嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

加齢なる遠足 長野県北部グランドツーリングの巻-8 簡単には諦めない

2013-06-30 20:36:50 | 加齢なる遠足(爆)
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ないない、いわれると逆に欲しくなるのは人の常(爆)。ポールスミス自身は、このコラボレーションがうまくいったら、第二弾は、みたいなことを動画で語っておられたのですが、一部には好評でも9ヶ月経って、1ロットの生産分の在庫がまだ極東の島国で現品が陳列されていることを考えますと、それなりだったか、という印象。

あまりの高価格と、ベタにモダンな木型をあえて採用せずに、クラシックに振ったあたりが大ヒットにはならずに、ヲタのアイテムになった理由というものでしょう。それだけに味わい深いわけです。

さて、正規店店頭では買えないことがわかったからには冬にお世話になったエルメス系のバイヤーさんに状況を確認してみます。手数料を含めると折からの円安も効いて、あまり旨味がないのですが今回のこれはリミテッド感満点。
仮に個人輸入などしようものなら、このモデルの場合でも40000円近い関税が送料の他にかかってしまう関係で、あまり現実味を帯びないのです。

というわけで、問い合わせてから2日ほどで、在庫、なぜかあり、との情報がぁ~~!!
ううむ、東京店での「全世界店頭で在庫なし」というのはいったいなんだったんだろう、とまあ考えないではないですが、いわゆるあるところにはある、というやつでしょう。さて、どうする>自分!!


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YouTube: Paul Smith X John Lobb Special Edition Shoes





加齢なる遠足 長野県北部グランドツーリングの巻-7 Westbourne Iris Purple

2013-06-30 17:28:26 | 加齢なる遠足(爆)
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いやはや、持参の靴下をはいていざ試着してみたらこれがまたあなた(爆)、非常に良いフィッティングで、7000番や8000番(木型のモデル名です)のようなシャープ+ロングノーズとは対照的な、今となっては古典的といってよいクラシックな雰囲気がある木型#8695にこれらポップな色使いがきて、ポールスミスらしさがうまく表現されている感じ。

どちらかといえば、ぽってりとかわいらしい感じで、フィッティングもその通り。名作木型である、との聞こえも高いモデルなわけですが、こればかりは数年間はいてみないとわからない世界。

フランスやイタリアの靴に比べますとどちらかといえばスマートさには欠ける印象なのが英国靴というものですが、そこへポールスミスのエッセンスがはいって、さらにイギリスらしさが醸せているあたりが、どうやら味わいどころなのでしょう、たぶん(爆)。
これに関しては私の場合、7000のサイズよりも半サイズ上かな、という感じでした。

さて、さすがに正規店価格で買えればそりゃあシヤワセなのですが、ほぼ20万円ですよ(涙)。

んが、相手は1ロットのみの限定生産だし、しかも私の希望はシリーズ中ブルーと並んで、人気ナンバーワンだというアイリスパープルでございます。東京店ではすでにこの色の私のサイズは売り切れ。

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世界中に在庫はない、ときっぱり言われてしまったわけですからして、これからロンドンに飛んでも(誰が行くんだい?)入手の見込みゼロ。

うう、遅きに失したか、と、以下次号。







加齢なる遠足 長野県北部グランドツーリングの巻 John Lobb for Paul Smith

2013-06-30 17:14:00 | 加齢なる遠足(爆)
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さて、イキオイ余って(爆)上京してしまったこの私、足下を見ればこのザマでございますよ(爆)。

ううむ、ステテコにしかみえないパンツをはいた店員がウロウロしているユナイテッドアローズあたりに出向くのでしたらばこの程度で全くオッケイ、となるところですが、天下のジョンロブのそれも旗艦店へと出向く、というのになんとまあ素足にエスパドリーユときた。ああ、もったいねえ~(涙)。
温泉に行ってきた帰りなんですよ、と言い訳してみるか(爆)。

