嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

11月29日は「いい服の日」? ダウンジャケットを買い足してみる

2020-12-01 19:27:22 | コスメ・ファッション

気がつけば師走。1月からここまで、目まぐるしく活動を続けてまいりますたが、今年もあとひとつき。前代未聞のこのコロナ禍。無事にやり過ごせるのかどうなのか、まだまだスリリングな毎日でございます(爆)。

毎日の散歩だけが唯一の息抜きだでかんわ〜(なぜか岐阜弁)、というので天気の良い日も悪い日も出かけるのを楽しみにしているのですが、ここへきて画像のRL、ヒマラヤジャケットがだいぶヤレてきてしまいました。

極寒時の毎日のお散歩や、ロンドン詣でなどにも動員して、着用頻度は冬季のほぼ毎日でしたから無理もありませんが、袖部分の内側、胴体と擦れる部分がそろそろみすぼらしい感じ。これが味なのだ、といえばそうですが、まあこのまま温存するとして、去年あたりからモンクレールXコムデギャルソン

ジュンヤワタナベなども買い足してローテーションを組んでおりました。

今年は秋の終わり頃からユニクロが伝説のジルサンダーコラボ、ひさびさにやるからな、とサイト上で予告していたので、そいつを待ってから動く作戦でおりました。

ジルサンダーは泣く子も黙る、素材の鬼。ミラノコレクション以降、爆発的にヒットしたのはよいが、プラダグループに買収されてからはコストダウン、つまり素材と造りのグレードダウンを強要されそうになってグループを自分から出てしまったくらいの情熱とポリシーのあるデザイナーさんです。

ちなみに現在あるジルサンダーは、御本尊抜きで企画、制作されているまがいものである、という意見もあります。

モードだけではない、ドイツぽいドンくささもあるけど、よく吟味された当時のコレクションはいまだに人気。特にユニクロとのコラボものは、価格からいってありえない伝説となっております。あの価格だったからこそ、ここまで話題になった、といえると思います。

でなけりゃあ、服好き以外には認知されないクラスのデザイナーさんのはずが、いまやグローバルクラスのトップデザイナー扱いなわけですから。

その素材に関しては鬼なデザイナーさんが、なんとわれらがユニクロと9年ぶり3度目のコラボレーションをやろう、てんですからこりゃ騒ぎますわな(爆)。

ジルサンダーはたしかにポリシーあってリッパだけど、ファストファッションブランドのくせに彼女に3度も選ばれたユニクロもまたすげーわ、となるわけ。しかもご存知の通りのあのお値段レベルで、ですぜw。まさに唯一無二。初回のコラボの折には総毛立ったものですw。

というわけで、

どかーん、シリーズで一番ハデなモデル(爆)をチョイスしてしまいますた。宇宙服みたいな仕上げのマットなホワイト。

同型モデルにはキレイな裏地を使ったネイビーとブラックがありましたけれど、それだとすれ違っても、わかっていただけない(爆)ので、これにしてみますた。

万が一、このモデルが本家ジルサンダーからリリースされたら、70〜80万円はくだらない、ってなもんですよ、ホント。ある意味、モンクレールよりもずっとハデ。今年限定っすけどね〜(ばか)。

え、なにアンタが着たんぢゃ、キャバレーの呼び込みにしか見えねえ、って?「シャチョー、いい子いますけど」てかい。あ、そりゃそーだ(ここ故 志村けん調)。

一見、ハデに思えるホワイトですが、標高の低い関東関西あたりの都市部はともかく、この辺りでは一度でも雪が降ってごらんなさい。ミゴト、風景と同化して目立たなくなります。

ここへきて殊更に暗くなるのが早くなってきた晩秋〜初冬の夕暮れ時のお散歩時には絶好のアイテムとなっております(爆)。コストとの兼ね合いか、ダウンのフィルパワーも絶妙。必要最小限、ともいいます。

このあたり、わざとビバンダム化させるデザイン手法もありますけれど、今季からのユニクロではハイブリッドと呼ぶ、袖部分のみダウンを使わずに保温性能を確保したモデルに見えるようなスタイルのものも散見されて興味深いです。

ちなみにオンラインショップではこのコラボシリーズは一瞬でマボロシと化しました。全色、全サイズ、1分で完売でした。

コロナをおしてマスクかけながら実店舗に駆けつけたエンスーのみなさまの様子がテレビで中継されてましたっけ(完全他人事)。名古屋の店ではガラス割れたりとかね(苦笑)。

サイズが合わなかった、デカすぎたとかいうコメントがユニクロサイトに散見されますが、そもそも実店舗店頭でも奪い合いの大混乱の中、試着すら実際には不可能だったはず。

実際に着てみた感じでは、好みにもよりますけど、商品名オーバーサイズなだけにワンサイズダウンが正解か。

普段ユニクロのMでドンズバな私では、Sサイズでジャストフィットしております。ジルサンダーのコンセプトにしたがった場合にはMか?オーバーサイズ全盛の昨今。めんどくセー、というかビミョーなところですw。

かんじんの防寒性能に関しましてはまた後日。

 

 

 


そろそろ買い替えどきなの?スーツ2016

2016-03-25 09:49:14 | コスメ・ファッション

ガーン!画像は、ロンドンの中心部もよいところ、Selfridgesの裏にあるWallace Collectionで見かけた英国紳士。

ううむ、ぜんたいになんてえことのないシングルスーツで、襟元はホワイトのレギュラーカラーにボウタイ。あとからカットオフしてあるかにみえた下半身には度肝を抜かれましたけれど、周囲からはあんまり浮いていないのもまたフシギ。ちなみにこの日のロンドンの外気温2度(!)。

それほど浮いてみえないのは、多分コレクションのオーラとのバランスが保たれているおかげですけれど、この方がこのままコート羽織ってOxford St.のパブに行っても、おそらく浮かない。

さよう、どんな格好をしていようが、本人が堂々としておればそれなりにサマになる、のよい見本といえるか(なぞ)。他のお客さんもニヤニヤしながら遠巻きにしてチラ見してましたけどね。

あまりにも目立っておられたので、お引き留めして今日のファッションのコンセプトを伺いたかったのですが、展示に気を取られている隙に、すぐにいなくなってしまわれたので、後悔至極でございます。

ところで、昨今のスーツのシェイプですが、ぜんたいに細身にシェイプされた造形がここへきてハッキリと主流。

流行当初は、なんだこれ、てなもんでしたけれど、スリム流行りも5年も続いたら本物になっちゃう。ここがファッションのビミョーなところで、旧型が徹底的に陳腐化されてしまうあたりがつらいわけです。

