嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

そろそろ秋 次期FXさがしの旅 いよいよ引き取り

2024-10-05 07:16:39 | 加齢なる遠足(爆)

ガーン、いよいよ今日は大分へと出向き、ポルシェ911を引き取ってまいります。待ちに待った記念すべき日です〜。

マイルで飛べる飛行機でいけば、とも思ったのですが大分便は毎年12月の恒例なので飽きちゃいましたw。また、降りたあとの空港からのルートや到達時間をみますとあまり変わらないか、むしろ早い新幹線と在来線で向かいます。

なに、これにかかる時間こそが長ければ長いほどよいわけでw。

画像は、生まれて初めて大阪以西に乗るのぞみ号w。ううむ、線路で博多行きだなんていまだにスゲー、信じられない。ジュース飲んで、居眠りしている間に関門海峡渡っちゃうw。

って、昭和の小学生みたいなこと言ってますけど、ご縁がなかったんだからしゃーない。あと、頻繁には旅立てない立場だ、ってのもありますわねえw。これ以降きっと使わなさそうな、スマートEXアプリも使って(爆)、タッチアンドゴーにも挑みますたw。

案の定、駅では使えるゲートと使えないゲートが混在していたり、JR各エリア内での連携がまったくなく、アプリまで別物ときてやがる。タッチアンドゴーでここまで来てるのに、次の乗り換えでは別アプリ。ネット予約させておいたくせに券売機で紙キップの受取だ、などという過渡期に特有の混乱まみれ。

おまけにのぞみの車内は各国語インバウンドのグループが多数占拠しておられてロンドンパブ状態ですぜw。

とはいえ、今日は私の祝祭日!もうね、国際線のビジネスクラスラウンジで離陸前に一杯きこしめして、そこらぢゅう走り回りたいあの気持ちに似ています。お分かりですか(わからんて)。

今日のお天気は西日本全域で降雨確率100%(爆)。例によって、台風プラス秋雨前線の影響ですから、あらかじめ想定ずみですw。カブリオレの納車にそりゃないだろう、と思われたそこのアナタ、まだまだですねw。

もちろん晴れた方が良いのに決まってますけど、納車といっても12年落ちのただの中古車。今回の旅は引き取るだけだと割り切っております、そこから自分だけの次のステップに進める計画です。

中古車や新車もそうですが、買ってそのまま乗れる、と考えてはなりません。スーツに例えると「お直し」というやつが必ず必要です。洗車したり、パーツ変えたり、ってのとは次元が違うので念の為w。

クルマそのものは個人からの委託販売なので、基本現状渡し。引き取りは一刻も早いほうが、と思ったのですが今頃になりました。お願いして陸送していただくという選択肢もないではないですが、こんな楽しいイベントを他人任せにしてしまったのでは思い出に残らないぢゃないですかっ。

そこまで忙しくないしw。

長年の馴染みの別府も素通り。画像は駅前の油谷熊八先生。今日は折からの秋雨の中、イエローのカッパを着ておられますたw。そこら中から湧いているお風呂に浸かってビール飲みたいのをこらえて、販売店のある大分に向かいます。

とどうでしょうか、大分駅前に降り立ったら、路面ドライ!お迎えのお嬢さんに訊けば朝から薄曇りで、絶好のお天気だというではありませんか。

ううむ、持ってるのかも、自分とw。それと登録ナンバーもすごい番号がきてしまいました!

昔から、希望ナンバーなどはこっぱずかしいからやめてくれ、というタイプなのですが、今回もお任せですませていたら、なんともビミョーに最高な番号が回ってきましたw。

ううむ、これですよ。とにかくカッコいい!イタ車みたいw。

のですが、色々とあるようで...以下次号。

 

 

 


ボクスターあるあるの不具合を治しておく

2024-02-03 09:26:43 | 加齢なる遠足(爆)

いよいよ節分。季節が変わる節目という意味だそうです。のり巻きくわえてこの寒さを乗り切りましょう。

ボクスターのその後は極めて順調です。距離6万キロ弱ですが、前回の整備時に大掛かりな手入れを済ませてある関係で、これといった問題もなく推移しております。

暖冬なこともあり、週に100km程度のドライブをこなしながら春を待っているところですw。春がやってくると乗る時間も無くなるんすけどね〜w。

さて、ボクスターにはあるあると言われるユーメイなトラブルが一つあります。ホロの内側に仕込まれたゴムパーツの劣化。窓枠とホロの結合部分に樹脂のカバーがあるのですが、このカバー部分にホロを綺麗に収納するためのワイヤーがあって、そいつにテンションをかけておくのにゴムパーツが使われています。

フツーのゴムヒモなのでw経年劣化で伸びて、ワイヤーがはみ出ちゃう、というやつ。どうやらかなりな数に登るようで、ディーラーではワイヤーごとの交換となって、片側6万円なのだそうなw。

調べますと、DIYでバラしてゴムの交換を行えば300円程度でできちゃうみたいなのですが、トクイチオートにお願いしてやっていただいたところ、テンションがもうひとつ足りずに100%直ってない状況です。うまく収まったり、ダメだったりw。いちばんイヤなパターンですねw。

これ、テンションをかけすぎると、ゴムが繋がっている布パーツごとちぎれて、さらに悪化するのも困りものです。

気にせず、開閉時に一旦ホロを止めて手動で格納すれば良いことなのですが、987ボクスターからは50kmh未満時の走行中にも開閉可能な制御がありまして、そいつの意味がなくなってしまいます。

また、こんな調子ですと、だんだん屋根を開けなくなってしまって、それこそロードスターに乗ってる意味がないわけw。

気にしないで放置しちゃうと、ワイヤーそのものが変形して要交換となり12万円の請求がきますw。それでも放置すれば雨漏りにつながる厄介なやつです。

こういうのは早いうちに手を打っておくに限る、というわけで千葉県のショップさんに依頼して直していただきました。片道3時間の距離ですが、気分転換にはうってつけw。

こうしてプロに投げておけば、今後の調整も可能になりますw。幌の裏側なんて、そもそも灼熱にあぶられる部分ですし、屋根を開けたら開けたでエンジンの直上になっちゃうわけで、ゴムがまあ短寿命なのは考えなくてもわかるw。

以前はこういう日帰りのちょっとした用事を済ませることができなかったのですが、今は可能な空気。この調子で距離を稼ぐといたしましょう。

 


加齢なる遠足2023 師走 今年もまた長湯温泉で長湯〜っ(爆)

2023-12-17 18:11:15 | 加齢なる遠足(爆)

どかーん、いよいよ師走なかば。みなさま、忙しくしておられる頃でしょうか?

