゴルフ5一台分はきつい(号泣)・・・地代払えるかなあ(爆死)??
今日はその杮落しでご近所のみなさまがBBQの集いである。「ヨシダズBBQソース」は実は炭火であぶるとものすごいポテンシャルを発揮するようで、侮れない。今シーズンはヤキニクだけではなく、アコガレの炭火焼ハンバーグというのをBBQで敢行してみたいと画策中。3000円バーガーのおいまつえんバージョンをこさえてみたいものである(爆)・・・どなたかおいしいバンズを買える店、ご存知ありませんか?



牛肉のローストわさびの風味

2005-07-21 19:09:48 | 食・レシピ
DSC0903わさびのビネグレット、という酸味のあるソースを作ってみたのだが、生わさびを使っておろしたての風味を白ワインビネガーと塩、オリーブオイル、蜂蜜で調味したのをサーロインのローストの薄切りにあわせる。今日はガーリックライスを添えてメインにしてみますた。夏らしい一品。ご予約承りまつ(爆)。それにしても厨房は暑いっす・・・ダイエット志向のかた、厨房にこもって煮込み料理でもすれば毎晩2キロはやせまっせ(うそ)



夏の夕暮れ

2005-07-18 07:44:35 | 
DSC0897懐かしいクルマがやってきた(爆)。以前に私が所有していたポルシェ911加齢4である!夕暮れにご到着だというので、洗車道具を一式そろえて(爆)待ち構えていたらその必要もないくらいウツクシイのがキター!!
964ポルシェってこんなに低くて小さかったっけ、と改めて気がつかされたが、TTの近未来なボディシェイプと並べてみるとほとんどクラシックといってよいディテールばかりなのに驚く。だからといって古臭い、ということはないんだが、964も旧車の仲間入りかよ、と考えていたら月日のたつのは早いものよ、のう、と(爆)
ほとんどすべてのパネルが曲面で構成されているので、ブロワーさまの効率が驚くほどよい!TTの半分くらいのボリュームに思えたくらいである。ううむ、現役時代に買いたかった>マキタUB61(更爆)

現オーナ様と深夜までああだこうだ盛り上がったのはいうまでもないが、あのコーフンとスピードをもう一度、とはフシギとならなかった。トシだろうか・・・それよりケイマンってかい(違)・・・んま懐かしいけどね・・・空冷ポルシェさまはご卒業というわけである。14マソキロものあいだ乗るたびに新しい発見があった、などというとウソだぁ~、と思われるだろうが、事実である。こんなクルマ他にはない!・・・え、なにオミズの911?・・・「速いんですってね・・・」

今回またエンジン音が変化していた。使用環境とオイルによるものだと思われるが、とことん神経質なご様子>M64(エンジン型式です)。今後もどうかわいがられてゆくのか、興味は尽きない。それにしてもいったん手放したクルマを夏の夕暮れにお迎えして洗車するヨロコビときたらアータ(ばか)・・・Tさん、ありがとうございました。
また遊びに来てちょんまげ。




ドリフト警官(爆死)!!

2005-07-16 19:57:52 | 
DSC0896連休だっつうのにリフレッシュ工事中である(困)。んまアネックスは稼動しているのであきらめもつく、ってもんなんだが、もったいないことおびただしい(一部意味明瞭)。暑いし、連休だし、工事だし、なんか面白いことないかなー、と新聞広げてたら・・・キター!!「ドリフト警官(爆)」。ドリフトのアオリにいってて、自分でもやってみたくなってハデにかましたつもりが失敗して全損(爆死)。華麗にキメてるそのお方が警官だった、つうんならコミックのネタにでもなりそうなものだが、失敗してつっこんぢゃったらただの笑いもんですぜ。
シカーモこれ去年の6月に起きた事故が今頃に発覚、当該元警官は退職金を受け取っての退職だというでわないか・・・ううむ、イイ!!退職金でサス買った、なんつったらサラーニイイ!!
こうなりゃ意地でドリフトで名を上げて帰ってきて欲しいものである(違)



タルタルのスープ?

2005-07-16 19:25:49 | 食・レシピ
DSC0895この時期とスープとくればガスパッチョさまである。パンやトマト、セロリ、にんにく、たまねぎ、オリーブオイル、トマトジュースなどを15分ほど漬け込んだのちにミキサーにかけてトロリとさせた夏らしいトマト味。タバスコで〆てやるとまたよし。今夜はこのガスパッチョにマグロとアボガドのタルタルをあわせてみた。スープと前菜が一緒になってるわけでまたナカナカ!!タルタルには生のバジルと刻んだトマトも加えているので、ガスパッチョとの相性がまた新鮮です。お試しください。