メンズファッションでは、周囲から浮き上がってしまわないように装うのがキモですから、たとえ10年前のものでもこうなるときつい。

数年ぶりに一念発起で買ったMensEXによれば、上着の丈がモデルによってはカーディガンのような短さのものまで出現してきたうえに、今年はダブルが台頭してるんだと(脱力)。

シェイプ具合や着丈がうまくいってるダブルの場合には、非常に華やかな印象ですけれど、ぜんたいのバランスどりが微妙なのもダブルの特徴です。

また、メンズマガジンのモデルはほとんどが8頭身に近い白人とセレクトショップの店員ばっかり。さらにもっとも写真の点数が多いのはトルソーに着せた上に、身頃を後ろでピン止めしてあって、やたらとカッコよく写してあるやつ、ときている。ここが大きなワナで、自身の4頭身+ズンドー加減を忘れて、ザッシ片手にアレヤコレヤと妄想するのは無上のヨロコビ。でも現実には、ねえ(自爆)。

 

幼稚園の卒園式みたいな(失礼)パツパツスーツの流行に乗る必要はけしてないと踏んでいるのですが、それでもファッションの「流れ」ってのは無視できないものです。

なき落合正勝先生は、流行から距離を置くことこそが、流行に取り込まれることである、と謎の名言を残しておられます。

80年代に正真正銘クラシックである、と言われた一着をいま取り出して着るのはもはやアナクロにすぎないのか。画像のような足元(TomBrowneさまです)が果たして、心地良いのか。

そのあたりを用心深く考察しつつ、今買うとすれば、の一着を探し求めてみたいと思います。

ちなみに私にとってのスーツは実は遊び着にすぎず、ビジネススーツとは一切無縁ですから念のため。

まずは、シングルの今風シェイプ。並みいるセレクトショップのハウスブランドでも、と妄想だけはしているのですが、これすらも一着ざっと10万円が中心価格。この流れですと3年も着たら陳腐化するのが目に見えておりますから、もったいない。

アンタ、クツには大枚叩くくせに、肝心のスーツでそのレベルかい、と思われるかもしれませんけれど、クツのデザインは変わりようがないレベルで完成されてしまっているのです。つまり死ぬまで履ける。そこいくとスーツのデザインというかシルエットはもって3年がせいぜい。値段だけで判断するのも危険ですが、スタイルが移ろいやすいものに投資する場合には、ま、よくてもこんなもんでしょう(けち)。

スーツのお値段で知れるのは、手仕事の割合ですが、現状なら5~7万円台で十分にモダンでスタイリッシュなやつが探せる、というのが持論です。

ヨーロッパ出自の「ファスト」スーツブランドには遊び着ぽいのも豊富ですから、実はこのあたりが狙い目な気がして仕方がない昨今。

この、イーエックス片手にショップやブランドの各HPを訪れてみますと、クラシックだ、クラシックだと喧しいのですが、どこからどう見ても私の理解していたクラシックとは無縁に思えて仕方がない。そんな浦島太郎状態からの服選びは難航を極めております(困惑)。

また、こんかいは私としても初めての足元からの服選び。まずは靴ありき、で服を選ぶとどうなるのか、ううむ(とほひめ)。

購入目標は2017のAW(爆)。さよう、これからじっくり選び抜いて、というわけですがね(そんなに先見てどうすんだよ)。

読者の皆様からのご助言、お待ち申し上げております!!

 

 

 

 


年中行事 秋のコロモ替え

2015-09-27 08:19:44 | コスメ・ファッション

さて、楽しい季節がまたやってまいりました! さよう、最新型の防寒着を買いあさっては、試すシーズン。

え?あなに?去年の在庫?それはそれっす。冬の長野では、この手の防寒着はいくらあっても困らない。ユニクロの耐久性は相変わらず、きっちり計算されたものですからして、大切に着はするのですけれど、愛着もあんまり持たない。着てもせいぜい3年が良いところ。

ユニクロで売ってるのはトラッドのカテゴリーにも入る、ベーシック衣料が中心ですから、同じモデルの進化発展型がこの季節にはかならずリリースされています。目星をつけて効率よく買い漁る、ってのがキモっす。

つまりはオトナ買いは厳禁。そうではなく、各モデルのめぼしいところを一点買い、というのが正しい。とかいっても、すでにワードローブ保管場所、パンパン(爆)!古いものから処分しないことにはどうにもこうにも。

ヒートテックリリースからは、はや6年程度が経過しましたけれど、そのかんフリースや、ラミネートなどとの組み合わせを多用したモデルが開発されてきて、毎年いそがしいのなんの(勝手にしてくれ)。

コットンにヒートテックを落とし込んであるのや、当然ウールとの混紡もありで、どれから手をつけようか、というわけです。ユニクロの真価は、じつはこの冬ものに落とし込まれたテクノロジーだと個人的には思います。

今年は、まとめ買いセール対象だった、画像の「暖パン」に手を出してみますた。

今風のスリムシルエットのチノパンツの裏地をかすかに起毛処理。中間層にラミネート加工を施して、防寒を図る、というボトムズは去年あたりからあって、すでに数本持っていますが、今年はそこへストレッチ性能を落とし込んだそうな。

シルエット、綺麗!スリム+ストレッチも相性良し。暖感はフリース裏地には負けるが、初冬まではいけそう。モンダイのローライズは、だいぶ解消されて若干短めか、程度で落ち着いております。

また、スリム、ということは保温にも有利なほかに、この手の起毛裏地は、肌に接触してナンボ、という面がありますから、スリムだとさらに有効だ、ということもできる。長距離の移動だとキュークツなのでは、といぶかっていたのですが、どっこい長年のスリムばやりで型紙が洗練されてきているのでしょう、そんな心配も皆無。

じつはすでに気温一桁~15度近辺で推移中。毎日履いておりますが、なかなか快適っす。3層にもわたる凝った内装をもつわりに、ゴワつきを抑えてあるのがキモか。

散歩の途中には体温も上がるわけですが、そのあたりの通気もよく、さすが~、という感じ。

あとは真冬に向けたフリース裏地のナイロンパンツですけれど、デキが楽しみっす。

週明けあたりに、できたて新店舗に出向いてみるかな、と。ここ、距離的には3kmほど遠くなったんですけど、高速道路の無料区間を使うと、ドアドアで10分で到達できるのが良し悪しっす(汗)。