地下のPに入れて、歩き始めてからああっ、トランクにたしかハラコのcar shoeがぁ~、あったはず。と気がついたところで後の祭り(まあ確信犯ですな)。

うう~、物足りないが、こちとらグランドツーリングの途中なわけで、しゃーない(爆)。せめて靴下持参で、赴くといたしましょう。
さよう、今回の目的は試着なのです。

Paul Smith for John Lobb は去年の9月のリリース。一度みたら忘れられない配色が特徴で、さらに細部を観察してみますとステッチも同色だったり、ハイライトがあたるとムラが浮きあがる、有名なミュージアムカーフ使いだったり、とマニアをうならせる仕組み満載。

モデル名Westborneでは、外装色に合わせたシューツリーも標準装備なのに加えて、靴紐も同系色ときていて、まったくシャレが効いている。さっすがポールスミスさまのプロダクツですよ。

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いやあ、やはり実物はいいなあ、と感動していたのですが、正規店お値段、すなわち定価もまた感動ものだ(爆)!
きいて驚け、の194200円とキタ!!

ぐひい、大変なものに目をつけちゃったわい、と思わずヒキそうになったのですが、せっかくはるばる湯田中からきたことですし(ばか)、店員さんを捕まえて商談してみます。

きけばこのシリーズは限定も限定、1ロットのみ、ただしそれなりの数を一気に、の生産枠で作られており、買えるのは店頭在庫のみである由。

ううむ、てっきり定番化したもので、いつでも買える、と勝手に決めつけておりましたが、状況は全く違うみたい。

「いつかは」とのんびり考えていたのですが、どうやらそんなことを言っている暇はないらしいです。試みに世界中の在庫を私のサイズと色で調べていただいたのですが、「一足も残っていない」由。

うわーん!以下次号






加齢なる遠足 長野県北部グランドツーリングの巻-5 元気になりすぎて東京方面へと向かってしまふ(ばか)

2013-06-30 10:07:58 | 加齢なる遠足(爆)
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ぎゃはは~!よろづやの名温泉につかっているうちにあれやこれやと考えまして、早起きして起動すれば(爆)、時間ができることにハタと気がつき(遅いんだよ)、湯田中から長野道を爆走して思わず上京してしまいますた(キチ○イ)。

トクイチオート謹製の燃料添加剤がとにかくものすごく、いかにもきれいに燃えているな、というエンジン音に聞き惚れながら流しておりましたら、湯田中からほんの3時間程度で都心へとたどり着いてしまいますた(爆)。
ううむ、これぞまさに真正グランドツーリング(そうか)。シートが段違いにすばらしいヨーロッパのクルマでないとできないことだと思われます。

参りますたのは画像のエリア(爆)。そうです、通いなれた(?)丸の内エリアでございます。画像左側が新装なった東京駅正面でございますね。
じつはオークション関連で若干の利益が出てしまった関係で(狂喜)、そいつを使って、ちょいと狙っていたラインがあるのです。
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ドカーン!!さよう、JOHN LOBB for Paul Smithでございます。

このニュースのリリースは去年の9月。聞いたときには、ふうんそういうこともあるか、程度だったのですが、時間とともにジワジワ効いてきて、気がつけばいつか買ったる、ということになっておりますた(ばかですねえ)。

ご存知、ポールスミスはいまやサーの称号をいただく孤高のイギリスを代表するデザイナー。キホン、ブリティッシュトラディションのエッセンスを押さえておいて、そこへポップなスタイルであったり色使いであったり、独自のスタイルを盛り込んで、イギリスらしい廃れにくい世界観でもって展開中。
僕も学生時代から100万円くらいは使って(鴨ともいう)お世話になっている古典ブランドですが、そのポールスミスがなんとジョンロブに依頼して靴のリリース、と!

