嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

TTのインテリヤ

2004-07-30 18:24:12 | うんちく・小ネタ
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どうです、このウィンドウグラフィック?なんともいえない曲線がウィンドウ周りだけでなく、室内室外の至るところに反復されます。これだけサイドウィンドウが小さいとさぞかし閉所感がきついだろうと思ったあなた、大正解です^_^;高いビルとかは見えないし…んが窮屈ではないんです。適度な囲まれ感というか、そういうものがとても巧妙に演出されていて、ドアを閉めてこれから始動、などというときにはワクワクする空間です。こういう演出のうまさ、アウディならではっすね。




ミルクスウプ

2004-07-28 08:12:02 | インポート
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冬になると恋しくなるクリイムシチウ…玉ねぎやぢゃがいも、人参などをいれてコトコト煮ているうちに野菜の旨味がぢんわりと染み出して…というのはたまらないうまさだ、が、野菜が一番新鮮でおいしいのは実はいまの時期。というわけで夏野菜をありったけ使ったミルクスウプを作ってみた。
牛乳を鍋に沸かす。ぢゃがいも、人参、ズッキーニ、ピイマン、その他なんでもいためた上で投入。この時期コトコト煮てたんぢゃ厨房が暑くなってかないませんからね^_^;味出しにベーコン刻んだのもよいかもしれません。晩ごはんに食べるのならとりもももオススメ。15分ほど煮て、塩とコショウ。あればナツメグを投入。仕上げに生クリーム(あれば)をいれてできあがりですが、もう一味欲しい方は粉末のトリガラスープを入れると味がぐっとリッチになります。

わたすはこれにタバスコをかけて食べるのが好きっす(´・ω・`)


仕込みから4分で食える釜揚げうどん

2004-07-27 19:41:58 | 食・レシピ
友人から水沢うどんを頂戴した。うどん粉に特有の重さが麺にしっかり反映されており、やはり冷凍「讃岐うどんもどき」とは違う^^;のどごしのサワヤカさとか、つるつる感などは讃岐のほうがこの季節向きだが、食後の満足度は高いぞ!更新やさん、ごちそうさまですた!

さて、わたすが普段お昼ごはんに食べ続けているのは「讃岐うどんもどき」の冷凍麺。これを鍋のまま釜揚げうどん、として食う。

ゆで時間は2分15秒。その間にオツユを作るというハヤワザが要求される。小鍋に水を80ccわかす。これに30秒。粉末にしてストックしてあるカツヲ、昆布、をそれぞれ投入。塩、酒、みりん、醤油それぞれお好みで入れる。と。これでできあがり。ゆでてる間にできあがる瞬間ダレだ。わけぎ、揚げ玉などあればなおよし。80ccというのがミソで、毎回作ることになるが、回数重ねてるうちに味も安定してくる。お客様には出せないが、ゆで始めから食べ始めまでほぼ4分。早い割に飽きがこないメニュウだ。たまに3玉食っちゃったりして動けなくなるワナ。

だしに使うカツヲと昆布はあらかじめミキサーで砕いて瓶にストックしてあるのだが、こうするとダシガラがでないし、なによりもカツヲも昆布も食えるのがよい^^;あらゆる料理に使えるので本当に重宝。桜海老や干し椎茸なども使えまっせ。


最新コーティング事情

2004-07-26 22:02:01 | うんちく・小ネタ
「カーコーティングマニュアル」なるムックを買ってしまった(´・ω・`)
以前から塗装面フェチと呼ばれるほどの磨きマニヤな私には最新のコーティング材について網羅したこのムックは立ち読みでは済ませられない吸引力を持っていた(爆)

読んでみてもうビクーリ!
ワックスもコーティングもない。っつーか、ワックスのいいとこどりのコーティングが主流で、あの平たい缶に入ったいかにもワックスというたたずまいのものですら中身はコーティング剤。カルナバ100%だなんてもうどこを探しても見当たらなくなってしまった。

以前だと撥水を求めるならコーティング、ツヤならワックス、という不文律があって、それぞれにファンがいた。派閥さえあった。
裏を返せばコーティングにはツヤは望めず、ワックスには耐久性がかけていた。んが、ここへきてそれらはカンペキに両立されているようだ。しかも安い!

わたすが買って試したのは^^;、リンレイの「超写像コート」・・・なんか笑っちゃうネーミングだが、中身は凄かった。
とにかく映り込みがすさまじい。付属のタオルで塗り込んで、これまた付属の布で拭き上げるだけでポリラックとはレベルの違う超鏡面が至極簡単に得られてシマウマ(´・ω・`)

定価だと1缶3マソもするザイモールのコンクールをいまだに使っておったわたすは大ショック!
はるかにテカってるのだ!