そんな空気でわございますが、私はここらでお休みをば、ということで東京経由で大分県中部、長湯温泉へと出向いてまいりました。数えてみれば、年末恒例の九州上陸はなんと25年目(!)。

連続ではないのですが、相性がよいのと、好きなものがたくさんあるおかげでここまで続いてしまいますたw。25年とわ、まったく驚くしかないわけですが、今後も変わらず通い続けることでしょう。今回の旅もそれはそれはw。

上の画像は、日比谷の帝国ホテル。今回の旅のスタートはこのホテル!

といいたいところですがw、私の旅は滞在型な関係で、今回も2週間。早朝便の前泊のためにこんなところでをカネ使える余裕がないのでw、帝国ホテルのお向かいのこの画角の立地にあるレム日比谷っす。睡眠に特化したベッドを備える、業界でも有名なホテルで、阪急グループが展開する

ビジホプラスアルファのブランドです。

方々に展開しているご様子。それでも、有楽町駅まで徒歩5分。銀座へもそのくらい、という立地は素晴らしく、平日の夜着だったのですが年末の華やかな雰囲気を存分に味わうことができました。ギンザもインバウンド中心に盛り上がっててびっくりw。

古巣といってはアレですが、私の修行先のこのホテルにも出向いて、ご挨拶をばして参りました。総工費5000億円ともいわれるリニューアルを果たした老舗ですけれど、前途多難なはず。奥行きの感じられたウイング形式から、背の高いスクエアなビルに生まれ変わったのは良いのですが、今後の展開は未知数です

w。歩いてみた感じでは、立体感に乏しいのは構造上致し方ないかw。

それにしても画像のロビーは以前のものと寸分違わない空気が再現されていて驚くばかりです。メインバーでシグニチャーとされるカクテルを味わってみましたが、そこも不変ですた。

以下次号

 

 


日本海までw

2023-11-21 08:13:26 | 加齢なる遠足(爆)

この時期の日本海は荒れ気味となることが多いです。暖気と寒気がぶつかりあって、急な雨や雪に見舞われてしまい場所によっては難所になります。今日はそんな日。

特に選んだというわけでもないのですが、気が向いたのでw、マダムのおつかいで新潟の百貨店内にある靴修理屋さんに出向いてまいりました。片道300kmほどのちょい乗りです。

朝ごはんを食べてから思い立って高速道路で3時間。平日の荒天時ですから流石にクルマはまばらですw。

スタッドレスタイアへの交換を行った直後のロングドライブですから、慎重に転がします。違法改造のクルマが重大事故を起こしておられましたが、他人事ではございません。運転している限り自分にもリスクは常にあります。

新潟からの戻りには岩室温泉までの40km程度を海岸べりに走る大好きなルート。岩室で極上温泉に浸かってからも柏崎までさらに40kmはこのようなシーサイドラインが続きます。好天時にはそれなりに人出もある国定公園ですが、今日はこれでもかの荒天w。だあれもいやしません。

思うさまぶっ飛ばして(爆)、スス払いもよいところ。ルートは海沿いの砕けた波がドシャンドシャン降りかかる位置関係ですから、スリル満点。

雪も混じるなか、冬の日本海らしい景色を満喫した思い出に残るドライブとなりましたとさ。

B子さんはそろそろ10万キロ。ですが、ここへきて新車よりもはるかにコンディションが良いのにハタと気がついて、愕然となる晩秋の夕暮れでございました。いや、マジw。


加齢なる遠足(爆)2022 師走の九州で温泉ざんまーい!!!

2022-12-18 09:09:19 | 加齢なる遠足(爆)

みなさま、大変ご無沙汰しておりますw。こちら長野県中部にも冬将軍到来。つい昨日、蓼科山塊をつらぬく新和田トンネルで事故があり、丸一日通行止めだったそうな。

おそらく、シーズン始めの凍結路面でなにかが起きたのでしょう。決して他人事ではございません。注意して運転いたしましょう。

10月から始まった全国旅行支援がもたらしてくださったプチ旅行ブームのおかげで、当ホテルの売り上げは過去最高「レベル」。まことにうれしい限りではございますが、さすがに疲れを感じるようになり、ちょっとしたことで風邪気味になったりして、これわもしかして血流がよくないのではないか、と感じるようになりました。

こんなんぢゃきっと免疫もガタ落ち。第8波が荒れ狂う昨今、このままではロクなことになりやせんw。

気がつけば12月も中盤。今年はほとんどお休みなしにここまでやってきたんだから、そろそろいいだろう、というので高齢の恒例の冬の「湯治」に出かけてまいりました。

画像は、阿蘇の草原。この辺りは全国有数の景勝地ですから、人出もさぞかし、と思われるでしょうが、年末の平日のお昼時ではさにあらず。たまあにクルマとすれ違うか、という程度で、交通は高速道路なみに流れています(爆)。しかも信号はほとんどありませんからw、ほんとうに踏み放題。

高性能車を駆り出してもそりゃあたのしいでしょうが、そこはそれ。気やすいレンタカーをお安く借り出して、あんまり色々気にせず流すのが吉というものですw。

四国を対岸に眺める、こんなところでみかん買ったり、そこかしこに沸き出している名泉を巡ったりしているうちにあっという間に時間が過ぎてしまいますた。

戻りの飛行機や新幹線でビール飲んでウトウトしている間に、寒い国へとご帰還となってしまいましたが、ニンゲンの回復力というのは本当にすごい。別に病んでいたわけではありませんけれどw、自然治癒力のようなものを強く感じた旅でございましたとさ。

ああ、またいきてえ〜(心の叫び)。

 

 


加齢なる遠足w ボクスターを2年分走らせておく

2022-05-06 18:42:07 | 加齢なる遠足(爆)

みなさま、お元気でしょうか?規制のないGWだ、とかいってタガが外れたかのような人流が話題になっておりますが、まあ無理もないか。かくいう私も、この冬ばかりは動かしてやれなかったボク様のリベンジドライブをば敢行してまいりますた。

年が明けてからこちら、冬こそがロードスターのベストシーズンである、との痔論に背いて、マダムの入院や長期滞在客の増加のせいにして放置していたものですが、乗らずに置いておくのほどクルマにとって過酷な条件はございません。

なによりナマモノといってよいタイアやサスペンションのことを考えたら、毎日乗ってなんぼ、という世界ですぜw。

というわけで、GWのラッシュが終わり、来週からは再び長期滞在のお客さまがお見えになる、という晴天に恵まれた金曜日の午前中にふと思い立って、600kmのノンストップドライブに出かけてまいりますた。

いちお、時勢を鑑みて、だれにも会わず、どこにも寄らずにただ走らせるだけの孤独なドライブなのわ申すまでもございません。止まったのはおしっこ2回のみw。ウイズコロナ、だなんてだあれもきいてない、ってのよ!

