嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

加齢なる遠足(爆)ふたたび山口温泉へ!

2015-10-31 09:42:17 | 加齢なる遠足(爆)

夕方まで、数時間のあきができましたので、またしてもクルマに乗りこみ、甲府盆地の温泉を目指してしまいました。こうなるともはやビョーキかとは思いますが、八ヶ岳界隈はあとひとつきほどで、雪に覆われてしまいますから、ロードスターを楽しむ場合には貴重な晴れ間を見逃すわけにはまいりません。

今日は、野辺山界隈には道路工事が入ってしまい、50kmh程度でしか流れない感じでしたので、急遽リルート。

信州峠を行き帰りに使って、とこっとんマイペースを保つ作戦(爆)。30kmものあいだ、農作業車以外にはまず遭遇しないのではないか、と思われる農道を進んでまいります。

増富ラジウム街道は、まばらな代わりに回り道でもありますが、折からの紅葉で、ご褒美をいただいた気分でございました。

山口温泉では、すでに慣れ親しんだ(爆)、ラムネ温泉を思うさま堪能。こちらも平日のお昼過ぎ、ということもあって完全貸し切り(いいのかい)。

戻りの道路もまたしても増富経由として、思い切り楽しみます。

3、たまに2で旋回する感じのコーナーの連続が40分ほど続くのですが、もうニヤニヤしっぱなし(爆)。距離を重ねれば、重ねただけよくなってゆくトクイチオートの整備が光ります!

ちょうどいい感じの、スポットに入ったみたいで、前後にもクルマはおらず、ひたすら快適。多少遠回りでも、別に急ぐわけではなし。こういうのをゼータクと言うのでしょう、多分!

チョーシこいて、ペースを上げ過ぎると前車に追いついてしまいますから、そのあたりを巧妙に加減するのが愉しむコツ。

県境を越えて、長野に戻りますと、やはり標高の違いからか気温が急低下。甲府では21度あったものが、12度程度で推移するのですから、このあたりの移り変わりを刻一刻と楽しめるのもロードスターの楽しみというものでしょう。

ううむ、よきかな。秋のドライブ。つうか、あまりにも気持ちヨイので一年中やってそうな予感(爆)。

 

 


りんごの季節到来? 

2015-10-31 09:06:39 | 今日の逸品

みなさま、秋の夜長、いかがお過ごしでいらっしゃいましょうか?

長野県中部ではりんごの収穫期を迎えて、売り場はそれはそれは賑やか。これから11月下旬にかけて贈答用とされる最高峰、「ふじ」の収穫にむけて、市場は徐々に盛り上がってまいります。

と、そんななか個人的にも「りんご」で盛り上がってしまいました(爆)。まさかのi pad 買い替え!!

といっても、地味にAirからMini4への移行なのですが、使い手にとりましては大きな変化です。画面を小さくしてどうすんだよ、と当初は考えていたのですが、マダムが使っているのを側で眺めているうちに、このサイズは絶妙なのでは、と徐々に傾倒していってしまったのでした。

重量とサイズの低減からは、なんといっても、持ち歩きたくなるのが特徴です(爆)。出先で邪魔になるか、と覚悟していたのですが、どっこいこのサイズですとマチが大きめなジャケットのポケットにすんなり入ってしまうのです。

i phoneユーザーには、そんなpadを持ち歩くなんて、ありえねーし。となるわけですが、所持しない私としては非常に便利なのが意外ですた。特に1~2泊の小旅行。

件の、Barbour TOKITO のツイードジャケットにもぴったり収まってしまう、の図。通常、ジャケットのポケットにはモノを入れない、というのが紳士のルールとされていますが、このTOKITOデザインは逆。ぷっくり膨らませるとカッコ良いデザインがやはり秀逸です。

この11月にはいよいよi pad proがリリースされる、といいますからファンとしてはこりゃニュースです。

為替レートなど考え合わせますと、10万円の大台に乗っちゃうか、というお値段が予測されますけれど、新聞購読をヤメにして、ホテルの備品として購入すれば、ほんの数カ月で回収できてしまう金額だよなあ、と無用な皮算用を重ねる毎日。

画像は、紅葉のお庭のなか、今後の投資計画に想いを馳せるももちゃん(爆)。キホン自転車操業は変わらんのにニャ~、と。

 