これで耐久性も数ヶ月…こりゃ困った。他のも試してみたい昨今(´・ω・`)


安いお肉でいいんです!

2004-07-26 09:42:23 | 食・レシピ
今日の夕食メニュウから…ステーキ用に切り出した安い牛肉をローストビーフ風に仕立てる一品。
100グラムあたり200円前後で売られている「輸入牛ロースステーキ用」、みなさんもスーパーの店頭で見掛けたことがあるでしょ?あれ、そのまま焼くと結構カタイ。肉汁ない。味ももうひとつ。っつーことになりがちですが、値段が値段ですし、2000円/100gもしてるようなのはあぶらばっか(シモフリともいふ)で身体に悪いっす。そこいくとこちらはアブラは周辺にくっついているだけ、もろ赤身(T_T)。

さて、こいつをまず室温に戻します。ぢつはこれが一番肝心で、どんな高級肉でも冷蔵庫から取り出してそのまま焼きに入ったのでは全くの台無しです。すくなくとも今の時期で15分は室温にさらして肉の温度を上げましょう。そして焼く。え?塩コショウはどうしたかって?そんなものは肉に火が通るのに邪魔をするだけっす。片面焼いたらひっくり返して塩のみ振る。B面も同様です。焼き加減はそりゃもう勘の世界。ひたすら焼いて経験積みましょう(爆)。肉の厚みと火加減で激変するし、ガス火と炭火でも全く違う。これから頻繁に開催されるBBQなどは修行の良い機会。みなさん、すすんで焼き手を買って出てください。
イパーンには耳たぶ位の硬さに上がったら中身理想的なピンク色といわれてますね。わたすはベリーレア、っちゅーかロー(意味明瞭)が好きなんですが…ヤキニク屋でもおいしそうな上ロースとかはそのまま食って友人に気味悪がられてるし…

さて焼きあがった肉はこれまたすぐに手をつけてはイカン。「落ち着かせる」のです。
ステーキぢゃないんだから…すくなくとも15分。その間肉汁を閉じ込めるイメージで肉を何度かひっくり返すのもお忘れなく。
そしていよいよ切り出し!
包丁でも良いが、あればアーミーナイフでも気分出る(´・ω・`)、で薄くそいでいくイメージでいってください。
切り出した肉はほんの2~3分で赤みを更に帯び、見事なローストビーフ(風)の完成っす。

さて、もひとつ忘れてはならないソースですが、これは肉を焼き上げるのに使ったフライパンを洗わずにそのまま。
まだ熱いうちにオリーブオイル、醤油、日本酒、みりんなどで作ります。日本酒だけ煮詰めてもカナーリ美味なソースになりますが、このあたりはみなしゃんご自分で開拓してください。ポイントはフライパンにこびりついた肉の旨味をアブラなり、醤油なり、日本酒なりで回収する、ということです。

こいつに夏野菜の焼いたのでも添えて食べたらあーた、極楽っすよ。

というわけで今日の晩ごはんですた(´・ω・`)


オイル交換

2004-07-25 13:30:51 | うんちく・小ネタ
ポロ彦(通称)のオイル交換をするために岐阜に出向いた(´・ω・`)
たかが1・4のそれもアシグルマのオイル交換のために往復500キロ。はてな?だが、私にとってはオイル交換だけのことではない。これは詣でなのだ(爆)!
オイル交換のプロセスも温度管理をはじめ、徹底的なものだが、それよりもクルマ全体をチェックしてもらう意味の方が大きいのだ。はっきりいって、往復にかかる交通費はオイル代金を軽く上回ってシマウマ(´・ω・`)
でもスペシャルブレンドのスーパーオイルだしなあ。もとバーテンダーとしてはたまりまへん?

