嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

パリおのぼり日記 番外変 たびの最後に(爆)

2006-12-30 20:30:38 | うんちく・小ネタ
001229_008無事に通関して帰国!京成の特急(爆)にゆられつつ・・・、って、どうしてスカイライナーやNEX乗らないのかって?・・・リセットの為っすよ(爆)。
ハナのおパリから戻ってイキナリのトーキョーぢゃあキツ過ぎるってもんでつ。もうがっくし・・・、ってみなさんもご経験おありでしょ?ああ、敗戦国だわ~(一部意味明瞭)、と、そのショックを少しでもマイルドにするために時間をかけるでつよ(爆)・・・ただのケチともいうでつが・・・ちなみにこれですとナリター上野間は1000円。もう津田沼あたりでさすがの私も飽きてきて一泊するか、ってなもんでつが意外にもクルーと思しき制服着たまんまの方々も乗り合わせてたりしてウケるです(爆)

・・・ゼッタイに野田岩のウナギ食べたる、と(一部意味明瞭ののち番外編へ)・・・というわけでスカイライナーの特急券を節約した分をウナギに回そうという魂胆だったのですが、野田岩とくれば虎ノ門・・・んが、んなチマチマしたところに出向いてもこちとら疲れてるんでえ、というわけで日本橋高島屋に詣でます・・・と、あれ?可笑しいぞ、こんなところにベルルッティさまが(爆)というわけで画像をとくとご覧くださいマセ。
ベルルーティ・オルガトロワ・アレッサンドロ(ぱちぱちぱちぃ~)、もうね、このままナガノ新幹線乗ったら一生買えないだろう、とそう思いまして、マダムオルガさまとの邂逅のオモヒデにこの一足をゲトーいたしますた。画像では一見グレー、あるいはネイビーブルーに見えておりますが、かなりビミョーな沈んだパープル、さらにハイライトがあたるとシルバーが浮き出るようなパティーヌとなっております(驚愕)。
照明を落とした部屋ではブラックにも見えるのがウリ!!
パリでの経験を踏まえて、もう入店するや否や私が飛びついたのはオルガトロワのアレッサンドロでございました。機中、ずっと考え抜いていたわけで・・・(爆)。因縁の(一部意味明瞭)デムジュールもしっかりとディスプレイ中ですたが、もう「見飽きたってのよ(うそ)」というわけでこのアレッサンドロを「晴れた日の、夕日が落ちていったそのあとにぼうっと明るくなっている部分がパープルに染まることがあるでしょう、あのイメージをブルー、パープル、シルバーをつかってパティーヌで表現してみてくれませんか・・・」とそんなリクエストをしましたらば、リー○ルあたりの店員さんですと「はぁ~???お加減でも悪いので?」となるところでしょうが、こちらベルルーティの店員酸はそうでわありません。しばらく考えたのちに、少々お待ちくださいマセ。フラから届いたばかりのサンプルにちょうどそのようなのがございます、と・・・キタ━━━━(゜∀゜)━━━━ッ!!
みせてもらうとマサーニ私のイメージどおり。ハイライトがあたるとシルバーが浮き出る、というのはご存知デムジュールからヒントを得たものなのですが、くく~、もう買うしかない、と(完全鴨)!!

ニッポンでベルルーティ買った場合ですとなんとパティーヌには3週間(!)かかる、とのことだったのですが、これですとこのまま持って帰れるわけで・・・もうタマランチ会長(爆)。その後のウナギが極上だったのはいうまでもないのですが、ちなみにベルさまのお支払いは6回(完全意味明瞭)ウナギは「梅(完全意味明瞭)+ビール」でしたとさ、アーコリャコリャ、ドッコイ(爆)

というわけで長期間に渡ったパリおのぼり日記はこれにて完結。平凡といや平凡なオチでつが、このクツに施したパティーヌのイメージはパリに赴かなければ得られらなかったものでつ!旅のオモヒデにベルルーティ(ばか)・・・ベルルーティのご購入をお考えの方の参考になれば幸いでつ(爆)。ちなみに再パティーヌは12600円(やす)。この色をベースにさらに、というのもベルルーティならでわでつね・・・ここまで読んでくださったみなさま(いない)ありがとうございました。パリ、もといベルルーティへの旅はこうしてタカシマヤ@日本橋でケリがついたのでございますた、ヤレヤレ(爆)いまいちイメージのつかめないお方にはもうひとつオマケ画像をぶちかましておきます(爆)。
ねっ、シルバーが浮き出るのです(驚愕)。ちなみにこれ、すでに毎日はいてますがなにか(ゆめごこち)
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イタ車はこんなものですよ 第94話 ガンディーニ対決?

2006-12-29 12:10:44 | オンロードでの出来事
001229_00312月には珍しいほどの大雨が降ったさる平日、千葉県某所にあるインテリヤのプロフェッショナルショップへとAさんのお供で出向いて参りますた。なんでもシャマルさま内装に一部手直しが必要なついでに、ダッシュボードまわりをカスタマイズする予定なのだそうです。レストアなったMBのW124 300E
を私が運転しながらシャマルさまと2台体制でものすごい豪雨の中すっ飛ばして参りますたが、MBの安定感はすごかったでつ。まだナラシ中だ、とのことで回転は抑え気味にしておりましたがミシリともいわないボディにしゃきしゃきのアシが組まれていてまるで新車、いや新車よりいいわ(爆)、走行2マソ程度の「これからのクルマ(一部意味明瞭)」という感じ。とてもぢゃないが、走行35マソに届こうというクルマには思えませんですた。それにしても50k規制がかかるような土砂降りの高速道路でも雨をほとんど意識せずに踏めるのは怖いくらいですた。が、それにもましてこの豪雨の中先導するシャマルさまのイキオイがまたすごい(一部意味不明)。もう、おいてかないでぇ~、と(爆)

