嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

浮かれていたところが、現実に呼び戻される(爆)

2014-01-31 19:17:48 | うんちく・小ネタ
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きがつけば1月も最終日。大寒もすぎて、異様なあたたかさにも見舞われ、春の足音か、と喜んだのは束の間、この時期には避けて通れない年中行事がございます(完全意味明瞭)。

さよう、高額所得サラリーマンとすべての自営業者に義務づけられている所得税の確定申告~(ここエコーがかかる)。

集計、という普段からやりつけない作業なので、ヒキそうになるのですが、なにそうならないように普段から鍛錬しておりますので(うそ)、なんてえことはない、といってみたい昨今(爆)。
いつまでたっても慣れない、このイヤ~な作業から早く解放されたいものだわい、と例年、殊更急いでやっつけようとするのですが、ここが大きなマチガイというものです。

一昨年のような「ミスのある書類作成→招集令状を受け取る→呼び出し期日までの10日間ほど(絶妙の長さですね)疑心暗鬼に陥る→不安に駆られながら出頭する→ただの計算マチガイだったと知らされる」などという甚だムダなパターンをたどらないためにも、書類作成には慎重を期します。

これがイヤな場合には、会計士さんに依頼すれば、万事解決な訳ですが、こんな小学校低学年レベルの計算を他人に依頼すること自体が有り得ない(キツパリ)!各自治体の高額納税者番付の上位に名前があがる会計士の先生がたに寄贈するほど稼いではおりませんて(爆)。

というわけで、数字と首っ引きの昨今。極寒の信州においては、まことにふさわしい冬の過ごし方というものです。嗚呼~。







ひたすらB子さん(爆) そのスタイルを分析してみる

2014-01-23 21:26:19 | 
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さて、私にとりましては、メインの車両入れ替えは10年に一度の大事件。連投ご容赦、というところですが、ここではB子さんのスタイルを研究してみることにいたします。

それこそ10代の頃からビートルの刷り込みが色濃くあったせいでしょうか、手に入れてからは、やはりカンゲキひとしお。ミニのように、ビーエムに売られてドイツのイモが新たに開発、というのではなく、元祖がリバイバルさせた本物、という見方でよいと思うのですが、いかがでしょうか?

クールに分析すれば、アウディのTTに成り立ちが非常に似ているゴルフの被せもの(爆)なわけですが、そのゴルフにしてからが、そもそもはビートルの後継モデルとしての位置づけだったのですから、これはある意味感慨深い。

さらに振り返れば、元祖ビートルにもカルマンギヤと呼ばれた2シータークーペや、タイプ3、4などという「被せもの」が存在していて、それぞれビジネスになっておりました。

ゴルフ4ベースの「ニュービートル」の大ヒットも実はここが大きな要因。製造元のVWが、元祖にリスペクトしつつ、これこそが「あたらしい」ビートルである、といってリリースしたんだから、それはもう、誰がなんといおうと、本物になるわけです。ここが現行ミニとの大きな違い。

ミニの場合は、ビーエムがこれこそがミニだ、といっても本家、ひいては英国人はまったく面白くないはず。ドイツのイモが伝統をカネで買って、好き勝手にいじりやがって、てなもんです(違)。

ビートルはイモのままなわけで(爆)、まあね今回のモデルでは、あのアルファロメヲ156で名を馳せた、ヴァルターダシルヴァさまが、監修したというふれこみですが、それもうなずける仕上がり!
カネのチカラである、ということもできますが、なんというか現代のヨーロッパも感じます。

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初代と2代目の「ニュービートル」以下、「ニュー」との共通点はサイドからのウインドウグラフィックの下縁です。
いずれもボディの下縁にたいして水平。
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三代目のザビートル、ひいてはB子さんではこのウィンドウグラフィックがいじられていて、強烈なウエッジをともなう
前下がりに変更されています。

一方、初代とニューの違いは、サイドからのウィンドウグラフィックの天地方向の幅とドアとの割合。初代はドアが広く、ウィンドウが小さい。概ね3分の1.75程度と、小さいのが特徴。対して、ニューではかなり大きめなウィンドウとドアとの割合がほぼ1:1.3あたりですが、限りなく1:1に見せたがっている。

