嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

そこまでやるか!W124究極の再生計画 番外変(爆)!300E蘇ってしまう(爆)

2010-03-20 19:59:30 | そこまでやるか!W124究極の再生プロジ

Dsc00637 Aさんのお使いでトクイチオートに出向いた私を待っていたのわ、件のW124-300E、走行距離ほぼ40万キロ超(驚愕)の個体ですた~。

シリーズでは有名なブルーブラックの塗色に同色のフルレザーインテリヤ、さらにサンルーフまでおごってある本国使用の90年式だ!500E、さらに、E500などの空前絶後の「濃厚な」モデルが存在したおかげなのでしょうか、マニヤが多いので有名なW124ですが、まあ楽しみ方はひとそれぞれ。

が、そんなそれぞれの愉しみ方の中でもこの一台は格別(一部意味明瞭)というものでしょう・・・トクイチオートの社長車としてドイツから直輸入されたこれは当然のごとく新車整備、それも「実験的な最先端のやつ(一部意味不明)」を施されたうえで距離を重ねてきた個体なわけですが、そいつが30万キロ超の時点でなぜかAさんの手元にやってきた。「床まで踏むのが常(完全意味明瞭)」な使用方法にも良く耐えて(爆)、40万キロのこんにちまできたわけですが、当然のごとく各部分にはヤレというものがやってきます。ミッション、アシ、エンジン周り、ブレーキ、空調関連その他もろもろ、クルマは消耗パーツの集合体ですから当然ですが、オーナーの気分との兼ね合いで、「あるタイミング」というものがやってきます。それが先日のE55ストーリーな訳ですが、ここで手放さないのがMBマニヤたるAさんの本領というものなのでしょう(爆)。

今回の整備ではトクイチの最新テク、通称「アトム・ブリッジ(名称初公開・・・お問い合わせはトクイチオートまで0583-70-4848)」が施されたほかにもろもろの整備が加わって仕上げてあるとのことなのですが、なんとシャシーダイナモで10kwものパワーが上乗せされてしまったそうな(抜腰)!!パワーアップを意図していたわけでわなく、条件を整えていったらこうなった、その結果がこれだ、と(完全意味明瞭)・・・ううむ、その乗り味はまあ、コトバでは限界がありますが、「スヰート」の一言でございます。痔号、「MBとROLEX」で詳細にお知らせするといたしましょう、期待して待たれよ(爆)。

画像は能力の半分も使っていない、の図(爆)。ええ、そりゃお預かりして運んでいるものな訳ですから、そんな床まで踏んだらいかんでしょ、はい~(爆)。タダーシ、条件さえ整えば(爆)、このまんまメーター振り切るくらいは(以下自粛)


そこまでやるかW124究極の再生計画(爆) 番外変 速報! アガリのクルマ?

2009-11-27 17:55:18 | そこまでやるか!W124究極の再生プロジ

0001127_016 さて、12月も目前。空前の不景気に加えて、14年ぶりの円高。対ドルレート84円だって(驚愕)。輸出産業お先真っ暗(まぢ)。ユニクロイズムとやらでデフレも急加速・・・などなど、とてもぢゃないが、イヤルミネーションなんぞに浮かれている場合ぢゃないぞ、と経営者はLED並みに青くなる季節(爆)ですが、そんな暗ーい雰囲気を吹き飛ばすかのような景気の良いニュースが飛び込んでまいりますた!!

Aさんの次のウエポンが納車されたのです(祝賀ムード一色)!