さて、現場に逝って遭遇したのはこんなモデル(!)・・・なんとカウンタックアニバ!インテリアの総張替えなのだそうで、純白の、見たとたんに3歩はひいてしまう(爆)ボディにバーガンディというのでしょうか、ちょいと赤めのレンガ色、といったらよいでしょうか、そんなまことにシュミのよろしいフルレザーずくめで張られておりますた。まるで新車みたい。
くしくもガンディーニ対決(爆)となったですが、こうなるとシャマルさまもフツーのクーペとなります。
いくらなんでもカウンタックと比べちゃあねえ・・・とそんな異次元の豪雨ツアーでございました。
ダッシュボード、天井の総張替えを一部カスタマイズを含めておこなって、さらにヲトナなクーペを目指す予定でつ。途中、ドハデ案(一部意味不明)も浮上したですが、ここはヲトナで逝こう、と(爆)仕上がりが楽しみなりよ。



パリおのぼり日記 最終変 ジャポンへ(爆)

2006-12-29 08:32:22 | コスメ・ファッション
001214_004いよいよこのダラダラ日記も最終変でございますよ。ご愛読のみなさま(いねってかい)、ありがとうございました。・・・え、なに観光?・・・ええっと、ルーブルの中庭に行ったかな(爆)、あとはエッフェル塔も遠目に見えたし、凱旋門も根元までは歩きますた、ってまあそんなもんですかねえ。キョーミないし>観光(爆)。あ、そうそう、エッフェルって一日に一度だけ装備してある電球全部をチカチカ光らせてアピールするですよ。もう気絶するほど美しいでつ。パリ名物のひとつらしいでつが、ニクイ演出ですね。映画「プラダを着た悪魔」のなかにパリ中心部の俯瞰カットがでてきますが、そこでもしっかり光ってまんがな。必見なり。

ベルルッティでもマダムにお会いすることができてデムジュールオーナーとなる夢も見られたことだし、私のフラ語も一応実用の域にある(らしい)こともわかった。ワインはとてもぢゃないが語れるレベルまでは飲めませんですた。肝臓もちませんて(爆)。が、どこで飲んでもビクーリするくらい美味しかったのにわ参りますた。朝から飲んでも身体が重くなる、ってことがないし(爆)、もしかしてアル中初期(完全意味明瞭)?
料理も限られた範囲ですたが日常食レベル+アルファまではいろいろと味わった気がします。ムールもレオンなるベルギー本拠のチェーン店レストラン(爆)でアルザスのゲブと一緒に死ぬほど食べましたし、カフェのオニオングラティネ(オニオングラタンスープ)は私が作ったほうがずっと美味しかったでつ!
パティスリー、シャキュルテリーともに高レベルなのわアタリマエながら1日に一度で限界でしたからたいした数食べてませんね。またラデュレやアンゼリーナ、サダハルアオキ、マルコリーニ、エルメなど超有名店にでむきますと時節柄売り場は長蛇の列。ただ手際が悪いだけなのですが、ギャラリーラファイエットの最上階のカフェテリアに出向きますと、これら有名店のものが自分で選んで食べられる趣向があって最高ですた(期間限定)。一様に味が濃くて、一発目からウマイと思わせる仕組みですたが、私にはニッポンのケーキのほうが上品に感じられたでつ(トシのせいか)。
そんなこんなではじめてのパリ訪問はカナーリいい加減ながら大満足ですた。本当に美しい街で、人々も気取りがないでつ。女性が痔回も、となるのわわかりますが、為替レートが改善されてから再訪したいな、と。痔回は南仏あたりに降り立って、レンタカーでワインめぐり(完全意味明瞭)を15年ぶりに再現したいなり。

さて、戻りもエールフランス直行便、ドゴール2の搭乗ゲート周辺に近づいて腰抜かしました・・・まーた、あの珍獣ども(その1参照)と一緒に飛ぶことになるらしいでつ(号泣)。カーゴで強制送還か、とおもっていたですがねえ(爆)。みれば予想通りのブランド三昧をなさったご様子でまったくご同慶の至り。このレートでよく買うわなあ、と感心しきり!オレンジの紙袋(一部意味明瞭)5つくらい下げてるムスメもいたぞ、おい(爆)!お金かしてくれないかなあ(爆)。
今回の私はEチケットなるコストダウン寄与の発券でしたので、前日にCPからチェックインができて、なおかつその時点で座席指定もできてシマウマ。機体後尾の2列席の通路側、という特等席をゲトーしてあったですが、モーロ珍獣エリアにハマってしまい、可笑しかったでつ。連中も連日睡眠不足だったと見えてすぐに静かになったのは僥倖といえるでしょう(爆)。
さて、そんな動物園まがいの帰りの機中、私の心はきまっておりますた(一部意味不明)。ゼッタイに野田岩のウナギ食べたる、と(一部意味明瞭ののち番外編へ)

画像は映画で有名なポンヌフの橋上から眺めたセーヌ。バトーなんとかという遊覧船も写ってますが、これ夜乗るといいらしい。あまりの寒さに私はワインに走りますたがね(爆)




パリおのぼり日記 その11 ホテルルネッサンスパリヴァンドーム

2006-12-27 19:07:16 | 旅行記
Renaissance_pool_1さて、地下鉄に乗って何度か乗換えをしながらテュイルリーで下車します。パリの地下鉄はまったく安全ですた。そりゃブランドの紙袋とアホ面下げてズリズリあるいていたのでわ鴨にされるのは万国共通でしょうが、キケンな雰囲気は一切ないでつ。時間が遅くなってくるとどうなるのかは未知ですがそれだったら22時過ぎの京成電鉄でも一緒でしょうよ(一部意味明瞭)。

今度のホテルはものすごい。こじんまりしてますが、なんつうか凝縮された感じ。テレビも液晶のどでかいやつが壁にドーン、TVのリモコンはなんとリザード(模様でつが)のケースに入ってんぞ、おい!お風呂も大理石に切れたら高いハロゲンが5つも(爆)。冷蔵庫にはシャンパンはじめ世界の名水、銘酒がこれでもか。アメニティはなんとブルガリのオ・パフメでんがな(驚愕)・・・ルネッサンスはマリオットのホテルブランドの中の上から2番めなわけですが、これですと1番目はさぞかし・・・