こんかいのこのラインにはルームシューズやスウェード使いのビミョーなモデルなんかもあるのですが、やはりジョンロブらしいのはオックスフォード(内羽根の紐靴)。
最新型からみるとスマートさでは比べ物にならないほど無骨にみえる古典的な木型=8695に乗せた革の色がタマランチ会長!グリーン、ブルー、パープル、グレーとキタ!!

以下次号




加齢なる遠足 長野県北部グランドツーリングの巻-4 馬曲温泉

2013-06-30 09:44:27 | 加齢なる遠足(爆)
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ふと温泉で知り合った方にきいたことがあるのを思い出したので、馬曲温泉(まぐせおんせん)というのに寄ってみますた。地図でみると湯田中からはほぼIC一区間分、という感じ。
お宿の方にきいてみますと、たまたま先週いってきた、というでわありませんか(爆)。若い女性のスタッフだったのですが、その探究心やよし、と(爆)。きけば40分ほどで到達するとのこと。眺めがとにかくよろしい、というわけで期待していってみますた。

平日の昼間ですからして、ほぼ貸し切りで愉しむことができました!ランチ付きのバリュープランがあって、非常なお買い得(爆)。500円の入浴料にランチ(山菜うどんまたはそばのチョイス)がついて800円のバリュープラン。さらにカツカレーまたは天丼(!)のチョイスが可能となるスーパーバリュープランが1100円でございました。
食堂のメニューで見ると天丼は850円で提供されていましたからまさにスーパーバリュー(爆)。
ちなみに私は疲れ気味だったので(爆)、800円のプランですた(涙)。でも山頂からの眺めを愉しみながらすする山菜うどんは最高ですた!

こちらもやはり単純泉で、よろづやのスタッフが眺望を褒めていたわりにはただのスキー場のある山しかみえず、この程度でそんなに騒ぐかい?というくらいなものでございますた(爆)。

さらに以下次号。








加齢なる遠足 長野県北部グランドツーリングの巻-3 桃山風呂

2013-06-30 09:16:43 | 加齢なる遠足(爆)
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どうです!これがよろづや自慢の桃山風呂。伽藍建築、というらしいですが、私にとってはもろにお寺の建築様式。巨大な浴槽にフル木造の伽藍は圧倒的な迫力を持っておりますし、浸かれば満足度高し、でございます。画像ではわかりにくいですが、直径もろに15m以上はある楕円形の浴槽には熱めの源泉がドバドバ注がれております。

こちらにはさらに巨大な庭園露天風呂、というのが併設されていて、さらに印象的。池の鯉になった気分でじんわり暖かい温泉につかっていられる、というのはまさに極楽。
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こちらへはすでにもう5回ほど出向いているのですが、なんというか毎回、迫力のようなものを感じます。長野県の温泉は源泉の温度が足りずに加熱しているのが多いのですが、ここは火山帯由来の本物。やはりそこにパワーを感じる、ということでしょう。

湯田中の源泉は97度越え、という高温泉が街中のそこかしこからドバドバ沸き出しているのですが、ほぼ単純泉で、温度以外にはこれといって特徴のないものです。
で、その熱さをさらにキヲクにとどめておこう、というわけで、宿が管理しているというジモ泉(地元民向け温泉)「大湯」にも出向いてみますた。

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宿からはほんの1分で到達する距離なのですが、この湯田中、渋エリアには納税をしている地元民には(爆)、木製の鍵が配られているようで、そいつを使ってドアのロックを解除すると無料で入浴できる仕組み。温泉街を歩いていますとそこかしこにこのジモ泉があってたまげるのですが、まったくうらやましい限り。10mに一軒はあるのではないでしょうか?

当然ですが、湧いているのはお宿と同じ単純泉。激アツのほうはゆうに46度を超えるのではないか、というレベルで足をつけるのもはばかられる温度ですが、隣の比較的低温の方で(それでも42度程度だったか)ならしておいてから突入すれば、なんとか入れるレベル。高温が特徴の温泉、てのも非常に贅沢だなあ、と(しみじみ)

以下次号。








加齢なる遠足 長野県北部グランドツーリングの巻-2 湯田中温泉よろづや

2013-06-30 08:54:36 | 加齢なる遠足(爆)
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画像は元祖よろづやのロビー。アネックスからはお向かいとなる建物ですが、スタッフの密度が数倍となる他は別段空気感まで違うわけではなく、これだったら一泊の料金でアネックスに2泊した方が、と考えるのは私だけでしょうか?

