嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

加齢なるボクスター(爆) ボクスターアイテムをそろえはじめておく

2011-08-30 21:10:54 | インポート

Dsc03238 96年にリリースされた先代ボクスター、通称986はハピョーからはほぼ10年にわたって連綿と改良がなされてアガリとなっております。リリースした各イヤーモデルのダメがきて、いよいよクレームか、となってからようやく対策を始める、というポルシェの伝統通り(脱力)の熟成パターン。

熟成にはトヨタの5倍は時間かかってる。なにノンビリやってんだ~(怒り心頭)、てなもんですが、そいうものらしいです。

クルマを買うのにはタイミングが必要っす。そりゃ、その時々の新車をポンと、などというウラヤマシイ境遇の方々も多数お見受けいたしますが、まあそれぞれ。で、僕の場合には986→987→987の低走行、初回車検のよさげな個体が市場に流出してくる(希望的観測にすぎません)、というそのタイミングにあった、というわけでございます。

987は2009モデルからATにPDK(=VW,AUDIでいうDSG)を採用しておりますが、これがまたロジックをポルシェ流にやったおかげで熟成に時間かかる、と(脱力)。VWなみにマトモな制御のPDKが997からボクスターまで降りてくるのは、早くてたぶん2011~12モデルがよいところ。つまりはここで987の前期最終型、すなわちTIP-S最終、あのマスク最終、2・7最終、と最終づくしを敢行しておいて、次(ボクスターPDK熟成バージョン)に備えよう、とそんな作戦でございます。え、なに997は視野に入ってないのか、って?・・・カッコがイマイチ~(ゼータクを逝ってみる)

ま、ここまでさんざポルシェの初物買いをやらかして酷い目にあってきたわけで、今回のこれはせめてもの抵抗というわけでございますが、内実、すなわち実体はどうなのか~、興味津々。納車は今度の日曜日!どうする~>自分(爆)!

画像は超高額オプション(さすがポルシェ)のバイキセノン点灯!の図。ううむ、ウレピー(死語か)。


加齢なるボクスター(爆) ボクスターアイテムを揃えはじめておく

2011-08-29 21:16:12 | 加齢なるボクスター

Dsc03217 いやはや、つい7年ほど前のことになるのですが、964カレラ2カブリオレ→カレラ4クーペと乗り継ぎ、いよいよポルシェを降りてアウディへ、となった私ですが、未練があってはならじ(ナゼ)、とばかり、それまでたまりにたまったポルシェ関連本100冊(ともう少しありました)を某オークションで4万円強(驚愕)で売り抜けた記憶がございます。それでも強気の1万円スタートだったのに、まさかー!と思いましたが、いまだに高値で取引されている911の専門ムックがVol.1から20くらいまでゼーンブ含まれていたり、ポルシェミュージアムの限定本などなどをいっしょくたにしたゴーカな内容だったおかげでしょう(爆)。奇特な落札者さまへの送料をサービスさせていただいたのは言うまでもございません(爆)。

Dsc03208 ところでアウディTTに乗り換えてみてキョーレツに感じたのですが、これにはピエヒの怨念がこめられておりました。911を連綿と乗り継いでおられる方にはピンとくるはずなのですが、あの独特のクーペボディのアイデンティティといわれるリアクオーター・ウィンドウ・・・そう、三角形の窓のグラフィックですが、これがTTでもミゴトに未来的な解釈でもって反復されているでわありませんか。パリサロンだったか、どこだったか、TTの発表会の場でもってピエヒは恐れ多くも「TTのライバルは911である」とのたまったそうですが、車両価格半額でライバルとわ、と失笑を買った半面、ポルシェを追われてVWの総帥に着任したピエヒの打倒ポルシェの怨念は「チクショー」ってなもんです。ゴルフ4で敢行された、笑っちゃうくらいなクオリティアップとこのアウディTTの「911コンプレックス」なスタイリングにまったくよく表現されていたと思われます。

Dsc03227 並べて眺めてみれば911なんて過去の遺物、と表現できるくらいにTTの造形は未来的な仕上がりでしたが、いかんせんゴルフベースなのは隠せない。運転してゴルフ4が透けて見えた後に、下から覗いたら、もう完全アウト(爆)。工業製品なのでいたしかたないのですが、このあたりが「生い立ち」を語ったときにTTは弱い!連綿と作り込んできた、みたいなレキシは感じたくともない。