ううむ、いよいよシーズン目前。待ち遠しいっす。

 

 


シーズンに向けてBarbour も買い換えておく(爆)

2015-04-05 08:28:51 | コスメ・ファッション

いやはや、春とくに年度始めは忙しい(爆)、といいつつ、深夜にはネットを徘徊しまくっては、いろいろと服飾計画を思い巡らす昨今(懲りない人ですね~)。ネットの世界も気温上昇にともなって春めいてまいりました。冬向けの重衣料が、セールになっているほかに、ウキウキするような春夏ものがいよいよ並び始めています。

かねてよりの懸案、

Barbour Beacon Heritage X TOKITO シリーズの最高傑作(個人的にそう思うだけですけど)=Motorbike Shirt。

たしか去年の今頃。英国内のオークションに出品されていたものをお安く入手した上で、ニッポンには送らない、という出品者さんをムリヤリ説得。

本体をdisvalueのうえ(爆)、個人間の贈り物として発送していただいたうえで入手した因縁付きの一着なのですが(汗)、襟部分に格納されているはずのフードがミゴトにハサミで(ショック!)切りとられている、という個体でした。もちろんコンディションはよく説明されていて、納得ずくのお買い物でしたから、それなりに満足して愛用しておりました。

どころか、襟部分がむしろスッキリして、着心地に効いているわけで、これはこれでよかった。思いますに、前オーナーさんは、全体に身体に沿ってぴったりとミゴトにフィットする、このスマートな一着の中で、ゆいいつ襟部分がぷっくりと膨れ上がるのが許せなかったのだと思います。確かにフードがあると丸っこく膨らんでしまい、防風性能面では少しだけ劣る。

フードはどうせ使わないだろうし、と自分で納得のうえで、羽織ること数十回。koshinya師匠が大騒ぎするだけあって(爆)たしかに計算された立体裁断が素晴らしく、身体に絶妙にフィットするほかに、そこかしこ装備された、ベンチレーション用のファスナーや、その名の通りシャツを模した、ロングテールの造形などなど、着れば着るほど愛着がわくモデルです。ファスナーやホックにもソリッドブラス(真鍮)が使われていて、それを経年劣化でブラックに変色させておいて、ボディと一体化させる、という凝ったワザまでが落とし込まれているのだ、と気がつくにつれ、愛着が増す仕組み。

で、そんななか例によって、ネット徘徊をしておりましたら、こいつの同モデル、同サイズ、ただしフード付き(ここポイント)、ワンオーナー、値段からいって程度極上、というのが某オークションに出品されているのを発見!ううむ~、非常に気になる(爆)。見なけりゃよかったか、と(完全意味明瞭)後悔してもあとのまつり。このあたり、A型の厄介なところですねえ~。

だいぶ高めのスタート価格でしたが、英国内の相場との比較などすれば、ごくフツーの値付けに思えちゃうのが私の生来のビョーキ(爆)。レートがイマイチなんだから、そんなの当たり前なのにね(わかっちゃいるけどやめられない)。

発見翌日の深夜が終了時刻でしたので、あまり迷わずに落札して、無事に手元にやってまいりました(祝)。

新品時のタグもついているし、あまり着られた形跡のない美品でした。

ほんとうによかった。お望みのフードもやはり私にはないよりはあったほうが、という存在で、そこはかとなく、どころかTOKITOに特有のディテール満載!!キョーレツな個性を放っております。梅雨時の散歩にはもってこい。リプルーフは敢えて行わず、ドライブにも着ていくかな、と妄想果てしなく。

ぷっくり膨れるのにはしっかり理由があった、というわけです。

その一方で、1年あまりお世話になった、画像の一着も、お買い上げの直前に、「ぬかりなく」同カテゴリー出品させていただき、異様な安値でビッダー様たちの興味を引いておくのも忘れてはなりません(ここ作戦)。こういうのは、タイミングが重要で、ウォッチリストの数にテキメンに効いてまいります!

が、まあそこは、天下のYオークション。そこへ超人気モデルのこのX TOKITOの出品なのですから、1円スタートでも全く問題ないです(そんな度胸ありませんけどね)。

終了前に、同一モデルからの買い替えである、と公言する必要はありませんから(汗)、その辺りには注意を払わなければなりません。「非常に良い」落札者です、だなんてえ評価が終了前についちゃってもアレですからね(汗)。

はたして、たったの5日間の陳列なのにウォッチリスト40(!)、トータルアクセス700(驚愕)ののち、素晴らしいお値段で売れて行きましたとさ。恐るべしYオークション、そしてX TOKITO Motorbike Shirt!

それにしても、まるまる1年間、探し続けてようやく手に入れることができた今回の一着ですから、そのレアぶりには驚くばかりです。そりゃあそうでしょうなあ(とほひめ)。

完璧なコンディションの個体が手に入りましたので、私のBarbour道もこれにて一件落着!カッパがわりに着倒して差し上げるといたしましょう。

ここまで、非常に長い道のりでしたけれど、決してムダではなかった、と個人的には思います(あくまでも個人的には、です)。服飾の世界は自己満がすべて(きつぱり)。今後も思い切り勝手気儘にやらせていただきます(ばかだわ~)。

 

 

 


そろそろ春?Barbour のRe Waxをおこないつつ、ディテールにシビレる(爆)

2015-03-17 09:20:02 | コスメ・ファッション

画像は、先日ちょいとご紹介した、Barbour x Tokito Driving Jacket。2005年のAW向けに、われらが日本人デザイナー吉田十起人氏が満を持して放った一連のシリーズのなかの代表作です。

なんだかこうして眺めてみますと、異様に年季が入っていそうですが、これでほとんど新品だというのですから、服飾の世界はわからないものです(爆)。

Barbourでは、表面に独自開発のオイルを染み込ませてあって、それで防水性能をもたせているわけなのですが、定期的にそのオイルを補充してやる必要が出てきます。画像では、一部ムラのように見えているのがその痕跡ですが、どうやら表面積の半分以上が乾いて、かさかさになってきたので、そろそろやるか、というのでシーズンに向けてRe Waxとよぶ、オイルの補充をおこなってみました。まずは、靴用の仕上げ用の馬毛ブラシで、こびりついた埃を落とすあいだに、専用オイルの缶を湯煎であたためて、オイルを溶かしておきます。i podなどで、BGMの用意もしておきましょう(爆)。