画像のタダゴトでわないエアインテークをみてやっぱり、と思われたそこのアナタ。正解でございます。

’07 W211 E55AMG・・・ううむ、なんとマニヤックな響きでしょうか。高速道路上では何度か遭遇したことがあるのですが、こんなにすごいとわ思いませんでした。5・5リットルになぜか追い討ちをかけるようにスーパーチャージをかます乱暴者。見た目は非常にジェントルなのですが、アクセルをほんのちょいと開けてやるとイキナリ別世界に突入します。

0001127_018  実は今日、ほんの5kmほど運転させていただいたのですが、隙を見て少しだけ踏んだところが「ズボー」というエンジン音がとどろいたかと思うとなにやら脳髄のうしろのほうが「置いてゆかれる」感覚に襲われます。理性に抗って踏み続けますと不気味なくらいのトルクがさらに湧いてきてタイヘンな騒ぎ。油温計をみると3桁の後半だ(滝汗)。と気がついて右足を緩めるのですが、この踏んだり、ちょいと戻したりのレスポンスがすごかったです。アクセルほんの3分の1でこれ、ってことわ・・・ううむ、こりゃあまさにウエポン。これがあのAさんの持ち物・・・「鬼に金棒」という慣用句を連想せざるを得ないぞ・・・(爆)。

ステアリングについているパドルを使って、シフトダウンしてみれば「ゴイーン」と中ブカシがはいって、下のギヤにはいり、さらにグイグイ持ってゆこうとするのでもうヤメテクレー、となりました(爆)。「うひい、スゲー」としかいえない!アラフィフ(爆)にして、AMGも初めてなら、70kgmなんてえトルクもはじめてだ(爆)・・・みればリアのタイアサイズ285-35-18(絶句)。

どう仕上がるのか、とここで恒例の新シリーズたちあげ、といいたいところですが、このシリーズは30万KオーバーのW124のような清々しい個体だからこそのストーリーだったわけで、2007年型AMG E55ともなれば、勝って勝って勝ちまくり、という図式しか思い浮かびませんのでそれはなしでしょうよ。

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戻り道にこちらに乗り換えてみますと、こりゃまたびっくり。まさにトクイチの走りですよ(一部意味不明)!それこそ「すべるように走る」!!こいつのどこが悪いんだ、てなもんですが、Aさんにはご不満らしい。なんか新車みたいなんすけど(ほんとう)。

AMGが悪い、というのとは違うのですが、ありゃ、明らかにころがっていない。多角形のものがゴロゴロ抵抗しながら回ってゆく感覚が強いのに対して、この300Eは走りそのものがカンペキに丸い。ここまで違うか、とまことに勉強になったわけですが、AMGもこうなるのか、と考えただけで背筋が寒くなった晩秋の夕暮れ時でございました。ちなみになぜかこのAMGは奥様の知らないガレーヂ(一部意味明瞭)の奥深くに格納された模様(爆)・・・しーらない、っと(共犯扱いされるのか)。どうやらナイショのヲカイモノらしい(爆)。

嗚呼、楽しき哉人生。クルマの愉しみってほんといろいろですね~(しみじみ)。様々な意味で背筋も寒くなったことですし(爆)、はよかえってお客様においしい夕食を作るといたしましょう。

Aさん、納車、おめでとうございます。いったい何台目のベンツなんすか(爆)?


そこまでやるか!W124究極の再生計画(爆) いきなり最終回(涙)

2009-11-25 19:38:10 | そこまでやるか!W124究極の再生プロジ

000313_002 ほぼ1年ぶりの更新にして、いきなりの最終回となりました・・・(陳謝)

「究極の再生計画」はとっくに完成しており、オーナーのAさんは心ゆくまでW124本来の持ち味を愉しまれていたわけですが、クルマは「耐久消費財(完全意味明瞭)」。数万点に及ぶパーツはすべて消耗品なのだ、ということができますから、使ううちにはヤレてゆく。当然の事実です。

90年代のアナログ→デジタルの、ちょうど過渡期にあたった、このW124にあってはそのあたりのトラブルつぶしはまさにいたちごっこ。これでよい、という域にはなかなか到達しにくい、また、到達してもそいつを維持するのにまた一苦労、というのがW124の現実かもしれません。そのあたりを愉しみつつ、日常のアシとして、総走行距離43万キロオーバーとなりました。

ここへきて始動時のアイドリング不調をチェックしたところが吸気系の気密不良が発覚したのですが、他にもそろそろアシがやれてきたり、いろいろと手を加える必要があるらしい、というわけで入手からほぼ10万キロを走破したことだし、そろそろ次のアシに、となりました。暖気後はごく普通に走ってしまうのですが、まあ、W124は「しゃぶりつくした(爆)」というわけで、つぎの個体に乗り換えることとなりますた。

というわけでこのシリーズも最終回。長らくのご愛読、誠にありがとうございました。

・・・え、次のモデル・・・そりゃもうアータ、300Eで「踏みすぎだ」という評価を頂戴したAさんが目指すのは究極のスポーツメルセデスの世界でしょうよ(一部意味明瞭)。納車は明後日(爆)。瞠目して待て!!