 

 


西友ひさびさのグッドジョブ!! Vintage Cider 2013

2015-10-24 15:52:48 | 今日の逸品

 

 

日本でサイダーといえば、アレですが(爆)、英国でciderといえば、アルコール分7~8%のリンゴの醸造酒のことです。今年の初頭にロンドンパブでしこたま飲んでまいりますたが、リンゴ由来の独特の甘みと心地よい酔心地にやられて、なんとか日本でも手に入らないか、とおもい探しまくってみたのですが、唯一岩手県の地ビール屋さんが、英国流に作っているのみで、生産量も少なくて事実上入手不可能でした。

ところが、つい先日近所の西友に立ち寄って輸入ビールやワインなどを検分しておりましたら、画像のこれが売られておりました。

飲んでみれば、懐かしくも飽きのこないあの風味豊かなリンゴサイダーの味。ほんのりとスパイシーでこたえられません。ロンドンのおもひでがよみがえるというものです(爆)。

しかも生産年付きのVintage ときました!ううむ、なんかよさげ。というわけで、売り場にあったのを全部買い占めてきたのですが、きょうびは西友もネット販売アリとのことで、いきなりオトナ買いをしてしまいますた。

届いてみますと、今度は一年新しいVintage 2013です。

並べると色が濃く、さらに良い予感。

ぜひとも定番化してほしいものです。みなさまも西友にお出かけの際にはぜひともお買い求めいただき、定番化にご協力くださいませ(爆)。

 


履き道楽2015 ドライブのお供にはJohn Lobb Cutter

2015-10-24 15:04:04 | 履き道楽

ひさびさの履き道楽ネタ。画像は、去年の大リストラにもめげず、しっかり手元に残した(爆)、John Lobb Cutter。

製造が中止になっていることや、アシへのフィットが抜群だったことから見事にリストラをくぐり抜けることになったわけです。今風なシェイプ、というのもあったか。

ラストは4596と呼ばれるロングノーズ+スクエアトゥで、サイズ選択を誤った前オーナーからお安く譲り受けたものです。

試着しただけの新品を、定価の3分の1のお値段で手に入れたのですから、良い時代がやってきたものです。

爾来、大切に履き込んで、カカトは一度ゴムの張り替えを行ったのですが、ソールはまだまだ元気。運転のたびに抜群のフィットが味わいたくて履いております。ドライバーズシートの狭い足元はペダルやフロアーに囲まれて靴にとっても過酷な条件ですが、そこはJohn Lobb謹製のスエード。ブラッシングと洗いで、その都度カンペキに蘇ってしまいます。このモデルで、たとえばMidnight Suede のバイリクエストなど行ったらキレイだろうなあ、と思うのですが、もはや廃盤。あるうちに買っておけ、というわけです。

どうです、6年も履き込んでいるようには一切見えないのがジマン。この耐久性でしたら、プレステージクラスのOxfordあたりで作ってみてもいいかな、と夢想する昨今。

そういやあ、つい先日

John Lobb Londonからメールがきて、春先に注文した一足が出来上がったから、取りに来てくださいね、と言われてしまいますた。くく~、これこれ、これを待っていたんですよ!!

通算2足目。Londonに出向く用事ができてしまう、というのが個人的にはたまらんわけです(アホ)。

今回はリザードでスペシャルオーダーをかましたのですが、仕上がりはまあ「凄まじい」そうです。なんといってもエルメス由来のJAVA Lizardですからして、インドネシア界隈での捕獲から始まった(まじ)というからタダゴトではありません。ううむ(汗)。

円ポンドのレートはあいかわらずぱっとしませんけれど、やはりまたロンドンへと出向いたからにはさらにまた一足、ということにならざるを得ないでしょうなあ(こりてねーし)。

というわけで、次の渡英の日まで、次の一足を夢想する毎日(ばか)。

画像は、今風なJohn Lobb Cutterに対して、83年頃にリリースされたRalph Laurenのクロコダイルローファー。新品で売り場に並んでいたのをキヨミズジャンプで買って以来、すでに30年以上履いているのですが、最前線で活躍中です。

この靴に使われたクロコダイルは腑が小さくて、上品。現行のJohn Lobb Lopezのクロコダイルは180万円超で売られていますけれど、並べてもこちらが圧勝するはずです、はい(きつぱり)。

甲革部分が短く、室内履きみたいな造りもオサレでしょう?