さて、お約束の地下にあるプールに出向きますと、受付も何もなく、勝手に入ってくんろ、というわけで画像のプールが出現します。壁面は木目の茶色なのですが、プールがグリーンで、さらに照明されているのでコントラストだけでもオサレ~。ちなみに現場は画像よりもずっと暗くてシックでつ・・・パツキンのパリジェンヌさまが泳いでいるかと思えばさにあらず、NYからきたという乳牛系マダム(一部意味明瞭)とカナダ人メタボリサラリーマン、さらにシチリアからきたというワイン腹エンジニヤさまなどが浮いておられてさすがにマリオット、グローバルな雰囲気でございますよ(爆)。サウナのほかに天井の照明が圧巻のスチームサウナなどもあって、タマランチ会長。みなさまとお天気やクルシミマスの話などしておりますとあっという間に時間が過ぎてゆきます。ニッポンのクルシミマスの話は大受けでこのあとバーでどうだい、とお誘いがくるほどだったでつが、昼間のベルルッティ騒ぎと時差で、さすがの私も電池切れしてしまい、丁重にお断りしたなりよ(情けなや)

このホテルは設備のすごさもさることながら立地がすごい。すぐ裏がヴァンドーム広場。カルティエ本店まで5分。フォーブルサントノーレのはじっこまで5分。プランタン銀座(爆)の一階にもあるアンゼリーナ(一部意味明瞭)の本店まで3分(もちろん突撃ののちモンブランの正式サイズを食べますた)、ぶらぶらしていてハケーンしたのですが、なんとあのうなぎの「野田岩パリ店」まで5分(爆)。小切手利用は100ウーロ以上、と逝って張り紙がしてあるのにわのけぞりますた(爆)。メンズファッションの殿堂(爆)OLD ENGLANDへも10分以内ですし、ブランドばばあの巣窟、ギャラリーラファイエットにも歩いて10分かからないんですよ、お客さん!!クツ以外に物欲もこれといってない私でも(爆)さすがにこのヴァンドーム界隈の超一流店のウィンドウには釘付け!!まあ買えやしないのはアタリマエながらディスプレイのセンスがすごい。
ノエルの華やいだ雰囲気の中、奥様ばかりが立ち止まってしまい手持ち無沙汰なじいさん多数(爆)。
というわけで痔号につづく(まだあるのか)




パリおのぼり日記 その10 マリオットルネッサンス@プラスヴァンドーム

2006-12-27 08:31:53 | 旅行記
001214_038さて、いろいろとあった(爆)ベルルーティをいったん痔して、左岸のサンゼルマンデプレにあるホテルに戻ります。地下鉄乗っても歩いていてももうアタマの中はベルルティのことでイパーイでんがな。
途中カフェでクールダウンするか、となってワイン飲んだですが、ぜんぜん効き目なし(爆)・・・あ、そうそう、この時期ならでわのミュスカ・デ・ノエル、とよばれるお菓子のように甘いワインもしっかり飲みますたよ。ミュスカは食後のデゼールと一緒に供されることの多い極甘ですが、けして飽きない上品なコクと甘さがタマランチ会長。ミュスカはもちろん一年中ありますが、ノエルにあわせて各メーカがリリースするこれはさらによし、とのことでつ。おぢさんのおやつ、というわけですね(爆)。
で、そんなものでわ効くわけもないので、さらにカラフェの赤を500ccほどやっつけてしまいますた、ヨイヨイとなるか、と思いきや、オルガ様ご本人に会えたコーフンとデムジュールオーナーとなるかどうかの瀬戸際でシャキ(爆)としたまんまですがな(うそ)。カフェでワインのみながらベルルッティの悩み・・・思えば今回の旅のハイライトであったことよのう(とほひめ)

さて、ベラミの宿泊予約は今日まで。今夜は他のホテルに移動するかもしれないので、部屋はとりあえず仮押さえしてもらっておいて荷物のみ預かってもらっていたのですが、コンセルゼ君にいいますと、早速ベルルッティからのメッセージが来ていて、なんとデムジュールの私のサイズはサンゼルマン店にある(!)とのこと・・・うぎゃー、タイヘンなことになったぞこりは・・・
おまけにサンゼルマン店はこのホテルからあるいて2分のところですぜ(爆死)。まあ行くしかない、というわけで出向いたのですが、そこには更なるショーゲキが待っていたのですた(以下痔号、といいたいところながらきょうはこのまま)

ベルルーティサンゼルマン店は本店とほぼ同様の雰囲気に支配されておりますが、そこは左岸と右岸の違いでしょうか、どこかこなれた感じで店員さんも優しいでつ。ワインのイッキ飲み(爆)でさらに上手になった(爆)フラ語を駆使してデムジュール出してくれい、といいますとキター!!・・・って、あれ?色が違う、つうかパティーヌしてないぢゃん・・・素のままのデムジュールは茶色ですた(爆)。ここへ色を重ねていってあのキャビアなる色を出すのでしょうが、これはそのままですね。パティーヌには何日かかるんだい?と訊きますと、担当の職人が休暇中で早くても週明けからの取りかかりになるので4日後ですね、というでわないですかぁぁ~・・・(衝撃ののちホッとする)。フラ滞在はあと3日しかないのでつ。まあここで、それぢゃまに合わない!なにがなんでも塗ってくれい、とゴネてさし上げてもよかったのかもしれませんが、ベルルッティでなければできないパティーヌ、つまり自分なりの色づけがかなわないデムジュール、さらにレートが悪いこの状況で1200ウーロ、という重し(爆)のおかげで引き下がることができますた(負け惜しみ)。実は私のイメージしているベルルッティの具体像が出来上がりつつあった、というのが最大の理由なわけですが、これについてはまた後日。