 

光線の加減が違うのでわかりにくいのですが、オイルが均一に馴染んだかな、という印象です。これをやるのは、たしか2着目ですが、なんどやっても慣れるということがない作業。古いTシャツを指に巻きつけて、熱して溶かした専用オイルをヤケドしそうになりながら(汗)、缶からすくっては、塗りつけるのですが、オイルをどの程度すくって良いものやら、というのですくうそのたびに悩みます。

おそらく、キモチ多めにとって、塗りつけておいてから、ヘアドライヤーでならす、というので良いと思うのですが、他では味わえないので、なかなか楽しい作業です。そりゃあそうです。服ってのは洗って綺麗にする、というのが普通なのに、油まみれにして喜んでるだなんて、ヘンタイそのものですからね。You Tubeなどにも無限にその作業の様子が上がっているので、ご興味おありの方はご覧になってください。

ちなみにこの作業をプロに依頼した場合には、15000円(本体+フード)の3ヶ月待ちだ、というからオソロシイことです。こんな楽しいこと、他人にやらせてどうするのでしょう(ひとりよがり)。

xTokitoでは、細部が凝りまくっている関係で、オイルの補充にも非常に気を使うのですが、なにテキトーでいいや、などと言ってやっていると、ムラになってしまい、かならずあとで後悔いたします。

というわけで、2時間ほどかけて塗りたくるのですが、中腰になってやっているせいか、結構キツイっす(爆)。

袖口もこの凝りようですから、たまりません。裏地に使われているコーデュロイにはオイルをつけずに仕上げなければなりませんし、ボタンの周囲にも満遍なくオイルを、ということで時間に余裕がない場合には間違っても手をつけてはいけない作業です。

今回は

今まで一度も使ったことがなかった(爆)、背中のポケットに防水ジッパーが使われているのに気がついてガクゼン(おせーよ)!!なんという凝りようでしょう。今後はせいぜい使い倒して差し上げることにいたしましょう(爆)。シリーズの最終年に発表されたプロダクツにはすでにこの防水ジッパーは使われていませんでしたから、貴重なディテールです。

ということわっ!その防水ジッパーで守られたポケット内は、ミゴトに完全防水されているのでしたっ!画像は、裏地をめくってみたところですが、裏地の止め方もまたシャレているでしょう?まあね、せっかく防水ジッパー使ったんだから、ポケット本体も防水にしなきゃあ、と考えるのは当然といやあ当然なのですが、このように作り込みが徹底しているのをまのあたりにしますと、このx Tokitoシリーズって、やっぱりすごい!というかウレシい。コスト度外視!

ここまでして、防水したいものってなに?というツッコミはこの際しないこと(爆)。

 

このモデルに特有のポケットをご覧にいれましょう!一件、普通のパッチアンドフラップのポケットなのですが、ポケットの入り口が、通常あるはずの位置よりもはるかに上にあって、ポケットそのものが折り返されているのがお分かりでしょうか?

そう、仮にスナップが外れていても、内容物が外に出にくくしてあるデザイン。出し入れのしやすさ、という使い勝手の点では大幅なマイナスでしょうが、こぼれ落ちにくい、という点でプラス、というわけです。このポケットはムネと両脇に合計3点装備されていて、さらにマチが異様に大きく取られている関係で、ぷっくり膨らませたようなシェイプです。デザイン上のアクセントとしてもキョーレツに効いています。

なんかポケットだけで、ここまで個性を持たされちゃうと、たじろぐというか、他人に語りたくなってしまう(爆)非常に厄介な一着なのでした(だったらよせば)。

それにしてもこの泥水から引き上げたばかりのような独特の色合い(汗)。基本、独特の土、というか泥を思わせるブラウンなのですが、微妙に起毛してあって、ムラ感をもたせてある。リワックスでそのビミョーな風合いが変わってしまわないか心配しながら、だったのですが、どうやらうまくいったみたい。

このまま3日ほど吊るして、ある程度落ち着かせたところで、出動、という手はずです。いやはや。

細部に使われている、金具はこの通り、ソリッドアルミでかなりな質感をもたされております。ううむ、ファッショ~ン(完全意味不明ご容赦)。

 


そろそろ春 Barbour Tokito を引っ張り出しておく

2015-03-12 17:11:20 | コスメ・ファッション

3月半ばですが、寒気が入って、朝晩は真冬なみに冷えております。

が、日差しだけはそれこそ春。そろそろタートルネックやダウンを脱いで、とおもい、いろいろと服を整理し始めたのですが、去年燃え上がった(爆)Barbour があふれているぜ!ううむ、振り返りますに、なんというイキオイだったのでしょう。今更ながらにオドロキでございます。

X Tokitoシリーズが持つ、独特の機能美というのでしょうか、今風なシェイプに、機能性が盛り込んであるのですが、そいつがまたいちいち使いやすく、着やすいうえにカッコ良い、というわけでシビレまくった挙句に手当たり次第に買い漁った、という印象ですが、アブラにまみれたコットンのジャンパー(完全意味明瞭)に一体いくらつぎ込んだのやら、と考えるとクラクラきます(いわゆるばかやろうですな)。

ところで、Barbourは英国のブランドですからして、ロンドンでも当然のように旗艦店といわれているお店に詣でたのですが、感触イマイチ。画像は、ロンドンでも非常にホットだと言われているCarnaby St.にあるお店。

なんといってもこちとらニッポン人ですから、バリバリにロンドンぽい店員相手にx Tokitoのハナシで盛り上がろうと思ったのですが、すでに伝説、というよりも過去のお話、という印象ですた。相手が悪かったのかな?

店内には定番のBeaufortや Bedaleと呼ばれる、ここ100年間でとっくに完成された名品が並んでいるだけなので、すげーわ、よくできてるわ、としかいえない空気。ちょいと外したクリエイティブなライン、のようなことが私の関心でしたから、そちら方面へもハナシを振るのですが、盛り上がらねえ(涙)。Barbour着ていなかったからかな(爆)。

ロンドンの繁華街ですれ違う確率は、はっきりいって1%未満。真冬だったせいもありますが、キホン地味なので、じつは着ていてもわからない、というのもあるか。

さて、今日は個人的に話題の(汗)、x TokitoのSports Jac.とDriving Jac.の比較を行ってみましょう。

いまや超レアどころではない、好事家のあいだではタイヘンなさわぎになっているという2着ですが、関係者でもない限り、この2着を同時所有している、というのは結構レアかも、と思いましてねえ~。

いかがです?両方とも雨に濡れているあたりもキモ(ばか)!