で、ボクスターでございますよ。ここまで読まれた方は先刻ご承知でしょうが、なんだかんだいっても911コンプレックスのカタマリな私(爆)。いろいろと苦労はしても(ビンボーゆえですね)、何とか欲しい(きつぱり)返り咲きたい!ただ、996ぢゃなかった、と(完全意味明瞭)。水冷化した時点で「おわった~」と言うのは勝手で、僕もそうしておりました、だいいちどこからどう見てもめちゃくちゃカッコ悪かった、と(オーナのみなさまごめんなさい)。どっこいここへきて997の熟成というか、充実振りはハンパでわない。もちろんダメダメだった996があったればこそ、なのですが、今度のフランクフルトに出るという痔期モデルもきっちりキープコンセプトのまんま作り込んでくる模様。で、そうなったときにまことに格好なのがこのボクスターなのですた・・・996のリリース時点(モデル名986)で共通パーツ5割超!と公言して憚らなかったこのボクスターにもご他聞に漏れずポルシェならでわの熟成が行われているらしい!と。そんなターゲットにもろにヒットしてしまったなあ(つまり鴨)、と痛感する昨今・・・さらに詳細は痔号へ。


加齢なるボクスター(爆) ボクスターアイテムを揃えはじめておくー3

2011-08-24 09:36:18 | 加齢なるボクスター

Dsc03298 ズガーン!押入れの奥からの発掘物はまだまだ~(爆)。いまはなきCAR EX 93年7月号!「カブリオレだよ人生は」・・・もうね、涙なみだの懐かしさ。

思い返せばこちらも今はなき「ジュリアナトーキョー」のお立ち台が華やかなりし頃のポストバブルと逝ってよい時代のオープンカーマニュアル本ですぜ。表紙なんて964カレラ2カブ、それもグランプリホワイトだし・・・80年代のPOPEYEのレイアウトと文章をそのまんま持ってきたか、という印象のチャラチャラした内容がまたよし!今となっては「有害図書指定」もまぬがれないところでしょうが、当時はこれでよかった(爆)。92~93にかけてのCAR EXではなぜか「カジュアルポルシェ君」というスタイルが一貫して提唱されており、ギンギラではなく、さりげなく、ちょいと古めの911(当時では84~89の930と呼ばれるシリーズが主流だったでしょうか)をリーズナブルに乗り回す、という記事を暗記するまで読んではファミレスのクルマ談義口プロレス大会に連夜出場していたのがつい昨日のことのように思い出されます・・・

それにしても面白すぎ!もっとないのか、と探してみてハタと思い出しますた・・・ポルシェ関連本スベーテまとめて100冊1万円ポッキリ(これスタート値段でしたが、たしかものすごい金額で落札されたキヲクがございます)でオークションで売り払ったんだった~(爆)。ううむ、読みたひ~(ばか)。以下痔号


加齢なるボクスター(爆) ボクスターアイテムを揃え始めておくー2

2011-08-24 09:04:15 | 加齢なるボクスター

Dsc03262 さて、曲がりなりにもポルシェ、それも中古車を選んで買う、となった場合にはつねに不安がつきまとうものですが(小心者ともいいます)。よく言われるのが、「お店を選べ」というやつですね~。

が、お店なんか選んだところで、アチラもご商売。シャチョーがどんなにクルマ好きなよい人でも、やれやれのサスペンションが蘇るわけでわない。中古車は中古車だ!そもそも「極上の中古車」だ、などというものがこの世に存在しない以上、買ったあとにいくら投資できるのか、勝負はそこ!911の場合ですと「500万円の法則」というのがあって、車両価格がたとえば350だったとすれば、そこへ150かけてやって、はじめて床まで踏める(一部意味不明)、とそんな法則が、ある程度現実味を帯びておりますた。そこへゆくと今回のこれは気分がヒジョーにラク!正規販売店が1年間、走行距離無制限で保証してくださる・・・ううむ、どことどこへいくかな~、てなもんです、はい!