高級宿泊棟の松籟荘の方へもこっそりいってみましたが、「古い」の一言(爆)。登録有形文化財指定だ、というのですが、表現を変えますと、気密の悪い木造建築である、ということ(それだけぢゃないだろう)。季節の良い今頃限定の建物とみました。冬場など暖房効率なんて無いに等しいわけですからして、経営方面への圧迫はそりゃあ凄まじいことでしょう、たぶん(他人事もうどご容赦)。

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これがアネックスからみた松籟荘。なんか巨大なお寺みたいですが、僕の滞在中は、真っ暗なまま推移しておりました。つまり稼働ゼロ。宿泊料金も2万円台半ばより、とくるのですが、その中身は、とくれば2食とも部屋だしとなる他に、布団の上げ下げ、つまりは仲居さんの頻繁な客室への出入り、以外には別段ない、とくれば、説得力に欠ける、というものです。
いまの40、50代のライフスタイルですとアネックス方式が一番しっくりくるのではないか、というのが勝手な想像。案の定、アネックスの稼働率はかなりなものだったです。

以下次号





加齢なる遠足 長野県北部グランドツーリングの巻-1

2013-06-30 08:38:18 | 加齢なる遠足(爆)
Dsc08099私の場合、クルマを使ったグランドツーリングときた場合には、まあ温泉がらみ(爆)。

いやね、先日来の屋外作業のツケがまわって、身体がきつくなってしまったので、ここらでいっちょ骨休めというわけですよ。なにせ、植木屋さんのフォローなんて3人がかりが普通なところをひとりでやっつけちゃった、というんですからまあ無理はない(ということにして)。年には勝てねえ、というわけですね(爆)。

長野県北部といっても、私の居住地からはクルマでほんの1時間。浅間白根火山帯由来の温泉ですからして、ルートはいくつもあるのですが、季節の良いいまは草津辺りから回り込むのも楽しければ、千曲川の左岸をたどって、すでにホームコースと化した(爆)ワインディングをドライブするのもまた楽しい。

が、どう遠回りをしてみても2時間以上はかからずに今日のお宿、湯田中温泉よろづやアネックスに到着してしまいます(爆)。

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このアネックスというのがミソで、実は泊食分離型の最新型。建物はド古いけどね(爆)。ビジネスホテル並みの料金でもって1泊素泊まり、1泊朝食付き、もちろん通常の2食付きも要望すればオッケイなのですが、布団の上げ下げや、客室へのご案内などをはぶいてコストを下げるんだけど、入れるお風呂はお向かいの元祖よろづやや高級宿泊棟=松籟荘と変わらない、という非常にリーズナブルなお宿なのです。じっさいはお向かいにあった廃業予定の旅館を買いたたいて泊食分離ビジネスをはじめた、というところでしょう。それでもアプローチやロビーなどは豪華そのもので、気分は温泉旅館そのものっす。

画像はアネックスですが、本館とは道路の地下に通路が掘られており、行き来ができる仕組み。こっそり高級宿泊棟へと忍び込んでネット三昧をしたり、館内見学などをするのもまた楽しからずや。以下次号。







ニッポンの良心なのか?ブルボンアルフォート(爆)

2013-06-29 20:59:02 | 食・レシピ
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ご存知、ブルボンアルフォート。え?ご存じない?