アウトバーン中心に、日本一の山岳地帯を縦貫する長大トンネルをいくつも連ねるルートは600km近くにおよぶ雄大なものですが、ボクスターでの移動となった場合には余裕のカタマリっす。もち日帰り。

走行車線を巡航中100kmhくらいからのアクセルオンでは5速に入ったままの対処で、どこかゆるい「流し」感のままの加速なのか、となるところですが、どっこい明瞭なトルク感で持ってゆきます。

なまじな坂やアクセルオンではキックダウンしない領域を保って5速のままのエンジンレスポンスを味わいます。いわゆるトルクの出し入れ。アクセル開度にして1cmくらいのところで味わう、ヲトナの領域です。5cmでもいいけどw。

  

これがトクイチオートのクルマです。距離を経るにしたがって、クルマ全体がマイルドなトルク感に包まれるようになり、グイグイ前に出ていっちゃうのが、オリジナルのスーパーチューン。

加えて、増え続けているガソリンへのエタノール含有量に対応したトクイチオリジナルの燃料改質材(通称:シャブw)をタンクにぶち込んでありますから、いざバトルとなっても負けやしませんて(またやってるのか)w。

きっちり燃えきってるので、マフラー出口もパリパリの真っ白けに焼けております(ただのジマンご容赦)。

というわけで、久々に乗るといまだにクルマに対しての新鮮な発見があるのにわ驚く昨今。アブラと電気のハーモニーでもって醸されるこのボクスター道はまだまだ奥が深そうです。

あまりにもチョーシいいので、ご褒美に明日はボディコーティングをかましたのちにロングドライブに出かける予定っすw。今週中に2000kmくらいは走り込んでコロナ禍で失われた距離を取り戻す作戦(あほか)。

ちなみに、トクイチのスーパーチューンを施工したクルマでは車体が汚れないのが特徴。帯電が走行中にどんどん解かれてしまい、車体に滞らないのが理由ですけれど、これこの冬のB子さんで実感いたしました。

とっくにコーティングなど失せてしまったはずのボディでも汚れはするのですが、走り込むうちに汚れが落ちてしまうのにはビックリ。

画像のボクスターもここ3ヶ月ほど洗車のせの字もないんですよ〜。チャームポイントのちょっと膨らんだエンジン上部の造形ですが、ここへこの高さでホロとエンジンを収納できたのはフラット6エンジンならではであると言われております。そりゃそうだ!

遊園地のアトラクションは遊園地にあるからこそなのだ、という意見もございますが、このようにガソリン代と(膨大な)整備費を払うといつでも楽しめるアトラクションキャラをきっちり持っているボクスターはまさにクルマの枠を超える楽しさ満載。

というか、このパフォーマンスをアスファルトに向けて日常的に解き放たないだなんて、勿体無さすぎってもんだとw、600km走って気がつきますた。ミドシップからくるトラクションのす速さも特筆もので、そろそろタイムリミット付きといってよいガソリン燃焼エンジンを今のうちに、と

考えるのは私だけでしょうかw?

今シーズンは、昼間に限らず、深夜や早朝にも駆り出してさまざまなシーンで使い倒してやろうと画策中。誰がいつの間に決めたのかわ存じませんけど、ウイズコロナとせざるをえないようですから、今後の消化距離目標はさらに増やさざるをえないか(どうして)?

エンジンパワー、ボディサイズ、タイアサイズのすべてにおいてニッポン国内の条件では非常に巧妙なバランスを持っているのにも今更ながら気がつくわけで、10年も乗った今、遅すぎだろうとは思うのですが、あらためてかわいがってやろうと思えるのわドライバーとしてのシヤワセというものでしょうか(爆)。

購入からはすでに10年が経過しましたから、距離もそれなり、飽きも来てないとは申せませんけれど、シリーズ自体はキープコンセプトのままの正常進化なので最新モデルもあんまし気にならない感じ。実は、いまだに乗るたびにワクワクしてしまう異常ぶり(爆)。

たとえユーノスのヒットの影響だとわいえ、ポルシェの放ったロードスターで、リリース当初のコンセプトを正常進化させ続けている、という事実は御威光オーラのようなものとなって、モデルの信頼感に結びついています。

現行の最新モデルは4気筒だったのが、最後のあがきなのでしょうか、4リットル6気筒を載せたりして最近のポルシェらしいハデなモデル展開を続けていますけれど、ボクスターのキホンは変わっていません。

日本の路上の交通環境を考えますと、このパワーにこの車重ってのわ絶妙な落とし所。どうりで楽しいわけだわw。

 

 


寒中お見舞い申し上げます 私のマイクロツーリズムw

2022-01-27 06:26:16 | 加齢なる遠足(爆)

みなさま、お元気でしょうか?第6波の感染拡大がまさにピーク!!予想はしておりましたけれど、ここまで早いとは。とびっくりしておりますが、そろそろコロ助そのものの捉え方を変えて、インフル並みにしないと、と考える昨今。

かかったが最後、ぢゃなくて、恐れずに遠ざける、というスタンスでよろしいのではないでしょうか?全員がかかる、といいきる学者もチラホラいますぜw。

こちら長野でも、報道のとおり数でゆくと拡大しておりますけれど、ピークアウトを待つしかないか、という空気。20分の1程度の氷山の一角と考えるしかない陽性者数の報道ばかりがメインというのも困りものっすw。

午後5時少し前に発表される、その日の陽性者数だけをあげつらって、ああだこうだいってみてもできることなんてすでにないんですよね〜。

さて、そんな感染拡大で、外出もままならないのは都会のハナシ。私の周辺には人口密度はありませんから(爆)、外気温がピーク(プラス3度くらいですが)となる時間帯にお弁当をもって5kmほどの歩行に出かける毎日(ヒマかっ)。

長閑な里山と八ヶ岳を目の前にして食べる日の丸弁当(爆)はクセになる味わいです。

そんな散歩に合わせて、NIGEL CABORNEのマロリージャケットを買ってしまいますた〜(ここファンファーレ)。ただーし、またしても中古っ(爆)。

1924年にエベレストに登ったまま、帰らぬ人となってしまった悲運の登山家の名前をいただく真正のハリスツイード製の分厚いジャケット。実際にマロリーさんがエベレストで着ていたもののリデザイン版ですけれど、当時はツイードのジャケット一枚で8000m級に登ってたんだなあ、と感心しきり。