80年代の靴はアシ全体を小さく見せるデザインが主流。そいつをエレガンスと呼んでおりました。90年代後半リリースのCutterは逆にアシを大きく見せるデザインなのが興味深い対比。どちらがエレガントか、という議論もありですが、両方ヨイ、と。

もちろんお手入れも欠かしてはおりませんが、高価な靴を買っても、こうして30~50年は楽勝で履けることを考えるとリーズナブルに思える昨今。

個人的にはたとえ一足50万円払っても、一生ものだ、と捉えられればアリだろうなあ、と(買いませんけどね)。


加齢なる遠足(爆)お仕事一区切り またしても甲府盆地に赴いてしまふ

2015-10-23 09:31:06 | 加齢なる遠足(爆)

画像はR141。ご覧のように、紅葉真っ盛り。だからといって、混み合うようなこともなく、交通の流れは順調至極。時間と場所によっては、おそろしいイキオイで流れてしまひます。

その流れに乗って(爆)、このところのマイブーム。yosshie師匠のブログに触発されて始まったショートトリップとまいります!いざ甲府盆地温泉群を目指して、今日も行ってまいりますた(ばか)!

前回出ばなをいきなりくじかれた山口温泉リベンジ。もうね、最高!再訪してよかった。圧倒的なラムネ温泉。特に露天風呂の泡つきがおそろしいほどで、ココとの比較ですと大分の長湯にあるラムネ温泉など、遠く霞んでしまいます。泡付きという点ではあちらもけして引けは取らないと思いますが、いかんせん冷たい!ほぼゴーモン。こちらはまさに適温ど真ん中。天然の掛け流しでこの温度、というのはまさに奇跡に近い、というわけです。

ボロ加減も良くて、昭和の頃にはお宿としても鳴らしたのだと思われますが、いまはひっそり。平凡な住宅街の中に埋もれつつ、マニヤならびに近所の後期高齢者のみなさまの来訪を待っておられます。近所にあったら毎日通う、の代表。ただし入湯料600円とおやすくはないが、泉質からいってリーズナブル。

だいたい、甲府盆地温泉群では入泉するのに。信州の平均価格500円では足らず、600~700円が中心価格帯。山梨の日帰り施設では、地元住民向けに通常の半額程度の料金設定があるところが多いのですが、維持管理の費用を考えれば、ゼンゼン安い。おそらく、自治体からは補助金なども出ているのかもしれませんけど、そんなものではおいつかないないのも自明。

苦労して維持されている貴重な温泉にぶらりと行って浸からせていただくのですから、この程度は仕方ないか、とも思うのですが、2通りの料金体系、というのは慣れるまでは気になります。

さらに

国母駅前健康ハウス!ビミョーな外観とネーミングで、yosshie情報がなかったらゼッタイに寄らないタイプの施設ですが、どっこい毎分168.2リットルの源泉掛け流し、というか「源泉噴水おとし(爆)」。圧倒的な湧出量(というか、動力揚湯ですけどね)を生かして、迫力満点のグリーンまたはイエローの良泉を思い切り味わえます。

施設はやれきっていますが、まだまだこれからが償却を終えたあとの利益回収の期間(税務上)というもの。館内は昭和の空気。そう、ちょうど東京タワーのフンイキがお好きな方にはよいか(爆)

平日の昼間はなんといってもまばら。この日は、休憩室に後期高齢者が1名いたのみで、浴室は私の完全貸し切りですた。噴水のように注がれた源泉が浴室全体に溢れ出ているのが圧巻です。

いやあ、全く濃いわ~。というわけで他にもまだまだあるのですが、1日にいくつも入っているとさすがに湯あたりも激しく、なんのためにつかっているのかわからなくなってまいりますから、早めに撤退いたします。なあに、また来ればいいんです。温泉、無くなりませんから、多分(汗)。なんといっても1時間半で帰着できるのはありがたいです。

おまけに行きと帰りは曜日によって、ルート選択を行えば、クルマのポテンシャルを思い切り味わえるルートがいくつもあるわけで、まさに私にとってのパラダイスでございます(爆)!