Wp0zzz98z8u700139_5 もちろん、登録から3年分のヤレは覚悟しなければなりませんが、仮にタイアダメ、エンジン要調整、デンキ系補強、ブレーキ系お手入れ、空気一新(完全謎)となったところでざっと・・・ほら500万円ぢゃん、と(一部意味不明)。

じつはこのあたり、先日おみえになった987@トクイチオート仕立てのオーナー様に懇願いたし、金額入りの整備履歴を詳細に分析させていただいておりました。「500万円の法則」が怖いほど当てはまるこの現実・・・せっかくの認定中古にそこまでやるのか、というご意見もおありでしょうが、こりゃまた別次元のお話ですわね。

というわけで、ぜんぜんボクスターアイテムのお話にはなりませんでした(爆)。楽し過ぎて止まらないイキオイの納車前日記はまだまだ続きます~(しつこいって)。

画像はモンダイのHDDナビ・・・VICSや音声コントロールにはじまり、DVD再生やCDの録音などなど、クラクラしそうな機能にヤラれそうになりましたが、なにマニュアルもダウンロードで読めるし、納車当日からブラインドタッチですぜ(ほんとうか)。うう、幌と共通のオーシャンブルーのセンターコンソールがマブスィ~っす(←ばか)!


加齢なるボクスター(爆) DSG→5AT

2011-08-22 20:23:17 | 加齢なるボクスター

Dsc03232 さて、このツインマスダンパーはじつはボクスターにも搭載されております(!)・・・んが、当然のごとく、スプリングづかいのイパーン的なやつなので心配ない・・・って、そもそも今回買ったのはTIP車なのですた~(脱力)。

ボクスター、それもMTとなれば楽しいのは必定。ウソみたいにキモチよく決まる5ないし6MTは評判もよろしいようですが、マダムとの出資比率との関係で(完全意味明瞭)、TIP-SのLHDとなったのですた。なに、ATの乗り方はここ10年ほど研究しておりますし、先日乗せていただいた987から推しても低速トルクが充分な感じでしたので支障ないでしょう。ものの本によればVW-AUDIグループから供給されるATらしいので、そのあたりも興味津々。距離を重ねるうちにどう仕上がるのか?味わいどころ、というものでしょう。

さて、964のツインマスダンパーですが、お亡くなりになったあかつきには、当然エンジンを下ろします。おろして開けたらこれまた当然のようにクラッチ交換となるのが整備の流れ。たとえクラッチの状態がよくても、せっかくエンジン下ろしたんだし、ついでに、となってグランドトータルはざっと50~60万円程度に達してしまうのが911のジョーシキ。ううむ、まったくキツいジョーシキもあったもんだ、と(涙)。これでゆくとざっと「1万キロ=10万円」のお勘定となり、「ポルシェのクラッチはガラスのクラッチである」という伝説は964で「のみ」よみがえってしまった~、というのが私の意見ですがいかがでしょうか?オーコワー(爆)!

考えてみますと、TTには最新のDSG、ポルシェでいうPDKがもろに搭載されていたのに、今回はフツーのATに逆戻り。さらにギヤも一つ減って5段、と。なるわけですが、ぜんぜん寂しくない(爆)。ううむ、たとえATでも乗用車→スポーツカーってのはやっぱりコーフンするものですなあ(ばかともいう)。いまからステアリングに埋め込みのスイッチをカチカチやるイメトレをしておりますがなにか(爆)。


加齢なるボクスター(爆) ボクスターアイテムを揃えはじめておく(ばか)

2011-08-22 09:39:25 | 加齢なるボクスター

Dsc03283  さて、ボクスターの納車はまだまだ先。実は、車検満了日が10月1日となっている関係で、そのひとつき前の9月1日までは塩漬けを余儀なくされているのですた(涙)。

カーセンサーのボクスター新着メールがほぼ毎日届けられてくるのですが、私の個体はやはり異様に安かった模様。PJ認定中古車の最新の在庫を調べてみてもダントツです。ちなみについ先日認定扱いで入庫したという07のほぼ同仕様。1600km走行(!)が448万円。08のうちのよりざっと50万円がところ高いぞ・・・ううむ、よいのか~。と不安になりつつもせっせとおクルマをお迎えする準備を進めます。

Dsc03137 あ、ところで先日、四国の高松まで出向いて、お見合いしたボクスター君はあの1週間後に他でご成約の模様・・・まあね、キレイだし、7000kmだし・・・思わず買っちゃうでしょうなあ(とほひめ)。私もアブナイところですた・・・koshinyaさんからのメールがなければ、多分今頃は・・・