トクイチオートをかんがえる W124-260Eはモンスターだった

2008-11-06 19:29:11 | そこまでやるか!W124究極の再生プロジ

00201_005 過日、トクイチオートのW124-260Eを運転する機会がございました。話題のEBSフル装備の個体。走行は7マソに近かったのですが、はっきりいって新車をはるかに越えている(新車知りませんがなにか)W124にかけてはウルサイ(爆)Aさんをして、「あんじゃごるあぁ~(完全意味不明)???」と叫ばせるに足る仕上がりでございました。

EBSの効果はものすごいです。クルマに鈍感な人(失礼)にこそ響く!アクセルを踏んでクルマが動き始めるその瞬間に効いてくる。EBSの最終仕上げはタイアのエアのチューンナップなのですが、それを施すことでサスペンションの動きにも変化が現れます・・・んなばかなぁ~、と思われたそこのあなた・・・世の中にはまだまだ知られざる世界があるのです(爆)。

>どなたかうちのTTいりませんか(爆死)?

といった手前、アレですが、こいつだけわ自分のクルマで試してみずばなるまいて・・・というわけでまずは年内にEBSをポロで完成させておいて、来年初頭にTTにもフルに施す、と、今後の方針も見えてきた昨今。嗚呼、楽しきかな人生・・・あんだよ、135iいらないぢゃん(爆)。


そこまでやるか!究極のW124再生計画(爆) 36マソKめのインチアップ~?その2 テクノフィット!!

2008-04-11 19:37:18 | そこまでやるか!W124究極の再生プロジ

00822_001 インチアップ、だなどといいますとなにをコゾーな(爆)、となってしまいそうですが、ちょいと待った!ルックスなんて2の次、純粋に必要があってするインチアップもあるのです(完全意味明瞭)。

さて、W124-300E、走行は36マソをはるかに超えているわけですが、エンジン、アシ、インテリヤ、ほとんどすべてに何度目かの手が入って、トクイチの顧客のあいだでいう「落ち着いている」状態なわけですが、オーナーのAさんは現状のままではけして満足しないやっかいなお客様です(爆)。クルマにかんしては特にそうで、とにかくしつこい(完全意味明瞭)。常に目標を持って前進するそのお姿は後光が差して見えることもあるのですが(爆)、まあ「ぼんち」ですわな(「ぼんち」のHP参照)。

今回のインチアップは純正の65→55。いまはなきスーパージェッターのパターンにそっくりなのですが、テクノフィットなるトクイチオート・オリジナルのフィッティング技術によってホイールにはめ込まれたタイア、およびハブ面に装着されたホイールは通常とはまったく違うレベルのフィーリングをドライバーに提供してきます。自分でホイールを交換したのをトクイチに入庫させてリ・フィットをおこなうだけで「歴然たる相違」が体感できるのは笑っちゃうほどです(完全意味明瞭)。シロートはもちろん、そこらのプロフェッショナルでもまったく真似ができない(きつぱり)。また、これは今日、某プロフェッショナルドライバーより教授していただいたのですが、テクノフィットのタイアは情報量が格段に増えてしまうあまり路面からの情報はもとより、それとあいまってタイア自体の状態も情報としてドライバーにしっかり伝わる由・・・わたしみたいなものにも「タイアが風邪をひいている」のがわかるほどですから推して知るべし、ですね(爆)。というわけで300Eのインプレはまた今度(だめだめ)。とにかくすべるようでした、とさ。ふふ、これ読んでそんなにスゲーのかい、と思われたアナタ・・・こればかりは体験しないとわからない。つうか自分のクルマで2マソKくらいは考察しないとわからないです(まぢ)。

さて、件のプロドライバーにはうちのTTにも乗っていただきました!詳細を待て(爆)

画像は話題のインプレッサ1・5。これ、目隠しで乗せられて「レガシイよりイイ!!」となったお客さま多数(まじ)。実際、路面のいなしとか乗り味はタマランチ会長(ひさびさ)。


そこまでやるか!W124究極の再生計画 36マソK目のインチアップぅ~(爆)?