マダムオルガによろしこ、といってお店を痔して参りますたが、とりあえず日本で買ってもオッケイ、やむしろ今後のことを考えるとそのほうがよい、という判断ができただけでも収穫というべきでしょう(おとな)。
ううむ、こうなったらベルルーティ予算分をホテルに回したるわい、というわけで、コンセルゼ君に早速相談でつ(爆)。他のよいホテルを紹介してくれい、だなんて、こんな頼みにくいことをお願いするときにはあらかじめ色を付けた金額を相談の初期に「握らせておく(完全意味明瞭)」のは万国共通。私もダテに何十年もホテルマンやってませんぜ(爆)

右岸で大事な仕事をすることになったんだけど(おおうそ)、便利なところでプールなんかある(爆)ホテルを知りませんか(爆)?ご予算は?ときかれたので、このホテル程度か★もう一つ増えてもしゃーない、といいますと、それなら私が以前にいたホテルがうってつけですぜ。とおっしゃるぢゃありませんか!
でさあ、シゴトなわけなのでちょいと割引があるとさらに助かるんだけどねえ・・・とワインで赤く染まった目でお願いしますと(爆死)、電話かけながらですが、ネット限定の割引プランに朝食無料、プール使い放題でどうよ、と・・・キター!!
んま、そもそもが超高級ホテルですからお値段も素晴らしいのですが、ここは一発逝ってしまえ、というわけでお願いいたしますた(以下痔号)

というわけでなかばヤケクソ気味でホテルのアップグレードですぜ(ばか)。





パリおのぼり日記 怒涛の更新中(爆)その9 ベルルッティ・コレクション・デムジュール

2006-12-25 18:34:48 | まち歩き
De_musure_2画像がモンダイのコレクション・デムジュール・アレッサンドロ。アレッサンドロはベルルッティの創始者のお名前。ベルルッティ自体はそもそもが注文靴専門店。プレタをはじめたのは4代目のマダムオルガに代替わりしてからの68年から、ということですからまだ40年にはなっていない計算になります。アレッサンドロはその注文靴の中から人気のあったモデルとして選ばれて、クラブ、というシリーズの木型でずっと作られ続けてきましたが、2年ほど前にオルガトロワ(3)という新型の木型でリメイク。さらに今回のデムジュールコレクションでも木型のリファインをおこなってシェイプをビミョーに変えながらもベルルッティの先鋭的なイメージをよく表現している一足と思います。こいう切り替えのない一枚革の靴を私たち靴ヲタはホールカットと呼びますが、均一な皮質が求められるのと、木型のシェイプが前面に出てくるのでよしあしのはっきりするカナーリダイタンな靴でもあります。

さて、そんなアレッサンドロ、それもデムジュールを取りにいった店員さんがなかなか戻ってこない中、オルガご本尊さまとはスーツの話で盛り上がります。この日私が着ていたのはジマンの30年代風ブラックスーツ。タイトなジャケットとは対照的にゆったりしたつくりのパンツの組み合わせで、ベルルッティの提唱する裾が極端にすぼまったパンツとは対極にあるつくり。裾幅でゆうに25cmくらいはあるので、ベルルッティにはどうかなと思ったのですが、近年流行りつつあるパツパツのパンツにはないドレープといううつくしいワザが生かされているのが特長。そのあたりをマダムオルガはしっかりとホメて下さってもうタマランチ会長。やっぱりセレブは違うぞな、と(爆)カンドーしておりますと、デモデ(流行おくれ)かもしれませんが、スーツは自分の表現。あなたの場合はカラダのシェイプにピッタリなので面白いバランスが生まれていますね。とのご評価!!!
キター!!着てきた甲斐があったというものですぜ(感涙)。
さて、件の店員が戻ってきますた・・・・・・ううむ、なんとサイズがないらしいぞ、おい!・・・ふう、アブナイアブナイ。なんつっても1200ウーロ、つまりは20マソ弱ですよ。しかもこれにポリッシュだシューツリーだなんだといったら22マソはかたい。もちろん最高のお買い物ですが、じつはこのデムジュールコレクションにはベルルッティ名物のパティーヌは施せない仕組みとなっているのです。このモデルにのみ許されたキャビアと呼ばれる色に塗るしかないのだそうで、みてみればこれはこれで極重いダークグリーン基調にハイライトがあたったところにグレーが浮き出る感じのなんともいえないお色です。おまけに内装にはハデーなヴィオレ、つまり紫色が塗られている。が、せっかくのベルルーティですから、私としては独自のパティーヌを施して個性化をはかりたいぞ、と思っていたわけでこれは僥倖というべきでしょう。それになんといっても日本国内小売価格とほとんど変わらない価格なわけで、後々のケアなどを考えたときにはフラで買うメリットは少ないです。実はベルルッティの色は何度でも自在に換えられるのです。もちろん極端に違う色へ、というのは無理でしょうが、同系ならばいかようにも、というわけで、そんなわがままを通したい私としてはデムジュールに逝くべきなのかここは迷います・・・

と申し出たのですが、さらにサンゼルマン店に問い合わせてくれるのだそうで、お急ぎでなければホテルを教えてくれれば、のちほど連絡しまっせ~、とのこと。まあお願いしてみるか、となったのですが、それにしてもこのデムジュールといい、別に試してみたオルガトロワといい、私のアシには吸い付くようにきまります!もうシンデレラ状態(爆)。ご本尊はここで離脱なさいましたが、ここでお会いできたのもきっとなにかのご縁でしょう(爆)。しっかりお名刺をお渡しして置きましたが、キネンになにか欲しいものですよ、ここは・・・つづきはWEBで・・・ってWEBかい、ここは






大人気(うそ)パリおのぼり日記 その8 ベルルッティ決戦(爆)