というかそもそもがムリだったとは思いますけれど、そいつに最新のテクノロジーを落とし込んで、デザイナーの手が入った意欲作。ブランドきってのロングセラーでもあります。

無茶苦茶カッコいいっすねえ〜w。各ポケットのサイズやフラップの大きさ、ラペルやゴージのバランス。全体にタイトめなフィットなところへダークネイビーのハリスツイードと、ベンタイルとよぶ、摩擦に強い素材を巧妙に組み合わせて

あって、古典的な構成を生かしつつも、ハイテクというか、1940年代のリバイバル素材をあえて搭載してフンイキ重視でアップデートされているジャケットです。このやりすぎてないあたりが出色。デザイナーブランドの中でも、最右翼といってよいキョーレツな個性を誇るナイジェルさんの代表作です。

じつは、4ボタンで襟元まで学生服みたいにw密閉できるように工夫されていて、服好きをくすぐる仕組み。そもそも現在あるジャケットが軍服由来であることを思い出すと、古典的なディテールといえるか。

このモデルには生産中止の噂があり、ヒヤヒヤしていたのですが、安価に入手できてホッとしているところっすw。

まさにデザイナーの面目躍如ですが、100年前のデザインをこのレベルでモダナイズするあたり、やはり只者ではございません。すでに完成されていたバランスをさらにいじって、売れ筋を維持し続けていることには確かな価値があると思います。

このマロリージャケットは、ロンドンのコヴェントガーデンにあるナイジェルケーボンの旗艦店に出向いて、試着までしてあったのですが(爆)、あまりのお値段に (15万円前後=この店ではたとえ手袋でも値札見ないとコワいことになりますw)どうしてもw手を出せずにいたものを、先日のぞいたメルカ

リで発見して即買いしてしまいました。

この店の2階には60万円超のヒマラヤパーカーと呼ばれるダウンジャケットが各色、各サイズ、ずらりと並んでいたのは衝撃的。クレジットカードのワクを限界まで拡げて、買う気満々で突入したのですが(爆)、ディテールがどうしても気になって、ジャンプできないまま撤退したのが思い出されます。

本格的すぎて着るシーンがイマイチ浮かばない、というのがホンネのところです。8000m級の気候に耐えるホンモノをサラリと街中で、というのもそりゃあ憧れるわけですけれど、実は街中で浮きまくるんすよねえ〜w。

そこいくと、マロリーはフツーw。家の中でカーディガン代わりに羽織る、というのがハマります。

ほとんど新品に思えるこのマロリーを着て、野山に繰り出すというわけですよ。これが私のマイクロツーリズム。お昼どきのほんの1時間ばかりのことですけれど、これが望外の気分転換となります。

帰宅すると

ももちゃんと一緒に、コーヒーが待っていますw。最近、このように屋内にも一部入れてもらえるようになって、出世したかと思いきや、ももちゃんの顔色伺いの上、叱られてばっかw。まだまだペーペーな模様でございますw。

 

 


加齢なる遠足 忙中閑あり? 2年ぶりに大分県竹田市長湯温泉に出向いてみる

2021-12-20 19:38:34 | 加齢なる遠足(爆)

画像は、阿蘇の大観峰と呼ばれるエリアから、久住方面を望んでおります。宿泊地の長湯温泉からこのポイントまで40分ほどなのですが、そのかん信号は4つばかり。

クルマ数台とすれ違ったかどうか、という交通密度で速度はそれこそ、CVTの良さを思うさまあじわえるレベルが続きます(ご想像ください)。

一連の施設改修工事もまだ継続中だというのに、一応の目処が立ったと勝手に解釈して(爆)、九州の長湯温泉界隈へと出向いてまいりますた(いいんかい)。

長湯温泉もどうやら客足が戻った、どころかこのような山間の温泉地はそもそもこういう非常時にこそ役割が活きるのです。活況を呈しておりました。が、それも週末のみ。

ウイークデイ、それも師走なかばでは例年通り、ひとり静かに過ごすのにはうってつけの抜群の環境が提供されています。

じつにそこを狙って、気がつけばもう15年も通っているエリアですから、数ある名温泉へも行き尽くしたかの感がございますが、まだまだあまーい。

おんせん県おおいたを名乗るだけあって、そこかしこに未チェックの温泉これでもか。

長湯のバリュースポットとくれば、こちらクアパーク長湯でございます。もちろん再訪してまいりますた。開業時に500円だった入館料が800円になっていましたが、まだまだ安すぎ。

原油高止まりの昨今、2000円くらいまで上げておかないと、今後立ち行かなくなるとニラんでおりますw。

バリューと申しますのは、このような巨大温泉アート空間を長時間、ほぼ独り占めできるからに他なりません(まじ)。

阪茂センセのアート空間に身を置いて、長湯の名泉に心ゆくまでつかれるのは世界でもここだけ。クアハウス特有の歩行浴と芹川に面した露天風呂2か所からなる構成のオトナな施設をつかいこなすハードルはここ長湯では意外に高い。

ハマれば私のように日参することになるわけですが、建築好きな温泉好きでクアハウススタイル好き、と3拍子揃ってるのはむしろ少数派wでしょうか?館内は、夕方からほぼ貸切状態で、まったくうれしいやら申し訳ないやら、経営方面、心配になるやらw。

長湯温泉には数々の名泉があって、泉質はほぼ同一ですが、浴室のそれぞれに独特の個性があって選ぶ側としてはまったく天国。

そういう中にこのようなゴーカでゼータクで、身を置くだけでなんだか自分の価値が上がったような気になるwこのような施設があるのは本当にすごいことです。

本当に良く作られましたね、と経営者さんに敬意を表しつつ、毎日通ってそれぞれ2時間ほど(!)お湯に浸かって過ごしてまいりますた(異常な長湯に思えますが、クアハウススタイルでは一般的です)。

ちなみに長湯の泉質は炭酸泉。飲泉でなくとも、すべての浴槽で源泉滝落とし中ですから、給湯口から手にとって炭酸にむせながら飲用が可能です(!)。オトナのサイダーであると申しておきましょうw。ドイツ人の温泉学者によれば、飲泉は野菜を食べることと同じだそうな。

長湯では例によって、図書館つきの全室離れを売りにしている、こちらにご厄介になり毎晩深夜までネットざんまい(あほか)。読書ざんまい。和モダンなしつらえは、年を追うごとに味わいの出るインテリアとなっており、参考になります。

ただし、冬季の暖房能力が追いついておらず、全開運転を長時間強いられるために、設備関連のヤレが目立ってきておりました。それでもセンスが良いことには変わりなく、こちらもまた尊敬に値します。