2008-04-07 20:13:09 | そこまでやるか!W124究極の再生プロジ

000407 こちらの更新は久々、となりましたが、じつは件のW124ー300E、ぱっと見は新車同様でございますよ!・・・「ミガキをた」のあいだではとみに有名なPCSで塗装面の「再構築」をおこなっていただいたのちに最新のコーティング剤で磨きまくり・・・いまでわまあ、ベターザンニュー、とそんな状態でございます(まぢ)

さて、最高速云々はこのてのクルマでは意味をなしませんが、このてのクルマでコーナリングスピード、となったときには意味を成します(きつぱり)。乗り味にあわせたタイアを選択するところからはじまるわけですが、ご存知のようにタイアメーカーからリリースされているプロダクツにそんなに潤沢に選択肢があるわけでもない。トクイチのクルマはどのようなモデルでも「ダイレクトフィール」が基本ですからそれなりに踏んでそのフィールを噛み締めたいわけで(爆)、そうなるとヨコハマタイアいうところの(違)「インチアップ」も考慮に入れる必要がでてきます。というわけで走行距離36マソにしてはじめてのインチアップ(驚愕)。どうなっちゃうんだ~・・・

というわけでW124のほんの一時期、それもE400にのみ設定があったというこのホイールに白羽の矢がたったのでした!インプレッションを待て(爆)!!


そこまでやるか!究極のW124再生計画 ひさびさに乗らせていただきますた(爆)

2008-02-18 16:43:49 | そこまでやるか!W124究極の再生プロジ
000313_001そんなわけで(どんなわけだ)マセラーティオフの往復に使ったのは「あの」W124 300E。実走行距離35マソKに到達しようか、という個体なわけですが、これがまたナカナカ・・・なんてえもんぢゃないっす。もろに現役。どころかミシリともいわずにメーター読みでうちのTTに届くか(一部謎)というくらいでちゃうんですよ、これが・・・あ、エンジンオイルの油温のことですよ(為念)。
Aさんはこのシリーズの300E-24という4バルブのモデルも数年所有。さらに400Eなんかにも乗ってました。つまりは124ヲタといっても過言でわない(爆)。一見事務的でいかにも乗用車的な外見なのでさぞかしつまらないのでは、と想像したとしてもムリはないです。現に私もそう思ってましたし・・・とーこーろーがー・・・私も引き取りに乗ってきてくれい、だなんてえときに各車、思うさまドライブさせていただいたことがあるのですが、それぞれにまったく性格が違う。同じシリーズでも異例のロングライフモデルだったわけで、まったく別のクルマだ~とちょい乗りの私にもわかる性格づけが各車にあって興味深かったです。
ブルーノサッコというイタリヤンのデザインはリアビューで特に光ります。ドアサイドに張られたサッコプレートと呼ばれるプレートもカタマリ感をかもすのに効いています。フロントマスクだけはどうにも見かけすぎるくらい見かけてしまうのでもはや新鮮味などはゼロですが、ミラー越しのアイデンティティ(一部意味明瞭)は抜群。
さてそんな300Eですが、こいつのトルクは美しいです。「300E-24は回転でもってゆく(Aさん談)」のにたいしてこいつは「トルクでもちあげる」わけで、ズドド~というエンジン音に身を任せておりますとレクサスLSなんかはあっちゅうまに路上の点です。なんといっても500k超のロングドライブをイッキにこなしてもほとんど疲れ知らずなのがMBらしさ、というものでしょう。
まあ、このコンディションを維持するのには信じられないレベルの時間とコストがかかっているわけですが、こういうスタイルでクルマを楽しむのもまたあり、なんでしょう(しみじみ)
とまあ、こういうオトナの個体に乗ってしまいますと、クルマの楽しみってなんだ、とひさびさに考えさせてくれるW124はやはり傑作だった。うちのTTも4マソをはるかに超えていい味が出てきてます。なんといっても新車整備の価値はヤレないこと、この一点に尽きます。もちろんメンテは欠かせませんが、それにしてもクルマがこうなっちゃうと、ギャンギャン走らなくなる(一部謎)からフシギです・・・(シリーズはさらに続きます)