2006-12-25 12:08:13 | コスメ・ファッション
001214_024・・・おのぼり日記その5より・・・ムム?なにか空気が違うぞ・・・と思い、振り向いてみてビクーリしますた!!そこにはなんとあのお方ぐわわぁ~(驚愕)

そう、なんと4代目御当主、マダムオルガベルルーティさまご降臨の瞬間でございますた。かたまる私を尻目に私とやりあっていた(爆)店員さんをひっぱってすぐに地下へ降りて逝ってしまい、あんだよ、おれの接客はどうしたい、と手持ち無沙汰にしていると、すかさずグラマーなマドモワゼル店員がよってきて、マダム今日はご機嫌ナナメみたいよ。あんたもさっさと買って帰りなさいよ、みたいなジョーダンをとばしてくださるので、うるせえ、せっかくきてご本尊に第3種接近遭遇できたのにこのまま帰れるか、一足買ってサインしてもらうかな~、ウキウキ~!!と騒いでおりましたら程なくマダムがひとりでお戻りになりましたことよ!・・・ここは一発呼び止めて商談でございますよ(完全意味明瞭)。
あまりのハプニングにフラ語ですとしどろもどろとなってしまい(爆)なさけないので、フラ語+英語でご容赦願って世間話をしたのですが、モスクワ店(驚)が異常な好調で明日からはなんとモスクワにご出張だそうな(爆)。なんでも棚買い(完全意味明瞭)してゆく客が後を絶たないそうで(!)、ベルルッティとしても今後重要販売拠点として2号店も検討中、とのこと。モスクワの白熊どものファッションセンスにベルルーティが合うのかどうかは私には甚だギモンですが、と申し上げたら涙流してうけておられますた。
このところニッポンのファッションメーカ、あるいはモード系雑誌からのコラボも引きも切らずあるそうで、なんだか人気ですねい。
さて、忙しそうにしているマダムをこれ以上お引止めしてもアレですから、タトゥを一足持っている私になにかよいルコマンデはありますか、と訊ねますたら・・・キター!!コレクスィオン・デムジュール(!)。
そう、ベルルーティの最新作。でてきたのはあの伝説のアンディと呼ばれるローファータイプのモデルでしたが、アレッサンドロを出してくれい、というと、いつのまにやら脇に控えていたさっきの店員がすっ飛んで地下の倉庫らしきところへ向かいます・・・ううむ、このままぢゃヤヴァイっす。マダムのアテンドでスペシャルモデルのデムジュール買うのはそりゃ一生の思い出だ。サインだってしてもらえるぞ・・・んが、このアンディのヒールのところに申し訳なさそうに貼ってある値札シールを見てみろよ・・・1200ウーロときたもんだ、ア~コリャコリャ、ドッコイ~(完全意味不明ののち痔号へとつづく)




パリおのぼり日記 その7 ワイン三昧

2006-12-25 08:27:01 | うんちく・小ネタ
001214_019フランスとくればワインでございますがな。エアフラの売りはたとえエコノミークラスでもシャンパンを無料でいただけることザンス。みればニコラなんとかのブリュットがちゃんとビンから注がれて出てきますぜ。現地カフェではそれこそ朝から水のように飲んでおられる方多数。カフェとほとんど同額でしたので、迷うところながら流石に私は朝食「後」にいただいておりますた(爆)。
ほぼ100パーセントがコートデュローヌのAOC。オックのヴァンドペイもみかけましたが、まあどこもそんなレベル。水の代用品、と考えればわかりやすいですが、これですとアル中にもすぐなるわな~・・・で、そんな普段飲みのワインなんか飲んでも面白くもなんともないですから、ワイン専門店にでむきます。探すまでもなくゾロゾロありますが、どこにはいってもアドバイザーさんみたいなご主人がいて手ぐすね引いて待ってます。
狭い店のそこらぢゅうでワイン談義やってるものだから相談したくてもなかなか順番が回ってこないですが、
みなさんじっと待ちながら買い物を楽しんでおられます。
ワインバー併設の気のきいた店に立ち寄りましたが、シャンパンの種類の多さにはビクーリしますた。季節柄前面に出されていて、見たことのない銘柄を中心に1本づつ買って戻り、ホテルの部屋でそれこそ水のように飲みまくりでございます。セール品が12ウーロ程度からあって、どれを買ってもさすがにシャンパーニュ、酔い心地軽く、頭痛一切なし。そのままイキオイつけて再び外出するにはうってつけでございますた。30ウーロも出すとグランクリュと呼ばれる特級畑産のブドーで作ったやつが手に入ります。
ワイン専門店もよいのですが、わざわざ出向かなくてもMonoPrixという、まあニッポンでいう「西友(爆)」みたいなスーパーがそこかしこにあってこれが使える!ワイン売り場なんてそれこそ驚くほどの充実振りでまったくたいしたものですが、お惣菜、衣料、日用雑貨などなど、ぶらぶらするにはうってつけでございます。ワイン類も専門店よりはひと回り安くてお買い得。サンドウィッチやスシなんかもフツーのお味です。かとおもえばケースの片隅にはしっかりとキャビアさまも鎮座ましましておられますよ(驚)。
日曜はほとんど全店休業。金曜日なんて週末に備えてお店早く閉めちゃう、みたいなノリはコンビニ慣れしたニッポンジンにはちょいと物足りない部分もありますが、そんなことやってても夏にひとつきものバカンスをもらえて、このレベルを維持できるフラ人のお財布は豊かなのでしょうか?


シングルベルの会(恒例)

2006-12-24 18:34:43 | B級グルメ
001224みなさまメリークルシミマス(爆)!!極東の島国で迎えるクルシミマス、もといクリスマスはあいかわらずしらじらしさ全開。
ただのイベント化しているのでわ、まさに「見グルシミマス(完全意味不明)」なのでいっそ国家的宗教行事として、もっとおごそかに中心的イベントを執り行ったらどうかと思う昨今。が、それぢゃ寺や神社、あとは国会が黙ってないってなあ、おい(爆)。まあこの行事ひとつとっても経済効果はものすごい。いっそ「ケーキと手巻きすしの日(爆死)」とでもして、お得意の3連休(爆死)にしたほうがスッキリするのでわ?