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同じ比較でザビートルは、じつはここのウィンドウ:ドア面積の比率を、巧妙に初代に習い、結びつけているのです。
じつにここが、肝心なポイントで、ザビートルが元祖を想起させる要因のひとつ(きつぱり)。
あ、もちろんシルヴァさんに訊いてみなければ、わかりませんがね(汗)。

そう、上下の分割の割合だけ守っておいて、そこへウエッジシェイプを持ち込む、という離れ業ですが、この辺りはまさにイタリヤンのセンス。

さらによく見るとわかるのですが、B子さんはロングノーズです。ずんぐりしているようで、基本、スタイリッシュ。
ウィンドウグラフィックのウエッジラインが効いています。

ニュービートルが等分割にこだわって、サイドビューを3つのサークルに整理して、結果リアシートとトランクを捨てたのとは異なり、明らかにクルマとして成り立たせているのもわかる。

さらにフロントマスクに直線をもってきたのが効いた!
バンパー下部に敢えて、エアインレットの機能を持たせた、キョーレツなストレートラインをもってきて、ニュービートルにあった、全面球面デザインをどこかで否定している。これ、善し悪しではないのですが、たしかに新しい、これまでとは、別のものなのだ、というアピールには効いております。

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モダナイズ、またはリニューアルとしては、かなりな成功例だと思われます。使い込むにつけ、この辺りはまた違う面が見えてくると思われます。





まだまだ続く?B子さんのリセット

2014-01-23 19:13:39 | 
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さて、B子さんは、もう初日から大活躍中。というか酷使されまくり。食材、その他の買い出しにはじまり、を得意さまへの挨拶回りを兼ねた営業活動のアシとして、さらに私のドライブのお供に(爆)というわけで、1日3、4回の出動があたりまえ(爆)。

さすがにポロからは2クラスくらい上がった感じで、なんというかゼータク。

それでもさすがメキシコ製。ボディのたてつけなんかは、すでにどことなくアヤシイし、トランクマットをめくってみれば、うへえ!やすっちぃ~(涙)という感じですが、なに200万ちょぼのクルマなんですから仕方がない。やれても、みすぼらしくならない、ということでゴルフではなく、これになったのですからモンクありません。

B子さんは、元デモカー。つまりは店頭に置かれて、試乗に代車に、はたまた営業マンのアシにという使われ方だったと思われますが、非常にチープな感触をもつドア内張りにはすでに靴あとがバッチリついているし、ボディはお約束で、登録からはほぼ毎朝、若手営業さんの手で やすりがけ 洗車が行われていたのが、きっちり見えております。

デモカーならでは、ということもできますが、この営業洗車が曲者。どっぷり汚れてしまえば、それなりに念入りに洗う、ということになるのでしょうが、店頭に陳列してあるくらいではそうそうひどくは汚れない。つまり水をボディに軽く流しかけては拭き取る、の繰り返しだったはず。そう、やすりがけ、そのものなわけっす(ヤメて~!!)!

まあね、それがいやだったら新車買いなさいよ、というのが世間の一般常識。デモカーとはいってもリッパな中古車。
そのぶん、軽自動車一台分お安いのですから、これも覚悟の上でございます。が、自称、ミガキヲタの私の手元に来たからには、なんとかしないと気が済まない。

コーティングで見えなくするか、プロに頼むか、という2択なのですが、日常のアシなんですから、この程度のミガキキズくらいで騒いでみても仕方がない。
早晩、ミニバン経由のドアパンチを食らったり、ホイールをガリリ~なんてやったり、フェンダーをポッコン、なんて凹ますのが目に見えておりますので、とりあえずはポロゆずりのシュアラスターのガラスコーティングで誤摩化すお守りするといたしましょう。
が、それも春になってからですわね(爆)。
それもそのはず、厳寒期のいま、たとえお湯が出てくるコイン洗車でも、拭き取りの末期にはびっしり凍るんですよ(涙)!
洗車後に帰ろうとして、ドアを開けようとしても凍り付いている、とそれくらいなものです。

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B子さん、いきなりセレブの仲間入りか?(爆)

2014-01-22 19:49:02 | トクイチオートを考える
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さて、トクイチオートの新車整備はじつはあらたなるバージョンに突入しております。