画像はいわずと知れたPCSキット(爆)。TTではあのように非常にクールな曲面にダーク系のメタリック塗装だった関係で難易度高すぎ。渋々ながら、プロ任せにせざるを得なかったわけですが、洗車ヲタを自認する私といたしましては長年親しんだ(そうなのか)ポルシェの塗装面、それもホワイトのベタ、とくれば、自分で磨かない手はありませんて。というわけでPCSの最新型、「ヲタ」アコガレの超高級コーティング剤HQにS703というベースコート薬剤、さらにフンパツしてPCSクロス(これがスゴイ)を買ってしまいますた。

Dsc03293 さらーに、コレ!!ポルシェマニヤさま垂涎のお宝アイテム(爆)。COACH謹製のキーホルダー、それもデッドストック。これは10年ほど前にAさんがLAにいった折りに、お土産として買ってきてくださった現地ものを大事に保管しておいたものっす。当時は純正のキーポーチ(懐かしい響きです)を使っておりましたので、とてもぢゃないが、もったいなくて使えず(ケチともいう)、そうこうするうちカレラ4売却となって、「ポルシェには2度と乗ることはないだろう」との決意のもと、押入れの奥にしまっておいたのですが、ここへきてそれを思い出して発掘!

ボクスターのキーはモダンででかいので、おそらく似合わないでしょうが(ダメぢゃん)、まあよい。儀式っす、儀式(完全謎)。ついでに964時代に使っていた、純正キーポーチもその隣から発掘されてしまい、オモヒデにひたる昨今(爆)。

嗚呼、待ち遠しいぞ~(叫)と!!

Dsc03297


加齢なるボクスター(爆) PC浜田山にてー3

2011-08-19 20:53:18 | 加齢なるボクスター

Dsc03273 さて、PC浜田山のKさんは、筋金入りのポルシェづかい・・・つうか、好きが高じてショーバイになっちゃった、というお方ですが、そのKさんが、お仕事で扱ううちに、そのポテンシャルにやられ、なんとあの964ターボを売り払ってまで、買ってしまった、というのがこの987ボクスターなのですた・・・それくらい「楽しい」と(完全意味明瞭)。なんでもハコネでぶちまわしているとあまりのカイカンに、フロントウィンドウから乗り出して「チョーキモチイェ~」と叫んでしまうそうな(一部誇張された表現を含みます)。

実はこの逸話は、987発表当時の6年前に私もきいていたわけですが、記憶の奥底に沈ませたまま、浮上させずにおりました。むろんTTが成長過程にあったこともありますし、2台乗った964がイタリヤ車のように壊れまくったこともありますた(涙目)。しばらくは「安楽でカッコよい」これ(=TT)でいいぢゃないか、と・・・

964では有名な、フライホイール・ツインマスダンパーと呼ばれる伝達系パーツに「欠陥」があり、どう乗っても5万km未満でこの高価な(たしか20万円超)ダンパーが破断してお亡くなりになる仕組み。フライホイール側とクラッチ側をつなぐ緩衝材の機能をもたされているパーツですが、双方(クラッチとギヤボックス・・・ツインの由来ですね)を担うプレートがシリコン封入のゴムダンパーで連結されている・・・当然、熱を持つ部分ですからして、そいつが経年劣化して破断。

ここはどう考えても一般的なスプリングで変位角度を吸収する一般的なダンパーを採用しそうなものですが、キャラクターが安楽方面まっしぐらの964では、真っ当な装備、ということになったのでしょう。ちなみにさすがのポルシェも壊れまくるこのツインマス・ダンパーを放置できず、964の最終型となる93年にはスプリング式の一般的なものに変更なさったそうな。その変位角なんと270度(驚愕ののち絶句)・・・。

オーナーといたしましては、こいつが破断した折には、「そんなに運転ヘタだったのか」とめちゃくちゃ落ち込むわけです・・・(以下痔号)


お盆終了! 秋風吹く

2011-08-17 20:59:05 | うんちく・小ネタ

Dsc01217 ヌハー、残暑お見舞い申し上げます! 未曾有(みぞうゆう)の炎暑といってよいレベルに見舞われた今年の夏でございますが、みなさまご無事でしょうか(爆)?

