嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

秋の夜長の過ごし方2018 皮革ミガキ最難度!!ルイヴィトンのヌメ革にいどむ(爆)

2018-10-18 20:09:49 | 秋の夜長のすごしかた

画像は、ルイヴィトンのSac de Steam 。ルイヴィトンの最初のプロダクツといわれる伝説のバッグの復刻版。というか、創業時からここまで、連綿と作り続けている定番中の定番です。

1901年の発売ですから、およそ120年!ロングセラーなんてえもんぢゃねえ。

そもそもは洗濯物入れとしてデザインされたバッグ(爆)。なので、容量が大きく、カサのあるものに対しても柔軟に対応いたします。

ゆうに膝上くらいの丈がある大型バッグに柔軟性をたっぷり持たせたボディですから、厚手の毛布1枚くらいを丸々飲み込む容量を誇ります。

トランクでいえば、リモワ の中型。65Lくらいの収納力があります。

15年前にヤフオクに並んでいたのを、わざわざ、というか九州温泉行脚の折に出品者だった大分の質屋まで出向いて(よーやるわ)値切り交渉の末、手に入れた曰く付きの逸品。程度よし。

新品時の定価は39万円。それがほぼ3分の1の価格まで落ちてきていて、それでもキヨミズジャンプでしたけれど、たまらず買ってしまいますた。まあ、それくらいの価値があるだろうと思ったからです。ただの塩ビのバッグですがね(それをいっちゃあおしめえよ)

ルイヴィトンのイパーン的なイメージでゆくと、婦女子向けのハンドバッグブランドであると誤解されがちですが、こちらはレッキとした旅行向けラゲッジ専門店が出自。

バブルの頃には、そんなみんながぶら下げてるビニールのバッグ、恥ずかしくて持てねえし、と考えていたのですが、そんなのただのアサハカ。自分で所有してみて初めてわかる世界もございやした。

旅のスタイルは時代とともに移り変わっていて、それはいまも同じですけれど、そんな変遷をバッグを通してみてとることができるのです。

ファッションアイテムとしてではなく、「旅の道具」として捉えたときに光る、ルイヴィトンのいくつかの名作を仔細に観察するうちに、僕もなにかひとつくらいは持ってみよう、と考えたわけで、それがこのスティーマーさまなのでした。理解できないからといってバカにしていたのではダメで、自分で飛び込んでみた、というのが本

当のところ(アンタも好きねえ)。

数あるルイヴィトンのプロダクツの中でも旅の持ち物に特化した作品たちはその後もロングセラーとなっている、つまり名品が多く、興味深いです。

ただ、中小のバッグや小物に関してはミーハーなイメージはバブル以降、拭いがたいか(爆)。さらにモードに走り過ぎず、ちょっとオサレな感じにとどめておいて、普段使いに好適。

婦女子がちょいと頑張れば、次のボーナスで買えちゃうかも、と思わせる敷居の低さ、つまり巧妙な価格設定が奏功してニッポンをはじめ90年代末期からの中華の顧客予備軍に響いて、ブレークし続けてこられますた。

ショーンぜリゼの本店に30年前にギョー列して、店員に下等動物呼ばわりされながら買い物してたのは我々ニッポン人だったのですから、今現在並んでおられる中華を「爆買い」だなどといって嘲笑う事などできないはずです。

国内では20代前半から中年の主婦層全般にウケがよく、バブル期以降、長年のマニヤが多数存在しています。これもって新幹線に乗りますと、ものすごいBBA視線感じますもん。

あと、ご商売ですから、売れセンと言えるプロダクツのリファインやコラボレーションなども抜かりなくおこなっておられ、いまやフランスを代表するブランドとまでいわれるヤラシー存在と捉えるのは間違ってはいませんが、旅装具屋である、という捉え方ができれば全く違う印象でもって接することができます。