そこまでやるかW124究極の再生計画その後 タイアバースト(涙)

2007-06-04 20:26:00 | そこまでやるか!W124究極の再生プロジ
000302_001さて、その後のW124-300E34マソキロ走行の話題ですが、オーナーのAさんが首都高を移動中になにやら踏んだらしく、地雷よろしく右側後輪のタイアバーストと相成ったそうです。バースト後に気がついて首都高出口から数キロをバソバソ走行したのちにタイア交換。この頃のMB300Eには純正サイズのスペアが搭載されており、まあ問題はないか、と考えていたそうなのですが、先日私の運転するゴル5GTと移動中に、ぢつわZ33高出力バージョン(一部意味明瞭)とバトルになってしまい、結局240で旋回を続けた挙句、Zは某SA入口の路肩(爆)へと避難してしまい、決着となったそうなのですが、230(油温)くらいで車体にアオリを感じたそうです(伝聞形)。ちなみに私はゴル5、それもナラシ中の個体での移動でございましたから210程度が限界(いいのか)。追いついたときにはすでにZ33はSAのスロープを悲しそうに登っておられるのが目撃できますた(爆)。
トクイチオートでのインスペクションの結果はなんと後輪ベアリング急逝(!)、マルチリンクのアームも要検査、ということで、あなどるなかれ>バースト、さらに「踏みすぎ(爆)」みなさまも気をつけませう!



そこまでやるか!究極のW124再生計画 最終章(涙)

2007-05-18 20:03:15 | そこまでやるか!W124究極の再生プロジ
00518_00100518_003さて、話題の(爆)W124-300E、ここへきて4000rpmシバリも解けて先日、アウトバーン上で油温240度を記録した模様(驚愕)・・・トクイチからリリースされている新バージョンのオイルとの相乗効果が大きいと思われますが、そのあたりはうちのTTでも試してみる予定なのでお待ちください。
ちなみに現行オイルながら先日某所でメータ読み275度での「巡航」は以前と同様、可能なご様子・・・オーディオのボリュームをちょいと上げるか、くらいな余裕のクルージングでございますよ(爆)。

300Eにかんしては足回り、タイア、インテリヤ各パーツはもちろん、ヤレたらやっかいなウッドパネルの修復や、挙句の果てにエンジンブローまでやらかして、手放すかどう汁か~、くらいまでいっちゃったわけですが、これら一連のトラブルに耐え抜いたオーナのAさんはエライ!!さすがにW124フェチといわれる、ならびに自称するだけのことわあります(爆)。

その最終章にはやはりボディ外装であります!ボディそのものはまあ耐久性に定評のあるW124のことでありますからして、乗ればわかる「ビシィ~(完全意味明瞭)」、があるわけですから不満はないところながら、内容にいまひとつのところで伴わないボディ外装は課題ですた!全塗装、という選択肢もないではないですが、それですとアメリカンなレストアの流れとなってしまうわけで、なんか白々しい。そこはかとなくヤレてるんだけど「手ぇいれてまっせー」のノリがほしいわけで・・・トクイチの新車整備を施した究極の個体にふさわしい最終仕上げはどれだろう?、という議論をしたときに浮上したのはPCSコーティングなのでした。

というわけで画像をご覧くださいマセ。カタログ名ブルーブラック・・・まさにブラックが際立ったブルー、つまりは濃紺なわけですが、凄みを帯びるというかなんと言うかこんなふうに仕上がりました。
長らくご愛読くださったみなさまありがとうございました。この分ですと80マソキロくらいまでは生きながらえるのではないかという究極のクルマ道楽・・・またお会いしましょう(爆)