ちなみに画像左がdriving、右がsportsでして、発売年度には4年ほどの開きがあります。driving jacが先行で、x Tokitoがはじまった、初年度の作品。sports jacは、007が最新作で着ちゃった関係で、世界的にブレーク。それまでは一部マニヤのあいだでだけ、騒がれていたこのシリーズをイッキに有名にしてしまいました。

それぞれビミョーなディテールの違いが散見されて、非常に興味深いわけですが、作り込みの点では甲乙つけられないレベル。全体のフンイキも全く違うので、比較する意味もこれといってないのですが、やはりこの2着には血縁を感じる昨今。テイラードジャケット好きな私には、特に響いたか(爆)。

どうです、いちいち似ているでしょう?で、どこか一貫している。おなじデザイナーの仕事なんですから、当たり前なんですけど、ボタンのサイズや表皮の仕上げ方で、ここまで印象が変わる。いやあ、ステキ。個人的にはdriving jacketが持つ、ワイルドな雰囲気がより好みなのですが、あとは、着込むにしたがって、身体に寄り添ってくる、というBarbourがもっているポテンシャルに期待するといたしましょう!

え?あ、なにアンタが着ても、上野駅のホームレス風だ、って?その通りっす(爆死)。カネ貸してけろ~!

 


寒さ本番!いよいよ最終兵器投入かっ

2014-11-17 09:16:46 | コスメ・ファッション

今朝の長野は冷えました。佐久でマイナス2度。つい昨日の野辺山がマイナス7度だった、といいますからまだまだ序の口、とはいえこのレベルでは最終兵器、つまりもっとも防寒性能の高い衣類を引っ張り出して着ていないと、一発で風邪をひく羽目になります。

というわけで、秋口からお世話になりっぱなしだった一連のBarbour x TOKITOの活躍はここまで。さすがにどう頑張ってもBarbour レベルで対応できるのは、気温プラスの範囲まででございます。つまり秋物のカテゴリー。

 

そこで、今年のトップガン認定はこれ!くくく~、9月の上旬にオークションで落札しておいたTOKITO360というブランドのオイルドコットン製ジャケットでございます。

まだまだ暑さの残る、9月の上旬だったこともあって、全くの新品未使用の一着が1万円を切るお値段で放置プレーでしたので、思わず手を出してしまったというわけです。私も好きですね~(今更)。

 

ま~たオイルドコットンかよ、と思われた方、そうなのです。実は長野県中部での降雪、となった場合にはバレンタイン豪雪の時のような紙雪となる場合が多く、重く湿った雪となる場合が多いのです。ダウンで出撃してしまうと、30分後には濡れ鼠となって、高価なダウン全損。散々な目に遭う。

そんなケースで最強なのは、オイルドコットンの表皮にしっかりした裏地をかませた一着なのです。

雪かきなどでは、それこそ体温は上がってくるので、ゴアテックスのような通気と保温の相反する条件に強いハイテク素材が好適なのですが、良さげなのは10まんえんを軽く上回るプライスタッグ!

そんな観点からオークション巡りを繰り返すうちに、巡り合ったのがこのTOKITO360の一着でございました。

 

裏地にハイテクファブリックAGGREVEを使用。アグレブのコーティング被膜をもったポリエステル素材ですが、こいつは、衣服内のムレを外に通過させ、 雨や水滴をはじいて通さないという快適な機能を発揮するそうです。

TOKITOさんのデザインアイコンといってよいくらい定例化した感のある、背面に付けられたポケットには樹脂で覆われる止水ジッパーがつかわれていたり、袖口にはスノーガード、さらに夜間に気がついたのですが、ジッパーに着くストラップには反射材が忍ばせてあったり、とBarbour x TOKITOよりも一枚以上、上手のハイテク

+機能性が満載です。

一見非常にクラシカルな面持ちなのですが、それとは裏腹な最先端の機能をもたせてあるあたりが、TOKITOの面目躍如というところでしょうか。

また、こんなの当然なのですが、いちいちBarbour x TOKITOに落とし込まれていたディテールが、再現されていてしかもはるかにモダンな印象を持っているあたりがファンにはたまらない、というわけでんがな。

一見ブラックに見える、ダークオリーブの色合いも渋ければ、全体にスリムに絞ったシェイプもカッコ良い。おまけに新品なので、オイルも効きまくりでタマランチ会長なのですが、個人的にはアクセントのようなものが欲しいかも、と考え始めたらもういけない(爆)。

衿周りには、実はフードが内蔵されていて、さらにソリッドアルミの金具を使ってあったりして凝りまくりなのですが、ここへ細工を施して、Barbour 調を狙ってみようかな、と仕立て屋さんに相談してみました。詳細次号。


ユニクロの冬物 2014 

2014-11-04 18:38:22 | コスメ・ファッション

いやはや、起床時の寝室の気温を47都道府県で比較をおこなった、という珍しいデータによれば、長野県はダントツの一位なんだそうです!

そう、つまり寝起きの体感温度が日本一低い!ううむ、こりゃあキツイ!どうりでこのところ、つらいわけです(爆)。

え?なに北海道ぢゃないの?って。

アチラでわ、セントラルヒーティングが常識で、真冬でもTシャツ一枚で暮らしておられますがな。つまりは住宅の断熱性能と暖房性能が長野とは段違い。それこそ次元が違う。ちなみに同じ統計ではなんと45位ですよ(驚愕)。個人的にはカナダ辺りの暮らしぶりに非常に近い印象。センス無いのもどこか似ている(爆)。

それにしても恐るべし、長野の住宅事情。

サッシや壁の断熱性能が飛躍的に上がっている昨今ですが、なものいったん家を建てたら、そこまで。まあ木造家屋で、30年程度は経過しない限り、リフォームなんかしやしない。というかローンの関係で、できない。

そう、つまりこちら信州では新築でもない限り、日本一のスカスカの家に住まわされているわけで、断熱に関してはとことん甘い家屋がまだまだ多いのです。

冬は寒いもの、という刷り込みが幼少時からなされているおかげで、私もそういうものだと思っておりましたが、たまに新築のメーカー系住宅にお邪魔などいたしますと、その温もりにびっくりしたりいたしますって。