この宿の開業からは15年ほど経ちましたけれど、そのかん開業当初から通い続けて今気がつくのは、長湯は変わらないなあ、ということ。

ここがポイントで、時流に流されることなく時が止まったような印象を抱かせるのがいまとなっては宝物。といいつつ、坂の上のコンビニではちゃっかりID決済ですけどね〜(爆)。

ここが私の特等席(爆)。宿泊客は無料で入れる姉妹旅館の展望露天「貸切」風呂。夜明け前からこちらへと陣取って、あれやこれやと来し方、行く末に思いを馳せるのはまったく至福のひと時でございました(ジジむさ〜)。

変わらないのは長湯の立地だけで、人間は日々、老いてゆくもの。ですけれど、ここわキモチの問題でございます。20代で老いてしまうケースもございますw。身体の衰えはともかく(爆)、ここを成熟と捉えられるのかどうかで私が試されるのだと考えております。

今後もせいぜいあがいてみるといたしましょうw。

 

 

 

 

 

 


トクイチオートをかんがえる クルマの維持

2021-08-20 18:03:24 | 加齢なる遠足(爆)

さて、今回のルートは、岐阜県各務原へと向かうのに、山梨県を経由して太平洋岸にでてから沿岸を進んで、名古屋方面を目指す、という壮大なもの(爆)。はっきりいって1泊するならともかく、日帰りのドライブで取るルートとしては有り得ない時間的距離ですw。

コロナで走らせてやれなかったボクスターに熱履歴(完全意味明瞭)を与えるのにわ絶好の機会となったことですた。豪雨の中、ロードスターである僕スターを走らせるのも、アレかと思われるでしょうが、じつは絶好。トクイチのクルマは荒天でこそ光りまくるのです。

それこそ上の画像(公式サイトからお借りいたしました)の中部横断道が地元から全通していれば、ほんの4時間弱の距離となることでしょうが、現状ではそうもゆかず。

上の中部横断道は中央道の双葉インターからですし、それが山梨県から開通するのはじつは今月末。地元、長野からはおそらく20年後でも出来上がっているかどうか、という段階w。惜しい!こりゃリベンジか(爆)。

ですが、未開通だったせいなのか、悪天候のせいなのか全線にわたって交通量がほぼなく、素晴らしい安定感にも助けられてオソロシイ勢いでクルマが突き進んでしまうのにわまいりますたw。長大なトンネル内では空気抵抗軽減もあり、本当にすばらしい走り、というかリニアリティです。

B子さんのエンジンは1.2リットルのターボ。105hp、17.8kgm。こんなしょぼいスペックのビートルで走りを語りたがるオーナーが一体何人いるというのでしょう(爆)。

さて、そのオソロシイ勢いで走ってしまうのが、これ

ぢゃなくて

これ。つい先日、サスペンション周りを一新したばかりで、整備後4000km近く走りましたけれど、最後にスウェイバーと呼ばれる左右リアサスペンションに斜めに渡されるロッドの装着が済んでいませんでした。

国内在庫が無かったのはもちろん他に交換せよという要望がなかったからですが、じつはこれキモパーツだった模様。

明らかにいなしが段違いとなり、後輪を中心に全体の追従性能が上げられていてたまげます。

ううむ、距離8万キロを優に超えてなお新車のコンディションを遥かに上回るこの整備はなに?

本当にすごい結果です。トクイチのみなさま、本当にありがとうございます!

トクイチオートへとクルマを入庫させることってのは、こうして「つねに」上り調子でクルマを維持してゆくライフを手に入れることそのものです。まあだいたいが10年、20万キロ。そういうサイクルでクルマを愉しみたい方には本当におすすめの

ライフスタイルであると申し上げておきましょう。

画像のボクスターは現在車検中。コロナ禍で距離が伸びないクルマで、状態が変わってしまうことがままある中、トクイチではきっちりその辺りの対策も打ってくる模様。ひたすら楽しみでございます。

画像では、ボクスターのサイドウィンドウとリアのウインドディフレクターで構成されている防風機能が理解できます。速度が上がれば上がるほど、コクピット全体がカプセル化してゆくさまはミゴトの一言。ドイツ流の機能主義っす。

直後にリリースされた981では、このリアスクリーンがネットのものになってしまい、防風、視認性能ともに機能が落ちたのはキヲクに新しいところです。

ちなみにこの987と呼ばれるシリーズでは、直前に就任した社長が大柄だったこともあり、血の滲むような努力の末、直前の986との比較で、シートの取り付け位置が2cm(も)下げられているそうです。防風カプセル機能がさらに上げられているわけっすね。

ご存知の通り、このあとボクスターは2シーターミドシップオープンという原型は保ったまま、さらに細部をリファインしながら現在も進化を続けているわけですが、いったいどこまでゆくのか。興味は尽きやせんw。

気がつけば手元にやってきてから、はや10年。こちらのコンディションもそのかん上がり続けているんですよねえ〜(とほひめ)。


加齢なる遠足2021 夏の嵐の中、800kmのドライブに出かけてみる

2021-08-20 07:59:39 | 加齢なる遠足(爆)

みなさま、元気にお過ごしでしょうか?気がつけばお盆も終了。立秋を過ぎて、こちら長野県東部には秋風が、と感じるまもなく本州全体に前線がベッタリ張り付いて動かない。

梅雨末期にそっくりの気圧配置が続いて、全国至る所で線状降水帯形成。

おりからの感染爆発と重なって、こりゃもうほんと災害だわ、と思ったら県内でも各所で甚大な災害に見舞われてしまいました。お客様からも佐久は大丈夫なのかい、といってご心配いただきましたが、たまたまですけれども難を逃れました。

そんな中、うちの僕スターは車検満了日がちかい。

早めに対処しておくのが常なのわ常識ですけれど、この時期になると急に忙しくなるのもまた常。

ギリギリの今頃になって、今日しかないから、という事情で出向くのが普通というものです。トクイチオートからは、距離も伸びてないし特段の不具合がなければ、そこらで取得したらどうかという進言をいただいていたのですが、とんでもない。

道理のわかってないお方にはネジ一本触ってもらっちゃあ困る。というのが本音ですから、不安定極まる天候の中、崩れた高速道路を大きく迂回して片道400kmを運んで参りますた。

ひっさびさに東名高速道路を走りましたけれど、東海道新幹線と同様、空気が澱んでいるのを強く感じました。

折あしく、第2東名が不通となっていた関係でさらに交通量が多く、90kmh近辺でギリギリの車間を保ちながらアップダウンの多い道をトラック軍団に混じって流す、という高度なワザを100kmほどのあいだ要求されるわけですが、自動運転なのか知りませんが、ベルトコンベアに乗って流れるわけでもないので、