かくいう私もあまりの炎熱にぶっ倒れそうになることすうたび(爆)。なに、タヲレている場合でわない、というわけでそのたびにカンフル剤(主に麦芽または葡萄果実飲料ですがなにか)を注入後にソクよみがえり(爆)、何とか凌ぐ、の繰り返し・・・

実はお盆を過ぎてもお客様の波がおさまらず、さいきんではノルウェーやネパールからもいらしておられるほかに、来週からはなぜか中華方面に人気の模様・・・ううむ、国際ホテルとしての良さがようやく認知されたか、と(違)。

そんななか、ご近所への散歩とジムがよいは欠かしておりませんで、そのおかげなのでしょう、体調は万全。夜なんて「ボクスター」本を熟読しようと、読み始めるのですが3行程度で眠気が押し寄せる始末(小学生並み)。

ううむ、この暑さも実は明日まで、との予報でございます。短い夏をせいぜい楽しむといたしましょう!


加齢なるボクスター PC浜田山にてー2

2011-08-08 21:14:26 | 加齢なるボクスター

Dsc03230 さて、外装新車「なみ」なのわわかった、んが、ここPC浜田山の照明はキビシーです。

PCS(ヲタク筋に人気の磨き屋さんですね)のお店に装備されている水銀灯を小さくしたような照明が一台あたりに7個程度は装備されていて、微細なキズが浮き上がるようにとこっとん照らしています・・・ポルシェの塗装は量産車中、最高レベルなのでとみに有名ですが、よほど自信がないとこれから売ろう、というクルマにここまでキビシー照明は使えない、というものです。高松のお店のように屋外、それも曇天下で眺めたのでは、じつは本当のところはまずわかりませんが、ここではそんなわけにゃ~いかない!

・・・んが、アラがでない(驚愕)。アルミをおごったボンネットやトランク(ミッドシップの恩恵で、双方ともにラゲッジスペースですが、それぞれ巨大なのでたまげます)に大き目の磨き傷は見えますが、あんまりいじくってない感じ(爆)。たぶん納車時のミガキで消えてしまうレベルでしょう。

Dsc03240 くわえてこのインテリヤ。明るめのブルーとブラックの2トーンですが、ステアリングのパッド部分や、ロールバーにもブルーが反復されていて、もうクラクラ(危険な状態です)。さよう、ホワイトのボディにこのブルーで、マリーン・ルックというわけですがな(失神寸前)。

装備されていない、ということで、気になっていたETC車載器もじつはダッシュボードの理想的な位置に収納されていて、アラを探そうにも、みあたらないぜ(完全意味明瞭)!ま、そりゃ登録からはもうすぐ3年、というクルマですからして、使用感がまったくないか、といわれれば違いますが、お値段考えますとヒジョーに満足できるレベル。

フチ、レザー。身頃アルカンターラのシートもロードスターである、という事実を考えますとお手入れ不要な点でありがたい。フルレザーシートだ、なんてえことになりますとまた持病が再発することになりますからね(一部謎)。なによりサスペンダー装備で乗る機会の多い私にはフルプルーフなアルカンタラは助かります。それにしてもこの「世界一の乗り心地である」とポルシェ自身が主張して憚らないシートにこのピッカンピッカンなショウルームで、座っている~!とその事実に今更ながらカンドーする私なのですた・・・オレはやったのだ、と(ナニヲ)!!

あとはエンジン、となるわけですが、ミッドに格納されたそれは拝みたくとも拝めない・・・(以下痔号)。


祝!新シリーズ  加齢なるボクスター PC浜田山にてー1

2011-08-08 20:28:50 | 加齢なるボクスター

Dsc03229 さて、いよいよ広島からお取り寄せを敢行した、私の痔期FX=2008年式987ボクスターとのご対面の日でございますよ!

考えても御覧なさい、「あの」ポルシェ正規ディーラーで商談だ、などという機会はこれまで27年間生きてきましたが(公称年齢です)、もちろん初めて!今後は多分いっさいない(完全意味明瞭)!キンチョーする、なんてえもんぢゃない・・・とおもいきや、実はここPC浜田山のトップセールスK氏とは旧知の間柄。旧知もよいところで、数えてみたら15年を越えている(爆)・・・ちなみに旧知でもクルマ買うのは今回が初めてですがなにか。

というわけで今回はクルマの発掘からお世話になったkoshinyaさんのAMG-E55で(よくわからないがナンバーが55でしたから、多分そうなのでしょう)ドバーンとPC浜田山に横付けだぁ~!!