実勢価格150円程度で売られている、おやつ菓子でございますよ。実は、これ、先日みた映画、「刑務所の中」で扱われておりまして、非常に印象的だったのにつられて、つい買ってしまったものなのですた~(爆)。

パッケージには「午後の楽しい時間に」と書かれているのですが、これに牛乳でもあれば、まあ一袋は軽い(内臓脂肪アップマチガイなし!)。じつはこの「午後の楽しい時間に」シリーズには「レーズンサブレ」というロングセラーがありまして、ずいぶん以前にそいつを買って食べてみたところが、ものすごい粗悪品だったのに懲りて、同シリーズには手を出さずにいたのです。

映画の中では月に一度あるお楽しみ集会に配られるお菓子があって(知らなかった)缶コーラ一本にこの「アルフォート」を一人当たり一袋という設定でしたが、合うかなあ?と、はなはだギモン(爆)。でもね、この映画、「刑務所の中」も満更悪くないのかも、と一瞬思わせてくれる、非常にキケンな作品。
意外に知られていない、服役の毎日の生活のディテールに迫っているあたり、ある意味非常に新しい。

で、そのような印象に残る映画の中で、特に印象的に語られていたのがこの「アルフォート」というわけなのですた。

遠く、昭和のキヲクをたどりますと、このてのワザづかいクッキー系のルーツは四ッ谷の泉屋のクッキー。大型缶のフルラインナップですと優に10000円を超える、という驚愕の一品ですが、もはや古い。フランス系焼き菓子の日本的解釈、といえばあながちマチガイではないでしょうが、いまやブルボンのこれが150円で売られている世の中に泉屋のクッキーでもない。

ただしこのライン、つまり缶入りクッキーの別格に、ヨックモックというのがありまして、これだけはゆらがない(個人的に)。70年代初頭の創業だったかと思うのですが、デビュー当初のインパクトはそりゃあ凄かった。あのシガールやラングドシャーをはじめて食べたときの衝撃はいまだに忘れられない!碓氷峠が当時はまだタイムトンネルの機能をもっていて、関東平野のカルチャーがちょうど2年遅れで長野まで到達していた時代に、このヨックモックのお土産のインパクトたるや凄まじかったものです。特にえもいわれぬミルクチョコレートの風味と口溶け、上質なビスケットとのマッチングなどなど、いま食べても見事なバランスはそりゃあ凄いレベル。まあ、さすがに驚きはしませんが、当時はまったく驚いたものです。世の中にはこんなにもおいしいお菓子があるんだ、と。

というわけで、このアルフォート、仮にヨックモックがダイジェスティブ+ミルクチョコレート+個別包装で企画したとすれば10個入り3900円程度(推定にすぎません)となるところを150円でやっているあたり、「ニッポンの良心」に認定(爆)!この「ニッポンの良心」認定は今後も続けて参りますので、どうぞお楽しみに!








contax i4r

2013-06-24 11:47:09 | 今日の逸品
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たしか2005年の冬に買った、このcontax i4rなのですが、現役を退いて久しいです。フラッシュが装備されているパーツが起動スイッチを兼ねており、起動のたびに引っ張りだしては微妙なクリックを感じつつ、止めて、電源オン。レンズがモーターで出現するまでに要するのが3秒。
とまあ、いざ「シャッターチャーンス!」となった瞬間にこの手順をいちいち踏むのがまことにかったるく感じるようになり、アルミの板をワンアクションで押し下げるだけで撮影準備オッケイとなるsonyのcyber shot TX1に乗り換えるのに時間はかかりませんですた。使ったのは正味2年ほどだったでしょうか(とほひめ)。

このi4rは、なんといってもデザインが売り!香水のアトマイザーを模した、といわれる通り、仕上げが非常に美しいのと、アルミダイキャストにスライドスピン加工と呼ばれる独特の仕上げを施したボディは適度な重量感があって、所有欲を満足させてくれるものですた。
レンズもcarl zeissの単焦点ですし、撮った画像もそれなりに(爆)。