従来ですと、新車からは5~6万km程度でサスペンションを始めとする第一期のOHの波がやってきたのですが、それが10万km程度までは延長されている由。もちろん使い方にもよるし、モデルや個体差もありますが、おおむね10万程度まではほぼ新車のコンディションを大整備なしに維持できる、というわけです。

これ、じつはエコ。○リウスを3年ごとに買い換えていたのではエコどころぢゃない、地球破壊も良いところ。納税額と燃料代ばかりに振り回されているドライバーさんがたには、ちょいと考えていただきたい昨今。

さて。B子さんですが、驚くばかりの変身ぶりでございました。エンジン調整はもちろん、ブレーキ、アライメント、デンキ、そしてタイアのフィッティングと一通りのメニューをこなして、別物に生まれ変わっておりました。

あ、もちろんディーラーおろしのあのお姿がダメだ、とかそういうことではないのですが、この世界を知ってしまった私にはやはり物足りなかったのは事実。
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いちばん効いたのは、タイアのリフィッティングでした!
これはすごい。215-60-16というきょうびでは珍しいくらいのエアボリュームをもつタイアがB子さんのドライブフィールを支配しているのは言わずもがなですが、マスが大きめなせいなのか、ばたついていたのがうそのように静かになり、段差のいなしが快感に変わっている。

また、アライメントもかなりいじってあるようで、どうやっても跳ねない。そうくるか、というかんじ(一部謎)。
最高速度近辺で(もう試したのかい)、ヨーが出ちゃうのは冬タイアの限界か。

ゴルフ5以降のモデルに特有の、あの発進時の転がりはじめのキモチ良さが特に良く出ているのがウレピー(死語)!
僕はミッションの完成度(5のATはアイシン製でした)からくるものなのかな、と思っていましたが、DSGのこれでもこの快感が味わえる、ということは、やはりタイアだったみたい。

トルクはD1の時点で満点。アクセルオンと同時に、「底上げ」、という形容がふさわしい出方でたぶんB子さんのいちばんの売りのはず。
BARDAL謹製のオイルが充填されているはずですが、そいつが本領を発揮する1万kmあたりからが本当のB子さんのポテンシャルというものでしょう。

それにしてもこりゃなんだ?というくらいな仕上がりでございます。1.2という排気量を意識することはまずないし、ドライブフィールもビビッドにも静かにもいける。ミリ単位のアクセルワークにクルマがきっちりついてくる感じ。トクイチのみなさま、ほんとうにありがとうございました!

帰路には山岳部分で大雪に遭い、路肩で立ち往生するクルマが多数おられましたが、B子さんには関係ない!

おまけに近所のバイパスで、減税分をすべて、デコトラみたいなLEDとエアロパーツに振り向けてあるCRZ(完全意味明瞭)に、まさかの信号バトルを挑まれたので、Sもうどで全開ののち、軽くぶっちぎって差し上げましたが、なにか(ばかだねえ)。
アイドリング近辺からものすごいトルクを有しているB子さんの場合、ホ○ダのスポーツカー「もどき」が、全開できても余裕のよっちゃんですた(昭和かっ)。「おっせ~」の一言。
ただでさえ足りていないデンキが余計なアクセサリーに食われて、非常にお気の毒な個体。
2重3重におっせ~、なわけで、エステあがりのB子さんにバトルを挑むなんざあ10万年早い。というか相手が悪すぎ!
○ンダの「エゴカー」なんぞとはレキシがちがうんだよっ、ときっちりお見せしておきますた(ばか)。

エコカー同士のバトルってのもカナーリ恥ずかしいわけですが、とりあえず、モノが違う、ってのはわからせてやらないとねえ~(一生やってろ)。


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大寒すぎの厳寒期にB子さんを迎えにゆく

2014-01-21 22:42:16 | 
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きがつけば1月も半ば過ぎ。昨日が大寒でしたから、これから節分までが勝負(爆)。いよいよ一年で一番寒い時期に突入でございます。

そんななかトクイチオートからお電話を頂戴し、いよいよB子さんの新車整備=エステティックが終了したので、引き取りにいらっしゃい、とのことです。
仕事が立て込んでおりましたが、マダムが早くいって引き取ってこい、とおっしゃるので(爆)、早速都合をつけて行って参りますた。
前線が通った直後の木曽谷は真っ白け。路面はアスファルトも見えているのですが、今朝は妙に気温が高く、降り積もった雪が溶け出してシャーベット状になっている上に、マイナス3度~5度程度の気温で、非常に滑りやすい最悪の路面。水分が邪魔をしている感じ。きっちり積雪しているか、いっそマイナス二桁台、というほうが全然ラクなのにそうはいきません。

が、今日のウエポンはVWのトップオブザレンジ=パサート!