ううむ、次はいつ行こうか。すでにそわそわしてしまうわけですが、甲府の温泉群はいちどつかれば気がすむか、という印象です。

それぞれに泉質が異なっていて、まことに味わい深いのですが、甲府の街中は訪れてけして楽しい街並みなどというものではありません。

山梨県の県庁所在地なんですから当たり前ですが、交通量も多いし、入り組んでいます。

たとえば別府の街中は、交通量多くても、入り組んでいても何度でも通って味わってみたいが、甲府はそうなりにくい。なんか違う。別府に降り立つと、ああ、温泉天国にやってきた、と肌で感じるのですが、甲府に降り立って、温泉天国だ、と感じるのはyosshieはじめ、私も含めてマニヤのみ。

つまり、温泉で食っていこうとしていない。プライオリティ比較的低い。とそんな空気をそこはかとなく感じてしまうあたりが甲府の温泉。キブンがアガらないわけです。

あ、けして良し悪しを論じているのではないです。

そんな街並みにお宝といってよいレベルの温泉がそこかしこに点在しているのですが、街中は「関東」平野から続く平凡なノリで覆い尽くされてしまっているので、味わいとは無縁。温泉情緒などカケラもございません。つまり温泉街としては生かされていない。いわゆるノリの違いだ、というわけです。

極上の温泉に浸かってきて、服を着て、フア~、とか言いながら(爆)屋外に出た瞬間に目に入るのは平凡な地方都市の住宅街。

と、じつにこのあたりが甲府温泉群の味わいどころで、こんなところにこんな名泉が、という意外性が持ち味なのかも、とわかったふうなこと言ってないで、せっせと通いあげるといたしましょう(ばか)。


ファッソンの秋(爆)! Barbour x TOKITOのツイードジャケット

2015-10-22 20:06:04 | 今日の逸品

終了してひさしい、Barbour x TOKITO  の一連のシリーズですが、こういうコラボ物ってのは、終了してからがイノチ。評価がどんどん上がって服飾史に名前を残す名作もあれば、1シーズン限りの使い捨てあつかいになりさがってしまったり。

コラボものの終了翌年以降、というのは、服そのもののポテンシャルが問われるキビシー世界です。

そんなかでもこのコラボは、前者。ブランドとして王道を歩み続けるbarbourの一連のコラボレーションの中でも秀逸。すでに伝説の域に達しているのではないか、という印象です。

まさに吉田十紀人の面目躍如で、3年にわたって続いたコラボの中でも一切ぶれなかったあたりが成功の要因か。

独自のディテールの総合でどのモデルにもTOKITOらしいアイデンティティをもたせているあたりが、非常に上手くて、一目でBarbourのものだと認識できるし、TOKITOのものだとわからせちゃう。このあたり、ユニクロルメールにはないか(爆)?

そんな中、去年の秋口に入手した、シリーズの中でもごく少数のみ生産された、というツイードジャケットを久々に着てみますた。

サイズMは、じつは少しだけ大きいのか、という印象でしたが、画像でお分かりのように短めの着丈と、特徴的な前身頃。さらに極端なウエストシェイプときて、Sサイズではシャツ一枚羽織って着る感じのタイトフィットとなります。

土地柄、セーターなどとの重ね着を楽しみたい私としてはMがベストフィットか、と考えてこれにいたしましたが、もちろん新品の定価ではまったく雲上服の世界で、手も足も出ないときている(爆)。

某オークションに網を張り巡らせて、長いこと狙っていたのですが、非常にわかりにくいタイトルで出品されていたこれを、ようやく発掘することができました。

極厚のヘリンボーンツイードに、極上の山羊革をふんだんに使った一着ですが、とにかく暖かい。

ツイードのジャケットはこれまでも何着か所有してまいりましたが、このタイプは初めて。というか、こんなの見たことがない、って感じのインパクトがあります。デザイナー服の特徴ですね。

ダイタンに切り欠かれたフロントは、じつはドライビングに好適。短めの着丈もこれですと納得が行きます。

不恰好とも思える、大容量のポケットからもキョーレツなメッセージ性が感じられてタマランチ会長。ううむ、長い相棒となりそうな予感がひしひしと(ただの自己満ご容赦)。


ユニクロ X ルメールのコラボレーションに踊っておく(爆)