やきとり丼@YOSHIDA’S Sauce

2005-07-14 19:19:31 | 食・レシピ
DSC0894やきとり丼、フライパンでとりもも、むねのスライスを塩コショウで焼く。8割がた火を通したところで今夜はB級グルメの帝王(爆)Kさんより頂戴したYoshida’s Sauceなるステーキソースで風味付けである。直接なめてみるとこれでもかと甘い。みりん、いや砂糖の甘さである。付属の小冊子によればこれぞアメリカンドリーム、だなどと吼えているが、そんなもんか。すぐに真似できそうなんだが、きっと味覚おんちのアメリカ人にはウケたのだろう。醤油に、トマトペースト(?)、ゴマその他スパイス、みりん系の甘味料、なんかを加えたいわゆるテリヤキソース。アメリカ版「エバラ黄金の味(爆死)」といったところでしょうか。悪くはないがアヤシイ。ぶりの照り焼きにも使え、とあるがカンベンしてくれい(爆)




やめちゃうんですか?NSX・・・

2005-07-14 18:33:06 | 
nsx_sNSX生産中止らしいですね。発売から15年(でしたっけ)、熟成もきわまったということなんでしょうか?つうか最初からデキのよいお坊ちゃんでしたからせっかく熟成を重ねてきてるのにイマイチアピール度に欠けた感じなきにしもあらず。乱暴ばかりしている悪い子が徐々に改心してサワヤカ青年になった(爆)、みたいなストーリこそがスポーツカーの世界では喜ばれるわけで、高価ではやいがデカいシビック売ってみても「ふうん、すごいんだってね」で終わってしまった、と、そいうことでしょうか・・・

348がマイナーチェンジに際してNSXをばらしぬいて研究した挙句、これじゃあいかんターレ(誤爆)、となって後期型348の品質が劇的に向上した、というウソのような本当の話がありますが、むべなるかな。んが、やはりクルマバカを惹きつけるオーラは良い子ばかりが持っているというわけではないようで・・・






亡国のイージス

2005-07-14 07:20:20 | アニメ・コミック・ゲーム
DSC0893ノリにノッてる福井晴敏センセの超長編。一連の代表作のことごとくがコミック、あるいは映画化されてご同慶の至りであるが、「ローレライ」やこの「亡国のイージス」なんかを実写版で作る必要はあるのだろうか?とふと考えてしまいました。アニメで十分、というよりもむしろアニメのほうが設定が自然である、と思ったのは「ローレライ」のほう。こちら「亡国のイージス」は書き下ろしの段階から実写の映像化を志したものではないかと思う。NHK7時の「おはようニッポン」までが(爆)、詳細な画面構成つきで文字で表現されているのは可笑しい。
スジはリアリティにあふれているのでローレライと違ってかなり楽しめる。1ページに2段づつが654ページ。国防問題の核心を突くすばらしい大作であるし、なによりストーリーが太い。読み応え十分。特に後半はイッキにいける(爆)アニメや映画にしてしまってはあまりにももったいないドキドキハラハラのストーリ展開はよく練られている。観るより読むほうが楽しめる、とみた・・・自衛隊を題材にする場合の映画化は実体が実体なだけに、どうにも迫力に欠けるものになりがちなのが、この作品はそれをよく回避している。7月30日公開予定。いまから読み始めれば公開にはギリギリまにあう(爆)?
http://aegis.goo.ne.jp/


TT3・2ドライビングマニュアル第14章 Rはドライバーが決める?

2005-07-13 19:49:39 | 
DSC0830もうすぐ3年になろうか、という以前のお話ですが、‘87ゴルフ2に乗って、とある峠を下っておりました。まあ普通のペースです。クネクネのヘアピン区間が終わって、比較的路面もよく、道幅もたっぷりの曲率ゆったり、したがってスピードもそれなりに、の区間をさらに下っておりましたら左コーナの先の進行方向左側の路肩にあったチェーン装着場からゆらーりと右折して山を登ろうとするクルマが右側から接近する私のクルマにまったく気がつかずに合流を図ってきました。

こちらの速度メータ読み60、んが、発見のタイミングがコーナの曲率のせいであまりにも遅く、あえなく激突!!フルブレーキングとステアで何とかかわそうと試みたのですが、ギリギリのところでどうにもなりませんでした。「ターセルさまさまやわ(爆)」、の右フロントドアに当たりながら路面右肩のガードレールにササりました。幸い私も同乗者も首の捻挫で済んだのですが、ターセルに乗っておられたドライバー他2名さまは3ヶ月もの入院を余儀なくされました。右側にまったく注意を払わずに発進したドライバーさんは文字通りの不意打ちを食らったせいでICU暮らしを余儀なくされるほどの大事故でした。いうまでもなく速度差のなせる業です。かたや発進直後、こちらは衝突時30はいってたでしょう。どちらがどう、ではないのですが、事故はこうして何の前触れもなく突然に起きます。

厄年だったとか、体調イマイチだったとか言い訳を並べてみたところで過失割合(8:2)が変わるわけでもありません。双方のクルマが共に走っていた場合のほとんどでは両方が悪いから事故が起きます(追突は想定の範囲外)