時計のように正確なドライビングを身につけているプロのトラックドライバーさん達はともかく、一般車のドライバーのさまざまな人間模様がうかがえて楽しかったですw。ああいう中で毎日泳がされていたんぢゃ、そりゃ免疫も落ちるよな、と案じないわけにはいかない夏の終わりでございましたw。

ボクスターは、実は雨の中でこそ本領発揮。安定感が一回り増して、ニュルブルックリンク並みの旋回にも耐えるのにはびっくり(爆)。

前がきっちり詰まっているのに車間を執拗に詰めてくださるみなさまを、お礼の意味も込めましてwミラーの点にするのに何度も使わせていただきましたとさw。

エアソリューションの効果でしょう、ウエットでもドライとほぼ変わらないグリップが得られるのがわかったのは今回の豪雨の400kmで強く感じられました。

もちろん路面によるのですが、高速道路では安心感が高かったです。情報量が桁違いに多いので、これが安心感につながっているとみた。

トクイチオートからのもどりには、今回またリフレッシュされてしまったB子さんのインプレッションです。豪雨の中さらに400km。更なるアドベンチャーとなるのかw。

 

 


加齢なる遠足2020 鳴子温泉湯治のたび

2020-12-15 18:54:24 | 加齢なる遠足(爆)

コロナがいよいよ蔓延するなか、宮城県の鳴子温泉郷に出向いてまいりますた。超零細、とはいえ私も一個人事業主。万が一にも感染だ、などということがあってはなりませんから、極端にシンプルな旅、というのを考えて実践してみました。

感染が急拡大しているこの時期にばっかぢゃねえの、とお考えかもしれませんけれど、なるべくまばらなエリアを選び抜いて、単独での移動、それも自宅とお宿のあいだをクルマで移動したのに過ぎませんから、抵抗はあまり感じておりません。

5年ぶりにお世話になった東鳴子温泉 いさぜん旅館は東鳴子に特有の湯治スタイルを継承する人気のお宿ですから出入りも激しいのかと思いきや、そこはさすがに師走のホリデーシーズン直前の平日。不要不急ではなく、要急の人々のみ受け入れている関係でヒジョーなまばらさでございました。

定員は70程度はあるところへ、ほんの5、6名の宿泊客なのですから推して知るべしw。お風呂なんて毎回貸切だし、夜も20時過ぎにはネコ以外は、みなさん寝静まっておられます。

これわヘボとわいえ、料理人の旅でもありますからw、いさぜん旅館のようなフルキッチン装備の宿に泊まった場合には、3食を自炊するのが当然。朝から晩まで、望めば完全な非対面、非接触が可能ですからコロナ禍の昨今、旅先での理想的な環境といえるでしょう。

ダッチオーブンをはじめ、各種調理器具、そこへ新米(爆)を持参しておりますからして、毎食やたらとコリまくってもう大変。宿のネコが異様に香ばしいかほりにつられて毎食ごとに部屋へと偵察に来ておられますた(爆)。ヒラメのエンガワをご挨拶がわりに謹呈しましたら、狂喜しておられますた。

東鳴子からはちょうど100kmのところにある日本海岸の酒田へも遠征して、とれたての平目や牡蠣を市場で買って、大崎の有名どころ=宮寒梅などを蔵元直販で(一般の酒屋では入手不可)持ち帰ってお部屋でいただけば、もう極楽浄土への高速道路(爆)。

飛島特産のイカの塩辛も忘れちゃあいけやせんw。イカの身を食べる、というのではなくイカわたの魚醤がなんともいえず上品な風味の逸品です。サザエのバージョンもあるのですが、まだ未体験。イカの塩辛の倍近いお値段で売られております。

鳴子から酒田へは、往復200kmのドライブな訳ですが、本州でも随一のまばらさをもってなるエリアですからこれまた推して知るべし。一般道としてはありえない平均速度を維持できるのでした。また、この沿線には

中山平、赤倉、瀬見、肘折、銀山などという名だたる温泉街も点在しており、気が向けばちょいと寄り道、なんてえのもたやすく可能。銀山と肘折は国道からはだいぶ奥まった位置関係ですけれど、極端にまばらな交通量のため、速度が上がるので田舎の風景と路面を楽しみたい場合にはおすすめです。

銀山はR47の分岐点から40分、肘折も同様です。今頃は屋根まで雪に埋もれていることでしょうw。

クルマ、それも単独での移動ならではの、これからちょいと行くか、と思いついたら即行ける、だなんてまったくゼータクな旅というものです。東北でも指折りの豪雪地帯でわございますが、この日は初雪にして豪雪となった日の前日でした。

同行のB子さんはゼッコーチョーw。ドライ、ウエット、スノーと全ての路面でフィールはまったく変わらず、クルマからのインフォメーションというか路面情報が特に多く感じられるのが特徴といえばそうか。

あまりにもキモチがよいので、全行程の総走行距離は5日間で2000km近く行ってしまいますた(アホか)。

帰る日にミゴト今年最初にやってきた大寒波に出くわしてしまい、福島まで200kmのあいだ大雪に遭遇したのですが、ダッチオーブンのような重量物を後部トランクに積んでいることもあって、安定感とトラクションのかかり、これでもか。なかなか楽しい冬のドライブとなったことでございました。

トクイチオートのエアソリューションの真価がこういう場面で発揮されるのですが、笑っちゃうくらいのリニアリティに助けられて、安定感これでもか。極低速のトルクはこんなシーンでも効くんだ〜、というのが実感されます。

前夜からの雪で宮城県内でも衝突事故55件というニュースが流れましたけれど、事実上の初雪にして、この大雪となった模様。気温もほぼマイナス5度前後と低く、凍結路面も絡んでいたのでしょう。場所によっては結構厄介な路面でしたがB子さんはまったくの無問題で切り抜けました。

こんなとき、4輪からのインフォメーションがモノを言うのです。

というわけで、年の瀬に迷いつつも敢行した私の湯治たびではございますが、帰着当日の運転中にカーラジオからGo To Travel 事業一旦中止の全国ニュースが流れました。やっぱりねえ〜(爆)。

加齢なる遠足は、このあと厳冬期のホテルの閑散期を利用して、さらに新潟方面の豪雪地帯へと向かう予定。

コロナ禍のもとではございますが、なにごとも創意工夫次第で切り抜けましょう。きっちりと恐れながらも恐れ過ぎず、適切に対応しながらやってまいります。コロナを恐れ過ぎて引きこもってしまうのではなく、安全な方策を考え抜いて対処する。

これをお読みのみなさまも、どうかご無事で過ごされますよう、願ってやみません。

 