そこまでやるか!究極のW124再生計画(爆)イニシャルK峠にて(懐)

2007-04-12 20:52:35 | そこまでやるか!W124究極の再生プロジ
000302_005・・・この先にはフツーのクルマだったら2で旋回するコーナが連続する下りの峠が待ち構えております。そう、伝説のイニシャルK峠でございます・・・キタ━━(°∀°)━━!! こんな「でっかいセダン」でどう攻めるというんだい~(前話よりつづく)

91年式のW124ー300Eでございますからして、4740×1740×1445の車体でございます。けして小さくはない、どころかドロミテ界隈のこの状況ではもてあますくらいなサイズのはずなのですが・・・

ドキャキャ~、プルプルプル(完全意味不明)、シャシャシャーン、と先程からものすごいイキオイでせめまくるAさん、と表現したいのは山々なのですが、ちょいと待て!車体そのものは安定しているし、アンダーかオーバーか、というお話でいけば終始、弱アンダー・・・ただしタイアのグリップが車体のマスに負けて外側にはらもうとするのですが、これがまた不安感のない絶妙のスライドだ。コントロール下にある、といえばそれがただしいか、とにかく安定したまま・・・なので「攻めまくる」という表現はどうか、となる走りです。
基本はゆったりセダンでございますからして、ホイールベースだって長い、ひたすら安楽、安定方向なしつけが基本のはずの300Eなわけなんですが、どうもコーナーの進入からして軽快そのもの、旋回中にはアクセルで向きが変わるのが面白いほど良く決まる。トラクションをかけながらのコーナー脱出なんてもうタマランチ会長よっこらしょ感がまったくない、といえばおわかりでしょうか?・・・なんだなんだ、W124-300Eってのはスポーツセダンだったのかい・・・(と意味不明なまま痔号へ)

ところでみなさま(爆)「おいまつえんオフィシャルブログ」・・・ご存知でいらっしゃいますか?このところ毎日3回更新中・・・まさに怒涛のイキオイです!クリッククリック~(クレヨンしんちゃん調)・・・左側のバーからどうぞ!


そこまでやるか究極のW124再生計画(爆)ドロミテ山中にて

2007-04-05 22:16:08 | そこまでやるか!W124究極の再生プロジ
00402_008・・・(前編よりつづく)トクイチオートが繰り出してくるバランスを味わうのにふさわしい舞台は当然ワインディングでしょう!本当に楽しいのはMTだったら3の100度程度で旋回するRの大きなコーナーを登りでも下りでも、ということになるのですが、今夜は雪解け後の立科界隈に突入でございますよ・・・さて、どうなんだい・・・