Dsc03272 ショウルームに通じるドアを開けて目に飛び込んできましたのはまさに私の痔期FX「候補」っ(気絶寸前)!

このときとばかりアテンドをお願いしたkoshinyaさんは、プロ級の鑑定眼をお持ちなので有名です。たしかAさんのシャマルのときにも先行鑑定を依頼した記憶がございます。そのkoshinyaさんによれば、「新車ぢゃん」と(完全意味明瞭)。印象的なコッグドノーズとよばれる987(解説Kさん)の尖ったノーズには石ハネのひとつもない!なにか塗ってるんぢゃねーか、と最初は思ったのですが、ライト下のエアインテークを覗いてみても両側に装備のラジエータは昨日装着したみたいにうつくしい(モンゼツ)。

さらに装着タイアはアコガレのミシュランPS2!の他に想定外のETC、バイキセノン、異常な高額なので有名なフルオートエアコンにVICS対応のHDDナビときた!ううむ、使いこなせるのか>自分(なさけねえ)、とガクガクしつつ以下痔号・・・ちなみにこのVICSの受信機をミラーの陰に移設したい、と申し出ましたら工賃5万えーん、と(放心状態)。


なんということでしょう!987前夜祭開催されてしまふ(爆)

2011-08-06 12:45:25 | トクイチオートを考える

Dsc03228 TTのお引渡しも無事に終了して、ホッとしたのもつかの間、なんとその日の午後、山一つ越したところにお住まいの、さるお方が、987ボクスターをびらかしにおいでになりました(爆)。

ま、フツーのボクスターなら別にうらやましくもない、が、これ、あのトクイチオートでフルメニューこなしちゃった個体なんですって(ウキャー)!!

うへえ、明後日はいよいよ私の痔期FXとご対面か、というこのタイミングでそれをぶつけてくるか、と(脱力)・・・うう~、はっきりってお見合い前にキャバクラに寄るような物ですよ、これは(完全意味不明)。

さて、その世界一乗りたくないボクスター987。もうね、最初期型とは思えない調律ぶり。なんと5MT(さらによし!)で、シャンシャン吹けるほかに、先日の高松の個体とは完全に別物のポルシェの「あの」ブレーキ、アイドリングから湧き出ている太いトルク。実際、アイドリングでクラッチミートが十分可能な他に、極低速でのEBS搭載マシンに特有のマナーのよさまで備わってしまっている~・・・

「すみません、このクルマくださぁ~い!」となるのをこらえつつ、今度は屋根を開けさせていただきますた・・・うひい、このなんともいえないラグジャリーなフンイキがまた、タマランチ会長!きけばこのモデルから50kmh以下で、走行中の開閉が可能になった由・・・ううむ、モンゼーツ!

いやがるオーナー様を鼓舞して(爆)、ワインディング温泉へと連れて行っていただきますたが、いやあ、こんなによいクルマだとわ・・・(モンゼツしつつ以下痔号)


TT3.2ドライビングマニュアル(爆)最終章 クルマは最後までかわいがる!

2011-08-03 20:53:03 | TT3・2ドライビングマニュアル

Dsc03205 立秋を前に、すでに秋風が吹きまくる昨今。日照不足は実は深刻で、稲の生育がだいぶ遅れているそうな・・・

そんな今日、午前中のお仕事が早く終わりましたので、TTで山岳+アウトバーンを組み合わせた200km程のドライブをしてまいりますた。

おかげさまでTTの嫁ぎ先も決まり、ホッと一息。さびしいのはもちろんですが、コンディションを確かめる意味もあるサヨナラドライブですよ(涙)。

ここまで7年7万キロ。実にさまざまな場所へと連れ出してまいりましたが、実はGTとしての使い方がほとんど。クルマのキャラクターからすれば至極ごもっともで、ゴルフ4シャーシの完成形をあじわった、かな?と(爆)。いまやVW、AUDI全車に搭載されるか、というところまでイパーン化したDSGのパイオニヤモデルだったのをトクイチオートで入念な調律の結果、ノントラブルでここまできたのは素晴らしい!同モデルにお乗りだった方々がことごとくトラブルに見舞われて(いぢりこわしともいいます)ミッション換装となるなか、順調に距離を重ねてまいりますた。