私はおそらく死ぬまで使うことでしょう(爆)。

久々に、そのスティーマーさまを引っ張り出してみたら、ご覧のようにベルト部分にヒビ多数っ!考えてみれば、年に多くても数回しか持ち出すチャンスがなく、あってもそれぞれ1泊がせいぜい。というのではムリもないか。実に去年の稼働は2回っきり。その程度では画像のヒビもトーゼンっす。

情けないが、仕方がない。

修復は不可能ですが、このまま放っておきますと裂けてしまいますから、そこは予防しなければなりません。ということで油脂の補給に禿げみます。

ルイヴィトンのバッグに使われているヌメ革は、色味が薄く、非常にデリケートなので、クリームの急速な浸透だけわ避けなければなりません。クリームの急速な浸透、というのはつまり塗った直後にシミになるやつ。

非常に恐ろしい事象で、ルイヴィトンオーナーはこいつを恐れるあまり、手入れそのものを怠ってしまうほどのインパクトを持ちます。

が、このヌメ革にしても、フツーの革には違いない。かりに放置すれば、私のバッグのようにひび割れて全損になるのわ変わりませんから、それなりのクリームを用意して対処すればよい。クリームの種類さえ間違えなければ、どうってことわございません。

靴用に買った、豚毛のブラシを用意して、おそるおそる塗布するのですが、なにこれは以前にも数回、挑戦しておりますので問題なし。このサフィールのデリケートナッパはこの世界ではワールドスタンダード。

おそらくルイヴィトンに顧客が油脂の補給を依頼した場合にも、外注業者の工房ではこれが使われるのではないか、と想像するのですが、それくらいの仕上がりレベルを誇ります。

解りますかね?しっとりとして、色が少し戻っている感じ。つい、やり過ぎそうになるのですが(爆)、ここは経験者。微量の塗布にとどめて様子を見ながら1ヶ月ほどかけて仕上げてまいります。

詳細後日(ヒマなのか)。

 

 


秋深し!まっつあんが大漁だったらしい

2018-10-17 10:52:51 | 秋の夜長のすごしかた

がーん!お客様からのご依頼で、近所の売店に出かけたら、今シーズン最後でわないか、という松茸(通称、まっつぁん)が鎮座しておられますた。画像では分かりにくいですが、大きいやつは25cmほどもありまして、大迫力。これで7000円だ、というので即買いしてまいりますた。

このお店は、ハンターさんが直接ブツを持ち込むので有名な店で、文字通りの直販。今年は、気候が松茸にはあったらしく、大量に採れてお値段もリーズナブルな感じで推移した由。

クルマの助手席に乗せて走り出した途端に、車内に香りが充満するほどのフレッシュネスでございます。

いよいよ寒さがやってきて、松茸まつりは終盤。これから11月の終わり頃にかけては、さらに香り高い山のキノコさまたちが売り場を賑わします。

毎年、キノコ狩りでの行方不明者が後を絶ちませんが、じつにこれ、キノコの魅力が語られているニュースなのです(苦笑)。なんというか宝探しなんですよね。

画像は、おいまつえん のロビーに飾られているススキ。深まる秋を感じていただく趣向です。なお、現在、客室が飽和状態のために、年内は予約を制限させていただいております。お客様、まことにありがとうございます。

画像は、ぜんっぜん関係ないけどGMT2のトリチウム夜光さまが生きている様子。このトリチウムはじつに放射性物質で、福島第一発電所でも問題になっているブツですけれど、このころのGMTにはヘーキで使われておりました。

現行のロレックスに採用されているルミノバでは、明け方には見えなくなってしまうのに対して、蓄光ののち自発光するトリチウムは明け方の時間確認にも使える、という地味ながら、機能的な一面を見せてくださいます。

経年劣化で発光しなくなるので、日本ロレックスにOHを依頼すると、文字盤の状態に関わらず、必ず文字盤の交換を推奨されるのですが、その場合は例外なくルミノバ文字盤に換装されてしまいますから要注意です。べつにトリチウム文字盤を珍重するわけでわございませんが、オリジナル最優先、ってことでw

私の場合は、正しい取り扱い(しまいこまず、トケイとしてちゃんと使ってやる)ので、状態は良好。いまだにクオーツか、という精度を誇っております(プチ自慢ご容赦)。


なるか業務効率化(爆)?ダイソン導入!!