払った代償以上のものを提供してくるトクイチオートはやっぱりスゴイ!
距離を増すにしたがってどんどん成長してくるこの整備はいったいなんだ?牛だろうが、ウマだろうが、カエルだろうが、ポロだろうが(爆)、すべてが共通する乗り心地に支配される。正しい整備、というかチューンナップには感銘を受ける。

復路、アウトバーン中央線で遭遇したVR4と318Ciには気の毒な思いをさせてしまいますた(^^ゞ
登りでブっちぎるが、下りであおられる、っつーのはさぞかし…うう、たのしかったぞ(一部意味不明)


ポーチトエッグ

2004-07-25 10:21:58 | 食・レシピ
ZOUさんのご希望にお答えして、ポーチトエッグの作り方。
小さめの鍋、できれば直径20cmまでのもので、ある程度の深さ(10cm以上)にお湯を沸かします。グラグラと沸騰した直後に火を弱め、塩、酢をそれぞれスプーン1、あ、酢はドボっと入れます。ここへあらかじめ割っておいた卵をゆらーりと流し入れるとあーら不思議、卵はじんわりとまとまって、5分ほどでポーチドエッグが完成します。黄身がじっとりと流れ出るのがお好みな方は3分程度でよいでしょう。…さよう、鍋の対流と塩と酢の卵をまとめるパワーの相乗効果で作る洋風温泉卵なわけですが、オンタマほど扱いが難しくなく、かつ手早く作れるのでイパーン向けといえるでしょう。
こんなもんでどないだっしゃろ>ZOUさん

あ、リンク張らせてもらいました>ZOUさん、KAZMAさん、ta-tsuさん


牛シャヴ2004

2004-07-24 09:46:21 | 食・レシピ
牛シャヴの鍋を囲んでいて、ほんの一瞬気を許した瞬間に肉が真っ白けになったカナシー思い出、ありません?
こちらで紹介するのはそういう心配が一切要らない皿の上のシャヴっす。

オリーブオイルに山椒の実、ニンニク、鷹のつめ、しょうがを刻んでいれ、弱火でオイルに香りをうつす。別鍋に醤油1みりん2紹興酒2を煮たてたものを作り、両者を合わせておく。これがソースです。これを60度ほどの温度に保ちながら(これがなかなかむずかしい)牛肉を泳がせ、色が変わるかかわらないか位のところで引き上げる。

ポーチドエッグ(次回ご紹介)あるいは温泉卵、季節の野菜を添えていただく。
と、なかなかイメージわかないかもしれませんが、どちらかというとハードな味のソースが卵が崩れることでマイルドにかわり、牛肉本来の味が良く分るすぐれ皿っす。

盛付けや火の通し方にはそれなりに経験が要るけれど、なかなかな逸品っすよ。


ある日の走り

2004-07-22 19:30:46 | オンロードでの出来事
私のクルマはAUDI TTにDSGと呼ばれるシーケンシャルMTを載せ、さらにエンジンを始め、考えられるところにはほとんど、これでもかとばかりに電子制御を投入したモデルです。
これの前に乗っておりました‘91カレラ4(タイプ964)には4年間にわたり、3万キロほどお世話になりましたが、更にその前にも同タイプのカレラ2カブリオレにも乗ることができ、空冷ポルシェの特殊な世界をまがりなりにも体験できて幸せな日々でございました。
911から930、そして964そのあとに993,996,997と進化を止めない911シリーズですが、いかんせんコンセプトは古すぎ。
エンジニアの意地まで感じさせてくれるその一貫性には敬服ですが、10年以上もそれ一筋できますと、いい加減げっぷ(爆)っつーのもホンネとしてありました。もちろん飽きやしませんが、上質な乗り味とパフォーマンスの代償として年間ざっと100マソを要求してくるメンテにもいやけがさし、去年の冬に知人にお譲りいたしました。100マソというのは壊れたから払った金額ではなく、パフォーマンスの維持につかった金額ですが、もちろんこんなことをせずとも911は走ります(笑)。

んで、TTなんですが、これはスゴイ!
苦労知らずに速い。カッコイイ!、あとはひたすらラク(^_^;)
ドラテク磨きたい人が乗っても全然うまくならないでしょうが、これはこれで独特のドラテクを要求してきます。

そのあたりはまた次回…(^^ゞ


ポークぢうぢう焼き

2004-07-22 08:41:47 | 今日の逸品
「今日の逸品」コーナでは、その日の晩ごはんの一部を紹介しております。オーベルジュ、などというには程遠い逸品の数々。
どうぞお楽しみください(´・ω・`)。

ポークぢうぢう焼きは私が小学校4年生のころから厨房に立って自分で作っていた一皿。なので20年近くも作っておるメニュウいうことになりましょうか。当時は最先端だったお皿型の鉄板に豚肉のロース肉の厚切り、思いつく限りの夏野菜、キノコなどを並べてバターで火を通し、仕上げに醤油でカヲリをつけるというごはん好きにはたまらん逸品です。

最近ではこの醤油にみりん、酒、唐辛子の粉などをまぜて味を加えておりますが、基本的に甘めの醤油ダレとバターの風味の相性はダイエット中の方にはキビシー関門となるでしょう。