電池の保ちがイマイチで、すぐに要充電となってしまうあたりが気にかかって、頻繁に電源のオンオフを行うようになるのですが、それがアダとなって、例のレンズを含むメカニズムが傷みやすい。凝り過ぎなんですね。
私の場合はいちどこれが固まり、カメラ屋さんを経由して、京セラの修理部門に送って修理をしていただいたキヲクがございます。レンズを含むシャッター周りのパーツのアッセンブル交換でしたが、パーツ代はともかく、技術料が非常に高価ですた。

お部屋の整理をしなくちゃ、ということになり、押し入れの奥に眠っていたこのi4r。久々に引っ張りだして、充電し、さて使うか?と考えたのですが、まあまず使わない。やはりネックになるのは例の起動メカでして、壊れたらどうしよう、という危惧がつきまといます。そう簡単には壊れやしないんでしょうがねえ、ただなんとなく。

こうなりますとやはりヤフオクでしょう(きつぱり)。さいわい付属品一式に元箱まで、すべてが揃っている。

というわけで、なんということでしょう(ビフォーアフターのアフターのほうのBGMここから)、デザイン性の高さからくるのでしょうか、かなりなプレミヤムがついて、異様な高値で落札されてしまいますた~(狂喜)。

いや~やはり大切に使っておくといいことあるわ(爆)!

i4rさん、ありがとう!次のオーナーさんにも可愛がってもらってね、と。





テラスがオープンしております

2013-06-22 19:33:47 | うんちく・小ネタ
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当ホテルのテラスの床はひのきでできております。檜は風呂桶に使われることでわかるように、水分に強く、耐久性があります。が、お風呂のようにつねに水分にさらされている場合にはともかく、テラスの床、ときた場合には塗装が必要です。

毎年異なる色を着色してお客様には変化を愉しんでいただいておりますが、さあて今年は?



祝!植木屋さん作業終了!!いよいよ夏へ

2013-06-22 16:18:48 | 今日の逸品
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いやはや、ここまで作業開始から2週間。終盤にきて職人さん二人体制になって大幅にスピードがあがったおかげで、予定よりも2日ほど早く終わりますた!!

朝8時きっかりからはじめて、夕方の5時までみっちり作業におつきあいして参りましたが、季節を肌で感じる毎日(爆)。今年は湿度多めながら、太陽に照らされることも少なく、梅雨の雨で作業中断、となったのはたったの1日。非常にラッキーでございますた。

さあて、今年前半の主な行事は終了でございます。ここまで怪我もせずよく頑張った(そんなにかい)。というわけで、来週はまたしても温泉ドライブか(キボン的観測)

画像はお手入れの副産物。庭に生えている梅の木になった梅でございます。今年はものすごい大漁!「梅漬け」となってお客様の食卓を飾ることになります。

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雨の日にはすかさずクツを磨いておく

2013-06-20 15:32:13 | 履き道楽
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昨日はめずらしく天気予報が大当たり。朝からぱらつき始めた、と思ったら梅雨らしく景気よく降りますた。いやった~、今日は作業お休み~(狂喜)。

というわけで、ホテル方面のお仕事を大急ぎで片付けた後には晩ご飯のしたくまで(!)済ませたうえで、午前11時には動画サイトに入り浸っておりますた(爆)。

いや~、さすがにメモリー増設済みのi Macは最高!どんな動画サイトでも楽々こなす(完全意味明瞭)。

私がみるのは主に超マイナーな邦画が中心なのですが、まあ大体が2時間弱。そのかんただ座っているわけにもいかん、というわけで(そうか?)、たまっていた靴磨きも同時にやっつけます。

今日の餌食は先日の総会で活躍してもらったJL2010とリーガルトーキョーでビスポークをかましたコンビシューズ。いつものことですが、まあクツなんてえものは一度でも履けばかなりなダメージを負います。満員電車なんかでは言うまでもないでしょうが、非常にまばらなところで気をつけているつもりでもクツ全体はそれなりに汚れや傷みを負うものです。ブラシでひとこすりして消えてしまうものもあれば、重傷の場合にはワックスで傷を埋めてどうの、というお手当(爆)が必要になる場合もあってこれがなかなか楽しい。
で、そうこうするうちに3年から5年の間に新品にはゼッタイにだせない一種の風格のようなものがクツに備わるようになり、同時に履き心地もきっちり足にあってきてお宝の域に到達する、というわけでございます。