ここヨーロッパアルプス、ドロミテ界隈(爆)の路面はこれでもかと荒れています。加えて急激に上下する標高やブラインドコーナーとヘアピンが複合になっている要注意ポイントがあるかと思えばブラインドの先の短いストレートが最高速ポイントまたは唯一の追い越しポイントだったりしてまったくいぢわるな路面のオンパレードでございます。素直な見通しのよいコーナーだと思って進入したのはよいが片輪のみ路面の不整がこれでもか・・・一瞬にしてトラクションが抜けてタイヘンな目に遭う、だなんて全然珍しくありません。ほれ、そこのひしゃげたガードレールを御覧なさい。各社の塗料がベッタリついてますよ~(超コワー)・・・そんな路面の連続で一番効くのはなにか・・・そう、トータルバランスでございます。
トクイチのクルマの一番の持ち味はじつはこのバランスにあります。突出した部分ははっきりいってどこにもない。
ただでさえMBのシャシーはエンジンパワーを常に上回る、というコンセプトで設計されておりますから、危なげなく路面をいなしてゆく・・・キャー、シュブブブ~、ドリャリャリャ~ン(完全意味不明)・・・なんだなんだ、ドリフトしてるぞ>300E(爆)、しかもギアポジションD、や、待て、いま3に落としたみたい・・・そうか、今日のリミットは4000なんだった(爆)。それにしてもものすごい突っ込み、もといコーナーへの進入でつ。ものすごい突っ込み、だなどと表現すると誤解なさるかもしれませんが、ここで言う「ものすごい」とは速度もさることながらスムーズさが「ものすごい」わけです。荒れた路面にフルに近いブレーキング!っときてもタイアがゼッタイに路面を離れない。しなやかにいなしながら信じられない減速もやっつけつつ、絶妙の旋回体制へと持ち込んでしまいます>Aさん(驚愕)。
ブレーキングとステアリング、アクセリングを絶妙にオーバーラップさせながら名所の4連ヘアピン(爆)を旋回してゆく300E・・・これ、本当に34マソも走ったクルマなのでしょうか(驚愕)。アクセルコントロールで面白いように向きが変わっているのが助手席のわたしにも伝わって参ります。踏んだのちいったんアクセルオフして、「ツツー」がはじまったかと思えば、そのままスライドを維持して、ここぞというときに踏んでクルマを前に押しやる・・・ああ、楽しきかなFR!!内装、ボディともにミシリともいわず、ひたすらくぐもったエンジン音だけがきこえてまいります・・・(城達也調)。しかもこれ4ATの3での旋回ですよ!2だったらどうなっちゃうんだろう・・・
こんなときミシュランのプライマシーというタイアチョイスが光ります。適度なグリップがもたらす絶妙のスライド感覚。ドライバーの「ヤッテル度」はそれこそ満点に近い!ハイグリップタイアはいてこんなマネこくと旋回スピードが上がってるぶん、リスクが非常に高い。だいいちこんな路面でハイグリップされた(爆)のでわサスペンション系はたまったものでわありません。ハイグリップ系は粘り抜いた挙句にスコーンといっちゃいますしねえ~(一部意味明瞭)。つまりはタイアまかせの旋回なんてまったく楽しくないわけですね。こんなところにもトクイチのテイストが漂っております。飛ばしても飛ばさなくてもまあドライバーさんの技量に応じてお好きにどうぞ、ポイントはすべて押さえてありますからね・・・というトクイチからのメッセージをクルマが発しているのです。
ううむ、どうするんだ・・・油温はいよいよ上昇してほとんど100度近辺のまま安定したスライドを伴いつつ連続する気持ちのよいRをいなしてゆきます。さて、この先にはフツーのクルマだったら2で旋回するコーナが連続する下りの峠が待ち構えております。そう、伝説のイニシャルK峠でございます・・・キタ━━(°∀°)━━!! こんな「でっかいセダン」でどう攻めるというんだい~(以下痔号)

画像はスライド中の車内(爆)アツくなる乗員(爆)とは対照的にボンネットに見えるスリーポインティッドスターがKOOL!!


そこまでやるか!究極のW124再生計画 悪夢の正体(爆)

2007-03-02 08:04:09 | そこまでやるか!W124究極の再生プロジ
001016_001気がつけばはや3月・・・ううむ、確定申告はお早めに(一部謎)

前話よりつづく・・・Aさんが高速道路をクルーズコントロールを使って巡航していたときにそれは起きました!・・・ドーン、と急減速(まっさお)・・・エンジンは生きているようだが減速が止まらない・・・ううむ、またしてもキタのか・・・(一部意味明瞭ののち痔号へ)

だいぶ間が開いてしまいますた(爆)、まあちょいと詳しいお方ならばアレだなー、とおわかりになったことでしょうが、そう!お亡くなりになったのはエンジンではなく、スピードメーターのほうだったのでございました。ちょいと古いMBなんかでは動き出しのスピードメーターの針が踊っているのをご覧になったことがある方も多いでしょう・・・あれ、メーター内部の樹脂製のギヤがお互いに減ってきている証拠でございますね。早晩お亡くなりになるでしょう(爆)。きけばこの走行33マソの個体にして今回で4回目の交換となる、というから驚くでわありませんか・・・

さて、実は件のW124、ほとんど仕上がりの域に到達してしまいますた・・・わたしもちょいと運転させていただきましたがそりゃもう怖いくらいの仕上がりで・・・(以下痔号)



そこまでやるか!W124究極の再生計画(爆)悪夢ふたたびぃ~???