トクイチオートで新車整備からここまで通してある、通称パサ太郎さまでございます。走行距離10万kmを超えて、なお抜群のコンディションを維持し続ける、一部顧客には有名な個体ですが、いや~、B子さんを引き取りに出向く、というのにこんな極上のクルマを運転したあとだとカンゲキが薄れるのではないか、と危惧しておりました。

なんといっても大排気量のV6が発生させるトルクが素晴らしい。2000rpmあたりからモワ~、という感じで湧き出してきて、そいつをアクセルのミリ単位の加減であやつる、という絶妙のドライビングプレジャーを味わうことができます。ターボぢゃないかんね、そんなものがくっついていたんぢゃエンジン味わえないかんね、といってお説教されているみたい(爆)。
おまけに4MOTION装備なので、コーナー手前で減速、ののち早めのアクセルオンで後輪から押し出されるようなトラクションを味わうことができてさらにタノシイときている。

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稀に見るハイギヤードなクルマで、ニッポンの高速道路での流れだと、セレクターは4が正解。5ではそれこそ150kmh程度のスピードでないとトルクレンジに乗りません。アウトバーンの巡航用というものですね。

そんな極上のライドを楽しみながら、R19をひたすら南下。いよいよB子さんが待つ、トクイチオートへと出向きます。

以下次号



B子さんとの旅-2

2014-01-15 09:52:23 | トクイチオートを考える
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さあて、いよいよトクイチオートに入庫なさるB子さん!目指すのは世界一コンディションですぜ(きつぱり)。

と、ハナイキ荒く、いつも突入するのですが、この日の入庫車もすごかった!なんとB子さん以外はすべてAMG ときている!くはあ~(涙目)。

おなじみのAさんのE55も昨日入庫してきたというし、500HPオーバーといわれる、C63AMGのサヨナラバージョンも新車整備で入庫中。こちらはエンジンを始動した瞬間に爆竹みたいな爆裂音をともなっておりました!純正であの仕立ては凄い。ゲヒン一歩手前(爆)。貴重なR129の500SLもいました。これもサヨナラバージョンで、そこかしこにアルミ板が打ち付けてあって、拝みたくても拝めない代物ですた。

われらがB子さんは、これからそういうパワー競争とは無縁の世界に生きてゆくのですが、実は生涯アクセル開度では彼らの50倍はあるはず(きつぱり)。500hpもってはいても、現実には踏めないのとは違って、少ないパワーを振り絞って走れる。現実の一般路上でどちらが楽しいのか、となったときにはかなりいいセンゆくとみました。
もちろんタノシミの質が違いますがね。

クルマはアクセル開けてナンボ。5%程度しか踏めないクルマよりもつねに30%開けているクルマのほうが楽しいのは道理なんすよ、ってU教授の受け売りですがなにか(爆)。

マイスターがいらしたので、早速試乗していただきましたが、やはり先代に比べると非常に印象がよい由。設えが上質なのはよいが、路面の段差のいなしにはかなり不満みたい。
タイアのフィッティングが間違っていますね、と一刀両断!トルクも出てないが、ものすごく良いタイア(くりくり所長ありがとうございます!)のおかげで、だいぶ誤摩化せていますね、と(爆)。簡単に1ランク上が演出できているので、やはりタイアはイノチである、ということでございました。
タイアのフィッティングに関してはもっとサイドウォールに丸みが出ないとダメだ、とのことで、夏タイアにも同様のフィッティングが行われる予定。段差でパタつく印象はこれが原因だったみたいです。

どのような仕立てがお望みですか?と訊かれたのですが、キンチョーでそれどころではなく、つい「ポロのような楽しいクルマに仕立ててください」とお願いいたしました。
いっそ、GTIをカマせるような個体にしてください、とでもいえば良かったのかな(爆)?