 


加齢なる遠足 今年最初にして最後の休日ってなんだよ(爆)

2020-11-02 18:53:24 | 加齢なる遠足(爆)

コロナをくぐり抜けていらしてくださったお客様に懇願して、新潟の十日町エリアへと繰り出してまいりました。ふりかえれば、今年最初のプライベートなお出かけかっ(苦笑)。

往復400kmほどの、チョイ乗りでしたけれど、今回のウエポンはこれ

ビーエムの5。しかもハイブリッドの530eというレアグレードっす。2リットルのエンジンにモーターかませて250kmhの巡航を可能にしているという今風なドイツっぽさ全開のマシンでございました。

優雅なクルーザーなのか、といえばもちろんそうですけれど、踏めばエンジンの発生するそれとはまた違う、独特のシャープなトルクの立ち上がりを常に味わうことができます。

レーンキープをはじめとする自動運転に向けた各種デバイスも違和感なく作動していて、高速からワインディングまで、ひととおり運転もさせていただいたのですが、まったく浦島太郎状態でございました。

妙高山の中腹に立地する赤倉観光ホテルのティールームのテラス席から、野尻湖方面をのぞむ、の図。いやはや、この日は気温も高めで、人出も少なめ。まったくのごほうびでございました。

気がつけば、年明け早々のロンドンからここまで、コロナ禍もあって、外出したのはツルヤへの買い出しと、カインズホーム、トクイチオート以外にはまったくなしときた(爆)。

こうして、外でお茶する、だなんてパリ以来です。

それでもニンゲン、さまざまに工夫を凝らしてここまでやってこれたことに感謝。

このままコロナ根絶、というのはまず無理ですから、なんとか「慣れて」「乗り切る」、のを目標にしよう、といって同行のお客様と語り合ったことでございました。

 

 

 


加齢なる遠足 ロンドン2020

2020-02-04 13:58:05 | 加齢なる遠足(爆)

いやはや、みなさま。お元気でしょうか?中華の春節と同時に一瞬にして世界各地に拡散したかにみえるコロナウイルスでございますね。その異様な早さは時代を象徴しています。

そんなSARS以来のキョーフに怯えながら極寒のロンドンへと出かけてまいりました。

出発直前になって、コロナ騒ぎが持ち上がり、まさかここまでになるとはつゆほども思わず。日を追うにしたがって深刻度を増しているのがヨーロッパでも感じられました。

ロンドンはパリとならぶ有数の観光都市でもありますから、春節の今、そこかしこに中国人がいる上に、そもそもチャイナタウンまであるわけで、中華濃度は普段から濃い。というか、こちらがお邪魔しているガワなわけです。

そこへ大移動期にあたる春節休みなのですから、推して知るべし。いつも入国審査の時点から春節のみなさまにまみれたギョーレツを覚悟して出かけているのですが、こんかいばかりは別でした。

2年ぶりに訪れますと、世界一キビシーといわれたLHRでの入国審査が自動化されており、びっくり。さらに人が少ないわけですから、2年前との比較で、着陸からはざっと小一時間は早く入国できるようになったのはデカいっす。

これわホテルで早く休める、という意味です(爆)。

ホテルから2分のbayswaterの裏通りに北京ダックを売り物にしている店があるんですが、そこのお決まり=春節の20mもの入店ギョーレツが日を追うごとにみられなくなりました。

ロンドン市街からは混雑が消えて、まったく拍子抜けするほどですが、こればかりはしゃーないか。中華当局の厳然とした措置にもたまげますけれど、ことの重大さが身にしみたひとときです。

さらに滞在中日には突入から50日を経過しても収束しない、パリのゼネストにもばっちりとハマって、こちらもこちらでかなりスリリングでした。

地下鉄、国際列車はもちろん、オペラ座のバレリーナまで巻き込んで繰り広げているゼネストですから、まともにやられたら主要エリア間の移動は徒歩以外、まず不可能。

パリ中心部は歩いて歩けない距離でもありませんけれど、そこまで熱心な観光客でもございやせん(爆)。

前記事ではスト中ながら交通機関正常化、との一報があったのですが、そこはラテンっす(爆)。当日の出発までキャンセル覚悟で臨んでおりました(きつぱり)。ですからユーロスターに乗れただけで感激!

画像はタルタルを名物にするワインバーでありついたタルタルステーキ御本尊(爆)。レクリューズという店ですけれど、今日のコート・デュ・ローヌはなんだい?と訊いたらクローズエルミタージュですぜ、というので所望いたしますた。

望外の美味しさ!つうか、この旅いちばんの味でした!!

タルタルは焼いてないハンバーグを思い浮かべると近いか(爆)。aller retourという軽く炙ったバージョンも存在しますが、旅先でこいつを食べるのはギャンブルか(完全意味明瞭)。

牛肉の鮮度イノチの一皿ですが、この量には辟易いたしました。

街中でのスリやタカリに追われる緊張から(まじです)このクローズエルミタージュが殊の外、美味しくて(爆)、ついおかわりをしてしまいました(そりゃそうだ)。

ロンドンと違って、パリではこの点だけがザンネン。いまだに列車を待つ間にカモを漁る連中を見かけますけれど、ご用心です。

もしも囲まれたりしたら、アチョーと言ってブルースリーをやってから、一目散に逃げましょう(爆)。

楽しみにしておりました、ANAの新内装ですが、さすがと言いたいところながら

細部の詰めが甘く、使い勝手には少々コツがいると思いました。熟成はまだこれからでしょう。リモコンのインターフェイスもギモン。ですが工夫されたスライド式のパーティションで囲まれる小部屋感覚には驚くほかはございません。

空飛ぶカプセルホテルですよこれわ(爆)!私もここへ来てようやくジャージを着て飛行機に乗るひとの気持ちがわかるようになりますた(爆)。この先は大浴場装備かっ(なわきゃねーわ)。

ただし、美人ぞろいのはずのCAのみなさまもこんかいばかりはマスクにゴム手装備で業務に禿げんでおられますた。密閉された機内でこのウイルス騒ぎ、ってのもかなりストレスフルな気がいたします(汗)。ご心中、お察しいたします。

マイラー+ユーチューバーみたいな輩の影響で、ネットで調べたまんま空気を読めずにメニューに特別注文を出したり、メンドーな小技、裏ワザを使いたがる厄介者がいましたけれど、苦笑もの。