大事にしていたゴルフ2が廃車になってしまったのもショックなら、相手に怪我をさせてしまったのもショックでしたが、お見舞いに行ったり、反省したりの中でひとつ気がついたことがあります。
現場は緩い左カーブの先、わたしのゴルフは左ハンドル(以下LH)でした、しかもここらあたりの山道ではよくあるのですが、路肩に生えた背の高い草が路面にまで張り出して視界をさえぎっていました。LHで相手の発見が対RH比で一瞬遅れる、さらに路肩の草、いっぽうのターセルにしても見てなかったとはいえコーナ出口の右折、しかも草に視界をさえぎられながら、です。後で事情を訊いたらば、トーゲの頂上にある温泉に行く道中、速いクルマにあおられてしまい、ウザかったので、そいつをやりすごすためにしかたなく進行方向右側のチェーン装着場に入り、やり過ごしてからの発進だった、とのこと・・・つまりドライバーは「またあおられやしないか」、と下から登ってくるクルマ、すなわち左方向にのみ気を取られて発進してしまった、というわけです。ま、ここで私のクルマにABSがついてたら、とか私が制限速度守ってたら(50ですた)、とかそいう反省は私が事故後3ヶ月に渡って済ませてありますから(涙)こっちへおいといて・・・

今回はコーナのRをドライバーが積極的に決める、というお話です(前フリなげーよ)

んま、前フリとタイトルでバレバレですが(爆)、コーナのRはできる限り直線をイメージして抜けるようにします。もちろん遠心力を弱めるためですね。なもの小学校4年生の理科で習ってるんでえ、とはごもっともですが、コーナの曲率を弱める、という意図でこいつを思い出すお方なんて私と同じ事故にあう確率これでもか、なのでご注意ください(違)、右コーナに近づいているのならクルマをできるだけ左に寄せる。つまりアウトからの進入。左ならばその逆。俗に言う「アウトインアウト」の「アウト」ですね。

センターラインはまあ超えるとロクなことがありません。あの付近はまあ「掃き溜め」です。パンクの一番の原因になる木ネジなんかが転がってる、と思ってちかづかないほうがよいでしょう。

で、このラインどりには実はメリット大有りです・・・そう、視界です!コーナの入り口でアウトに寄る限りコーナリングの初期から終わりまで視界はよいはずです。したがって安全マージンを高くとることができます。おもに障害物のハケーンに効きます。
RHのクルマならば右コーナの先にある障害物の発見が一瞬ですが「必ず」遅れます、LHの左コーナで私が事故に遭遇したのもまんざらこいつが原因のひとつではない、とはいえません。ほんの一瞬、コンマ数秒なのでしょうが、事故を経験なさった方ならお分かりになるはずです、このコンマ数秒の重さはハンパではありません。もしもRHだったらあの事故は起きなかった、だなんていえやしませんが、この事実を反芻しながらコーナリングをするのとしないのとでは大違い。件のコンマ数秒を味方にすることができるかどうかの分かれ目です。

あなたがマクラーレンF1に乗っていない限り(爆死)RH、LHともに視界には必ず落とし穴がある、とそいう事実をご記憶いただければ、と思い恥をさらしてみますた・・・





TT3・2ドライビングマニュアル第13章 バックレストの角度

2005-07-12 09:58:11 | 
dsc00003バックレスト、いうまでもありません、シートの背もたれ、上半身をあずけるパーツなんですが、先日急遽地元のワインディングで開催されたUドライビングスクール(爆)でドラポジのマチガイを指摘されてしまいましたので、そのフィードバックです。まずは深く座る。これができてなかった。頭ではわかっていても深さが足りないんすね。思いっきり深く座る。お尻ねじ込む、くらいのイメージでちょうどよい、というのはジョーシキとして、実はバックレストの角度を正しく保っておきませんとうまく腰、ひいてはお尻が保持されないのです。腰をいたわる意味で上半身、特に肩を中心にをバックレストにあずけようとすれば必然的にシートバックは寝てしまいます。これですと前述の、せっかくねじ込んだお尻が前に出てきてしまいます。私の場合はバックレストの角度が不的確なためにお尻の位置が前に出てきてしまっていたわけですね・・・で、これでもかと立てる。バックレストにつけられているRは背骨の湾曲に沿うように作られているものです。そのRに背骨をあずけるようにして角度を立ててゆくとぴったりフィット、つまりは背中とバックレストが接する面積が最大になるポイントつまりは角度が見つかるはずです。これがバックレストの最適ポジション。さらに大切なのが、ヘッドレスト。名前の通り「頭休め(爆)」なわけですから、こいつには常に頭が触れるように調節します。常に押し付けておく必要はないそうで、軽く触れる程度でよいそうですが、こうすることで上半身で一番不安定かつ重い首から上を支える機能をバックレストだけでなく、ヘッドレストにも分散させて発揮させることができるのです。
背骨の支持→バックレスト
頚部の支持→ヘッドレスト+バックレスト

なんだかひどく当たり前のことを当たり前に、なんですが、あらためて、ということで・・・

え、なにバックレストに背骨が沿わない?そいう方はニンゲンのアライメントが狂っているのです。
そんな方は来る7月30日に当ホテルにて「ニンゲンアライメントオフ(爆)」が開催されるので、出席なさってみてはいかがでしょうか(PRかよ!)詳細はDMでどうぞoldpine@seagreen.ocn.ne.jp