というわけで、いよいよB子さんにトクイチオートの整備がはいります。しかーもメカニックのK子さんは、なんとゴルフ6 1.2のオーナーときているぜ(狂喜乱舞)!!ううむ、いったいどうなっちゃうんだろう(期待でパンパン)。





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B子さんとの旅(爆)

2014-01-15 09:03:27 | トクイチオートを考える
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今朝の気温、マイナス10度。いちいち騒いでいると身が持ちませんから、いい加減慣れることにいたしましょう。
画像は、ビートルのインパネ。
ベーシックなうちのモデルでは、このような赤文字で、必要な情報がきっちり表示されます。
ポロ乗りだった私が一番うれしいのが画像の外気温度計表示。
刻々と変化してゆくのですが、凍結路面では非常に有効。
新しい発見としては速度計も盛り込まれたこと。これだと、やはり中央は回転計にしてほしいかも、と(意味ないから)。
高額なレザーパッケージを選択するとこのオンボードのディスプレイまでが白文字で質感アップされる、というわけですが、なにツインエアコンや17インチホイールなどなど、余計な装備もてんこ盛り。80万円近いエクストラコストですからして、日常のアシにはまったく必要がない、というものです(負け惜しみともいいます)。

つい昨日、手元にやってきたおいまつえんのビジネスマンズエクスプレス(いつから)、B子さんですが、乗ってみますとやはり、跳ねる。ゴムでできたタイアに空気が入っているのですから、仕方がないのですが(爆)、トクイチオートのエアソリューションを知ったいまとなっては、放ってもおけませんて。

また、せっかくのエコカーなのに、踏まないと速度がついてきません(またしても当たり前なんですが)。2000rpmまでで、回転を上げずに車速がついてくるのを待っているような乗り方が身に付いてしまっている関係で、低速トルク不足は否めないかなあ、という印象。

なんといってもこれから10年10万キロをきっちりお世話になる、B子さんのことですからね。ここはポロ彦さまがたどったように、各部分のリセットを行っておきます。
現時点での印象はまあ本来のパフォーマンスの65%程度しかだせていない、といったところでしょうか?
というわけで、さっそくB子さんを、「仕立て直し」に連れてゆくことになりますた。
残りの35%、200万円の35%として、70万円分を取り返しにゆく作戦でございます(違)。

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新車のお仕立て直し、とくればトクイチオート。ここしかありません!
大枚はたいて買った新車をさらに整備、って?とギモンに思われたそこのあなた。真っ当至極でございます。

百貨店などで買ったばかりの吊るしのスーツをイメージしてみると、近いのですが、身体にフィットさせるために袖丈やパンツの丈上げ、さらにウエストの補正などなど。これなしにはまず着られない、というのはごく普通の感覚です。

実は、市販されているクルマはすべてがこの吊るしの状態なのです。もちろんそのままでも走りますが、まあ動いているだけ。1000万円で買ったクルマが650万円分しか動かされていない、とそんなイメージで良いと思います。

そうやって動かしてはいてもじつはクルマ本来の姿は、その片鱗しか見えてきません。
このあたり、メーカーがアナウンスすれば良さそうなものですが、未完成品を販売しているだなんて、いえるわけがない。が、そもそも当のメーカーにしてからがこの世界をご存じないのが現実です。

補正されていないスーツを着て、デートやパーティに出かけたら居心地悪いですよね。それと同じことなのですが、新車を補正できる、という概念がない限り、新車のコンディションを100としてを受け容れるしかない、のが現実です。
補正できるのを知っているラッキーな私は、迷わず出向く、というわけでございます。レザーパッケージ分をつぎ込む、という表現でも良いか(爆)。


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B子さんをお迎えする(爆)!

2014-01-13 17:10:23 | 
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さあて、ポロ彦さまとの最後のドライブを楽しみつつ、距離で25kmほどのところにある、ディーラーさんへと向かいます。
お待ちかねのザ ビートル、正式名称B子さん(爆)を引き取って参りますた。距離1600kmあまり。新車、とはいえない微妙な距離を走っておりますが、なに定価からはもろにトクイチオートでの新車整備分安い(一部意味明瞭)。

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おまけにくりくり所長のお計らいで、各種装備がてんこもり(というほどでもないか)。大きかったのはなんといってもスタッドレスタイア、それもけして「あたたかいタイア(一部謎)」などではなく(爆)、聞いて驚けの、ミシュランの最新型Xアイス、純正サイズ装着だ!そいつをさらに高価な純正ホイールに組み付けたセットにETCなどなど。