2007-01-09 19:44:29 | そこまでやるか!W124究極の再生プロジ
0814pg_004さて、このシリーズの更新は久々となりますた(爆)。まいどのことながらお許しくださいマセ。ところで画像のトケイをご覧くださいマセ。誰のトケイとわ申せませんが(一部意味明瞭)、このシリーズで話題のW124-300Eには「リセット費用」として優にこのロレックスデイデイト(!)アイスブルーローマンダイヤル一個分超(爆)の金額が費やされております(驚愕)。まあご存じないお方のために表現を変えますと、TT3・2一台分(一部意味不明)と表現してもよいか・・・

そんな300Eでございますからして、すこぶる調子がよい。ほとんど新車以上(きつぱり)。W124までのMBの美点はこのようにボディさえ生きておればいくらでも再生が利く点だと逝っても過言でわないでしょう。さて、その個体をオーナーであるAさんが高速道路をクルーズコントロールを使って巡航していたときにそれは起きました!・・・ドーン、と急減速(まっさお)・・・エンジンは生きているようだが減速が止まらない・・・ううむ、またしてもキタのか・・・(一部意味明瞭ののち痔号へ)



そこまでやるか!W124究極の再生計画 完成間近!

2006-10-17 07:39:46 | そこまでやるか!W124究極の再生プロジ
0707pg_005ご無沙汰いたしておりましたこのシリーズ、もう放置プレーもいいところですが(爆)、新しいアシが組まれたのが6月、7月の頭にエンジンがお亡くなりになってからこちら、ひたすら新エンジンの調整がおこなわれておりました。OHを含むリビルドではなく、新エンジンへの換装でございます。同じ300Eの同時期同タイプの走行距離8マソキロを九州から発掘(爆)してトクイチオート流に組み上げるのにそれでもひとつき半はかかったでしょうか。オーナー様のドライビングスタイルに合わせて各部分に補強を施しながらの作業は何度か失神しかかったほどだったといいますが(爆)、この補強のノウハウは実はトクイチには蓄積があります。過去にもスーパージェッターのエンジンをやはりAさん向けに補強して組んでいまだに健在だったり、また特に今回は回転感に影響する各部分の重量バランスにまで配慮して組み上げた、とのこと・・・エンジンがボディに搭載されてからもセッティングには優にひとつき以上かけられて徐々に結果を出していった、とのことでございます。
まったくここまでやるか、と(爆)。画像は新品のパーツで張りなおしたドライバーズシート・・・私もすわらせていただきますたが、新車時のあの硬さと落ち着きが戻ってますよ・・・ううむ、スゲー・・・さてその乗り味は、と・・・(以下痔号)



そこまでやるかW124究極の再生計画そのときなにがおきたのか その3

2006-09-05 19:53:57 | そこまでやるか!W124究極の再生プロジ

Dsc1015 その2よりつづく・・・急激に上がってくる標高、とことんついてくるスポーツカーはだしのサスペンション、レッドゾーンまで踏まないと気がすまないドライバー(完全意味明瞭)・・・つまりはバリバリのサスペンションと33マソキロ走行のエンジンのあいだではバランスをとりようがなかった、事実はそういうことでございます。どうだ~、どうだ~、と踏んでゆくんだが、アシがついてくる、となれば誰だって踏みますぜ(違)。 クルマはバランスが命、というのはこういうことでございます。わかっちゃいるでしょうが、それを実感できるってのはなかなかない体験かもしれませんね。 バランスを欠いたクルマに急激な気圧変化とアグレッシブドライバー様(爆)が絡んでじつはMBジマンの直列6祈祷はとある地点で瞬時にお亡くなりになったのでした。6番のピストン粉々、燃焼室にも穴が開いて衝撃の凄まじさを物語っていたそうです。それまでは160度程度の巡航に抑えていたものが、特にこの日は調子がよく200度の大台をはるかに超える速度での巡航だったというからたまったものでわありません・・・(以下痔号)