ちなみに昭和の頃では、かぶっている布団の表面にはうっすらと霜が降りていたものでございます(事実です)。

さて、そんな寒い長野では、ここ最近のユニクロの冬物のパフォーマンスアップは、非常に助かります。

これ、本当にここ数年。はっきり言えば去年あたりからでしょうか?ユニクロがグローバルに出店したる、といって公言したあたりから、製品、とくに冬物ののパフォーマンスが飛躍的に上がっていると感じる昨今。

そうです。ニッポンを始めとする温帯向けの製品展開ではなく、グローバルに寒帯にまで出荷して、ヒットを狙う、となれば自ずと性能があがる、というわけです。

今季の代表格は、起毛ジャージ。フリースの裏側に起毛素材を張った、というのとは違い、フリースよりもさらに目の詰んだコットンジャージを採用。フリースは、裏地としてはアリなのですが、表地としてはスカスカなので、これは正解と見ました。

試しに起毛ジャージパンツを一本買ってみたのですが、こいつが個人的には大ヒット。

一昨年の暖パン発売以降、最高レベルの保温が実現しております。

スリムな今風の型紙のおかげで、肌に密着する度合いが強く、履いた瞬間に温もりを感じる仕組み。

一連のシリーズは、ただいま期間限定特売中。なんかスースーするな、と感じたお方、お急ぎください(爆)。ちなみに、つい2週間前に大騒ぎしたユニクロのカシミヤ、今週はなんと2000円びきでおそらく今シーズンの最安値更新中でございます(涙)。

 

 

 


まさかっ!あのしまむらがHarris Tweed とコラボ?

2014-11-01 15:24:27 | コスメ・ファッション

10月の上旬に発表になった、というから、すでにもう旧聞に属するニュースですが、あのしまむらが名門ハリスツイードとコラボを行い、製品リリース。大ヒット中なのですって?

忙しさにまみれて、このところ、ザッシはおろか、TVやネットニュース、新聞からも(大丈夫なのか)遠ざかっていた私ですが、この手のコラボに極端に弱い(苦笑)自分にとりましては大ニュース。なんといってもあのハリスツイードにまさかの「しまむら」コラボですよ!ハリスさんも何を血迷ったのか?恐らくは仲介した人物にうまく言いくるめられてしまったのでしょうが、実態を知ればまずあり得ないコラボ。おそらく空前絶後(きつぱり)。

か、よほど資金繰りに困っておられるのか(完全意味明瞭)のどちらか。定番化するとは考えにくい、このコラボは「買い」と見ました。なんといっても意外性がウケる!UA(ユナイテッドアローズ)vs Harris Tweed ってんぢゃ、きょうび平凡の極みですが、しまむら、とくればねえ~。

こりゃあ大変だ~(ここカツオが廊下を走る音)、というので、早速ラインナップを検索。手袋やお財布などに、お値段の割には良さげなものもあるようでしたので、図書館に行きがてら地元、とはいっても、より可能性が高い山際の僻地(爆)の店舗に出向いてみますと、ううむ「ない(がっくし)」。

まあ、そりゃそうでしょうよ。首都圏や人口密集地の店舗では発売後、ソク完売だった由ですから、無理もない。さっすがネット社会。動きが早いや(ここもカツオの声で)。

ちなみにしまむらは客層をしっかり見ていて、ネット通販は行っておりません。

が、ちょっと待てよ、というので、ほとんどはじめての「しまむら観察」をおこなう意味でも、店内をあちこち、あれやこれやと、さらに注意深く探してみますと、あった、あった(爆)。

これだけの特異なコラボなので、特設コーナーなどが設けられていて、そこに集められているのか、と思い込んでいる私にはなにも見えない仕組み。そうではなく、他の商品にまみれて普通に陳列されているだけではありませんか。それも、ウリとなるハリスツイードバッジはどうでもよい感じで並べてあったりするものですから、一見きがつかない。そう、タグとっちゃうとただのしまむら(当たり前ですけどね)。

さては店員さんもハリスのタグには有り難みを見出していないご様子で売る気もなにもあったもんぢゃない。

というわけで、ミゴト手袋とポーチをゲットいたしますた。トートバッグだけは見かけませんでしたが、他はほぼ全アイテム取り揃えてお待ちしております、状態でございました。好き者はお急ぎくださいね。立科店です。

ただし、ありがた~いハリスバッジをとっちゃうと、ただのしまむらなので、要注意(爆)。お値段はそれでも安めでございますけどね。

ちなみに、手袋だけでも数パターンがあり、ツイードの面積を最小限に抑えたうえで、ビニールを張ってあるだけのモデルや、そうかと思えばツイード面積これでもか、にピッグスエードを張ったもの。さらにツイード、ウールニット、ピッグスエードを組み合わせた凝った造りのものなどなど、原価はかなりの幅でことなる模様。ううむ、やるな~、しまむら(爆)。ちなみにこれら全て、中国製。お値段もリュックなどパーツが多く、ツイード面積も最大になる製品で3000円弱。手袋などは1480円(税込)ですからして、信者にはバリューかも。

同様のコラボ製品がUAなどで売られておりますが、手袋一丁、8500円ときたもんだ。


uniqloのカシミヤセーターが特売中!

2014-10-24 10:09:27 | コスメ・ファッション

キタ!!今期のラインナップが全アイテム特売!

私のおめあてはタートルネックなのですが、今シーズンは大型旗艦店舗とオンラインショップのみで売られております。信州の冬では、お好みにもよりますが、vネックやクルーネックなどの形状では心許ない、というのがホンネ。下着にヒートテック@エクストラウォームを着て、こいつを羽織れば、まあ無敵。たまに気温の高い関東などに出向きますと、大汗かくか、とそれくらいの保温性能を誇ります。

できれば手にとって検分したいところなのですが、まあこれだけは間違いのない選択でしょう。ここ数年、他の大手ファストファッショングループとの競合から、カシミヤ関連衣料は、極端な品薄だったようですが、なにぶん貴重な素材ゆえ、無理のないところか。

以前でしたら、2度目のセールあたりで動いたものですが、その頃にはおそらく定番色の定番サイズは品切れになってしまうのがデフォルト。買いたくても買えない、というのはユニクロに限っては非常にクヤシイので(爆)、早めに動くことにいたします。

耐久性もじつはユニクロとしては例外的に持たされているようで、10年前のカシミヤセーターが立派に現役だったりいたします。丁寧に扱うおかげもあるでしょうが、持ち前の極細のウールは非常にしなやかなおかげで、肘抜けや擦れなどが起こりにくい。

ここ2年ほどはお休みしていたのですが、毎年数着ずつ買い足してまいりましたので、オレンジやパープルなども含めてそろそろ全色揃ってしまうか、という勢いでございます。

セールは30日までの丸々1週間。こりゃあ、動くでしょうなあ~。

あ、そういえば、ユニクロのオンラインショップ、来年から即日配送なんですってね(驚愕)。そんな必要もないと思うんですが、すごい!時代を感じてしまうま。


衣替え2014 ノームコアってなんのこと?