ハルデックス謹製の4MOTIONの制御はごくナチュラルに行われています。ここにもトクイチのデンキ、油脂のテクノロジーが効いていたか、と今更ながらに感動。

Dsc03211 VWジマンの狭角V6の咆哮はいまだに素晴らしく、今日はおもわずSモウドのみ使って、聞き惚れてしまったほどでございますが、回して使ってみたところで盛り上がりには欠けるフラットトルクのゴルフ向けだったのは隠せないか(爆)。

が、どこから踏んでもトルクがドバー、と立ち上がるモダーンな仕立てに文句など言ってはバチがあたりますね。トクイチオート推奨のドライセルバッテリーのお陰でトップエンドまで伸びる仕立てとなっていたのは現状でも変わっておりません。

最後にスポーツカーだったか、との問いにははっきりノーと逝っておきましょう。いまだに見飽きない独特のゲージツといってもよいスタイルありきのスポーティ乗用車。どこから踏んでも速いスタイリッシュゴルフ。特異なデザインは昨今、絶好調のAUDIのスタイルを象徴するアイコンでもあった、といえるでしょう。クラシックとは対極にあるモダーンをメカニズム、インテリヤ、ボディ外板ゼンブで表現したオブジェという見方もできます。が、操作部分で手に触れるパーツがことごとくVW・AUDI共用パーツで、タッチが平凡~それ以下。イッキに現実に引き戻されるあたりが量産車の限界だったか。作りこみの禿げしかったセンターコンソール周辺の造形を見るにつけ、あと一歩でコレクターズアイテムの領域なのに、と考えるのは私だけでわないでしょう。

印象はひとことでいって「クール」。お別れするときにもクールでいよう、と思いはするのですが、あのインテリヤにもう身を置くことができないと思うとやはりサビスィ~、っす・・・(涙)。

というわけで、長年にわたり連載してまいりますた「TT3・2ドライビングマニュアル」はこれでおしまい。ご愛読(してないって)、誠にありがとうございました。このTTに乗れてよかった、と心底思います!


加齢なる遠足(爆) 四国の夏を一瞬あじわいに行く(謎)-10 koshinyaさんからのメール

2011-08-02 22:25:34 | 加齢なる遠足(爆)

Pch さて、難航するかに見えた私のボクスター選び(爆)・・・ですが、あっけないほどカンタンにケリがついてしまう・・・様子(不確定)。

長年の大親友koshinyaさんからのメールにデンキがはしってしまった、というわけです。いわく

すでに高松の個体にしよう、との心は決まっているかと思われますが、こんなのもありますよ、といって、そこにはURLが示されておりました・・・んが、画面に表示されるのは「ポルシェ認定中古車 検索」のページのみ・・・肝心の内容はタイムアウトで表示されておりません(爆)・・・つまりは認定中古車のなかによさげなのがあるぞ、という情報だ!

そもそもkoshinyaさんのモノ選びはハンパではなく鋭い!最先端情報から下町のオヤジ情報まで、領域が幅広い上にディープ。私もこれまでに何度となくオイシイ思いをさせていただいてまいりましたが、今回ほどのオイシイ目に遭えるとわ(感涙にむせぶ)。URLをたよりに早速、30台ほどの在庫をチェックしてみますと・・・あった~!!

Wp0zzz98z8u700139_1 これですがな!・・・この個体、じつは以前にもチェックしていたのですが、そもそもポルシェの認定中古車は当然ながら巷のお店に並んでいる同仕様、同年式のものよりも40~50は高いのが普通。そりゃそうです。世界的にも稀だ、といわれる走行距離無制限の1年保証つけてんですから(驚)・・・ですから予算のない私のようなビンボー人が選ぶ場合、認定中古だ、なんてハナから射程外。チェックしてはいても「どうせ高いし」というのがまずあって、眺めるだけ。詳細な内容まではチェックしておりませんでした。それがkoshinyaチェックに引っかかった、と!