アップルユーザーにはこれまた、たまらない(爆)ホワイトの樹脂内装や、カタログオプションのカラーパッケージと呼ばれる、今風の設えがこっぱずかしいぜ(赤面)。


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VW名物の硬めのシートは座面がポロよりもきっちり長く、モモをしっかりホールドしてくださるのがうれしいっす。ファブリックの模様がどこか元祖ビートルにあったようなビミョーな古典柄(ガンクラブチェック)でタマランチ会長。

基本ブラック+ホワイトの内装に、TT や911を連想させてくださるウインドウグラフィックが秀逸。天井高も高すぎず、低すぎずの上にグレーではない、ブラックで締めているぜ!

低速トルクがドンとでていて、乗りやすい。踏めば、のお話。
パートスロットルで回転を上げずに速度がついてくるのを待っている乗り方だとキツいか。改善の余地アリとみますた。
ただし回転上げても美味しくはない。乾いたままなのが特徴といえばそう(爆)。高回転で美味しいエンジンをエコカーに積まれても困るからね(爆)。
回転計なんて2000rpmまでで十分。レッドゾーンは3000rpmでもよいくらい。

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ニュービートルとの一番の違いは視界。
見切りなんて、ポロよりも数段上。ボンネットがほぼ見渡せるので、裏道でのすれ違いバトルもギリギリまで攻めてゆける(まだやってるのか)。
なんといってもAピラーの立ち方がTTおよび、空冷911にそっくりなのをみてニンマリ。

視界は抜群に良いが、キャビンの印象は開放感というよりも、ウエストラインが異様に高く、囲まれ感がある。元祖もたしかそうだったなあ、と懐古にも浸れる仕組みか(違)。
天井全体が傘をさしたように湾曲しているのもTT、ひいてはオリジナルビートルゆずりだが、そのカーブがフロントウインドウ上縁にまでかぶっていて、雰囲気よし!はっきり言ってスポーティ。

DSGの制御は素晴らしく、Dレンジの普通の減速でもシフトダウンが頻繁に起きていてたまげる。傾斜もきっちり見ているようで、シフトが忙しいこと忙しいこと。

予想と一番違ったのは、「カッコ良い」こと!これ、意外ですた。特にサイドビューからのウインドウグラフィック。
明らかに前下がりで、キャルルックみたいだ(懐)。

というわけで、これから少なくとも10年、お世話になる予定のB子さん。
なんというか、適当にスポーティでモダーン、かつオサレなクーペですよ。ビートルにこの形容はどうかと思いましたが、実感はそんなところ。末永く、よろしくお願いいたします。


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YouTube: Volkswagen E-Bugster Concept animated promo







10年13万キロ ポロ彦さま旅立つ!!

2014-01-13 09:06:51 | 
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今日はうちのメイン、ポロ彦さま旅立ちの日でございます。午後にはビートルがやってくるので、入念に洗車の後、コーティング。整備履歴を振り返ると、新車からここまで、それこそ気が遠くなるほどの履歴を積み重ねて、こんにちに至っております。

ベストコンディションの維持、を「標準」とするトクイチオートの整備では、何万キロかに一度は必ず、分岐点、つまり乗り換えるかどうかの判断をしなければならないタイミングがやってきますが、このポロは結局ここまで使い尽くして参りました。

整備面では、6万キロ後半で行ったサスペンションOHが一番大きかったでしょうか。
それ以外は至って、よいこ。
2セット目のサスペンションに換装した頃からトクイチオートのエアソリューションが発売されて、それを導入。
ポロとも思えない乗り味を提供してくださいました。
大排気量のモンスターなどよりも、1.4のこのクラスでは、その効果は驚くほどで、お宝の域だったなあ、と。

この先は足回り、電装系などなど、徐々に衰えていって、本来のパフォーマンスを維持できなくなる、とそんなところ。
エンジンの元気よさなどを味わっていると、まことにもったいない気もするのですが、「ベストコンディションの維持が標準」ですからしてねえ~(涙)。

使い込んだ道具とのお別れが名残惜しいのはいつもの通り。
ですが、車検残がまだ長いこともあって、この先はまだ新しいオーナーの元で活躍するとのことです。
ううむ、一筋縄ではゆかないでしょうが(爆)、今後も楽しみ。

ありがとうポロ彦さま。お世話になりますた!