毎回仕上げのレベルは違うのですが、今回は画像にあるように水面の反射に近い仕上がりを目指してみますた。

例によって油性のワックスは使わずに極微量のクリームのみを丹念に塗りこめるやり方で仕上げましたが、雨のせいでしょうか非常に優しい光り方になったのが珍しいか。湿度の違いでだいぶ光り方が違うようです、はい。

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maserati quattro porte にしびれる(爆)

2013-06-20 13:36:45 | 
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こんかいのミーティングのゲスト車。なんともいえないオフホワイトというか象牙色というのでしょうか、上品なボディカラーに始まり、独特のブラウンのレザー+アルカンターラの洪水、絶妙のボディサイズに鮮烈な印象を残すウインドウグラフィックなどなど、セレブ感満点!これぞヲトナのスポーツセダン、という佇まいにはまったくヤラれますた。
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またオーナー様の上品な佇まいがさらに印象的で、同じマセラーティでも本当にいろいろだなあ、と感心することしきり。シャマルだけを眺めておりますと貴族臭というよりもサーキット臭を感じるのですが、ただの幻惑。実は、貴族臭プンプンなはずで、そんな2台が並んでいるのを眺めておりますと、あらためてマセラーティの出自を思い出します。

うう~、ステキ~!なんだか運転まで上品になりそう(爆)


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それにしてもこの白、細部の作り込みの激しさがよく窺われて、秀逸。他の色とは全く印象が異なるのが不思議なくらい。いいなあ~(しみじみ)。architectさま、ありがとうございました。

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shamal軍団襲来!

2013-06-20 09:32:43 | 
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GWからここまで、怒濤のイキオイでもって、やってまいりましたが、つい先週の週末、小諸でおこなわれたというヒルクライムのイヴェントにからめて、マセラーティシャマル乗りのみなさまにおいでいただきました。

昼間は植木屋さんのフォロー、合間にパーティの準備をして、という地獄の助汁だったのですが、辛いのは始まるまで。始まってしまえば、みなさま独特の熱気にほだされてこちらもなぜか元気になって参ります(爆)。

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画像は紺丸と呼ばれる、極上の一台。このてのダークな色合いのボディは磨き方が非常に難しいはずなのですが、破綻がいっさいない(驚愕)。きけばハイランダーという名前のコーティング屋さんの仕事だとか。たしかENGINEに広告が載っていたような。
それにしても内装といい外装といい、中身といい手の入っていないパーツはない、と言い切るこの個体。なんかものすごいオーラを感じますた。オーナー様はこいつの他にもう一台、レーシングチューンの個体をお持ちなのですが、なんというか愛を感じます。


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こちらも同じ店で仕上げているそうな!みたこともないような深みのあるブラックには感動!オーナー様はミガキが趣味とおっしゃるだけあって、さらに凄い。こんなのみると、ダーク系の色もまたいいなあ、とあれやこれやかんがえてしまいます(甘いって)。それにしてもものすごいマスク!こんなのが後ろから来たらタマランチ会長(久々)。なんだか怒鳴られてるみたいで、ヒヤヒヤするなり(爆)。

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ケーキも例によって巨大!20人前はあるんぢゃないか、というのをほぼ半分の人数で食べ尽くしてしまいますた。食べる時間に合わせてこしらえたスペシャル中のスペシャル。今回はバヴァロア仕立てだったそうな。

shamalsのみなさま、またしても元気をいただきました。おかげさまで毎日の雑事に立ち向かうことができております。また秋にお目にかかれれば、と期待してお待ちしております。ありがとうございました!!