と、そんなわけで(爆)今年もやってまいりますた!シングルベルの会(恒例)。ご存じないお方のために解説しておきますと、このしらじらしいクルシミマスを一人で過ごす方々のために当ホテルが企画した救済イベントでございます。恋人、あるいはかあちゃんに逃げられた、またわ努力してはみたがそれも実らず、などという不幸なオーラを背負った旅人がひとり、またひとり、と(爆)。画像のように1テーブルにおひとりづつのゴーカなレイアウトではじまっていただき、孤独を味わっていただくオトナな会でございます。今年一年を思い思いに振り返る・・・うーん、オトナ~(違)

今年酸化なさらなかったアナタも来年は他人事でわないかもしれません。イブの夜、ひとりで過ごさなければならない、またわひとりで過ごしたい、そんなアナタを当ホテルがお手伝いいたします(爆)。来年のご予約は0267-62-0251まで。



パリおのぼり日記 その6 パリのレストラン

2006-12-23 08:12:32 | B級グルメ
001214_046パリの密集度はすごいです。すごさではトーキョーも負けてはいないと思いますが、パリにかんしては整然と密集しているのでゴミゴミした、とか雑然、とかそういった感じは少なかったでつ。レストランも密集しておりますが、よく取り沙汰されるミシュランの星つきがどうの、というクラスのレストランにはじつは行きませんでした、というか行けませんですた。しっかり最新版のミシュランも買って、といいたいところながら重いのでホテルのコンセルゼ(爆)に借りながらアンタのオススメはあるのかい?ともちかけてみるのですが、そんな評論ができるほど逝ってないし、だいいちどこへいっても素晴らしいですよ、とのご返答。まあ教科書どおりですな(爆)
というわけでよさげなところを部屋に戻ってじっくりピックアップ。ドキドキしながら自分で電話をかけてみますたが3軒ほどあたってみてもスベーテコンプレ。
1人だからなのか、と思いコンセルゼ君にいいますと、そういうことはないでしょう、とのことです。実際お店の窓から中をのぞいてみますと堂々と1人で食事中の方々もたくさんいるようだし・・・
まあ、しゃーない、というわけで混みはじめる前ならば、ということで予約の取れたフツーのビストロに午後7時ごろに出向きますとお客様だあれもいません。定番の中から選ぶのもまあいいか、と思ったのですが、プラドジュールはなんだい?と訊くと、なんだか美味しそうな響き(爆)でしたのでお願いしますた。前菜にジュレをたくさん使ったパテの盛り合わせ、メインはなんとデモンストレーションつきタルタル(ユッケ並みの抜群の鮮度ですた)、デゼールの3品ですたが盛り付け味付けともによし。デゼールやチーズはワゴンででてきて何品食べてもオッケイですた。いずれも美味しかったのですが、全体に味が軽めで薄く、ふうんこんなものか、と・・・周囲を見回すといつのまにやら押すな押すなの大盛況となっております。
ワインも頑張ってコートデュローヌの畑名を1本やっつけてしまいましたからヨイヨイなわけですが、食後酒のワゴンにすごそうな(爆)カルバドスがあったので所望すると、バーへどうぞ、と奥のほうへ案内されますた。暖炉に火がくべられていて、ぐへえ、これでもビストロかいな、と驚いているとバーテンさんがでてきて、カルバドスの瓶をずらりと並べて会話臨戦態勢(爆)。どうやらこちらのお店は元ビストロ、いまぢゃレッキとした星を目指すレストラン様なご様子。名前を変える、というのはフラ人には抵抗があることなようでそのまま名乗っている由。英語まじりのフラ語で、私も極東の島国のホテルでバーテンダーやってたんですが、いまぢゃ出世してホテルオーナー(兼こづかい)ですよ(爆死)とそんな話で盛り上がりますた。
オメーのオリジナルカクテル出してみんかい?といってけしかけると、アンタのオリジナルはどんなんだい?といって互いにワザを競いそうになりますたが、7時に入店してそろそろ3時間にもなろうとするので退散となりますた・・・ええっと、店名失念(爆)、サンゼルマン通りの真裏にあった、ええっとー・・・(遠い記憶)

夜半、異常にのどが渇いて買っておいたミネラルウォーターを飲んだですが、これがまたマズイ!、安かったので買ってみたのですが、水にもクラスがあるようで・・・画像は夕べの一皿、そうでつフランスがえりのシェフ(爆)渾身の一皿!鯛のポワレ3種類の海草ソースで・・・って思い切り和風(爆死)?



パリおのぼり日記 その5 ベルルッティ突入!!

2006-12-22 21:44:47 | コスメ・ファッション
001214_027画像はサンゼルマン・デ・プレ店のウィンドウディスプレイ。ショーンゼリゼ近く、ジョルジュサンクにある本店もまあこんな内容ですた。考えてみればタカシマヤのディスプレイやお店の作り、ソファーの色調に至るまでまったく一緒ですね。ご本尊自ら出店時に出向いて内装、外装、品揃え、接客スベーテにダメだしをなさるそうな。

さて、ハナイキ荒く、2足くらいは買う気満々でこのアコガレのベルルッティさまに突入したわけですが、入る前にまあ深呼吸程度に、と思いウィンドウ・ディスプレイを見てすったまげますた・・・タトゥーと呼ばれるシリーズが、じつわ今回の私の本命だった(爆)わけですが、がなんと780ウーロもしてんぞ、おい!!カード利用として引き落とし痔にはまあ1ウーロ=160円程度と見積もって124800円・・・なんとまあ日本国内小売価格との逆転が起きている?
うげっ、なにかの間違いだろうよ、と思い早速店内に突入して店員を小一時間問い詰めていたのですが、それまではこりはゲージツなのですからこのお値段は妥当なのです、とアタリマエのことを吹いていた店員が急に及び腰になり、態度が変わって丁寧で友好的な態度に豹変した・・・ムム?なにか空気が違うぞ・・・と思い、振り向いてみてビクーリしますた!!そこにはなんとあのお方ぐわわぁ~(驚愕)・・・以下痔号(忘年会で忙しいのでお許しください)