2015-10-22 18:43:02 | 今日の逸品

まさに秋本番。ファッションに興味のあるお方、ならびにユニクロファンのみなさまには、ますますご健勝のことと存じます(爆)。リリースからはほぼ3週間というところですが、すでに完売モデル続出。

数年前から続いていた、デザインばかりが踊って鼻に付くジルサンダーとのコラボには見向きもしなかった私ですが、このルメールコラボにはミゴトにはまって、踊りまくり(あほ)。

気がつけばあれやこれやと数万円をつぎ込んでしまったわけですが、とにかくベーシック+シンプル路線でここまでやってきたユニクロに、これまたシンプル+ベーシックで磨いてきたこの春までエルメスで売っていたアートディレクターとのコラボ、というのはまあ見逃せない。

まずはお試し、というわけでパンツを一本調達してみたのですが、これが大当たりしてしまい、コラボ物に特有の、あるうちに買っておけモードに突入。

トレンドとは無縁か、と思いきや、じつはトレンドそのもの。が、ユニクロならではの低価格に落とし込まれたファッションの今、のようなことを感じられるのはいわゆる「お買い得」というやつでしょう。だって、服はエルメスで買うことに決めている、なんて人、いないでしょう(爆)?

ご興味おありの方には強くオススメしておきます。


加齢なる遠足(爆)山梨の温泉がすごすぎる

2015-10-14 19:35:26 | 加齢なる遠足(爆)

またしても連休がやってきた関係なのか、当ホテルには全世界から(爆)ゲストが押し寄せておられますた。

遠くはスウェーデンからいらしたので、和の味と風味を意識して、酒粕に味噌とミリンをあわせたのに漬け込んだ豚肉の低温ソテーに日本酒を煮詰めて作ったソースを合わせた一品をお見舞いいたしました。

同時にお出しした真澄の「ひやおろし」がとまらなくなって、テーブル全員ペロンペロン(完全意味不明)。仕上げに松茸ご飯と自家製のイクラでトドメをさして、ニッポンの秋を満喫していただく作戦、見事に成功。

かようなてんてこ舞いの連続でございましたが、無事に切り抜けて、今日は夕方まで半日のお休みとなりましたので、連休にいらしたyosshie師匠のブログを頼りに、甲府方面の温泉に出向きます。

yosshieほどの温泉好きがなんで山梨の甲府なんだろう、と当初はその意図が全く理解できなかったのですが、コーフン気味に語られるご本人の説明と、web情報を総合してまいりますと、どうやらものすごいポテンシャルな模様。

個人的には20年ほど前から、上京の戻り道などに中央道経由にしておいて、目に付く看板などを頼りにときどき楽しんではいたのですが、yosshieによれば甲府の街中をマークせよ、とのご託宣。

これまでは甲府盆地が一望にできる的なわかりやすい感じを中心に攻めてきたのですが、そうではなく立地や設備などよりも、泉質重視の「地も泉(地元住民向けのお風呂をこう呼びます)」に抜群の名泉が多数見つかるぞというわけです。

まったくノーマークだったわけですが、仔細に調べ上げてまいりますとどうやら街中温泉の宝庫らしい。

大分の温泉も別府の温泉群にはじまって、バリエーションや湯量の豊富さ、あと周辺環境などなどでとんでもなく素晴らしいわけですが

この動画に登場してくるおフロのほぼ全てに浸かり尽くしたミーハーな私にしてからが(爆)、まだまだ!山梨の温泉レベルはこれらと同等か、むしろ、って比較するものでもございませんね。温泉は語るものではなく、浸かるもの(爆)。

というわけでまずは

山口温泉。ガーン!なんと臨時休業な模様!クヤシイ、くやしすぎる。出鼻をくじかれるたあ、このことでい(爆)。

わざわざ大分の長湯温泉にあるラムネ温泉を訪ねたほどの炭酸泉好きな私といたしましては、諦めきれませんので、後日再訪を誓って、ここはいったん撤退。戻り道に別の「ラムネ」を有するという韮崎旭温泉に寄ることにいたしました(レポート後日)。