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謹賀新年! ビートルを待つあいだにコーティングも進化させておく

2014-01-02 16:04:46 | 
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ビートルがやってくるまえに、というわけで、進化のほどがいちぢるしいといわれているガラスコーティングに手を出してみることにいたしますた。

画像は去年の上海で公開されたVWのコンセプト、BUGSTER。 みればポルシェの専売特許といってよい、もろに911スピードスターからもってきたネーミングとスタイルがくすぐってくださいますが、なにクレームしようにも、すでに傘下の1ブランド、モンクなんていいたくともいえない、ときている。

当然ながら4シーターベースで、カッコ悪いのを見事に誤摩化せている。ゴルフ株とは雲泥の差。いうまでもなく、ビートルが911直系スタイリングだからこその産物ですが、これね~、今後ボクスターとの2台持ちとなる私にはまさに響きますた。それ、売ってください~、みたいなね(うそ)。トコロさん、黙ってないだろうな(爆)。

さて、ガラスコーティングとはいっても、本物のガラスコーティングはプロ施行のみの展開だったのがつい2年ほど前。ガラス「系」コーティングはそれこそ、掃いて捨てるほどありましたが、あくまでも代用品。が、ここへきて施行がかんたんで素早いシロートむけプロダクツが目白押しで、そろそろ手を出してみるかな、というわけです。

長年お世話になってきたPCSにもガラスコートはあったのですが、プロ施行が主体で、メンテもおいそれとシロートがいじれない印象なので、敬遠しておりました。修正も不可能だ、というくらいに難しいものだったようで、近寄りにくい感じ。
PCS本流のポリマー系コートはくるところまできているのか、その後の進化は見られません。
しばらく使わないと、液剤がしゃびしゃびに分離してしまい、消費期限が過ぎているのか、という印象。
思い切り振っていると元に戻るのですが、分離しているのを見るとなんだか古びている(爆)。塗れば、相変わらずのカガヤキなのですが、この風合いにもそろそろ飽きてきたか、というのが正直な感想。
PCSの仕上がりは一言でいうと、さらぴか。光ってはいるがギラギラせずに上品なツヤがPCSの持ち味。
慣れると、プロ施行まではゆかなくとも、かなりなところまで迫れるのは驚くほどです。
併売されているPCSクロスを使って、塗り込むのがキモですかね。
ボトルに残った最後のPCSは、これから信じられないことに、次のオーナーの元に旅立ってゆかれるポロ彦さまに思い切り塗りたくって差し上げました。驚くばかりの仕上がりでございます(爆)。

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さて、今回は大御所シュアラスターがリリースしたというゼロシリーズ。撥水と親水、両方選べる、というガラス系のものなのですが、ポロには以前から使っていたところを、じつはこのシリーズに9月から加わった、その名も「プレミヤム」に手を出してみますた、どうです、名前からしてくすぐってくださるでしょう?

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このシリーズは洗車後の水滴が残っているところへ吹き付けて、拭き取るだけ、というシンプルさが売り。ムラになりにくいほかに、ボディに傷がつきにくい。
プレミヤムでない、フツーのゼロはツヤもまあ普通。お値段なりなのですが、こんかいのプレミヤムはさすがにかなり違う。PCSで鍛えた私にして、おおっ、こりゃあガラスだわい、となります。
なんというかキラキラしたガラス系に特有のものすごいピカピカ加減。映り込みが凄まじく、ポリマー系にはない透明感というのでしょうか、そんなガラスらしさが見られて秀逸。経過観察は今後をご期待ください。

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え?ビートルにはどちらを使うのか、って?まずは塗装の状態を見てみるといたしましょう。


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YouTube: Volkswagen E-Bugster Concept animated promo







謹賀新年! さっそくお年玉が届く

2014-01-02 15:12:20 | 履き道楽
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さあて、ことしも履き道楽ネタには事欠きませんて。なぜそんなにアレコレ欲しがるの?とよく訊かれるのですが、説明不能。ハマった人にしかわかりません、とだけお答えしておきましょう。