パリおのぼり日記 その4 パリのカフェ事情

2006-12-21 19:56:33 | インポート
001214_021画像はラデュレのサンゼルマン店舗。ホテルからは3分ほどのところにありますた。さて、パリとくればカフェですね。が、内容はさまざま。おおまかにいってバー系、ブーランジュリー(パン屋)系、純粋系(爆)、フツー系あとはブラッスリーと呼ばれる居酒屋系に分かれますが、ブラッスリーを日本でいう居酒屋、つまりは予約なしで気軽に入れるお店、という扱いはちょいと違うようです。特にこの時期にはほとんどがコンプレで予約なしでは受け付けてもらえませんですた。ノロの危険を冒してまで(完全意味明瞭)生牡蠣くうか~(くやしまぎれ)、と自問して引き返しましたが、ブラッスリーの店頭では生の牡蠣をおいちゃんがむいているデモンストレーションが大抵のお店にあって食欲をそそってくれるぞ!おいちゃんに、その牡蠣タイヘンにうまそうだがコンプレで引き返すわけさ、痔回は予約してきますよ、といったら、ちょいと食っていきなさい、というでわありませんか(狂喜)!「ノロ(爆)」が頭をよぎったですが、こりゃまた僥倖、とばかりに迷わずにいただくことにします。レモンを絞ってチュルチュルーとやるとこれがタマランチ会長!!・・・これなら15個は逝けるな、というと今度は違う牡蠣だ、といって渡そうとするので、ぢゃあ金払うわ、と耳打ちしたとたんに目立たないように次々と・・・イイゾー、店内から白ワイン取り寄せるか、となったですが(ムリ)、店長に気づかれるとアレなので5ユーロほどで6個くらいを食って退散して参りますた。店内食の半分くらい、たぶん原価だったとオモワレ(爆)。たぶんおいちゃんのお小遣いとなったことでせう(完全意味明瞭)。
ホテルの朝食はさすがに★★★★なだけあって23ウーロ(現地発音)もしてたんですが、思い切って(けち)食べてみたのがこれまた良かった。10種類以上はあったパンもうまけりゃシャキュルテリーと呼ぶハム、ソーセージ系ももちろんうまい。ローストがきつめの星箱(少違)コーヒーの3000倍はうまいコーヒーもポットで持ってきてくれるし、スペース自体もデザインホテルらしい居心地の良さで79点(爆)。

さて、朝食に23ウーロも払っていたのでわまさに鴨ですから2日目からはカフェに突入します。なに、探さなくてもパリの街には50mに一軒は存在しておりますから心配要りません。なに系のカフェなのかを道端に貼りだしてあるムニュ(メニュー)から判断して突撃するわけですが、テラス、店内座席、カウンターの順に値段は下がってゆきますからここは迷わずカウンターでんがな・・・ボーっとしてカフェに焼きたてのパンオレザンなど楽しんでおりますと、話好きのフラ人が寄ってきて大抵アンタ中国からきたのかい?ときかれるので、ああそうさ。最近ペキンとトーキョーが新幹線でつながって便利になったからアンタも来いよ、というとそうかい、ぢゃあ今年のバカンスには考えてみるかな、となって思い切り盛り上がります(爆)・・・たしかに日本海を貫く海底トンネルの出現はウーロトンネルどころぢゃないですからねえ(爆)。ちなみに私は新潟とウラジオストックをつなげておきましたから、そんなことをいう奴がいたら、フォローをよろしこおながいしまつ(爆死)。ニッポンの認識なんてイパーンのフラ人にとってはそんなもんす。所得のみ豊かな中国、と(違)。

ちなみにカフェ・ノワールで一杯200円程度の感覚。座席に座ると300円オーバーしちゃうので気をつけましょう(けち)。一度テラスにも座ってみたですが、ストーブなども設置されていてこれまたがまた居心地よろし。パリでは名物の路上駐車を見物するのも楽しいものです。大抵のカフェのテラスに30分もいれば思い切りヘタクソな縦列駐車の見本をいくらでも拝めますがな(完全意味明瞭)。それにしてもバンパーギザギザ、ジマンの19インチホイールがガビガビ(含タイア)の997とか、ゼッタイにキブン悪いと思うんだけどな~(爆)



パリおのぼり日記 その3 パリの靴屋事情(爆)

2006-12-21 15:04:27 | 今日の逸品
001214_017画像はショーンゼリゼ(爆)沿いにあるJMウエストン。場所柄からか賑っておりました。婦人物も置いてあるし、最近ぢゃバッグなんかもリリースして意欲的。従来からある古い路線に加えて若手デザイナーさんに思い切ったロングノーズデザインのものを作らせてイメージアップをはかっているのですが、ここだけは現地実勢価格と日本価格がかけ離れているので行っても損はないでしょう。と思い店員を捕まえていろいろと見せて頂いていたのですが、日本は靴ブームなのですか?ときかれたので、なぜそう思うのですか?ときいたところこのところアナタのような靴ヲタ(そうはいわないけどね)もとい熱心なお客さんがニッポンから結構来ていて大人気なのだそうだ。まったくご同慶の至り・・・たしかにウエストンは人気ですが、私も10年ほど履いているウエストンのローファーはあきがこない代わりに華もない。オサレ靴とは程遠いと思うんですが、実用靴としては満足度が高いけれど、ニッポン国内での値段が高すぎる。お客さんがパリに押し寄せるのはそんな理由でわ?と申し上げておきました(ここまで言うのにフラ語で20分はかかったでしょうか)。
ユーロ高の現在はその差も縮まりつつあるでしょうが、端的に言って4マソそこそこの靴を8マソ弱で、ってんぢゃだあれも買いやしませんぜ。