さて、半日足らずのお休みで、くじけているヒマなどはございません。急遽、こちらへお邪魔いたしました。甲府なのに草津温泉。

キホン、単純泉だというのですが、どっこい豊富なラドンやメタケイ酸その他天然ミネラルこれでもかの含有、さらにものすごい湧出量ときて、浴室内に立ち込める仄かな温泉アロマすらも感じられて秀逸。ほぼ貸切で、広大な浴室を満喫してまいりました。本当によいお湯なのが、スペックなど読まずともカラダで感じられる。こりゃ本物だと。

そのまま山梨市へと移動してさらにウナギ料理と温泉を楽しめる日帰り温泉がある、というので突撃してみますた。裏方向からのアクセスになってしまったようで、どうにも道がわかりにくく、GARMIN君も極端に細い道へと案内してくださるので四苦八苦したのですが、ようやく発見。行かれる方は、一般的な飲食店の立地を予想していると、絶対にたどり着けない仕組みになっております。要、覚悟(爆)。

極上のウナギとよく考えられた清潔な施設。さらにウナギ屋さん経営なだけに(関係ないから)ヌルヌルの浴感を愉しんでまいりますた!

いやあ、よきかな甲府盆地。

自宅からは2時間弱の距離ですけれど、しばらくは、宿泊も視野に入れながら 通いあげることになりそうです(爆)、ううむ。


こんどはなあに? またしても問題発生かっ!!

2015-10-06 09:08:40 | 悩み

さて、きがつけば10月。秋の味覚も出揃って、お客様ひきもきらず。

そんななか、どうやらホテル内の水道配管の一部に問題が発生している模様。壁際の草刈りをしていたら、壁から水が滲んでいるのをハケーン(顔面蒼白)、というわけです。

ううむ、そうくるか、と。

夏前の池の詰まり、ってのが直近のトラブルでしたけれど、こんどはさらにオオゴト!端的に言って、設備関係の工事の場合には、かかる金額がヒトケタ多いのは、過去の経験からイヤというほど味わってまいりました(脱力)。これらがなかったら、911なんて、2台くらいとっくに買えてるわけでしてねえ(問題違)。

んま、じつはこの配管問題は10年ほど前からの課題で、各所からの漏れや滲みなんてのはとっくに認知済みでございます。先送りもよいところで、水道局が聞いたら卒倒しそうですが、当ホテルでは水道ではなく、井戸水を使っているせいで、若干の漏れや滲みには寛容でいられるわけです(爆)。

いちいち気にしちゃいられない、てのがホンネっす。

ですが、それも程度問題で、今回のような外壁に滲みだすようですと、さすがに放置不能というものです。

配管の寿命はざっと30年と言われておりますから、まったくその通りにお迎えが来たことになります。

数えれば40年にならんとするわけで、別に珍しくもないのだそうです。ついでにリフォームでも、と行きたいところですが、そんな余裕もないときている。

設備関係の工事は地面を掘ったり、壁に穴を開けたり、とヒジョーにやっかいなものですが、なるべくそうならないように工夫してやっていただく腹積り。世の中、そんなにうまくゆくのかどうか(爆)?こんかいは池の時とは違って、自分で何かする、というわけではないので、まだ気がラクっす。僕の役目は支払いのみなわけね(号泣)。というわけで、今年も例年通りの自転車操業決定っ!!

ここで驚きゃあしないのが私ですかねえ~(自虐ネタご容赦)。

 

画像は、かかる事態にもまったく冷静なももちゃん。ううむ、ぜひとも代わっていただきたいものですのうっ(爆)。


ボクスタードライビングマニュアル 飽き足らず、今度はボクスターでも出かけてしまう

2015-10-04 13:09:00 | 987ボクスター・ドライビングマニュアル

画像は、新潟県、松之山温泉でかったアヒルちゃん(爆)。フロントのマスコットを務めていただいております。ご家族でコーナリング中なのがご愛嬌(違)。

さて、週末にまたしても数時間の猶予がありましたので、新潟県のいつもの温泉までドライブに出かけてまいりますた。

つい先週も同じ場所にB子さんで出かけてきたばかりなのですが、そのあまりの心地よさにやられてしまい、前回のキヲクが残っているうちに、今度は仕上がったばかりのボクスターでもおなじ道をたどって試してみようでわないか、という企画です。

例の事故現場にて。

2度とおなじ目に遭わないように、との願いを込めて丁寧に走っていてよかった!