2018-10-14 18:27:39 | 今日の逸品

がーん、このところ家電マニヤ化してないかい、というご感想は甘んじてお受けいたしましょう(爆)。が、業務の効率を上げるためなので、100%経費計上が可能なカテゴリーです(完全意味明瞭)。納税するくらいならいっそ使っちめえ、てなわけですよ、旦那。

じつに、毎朝の掃除機がけというのは気が重い作業です。掃除機をかけるの自体は快感なわけですが、キモチよくいったためしはございませんですた。

なぜかって、掃除機を始動させるまでのプロセスです。コンセントのありかを見極めておいたうえで、邪魔なものをどかすところから始まったとして、コードの始末、取り回しに苦労しながら、掃除機をボコボコぶつけながらソファなりテーブルなりをずらせて、ってなわけで。とにかく億劫。キモチよくない(きつぱり)。

ダイソンはCMで頻繁に流れるまえから注目しておりました。なんといっても抜群の吸引力とデザインですね。電池式になる前から、カッコ良いと思っていたのですが、コードレス登場までは買う気が起きませんですた。が、コードレスになってからは欲しくて仕方がない存在。上記が理由です。

高価なのは仕方ないか、といって何度となく検討しておったのですが、唯一引っかかったのが、滞空時間です。じつに直前モデルのV8まではこの電池の保ちがネック。

が、ここへきて画像のV10ではなんと60分もの滞空時間を確保した、というのであわてて買ってしまいますた。60分は最弱モードでのデータですが、なに世界最強の吸引力を持つダイソンの最弱モードでしたら全くおっけい。だいいち、とにかく早く済むので、全館かけても15分もかからない(驚愕)。

一部屋あたりに4分弱かかっていた掃除機がけはなんと1分で終了。これわ業務効率化以外のなにものでもないわい、といって非常に満足しております(爆)。みなさま、オススメです。

 


そんな季節 いよいよリンゴが売り場に

2018-10-03 10:34:17 | 秋の夜長のすごしかた

画像は、ご近所さんにいただいたシナノスイート。はしりの品種です。

これから11月の最終週にかけて、毎週といってよいくらいに違う品種がならんで売り場を飾ってくださいます。中華、最近では温度管理の技術がすごくて、つい先月まで去年のリンゴが売り場にあったような気がします(脱力)。

品種によって不思議なほど味の違うリンゴ。今年もデキが楽しみでございます。

さて、

appleからリリースのOS Mojave。リリース当日にインストールしてみますた。ウワサのダークモードをはじめ、随所にお手入れがなされており、より進化した感じ。ダイナミックデスクトップといって、現在地の時刻に合わせてデスクトップ画面が刻々と変化いたします。

アプリ開きっぱなしの私にはほぼカンケーない、というのが玉に瑕か(爆)。

メールまでダークモードなのですが、慣れが必要かも。でもカッコよいです。HPで販売中のi mac proと同じ、スペースグレイのキーボードに通じるイメージでございます。スペースグレイのキーボード買うかな(爆)。

ご存知、i mac proの純正付属品で、高値で転売されるほどの超人気を誇っているアイテムですが、ホワイトバージョンに2000円プラスで買えるらしい。ううむ(ばか)。

現在使用中のi mac late2012も償却は終了。機能的にはゼッコーチョーなのですが、業務でも使っている関係で6年使ったのものは処分の対象っす。あくまでもゼーム上ですけどね。

ダークモードは良いけれど、買い替えモードも検討しなければならないハメなwわけですが、i macに関しては今回の発表では新たなモデルに関するニュースもなく、買い替えに向けたキッカケがないわ、という状態。

もったいないので、身内に回す、に一票。

というわけで、話題がリンゴなだけに、というわけですた(爆)。