さて、ウエストンはほんの前座。このあとはいよいよ今回の旅の目的地(爆)ベルルッティへと赴いたのですが、そこにはとんでもないハプニングがムッシューおのぼりを待っていたのですた!・・・以下痔号



パリおのぼり日記 その2 ホテル・ベラミ@Paris

2006-12-21 14:37:01 | 旅行記
Belamiサンジェルマン・デ・プレにあるここには2泊させてもらいました。今回の旅はホテルも現地手配。この時期にまさか混んではいないだろうと思ったのがそもそもの間違いでございました。空港の「ⅰ」でどこかよいホテルはないかい、とフラ語で質問しますとなぜか英語で返答されてまごつきましたが(爆)、フラ語を勉強してきたので使いたい、頼むからフラ語で話してくれませんか(爆)と英語でいうと、とたんに態度が軟化して親切モードに転換!とはいっても早口でまくし立ててくださるのでこちらもそれほど上手なわけでわありませんから、苦労してしまいますた。とりあえず数字だけは聞き逃さないようにして(低レベル)あれこれとキボンを述べるのですが、なんとこの時期のパリは周辺各国からノエル、つまりはクリスマスの休暇でおのぼりが押し寄せており、リーズナブルでよいホテルはほとんどコンプレとのこと(ガーン)。うう、こんなことならネットから予約しておけばよかったのですが、これも旅の醍醐味ですぜ。
左岸や郊外にたくさんある極端な安宿やチェーンの大規模ホテルもそりゃあいいんですが、つまらない。せっかくの一泊目ですからねえ・・・というわけで、値引き交渉のうえ100ユーロほどの割引レート(!)を引き出したのちに★★★★のここにまずは決めました。場所がめちゃくちゃ便利そうだったのとデザインホテルというのに惹かれてしまいますた。結果は大正解といいたいところながら内容からいうと高いっす。今回は換金レートもよくないのが効いてますねえ・・・滞在中にはいろいろとホテルを見て回りましたが、パリのホテルはたぶんNYについで高いと思われます。これに比べますとトーキョーの高級ホテルなんてまったくリーズナブルだ、というしかありません。
iのねえちゃんに職業をきかれたので名刺をわたしたら、うげージャポネのホテルオーナなのになんでそんなにケチなのよ?とジョーダンめかしてきかれたのでフラ人だってみんなケチだっていうぢゃねえですかい、といったらその通りですがなにか、といわれますた。ちなみにうちのホテルはそのうちにフォーシーズンズグループ入りするんだからな、と、おもいっきりホラ吹いて出てきますた(爆死)



パリおのぼり日記(爆)エールフランス275便

2006-12-21 12:10:49 | 旅行記
001214_015みなさまおひさしぶりでございます!パリから無事に戻って参りますた!現地はノエル直前で町の華やぎ最高潮。平日だろうが深夜だろうがフラ全土はもとより全世界から集まった「おのぼり」たちでごった返すかと思いきや、意外と落ち着いていて静かですた。イルミネーションがあらゆる街角、店舗にこれでもか状態、さらにそのそれぞれがニッポンとちがってセンスがよろしいので驚きますた。

さて、今回の私は共同運航でわない純正エアフラの275便でパリ入りザンス。ホテルも出たとこ勝負で現地で手配。安宿からはじめてできれば★★★★程度までは、ともくろんでいるですがねえ(爆)
勢い込んで空港に出向いたですが、出発ロビーは独特のこれから飛ぶぞ、というあの雰囲気に支配されていて気持ちが浮き立ってきます、といいたいところながら搭乗ゲート周辺にいってみるとイパーンの旅行者風に加えてなにやら異様な集団がいるぞオイ!きけば美容系専門学校のパリ研修だと(爆)。つい去年までルーズソックスはいてコンビニ前にたむろしてた「あの」連中が一様に今風のモード系に身を包んでロビー占拠(爆死)。床にべったりとお座りになられてくっちゃべりながらの写メ三昧、15m先でも聞こえそうな大声でチョーチョーいいながら(爆)大騒ぎなさっておられますよ。空港職員はじめ旅行者たちも動物園見物(完全意味明瞭)みたいにして遠巻きにしておられる。

うう、こいつらと飛ぶのかー、と早くもくらーいキブンとなりそうだったのでその場を離れてテキトーに免税店なぞをのぞいておりましたんですが、まあ仮にも研修という名の旅行なわけですから引率者はこういうパブリックな場所でのマナーからはじめないと!と思ったのは私だけでわないでしょう。どうせギャラリーラファイエットあたりで各ブランドをあさりまくって顰蹙の極み、挙句にこれらの本店でニッポンジン店員相手の買い物三昧をなさるのでしょうが、だったらいっそパリぢゃなくてミ○コシでやれや、と(爆)。こんなのをパリに送り込む親はさぞかしリッチなんでしょうなあ・・・(爆)。って考えてみれば私にもこれくらいの年頃の子がいてもおかしくねえのかあ(とほひめ)・・・出国審査で、あなたは「ニッポンの恥」の流出にあたりますから出国不可、とでもやらないとバカにされっぱなしですね>ニッポンジン

時間があったので今回はナリタで両替をしたのですが、銀行によってレートがまちまち。○葉銀行ですと1ユーロ=160円(!)なのに大手優良同士合弁銀行(一部意味明瞭)ですと156円程度で買えるみたい。んが、それにしても高いレートですよ、これは。ほんのひとつきまえには150円程度だったのですが、後悔してももう遅い。画像はショーンゼリゼの類微豚まえ。この日はサンジェルマンデプレからポンヌフという美しい橋をつかってセーヌを渡り、ルーブルを突っ切ってここまで歩いてしまいますた。パリの街は意外に小さいです。以下痔号・・・