頂上を越えて、2で旋回するコーナーにさしかかる直前のストレートを加速中に車線を大幅にまたいで登ってくるトレーラーに遭遇いたしました!

下りのフルブレーキングには比較的有利なボクスター、それもトクイチオート謹製のMBL(マイクロベアリングルーブ処理)処理済みのブレーキングシステム、さらにOH直後だったからまだよかったようなものの、フツーのクルマだったらもろに大事故、それも全損級だったはず。

こちらは直前のコーナーを2で立ち上がって、3から4に入ってさらに加速中(すべてDレンジのままですよ)。ということは速度もそれなり(一部意味明瞭)。しかもここは地蔵峠随一の急な下り区間。緊急停止といったって、タイアもキュリともいわないし、ABSも不作動のままです。みなさま、これがトクイチのクルマっす(ただのジマンご容赦)!

ちなみに、このような走行パターンでは、ボクスターに搭載されるTIP-Sと呼ばれる変速機では通称「バイザッハモード」と呼ばれる、容易にはお目にかかれない5人目のモード(一部謎)が選択されており、ブレーキングGを感知した瞬間に低いギヤを選択してきます。さらに勾配、旋回G、その他各Gなどを検出の上、5→3さらに2程度のシフトダウンを自動で行ってしまうのがさらに制動にも効いてまいります。この機能と持ち前のブレーキでトレーラの車輪までほんの1mのところで緊急停止できちゃうのですた。パニックブレーキの領域ですが、私はきっちりとシフトインジケータのシフトダウンを観察する余裕があった、といえば、車両の安定具合がお分かりいただけるでしょうか。

ここの降り具合は区間によってはものすごい急勾配で、速度が乗りやすいので要注意っす。それにしてもものすごいブレーキングGでした。助手席側の足元に縦にスキマなく置いた10kgほどのトートバッグがダッシュボードとの間で潰れながら前向きに転がってましたもん(汗)。

松之山では、例によって極上の温泉を貸切で堪能してまいりました。付近には火山も海もないのに、地中から海水が98度もの温度で溢れ出している、という非常に珍しい温泉で、源泉は海水そのものの塩分に、石油分を含んで独特の泉質を誇ります。

この泉質をおめあてに200kmものドライブを敢行してたどり着く、ってのもまことにアホらしくてアレですが、なにしろ道路環境が抜群なので、つい出かけちゃうんですよね~。山中にいながら、磯臭い温泉、こりゃたまらんわ、というわけです(狂喜)。

R117はあいかわらずの無法地帯。

80kmh程度でも地元のKワゴンに煽られてしまうので(まじですよ)、北海道並みの流れを誇ります。

時節柄、対向車線のバイクも多く、バイクを見ると反射的に白バイではないか、と錯覚してアクセルを抜いてしまう私の悲しいサガのおかげで(爆)一定速度がなかなか保てません(自業自得)。

R117は国内では流域面積が最大と言われる千曲川が大きくうねりながら信濃川と名前を変えるエリア。つまり新潟県境。ほんとうに風光明媚なポイントが連続いたします。こちらはリフレッシュのつもりで走らせているので、のんびり流したいのですが、業務または移動の方々は一刻も早くやっつけたい区間。まさに高速道路並みの流れが要求されます。と、そんなわけで追いつかれたら引き離す(完全意味明瞭)、の繰り返し。 

目的地付近ではこのようなくぬぎの美人林がたくさんあって、雰囲気が非常に良いです。ここもあと数十日で一面銀世界、という始末でしょうが、それまでにせいぜい通い上げておくといたしましょう(またいくのかい)。

ボクスターとB子さんでは、フィールが全く違うか、というのが世間一般の常識というものですが、じつにまったく同様のライドが提供されております。

また、ワインディングではキホンDレンジしか使わない関係で、7速ツインクラッチのB子さんの方が数枚うわて!ただし速度域だけが違う、とね。ボクスターも学習機能をつかってシゴいてやると、バイザッハモードが非常に簡単に呼び出せるので、踏みかたによっては凶暴で、高回転を維持したままけしかけてきますけれど、いかんせん古い。ツインクラッチのクールな感じにはまったくかなわない感じ。が、そこにドライバーが介入する余地が生まれるわけで、遅いの、パワー不足だのなんのと言われるボクスターのATにも独自の乗りこなし理論がある、というわけです。