よくよくみればなんとバリオカム・プラス搭載の08モデル、走行6500kmが目黒の認定中古の06クロノパッケージつきの2万km越えよりも1万円安く売られているぞ!車検残がこの10月まで、と少ないのが理由なのかも知れませんが、なんとホワイトにブルーのインテリヤ装備だ(狂喜)!画質を落とした画像ではわかりにくいが、このパターンの場合、幌もブルーの場合が多い・・・となれば、これ以上ない理想のスペックですぜ・・・しかもアコガレの認定中古!

いても立ってもいられず、PC浜田山のトップセールス、K氏にお電話をいたし、はるばる広島からのお取り寄せを依頼した私でございました・・・自分でもフシギなくらい、迷いがなかった、のわよいのですが、高松モノとの差額がぁ~(今更遅いって)。

koshinyaさん、貴重な情報、まことにありがとうございました!このご恩は一生忘れません。

さて、長きに渡って続けてまいりますた「四国の夏を一瞬味わいにいく」シリーズはこれにておしまい。650km走って、夏を味わったのは夕食にぶっかけうどんを食した前後の2時間ぐらいではなかったでしょうか(爆)?クルマ、それもボクスターの中古を不見転で買うなんて・・・大丈夫なのか>自分!と考えないわけでもないのですが、なに人生一回こっきり。50代に突入した今年あたり、逝っておきませんと一生後悔するぞ、と自分に言い聞かせておるところでございます。

待望のボクスターとのご対面は今週末。嗚呼、どうなるのか>私のカーライフ(死語か)。

ひきつづきの顛末は、新シリーズ「加齢なるボクスター(仮題)」で随時お伝えする予定でございます。


加齢なる遠足(爆) 四国の夏を一瞬あじわいに行く(謎)-9  きめてに欠ける中古車

2011-08-01 21:37:37 | 加齢なる遠足(爆)

Dsc03193  ヌハー、四国からの戻り道はなんだか「心ここにあらず」状態(爆)=非常に危険な状態だったわけですが、そんなぼんやりした状態では立科山塊は越えられませんて(爆)。

これで最後となるのか、というわけでお得意のSレンジ+パドルシフトを組み合わせた最強のドライビングパターンを駆使して山を下ります・・・こんなシーンでもタイアが鳴いてない!あ、運転もうまいし(うそです)・・・まったく驚いてしまいますが事実です。さいきん門戸を広げつつあるトクイチオートのまさに入口となった、このエア・ソリューションですが、距離が進むにしたがって体感効果が強くなるフシギな現象には舌を巻くばかり。無事に帰宅してみればこの距離でございますよ(驚)。さすがに1泊は必要でしたが、EBS装備のマシンだったら2000km/2日間くらいはヘーキっすね(基地外)。

800pxporsche_boxster_concept_protot さて、キメテにかける中古車ほど罪作りなものはございません。

誰かに「これしかねえ!はよきめんかい!」と、背中押してほしいのは山々なれど、新車が古くなっただけ、というのはマチガイないし、お値段も高くはない。リアに貼られていたPC KOBEのステッカーもまぶしかった(完全意味明瞭)。色もいいし、黒幌とのコンビネーションはクラシックな雰囲気すら醸していて、そろそろポルシェの「定番」と逝ってよいくらいな存在感すら出てきた987をよく表現しています。涙目の初代は、あれはあれで、となるのですが、かつて空冷にイノチかけてた私(真正のばか)といたしましては、987のビミョーなフロントフェンダーの造形にあのライト、さらにエアインテークのバランスには完全にノックアウト状態。356あたりの再来なのではないか、というくらいなクラシシズムすら感じてしまったわけっす。

極上中古なんてあるわけがない、というのはもちろんわかっちゃいるんですが、オーラに欠ける(ないものねだり)・・・まあね、育てるのも中古車のタノシミでわあるし~(悶々とする)、というわけで眠れぬ夜を過ごした(うそ)のですが、次の日、大親友のkoshinyaさんからのメールを読んでデンキが走ったのですた・・・以下痔号

画像は93年のデトロイトショーに出品されたプロトタイプ。えもいわれぬ造形美。シンプルなのか、と思い、観察してみると意外にフクザツな造形美。プロト→量産モデルを忠実に実現したのはいまのところアウディTTだけでしょうが、このボクスタープロトも以降の生産型のエッセンスを色濃く含んでいて興味深いっす。現行の987のマスクがなんともビミョーなカレラGTモードとなったのに対して、987の全体の雰囲気にはプロトに一番近いシンプルさを感じます。