2014-10-17 11:19:17 | コスメ・ファッション

気がつけば10月も半ば(汗)。今朝の野辺山高原の最低気温なんと氷点下!いよいよくるべきものがやってきた、という感じ。

「コオリだより」をきいて、ユニクロで暖パンを中心に買い漁るか、と計画したのですが、去年からの一連のユニクロデッドストックが、タグ付きのままクローゼットに多数あることに気がついてガクゼン(ばか)。思い起こせば、やはり去年の今頃、衣替え2013ではりきって、買いすぎてしまったわけです(完全真鴨)。なにスタイルの好みはたいして変わっていないし、本体も同サイズを維持している(爆)ので、ムダにはならんでしょう、たぶん。

ここへきてファッションギョーカイでは「ノームコア(Normcore)」なる、新語が取沙汰されているご様子。

ようは、ファッションコンシャスの逆をゆく、服装に無頓着なスタイルがカッコ良い、ということらしいのですが、そんなことで騒ぐのはまったく理解不能。それぢゃ、アキバぢゃん、と(爆)。

ファッションは着ているものがオサレなのかどうか、なのではなく、中身で勝負、というのがキホンですからして、まあこのままで良いのかな、と勝手に解釈しております。どんな服装をしていようが、体型(と中身ね)さえカッコ良ければ、おのずとまとまる!

というわけで、今シーズンもユニクロ中心に押しまくりますよ~(成長まったくなし)!!

ただし、ユニクロもぜんたいにスリム化がいちぢるしいので、体型をもう一段絞る必要がありそう。その辺りを念頭にダンベルトレーニングに禿げむといたしましょう。あっ、ユニクロに合わせている時点で、はやくも終了ですな(自虐ネタご容赦)。

でもそこへJOHN LOBBやBarbour x TOKITOの名作をちりばめてまとめるわけで、こりゃますます楽しみな昨今。ノームコア、どんとこい(わかってないくせに)!嗚呼~、はやくバイリクエスト物、届かないかな~(とほひめ)。

画像はノームコアどころではない、まさに生まれながらの一張羅で勝負しておられるももちゃん。つねにツヤツヤで、お手入れも欠かしませんて。

 


Barbour道果てしなく! さらにドライビングジャケット購入!

2014-10-08 13:34:39 | コスメ・ファッション

Barbour x TOKITOは、すでに生産終了したシリーズ。創業100年オーバーの英国ブランドの権化といってもよいくらいなBarbour が、こともあろうに日本人デザイナーを起用して、Heritage Rangeを名乗らせているだけでも、話題満載なのですが、さらに発表されてきた一連のプロダクツがことごとく名作ぞろいで、3年も続いた、というからただ事ではありません。その魅力に遅まきながら目覚めてしまったこの私(涙)。

Barbour 道の先輩、koshinya師匠によれば、生地の重みで3種類ほどのバリエーションがある、ということですが、うち2つ、初秋から初冬にかけての厚みを持つジャケットは入手したものの、これから冬に向けて`の重衣料部門がまだまだ。

ひたすら中古衣料市場を中心に良品が売られていないかどうか徘徊しているわけなのですが、ただでさえタマが少ないところへもってきて、服好きのココロをくすぐるシリーズの性格もあり、中古市場でもやたらと高価な取引がされています。がっ、ここへきてまたしてもすばらしい良品に巡り会ってしまいますた。

2009の最初期のAW(Autumn and Winter)に向けてリリースされたプロダクツ群の中にあった超個性派モデルが今回のこの、ドライビングジャケットでございます。

クラシックな印象の大きめなフロントボタンをフードのそれと共用にして、TOKITOらしさが強調されているのと、過度に容量を持たせたポケットの造形で、印象的なモデルですが、重めのオイルドコットンにキルティング付きのライナー、さらに最新型の高機能ナイロンを組み合わせて、モダナイズ怠りなし!どちらかといえばレトロなデザインに、最新型の機能を落とし込んであるいかにもTOKITOらしい一着だ。

画像の右側の一着が、こんかいのブツなのですが、いかがです?キョーレツでしょう(爆)?どこかにこのシリーズではとみに有名になった、現行007さまご着用のスポーツジャケットに共通する面影を漂わせていますが、じつははるかにワイルドな印象です。おもにポケットのボリューム感と明るめのブラウンという色からくるのかな?

程度も出品者さんの説明文ではそれなりな感じでか、あまり期待していなかったのですが、驚いたことに、ほとんど着られた形跡のない新品同様(ウレしさのあまり舞い踊る)。このあたりは、新品から中古まで、ここまで数多く接してきた経験がモノをいいます(爆)。

ただひとつ、付属のスロートタブ(ノド周りの防風パーツ)が紛失してしまっている以外はとにかく程度が良いです。

先日、リプルーフをしてわかったのですが、このオイルドコットンはアブラを塗ることで風合いがよみがえるので、中古だからといって悲観することはありません。さすがに裂けたり破れたりしているのはアレですけどね。

紛失してしまった、問題のスロートタブ、というのはこれ。同素材のオイルドコットンで造られていて、裏地にはコーデュロイが貼られています。首の右側にあるアルミのベルトに通しておいて、ボタンで留める形式。つまり脱着が可能なわけで前オーナーが失くしてしまったか、つけ忘れたまま売りに出したかのどちらか。

実際に着てみますと、なくてもまったく差し支えないパーツですが、たとえ使わなくてもあるべきものがないのは気持ち悪い、というので作ってしまうことにいたしました。

上の画像から型紙を起こせばよいことなので、こんなのドシロートのわたしでも15分もあればオッケイでしょう。

というわけで、型紙だけはできましたが、同素材でこれを作る、というのはじつは無理。色合わせも難しければ、素材も手に入りにくいし、裏地のコーデュロイもありふれていそうで、いざ探そうとすると同じものなんかありゃしない!