なんでもやってみたい僕ちゃんのキモチはわかるけど、狭くて大変な機内で忙しいCAさんを困らせるんぢゃなくて、いつも通ってるスタバや吉野家でやれば〜、と(爆)。

案の定、はしゃぎ過ぎて、後半失速してましたけどね(ざまあ)。

今回は英国のEU離脱のタイミング=British Exit。すなわちブレグジットのロンドンにも居合わせることができました。個人的にはそもそもがEUの一員というよりも、まずはグレートブリテンありきだったのでじつはホッとしているのではないか、という印象。

最後までユーロよりもひとまわり高いポンドを維持して、けして危なっかしい国で使われるユーロに巻き込まれなかったのはその矜持といえるでしょう。

2年前にはいなかったこれも、まったく違和感なく街並みに溶け込んでいます。

ライトのLEDでそれと知れるのですが、ロンドンキャブに電動車が登場しておりました。なかなかセンスが良い上に、信号グランプリでは並みいるスーパーカーを置いてきぼりにする加速を誇ります。

しかも無音。中間加速もすばらしく、まさに時代を象徴しておりました。ニッポンにも明らかにこいつのコピーと思われるなさけなーい専用車が走っていますけど、黒く塗ってあるだけのミニバンに終始しているのは笑いもの。

伝統が違いやす。従来型のスタイルをきっちり踏襲した上でセンス良くまとめてあるのはさすがブリティッシュ。ホレボレいたします。機能に徹したものはやはり光りますのう。

英車のスタイルは???なのばかりですけど、こいつだけは例外。もしもアレでしたら、映画King's Man Golden Circle をご覧ください(爆)。ポテンシャルがよくわかりますから(爆)。

かようにさまざまな出来事に恵まれた旅となりました。

画像はロンドンのシティ方面をwaterlooから眺めています。2年ぶりに訪れましたら、またしても新しいビルが2、3本建っていてびっくり(爆)。あ、ビルだから棟かw。ロンドンはまだまだ変わってゆくのでしょう。

大好きなパブにもテキトーに寄りはしましたけれど、カスクエール1杯900円超ですよ。こっそりM&Sで缶ビールを買って飲んでおりました(けち)。

好物のグルメバーガーも乱立気味だったのがひと段落して、お店が減っていました。バーガーキングとマックは相変わらずの「底」レベル。チップスと呼ばれるフライドポテトが1分で段ボール化するのはニッポンと変わりません。

というわけで、まことに簡単でわございますが、年1の私のロンパリ珍道中はこれでおしまい。

現在、3月14日にむけたゼーム処理に追われているところでございますが、なに長年やっている作業です。減価償却からはじめてだいたい3日(爆)。これからひと月のあいだは寒さの底に沈みながら、楽しかった思い出を振り返る、というわけです。ううむよきかな。

しばらくは人混みを避け(完全意味明瞭)、寒さにも飽きる頃、また温泉にでも繰り出すといたしましょう(希望に過ぎません)。

 


これでも大寒? 異常気象2020

2020-01-20 18:47:43 | 加齢なる遠足(爆)

コヨミの上では、今日は大寒。住宅構造が比較困難な北海道を別にして、体感のうえで日本一寒いのでわ、とささやかれるこちら長野県では、明け方の気温でマイナス2桁いくか、といって戦々恐々とするのが恒例行事。なのですが、どうしちゃったの?この気温?

夜明け前の最低ラインでもマイナスいくかどうか。昼前の気温だと10度近辺をさまよう、という異例の高温傾向が続いておりやす。

まあね、いつもと違うだなんて、気にしてもしゃーない。どちらかといえばこの暖冬傾向は助かるわけで、身体もお財布もヒジョーにラク。寒い時期に特有の、朝フトンから這い出る際の辛さがほぼ無いのは不思議なほどっす。

さて、去年の年明けからここまでノンストップでやってまいりましたこの私。どうやら昨日で仕事納めとなりますた(勝手に)。中華の旧正月とシンクロしているのは例年どおりでございやす(爆)。

冬のアイドリングの間には、これまた毎年恒例のゼーム処理と今年は客室のリデザインの作業がございますが、それらをおこないつつ、ロンドンにも出かけるといういそがしさ)爆)。

究極のイナカもののこの私が、ロンドン+パリでのんびりと、というのは究極のゼータクだわい、といって今から楽しみにしているところでございます。

 


加齢なる遠足 研いだ包丁をつかってみる 

2019-10-03 07:58:20 | 加齢なる遠足(爆)

どかーん。日本海へとやってまいりますた。新潟市の郊外。越後七浦と呼ばれる国定公園の一角です。このあたりは本州ではもっともまばらな海岸線といってよいでしょう(爆)。だあれもいないエリア、区間がそこら中にございます。

台風接近前の平日の昼間。予定がクリアなのはここしかねえ、というわけでフラリと出発いたしました。

現地には同様のことを考える方がいるかな〜、と思ったらそうでもなく、バイクが3台くらいいたのみ。そりゃあそうです。消費増税直後の平日の真昼間にフラフラしているのなんてロクなもんぢゃございやせん(自虐)。

それにしてもこのピーカン。気温、湿度は若干高めながら、屋根あきに障害となるものは何もございやせん。沖合には佐渡島が見えております。ちょーしこいてぶっ飛ばすのは地元の方々のメーワクになりますから、先行車に追いつかないようにペースに気をつけながら、それでもDレンジの5速で流します。

ポルシェ乗りのみなさまからは、そんな低回転ぢゃ、ポルシェ謹製のフラット6が泣くぜ、とのご感想を頂戴しそうですが、私もこのボクスターに乗るようになってからドライビングスタイルが変わりました。

MTモードの4に固定して回転計を2000rpm近辺にはりつけておいた上で、そこはかとないトルクを出し入れしながら、というのも楽しいのですが、こんかいのトクイチオートのスーパーチューンではもっと下からトルクがやってきます。

それこそ1300rpmくらいから湧き上がっているトルクを味わいながら、というのが最高。ううむ、仮にもポルシェのクルマなんだからさ、といいたいお気持ちは私にもわかりますが、これで十分。

加速が必要になった場合にも5のままキックダウンが起きないようにじんわりやっていると、そのままトルクが直線的に立ちあがって違法なゾーンに入ってしまいますからオソロシイ。上越から新潟まで、ざっと130kmほどはありますけど、都市部に突入する前にUターン。

こんどは上越までの130kmをお代わりしてきた、というわけっすよ(ばか)。

誰にもペースを邪魔されずに、アクセルだけではなく、気持ちまで解放できる。これ以上のドライブがありましょうか。ボトムエンドからトップエンドまで、さまざまなシーンで味わってまいりましたけれど、疲れもまったくなく、フシギなくらい。

ううむ、この仕立てはなんというか麻薬的。といって悪ければ、病みつき。今日も出かけたいわ、と。