今年の初荷(爆)は画像のイエローボックスの一品!実に注文から1年をかけて出来上がってきたMTOものでございます。


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さよう、JOHN LOBB CHAPEL Parisian Brown Museum Calf、ご到着でございました~!!
ううむ、そういえば、たしか一年前、リザードのこのモデルを発注するべく、四苦八苦。渡英か、というくらいまで盛り上がっておりましたが、そうもゆかず。
考えてみますと、あれから急激な円安に見舞われた昨今、ジョンロブなんて個人輸入の旨味はもうほとんどない。去年のうちに決断して発注しておいて本当に良かったです。ついでに決済もね(汗)。

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ううむ、どうするかな。1年も開いてしまうと、熱も冷めてきてるし(爆)。しばらくは盆栽状態で鑑賞させていただくといたしましょう、といいたいところですが、とんでもない。

靴なんて履いてナンボ。クリームミガキは後回しにしておいて、早速、お散歩に使っておりますが、このミュージアムカーフ、ポールスミスとのコラボで使われたアレとは全く違う品質!ツヤの出方が段違いに思える。キメの細かさ、というのか密度がものすごく、さすがプレステージクラスですよ。
日本サイトによれば、チャペルはさらに値上がりがあった模様で、20万円半ばのプライスタッグ。ううむ、ものすごい。おおまかにいって、10万円は安く手に入れたことになる。ううむ、おそるべし>円安。

以前履いていたのは、ダークブラウンだったのですが、こんかいは人気色であるといわれるプラムと迷った挙げ句に決めた、パリジャンブラウン。明るめの、どちらかといえばイエロー系をふんだんに混ぜた色目ですが、ミュージアムカーフに落とし込んだ場合には非常に派手なのが特徴。ツヤぴかにしてもよいし、しっとり沈ませても極上。
丸の内の本店に出向いて2色とも検分してきたのですが、プラム、というのは非常に暗く沈んだ色合いで、バーガンディのバリエーション、という範疇。ハイライトがあたるとレッド系+ブラウンが浮き出てきてたまらない感じですが、屋内での照明下ではあまり映えない。
パリヂャンブラウンのほうは屋内でも屋外でもまだら具合が明瞭で、存在感抜群だったのが気に入ってこちらに決めた、というわけです。またしても色を見るだけで、お店をあとにした、というね(汗)。

せいぜい大切に履くといたしましょう。こんどこそゼッタイに手放さないぞ(きつぱり)。

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謹賀新年! お正月がやってきた

2014-01-02 14:50:49 | 今日の逸品
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みなさま、謹賀新年。ことしもよろしくお願いいたします。

私も相変わらず、偏った好みと偏ったスタイルで押しまくって参ります。偏りすぎて道から落ちる、これぞ道落、と(爆)。
今年のお正月は本当に穏やか。気温がだいぶ高めで、夜明け前の最低気温でも氷点下ギリギリのところで踏みとどまっておられる関係で非常にラク。大晦日、元旦も通しで通常業務の私には助かります。布団から普通に出られる、こんなに楽なことはございません。

年末には
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このような派手な内装をもつ、ラテン車に乗る紳士がいらっしゃいましたが、外見とは裏腹な猛毒をもった紳士で(爆)、同席した他の常連さん共々、毒にやられてしまい、きがつけば年が暮れておりました。


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近年のルノーは、日産臭がどことなく漂っていて、よしあし。工業製品としてはマチガイなく優れているのですが、クルマ、それもラテンのクルマとしてみたときにはどこか個性に欠ける。
というか、いまどきラテンだのヂャーマンだの個性だのいってる時点でアナクロ。乗ってよければ、それで良いのです、たぶん。

最新型のルーテシアは非常にお洒落なインテリア。特にこのコンビ内装はたまらない。ピアノブラックにレッドの樹脂張りというセンスはやはりラテンなのか?
ターボチャージで、仕立てはいかようにも、ということらしいのですが、フラットトルクはありがたい反面、ドライで盛り上がりなどとは無縁。が、まあね、盛り上がりだ、などといっている時点でこれもアナクロなのです。

いまやエコモードボタンにアイドリングストップまで装備して脱税減税対象らしいぜ!ううむ、お洒落なエコというわけですが、ラテンも進化してきましたねえ~。故障の心配なしに楽しめるフラ車。マチガイなくアリ、とみました!