ので、これはレザーでゆくことになりました。が、さらに問題噴出!以下次号。

 


台風一過 いよいよコロモ替えにふさわしい空気がやってきた

2014-10-06 18:43:36 | コスメ・ファッション

さて、大型の18号は勢力が衰えないまま上陸ののち横断。みなさま、ご無事でしたでしょうか?

こちら長野県中部では強風と長雨の攻撃にさらされましたが、南岸からやってくる台風に対しては、幾重にも連なる山脈のおかげで無事。昼前には青空がのぞいておりました。ほっとするなか、そろそろか、というので夏物を徐々にしまい込んで、秋冬物に衣替えを進めておくことにいたします。イッキにすべて替えてしまいますと、昨今の不順な天候のもとでは不都合が多く、体調にも影響をおよぼしますから、避ける。

ようは、そろそろこれか、というのを冬物の棚からいちまい引っ張り出しては、春夏ものをいちまいしまう、とそんなノンキな流れです。

このところは件のBarbourコレクションに首までつかっている関係で、外出時の気温ならびに天候の変化には非常に強くなっておりますので(爆)、もうなんでもござれ。晴天よりもできれば雨を望む自分がコワいっす(爆)。

15年間通い続けたジムも、老朽化、というか莫大な赤字計上の模様で、露天風呂の閉鎖やその他もろもろ、CPがだいぶ落ちてきましたので、すっぱりとやめてしまいますた。

わたし程度の、軟弱な筋トレでしたら、ダンベルと得意のプロテインチューニングで十分である、という判断でございます。

15年続けてわかったのは、体型はともかく、体格は変わらない(変えられない)、という事実。

折からの、ファッション全般スリム化、の流れもあって、わたしもユニクロをとっかかりにして、スリムファッションに徐々に手を出しつつあるのですが、あれだけ拒んでいたのがウソのようでございます。

亡き落合センセは、流行を拒むことこそが、流行にとらわれることなんである、と名言を残されましたが、言い得て妙。

テキトーにアップデートを重ねて、周囲から浮かないようにするのがじつはファッションの本質ですからして、トレンドには常に敏感になっておかねばなりません。追いかける、というのではなく認識しておく、ということです。

というわけで、この秋冬はどんな路線で愉しもうか、アレコレと探索する毎日(ヒマなのか)。

ううむ、非常に楽しいかも(ご勝手にどうぞ)。

 

 


寒暖差マックス!いきなり冬支度かい?

2014-09-19 23:11:08 | コスメ・ファッション

いやはや、今朝の最低気温、7度。標高600m強でこれですから、山岳部では簡単に氷点下だったはず。まったく寒暖差が大きいわけですが、実にこの寒暖差が果物や茸類の味に直接影響をおよぼす、ってんですからありがたや。

おかげさまで、ももちゃんも早々と冬眠状態。しばらく前から毛が一本も抜けなくなってきて、いよいよ冬支度に突入しておられるご様子。

そんななか、つい先週までは半袖を着ていたところが、いきなり冬物を引っ張り出す事態となりました。

いえの中にいていろいろとやっていると、どうも足元、というか下半身が心もとない。ようは冷えるのです。仕方ないので、厚手のパンツに履き替えるのですが、まだまだ。

ええい、しゃーない、というわけで、名物(爆)、「暖パン」に履き替えてしまいますた。

ううむ、まだ9月だってえのに、暖パン履いたんぢゃあ、あとがない(爆)。あまり早いうちからマックスの保温にしてしまいますと、これ以上の寒さがやってきたときに苦痛なんすよね~!が、寒いものは仕方がない。というわけで、ついでにヒートテックも着始めてしまいますた。

去年から今年の春先にかけてきっちり1シーズン着たヒートテックさまに袖を通してみてびっくり!

きっちりやれている(爆)。うう~、ユニクロのすごさって、じつはこのヤレのCtrlにあるのでは、と確信するほどにミゴトにやれている(爆)。保温や、冷感などなど、パフョーマンス方面も素晴らしいんですが、それ以上にすごいのがこの寿命のCtrlだな、と確信する昨今。んま、今シーズンも餌食になることにいたしましょう!

がっ、昼間の最高気温24度とな(驚愕)!

あわててこれら冬物を脱ぎ捨てたのですが、まだ秋口のここへきて、寒暖差まさにマックス。これもまた風物詩なの?


Barbour Motor Cycle Shirt インプレッション

2014-09-18 18:49:44 | コスメ・ファッション

この季節としては異例に低い温度の寒気が上空に入り込んでいる模様で、雲が広がりやすい一日でございます。

晴天率では全国有数である、といわれるこちら、長野県佐久エリアでもさすがに今日は突然の大雨、小雨に見舞われたのですが、夕方のお散歩にナニヲ着てゆくか、となったときに、こりゃあBarbourでしょうよ、というわけで、雨の中着倒して参りましたので、そのインプレッション(必要なのか)。

6OZの薄手のオイルドコットンで、珍しいほど立体的に構成されているジャケットですが、かなりタイト。ユニクロのS。日本サイズのYA5を愛用する私が半袖のシャツを着た上に着用して、ジャストフィット。A5や、ましてやAB5では着用不能、というくらいにタイトなフィッティングを誇ります。

フィットはおもに肩回りにあわせてあるようで、ここが一番キツい感じ。まさにジャケットは肩で着る、の見本ですが、リプルーフから10日ほど経ったこの状態で着ますと、ぜんたいに非常にしなやかな感じが強い。べとべと加減もハンパでわないですが(爆)。

ただ、リプルーフ後のブラックのオイルドコットンは一見レザーのように見える関係で、持ち前のスリムなシェイプと相まって、どこかモードな雰囲気を持っております。一言でいってカッコ良い!

折からの小雨の中、あえて傘を持たずに(あほ)、2kmほど歩いてみましたが、防水性能はいわずもがな。

禿げしく歩くので、体温が上がり気味となるのですが、画像のようにベンチレーションのためのジッパーが殊の外有効です!まさに換気口、というわけですが、かなり大きめのこの口を開けて歩いても、ぜんたいのシェイプが崩れないどころか、さらに着心地が向上するあたりにTOKITOさんのデザインセンスを感じます。

まさにこのあたりが服好きのココロをくすぐってくださるわけで、満足度たかし!

でも、こうなるとBarbourよりも、TOKITOそのものに興味が移って参ります(困)。ううむ、またしてもオークションパトロールかっ(ばか)。

せいぜい着込んで、これからは私の体型を叩き込んで参るといたしましょう。