ミドシップのトラクションこれでもか、の僕ちゃんではコーナー間の加速のリニアリティと旋回の軽快感が味わいどころで、これだけはFFにもFRにもないな、という印象です。

こんかいの油脂類総とっかえの成果で、リニアリティがさらに上がっているのが、運転のカイカンに直結しており、こんなに気持ちよかったっけ~、とニンマリいたします(自己満ご容赦)。

みなさまご期待の帰りのアウトバーンではナニゴトも起きず、ひたすら快適に流してまいりますた。ううむ、ゼータク。

 

 


予想外に快適 LLBeanのモカシン

2015-10-04 09:28:36 | 履き道楽

画像は、LLBeanの名物。商品名Bean Boots Moccasin。シリーズ中、いちばん実用性に欠けるのではないか、と思われるプロダクツですが、あえて手を出してみたものです。

ビーン歴30年、7足目を優に超えてしまった私ですが(汗)、その中で気がついたのはこれら一連のビーンブーツはエイジングとは無縁の使い捨て靴である、という事実。

工賃が微妙に高く、リペアして使うかどうか、ギリギリの選択を3~5年ごとに余儀なくされるわけなのですが、レザーの質感が程よく安っぽいおかげで、ミゴトに買い替えにつながっているあたりが非常に巧妙である、と前回お伝えしたキヲクがございます。

画像の一足では商品代金、税別13000円のところへ、修理代金が税別10000円(5年前しらべ)ですから、おわかりですね(汗)。

ご存知かと思いますが、このビーンブーツの修理は事実上、不可能。そう、修理ではなく、交換のみ可能なのです。

ソール部分の防水性能を優先させるこのビーンブーツでは、ソールと甲部分が一体成型で造られているのが製品のキモ。ヤレるのはもちろんソール部分ですから、足が包まれるゴムパーツをまるごと取り替えたうえで、上部のレザー部分とのステッチをやり直す、というのがビーンブーツの「修理」なのです。

プロモーションビデオでは、やれ手作りだなんだとおっしゃっておられますが、なにミシンで縫ってるだけ(爆)。

じつにこの手作業をアメリカ国内でやらかしているがゆえに、このお値段なわけで、ベトナムあたりで製造中の他ブランドの同様プロダクツを参考にすれば、実質は一足あたり4000円弱が良いところ。

そこへこの金額を払おう、ってんですからブランド崇拝と言われても仕方がない。が、この場合、金額の問題ではないのです。

これの用途は沼地の歩行だ、というのですが、実際に泥濘の中を歩く、なんてパターンはおそらく1%にも満たない。実際には99%以上がアスファルトのうえを歩行、というパターンとおもわれるので、ソール部分の磨耗が激しく、使用パターンにもよりますが、現実にはもって3~5年がいいところ。

さて、別にモンク言ってるわけではないです。イヤだったら7足も買いやしませんて。どころかまさに名品!

ブルックスのBD、虎屋の羊羹(またはじまっちゃったよ)。オーソドキシーの権化。お値段で買うのではない、看板を買ってる、まさにブランド買いです。それでよいのです。

こんかいのこのモカシンは実は洗車に向きます。

歩行では、かかとが動いてしまう関係で、疲れがきてしまいますが、簡単な調理ですとか、洗車だなどという水仕事には好適。脱ぎ履きもワンタッチなのが秀逸。

私の生活パターンでは、住居内で秋冬にスリッパ代わりに履く、というものですが、このところの低温傾向にはまさにうってつけでございます。

日本向けラインナップにはないBと呼ばれる狭い木型はチャレンジングかと思われましたが、私には予想以上に快適。

画像は、つい5年ほど前まで履いていたタイプ。これもまたスニーカー感覚で秀逸。実はブーツまでゆかなくとも保温性も確保されていて万能です。

で、これが先日輸入したての8インチゴアテックス内装いちばん高いの持って来んかーいバージョン(ばか)。通算2足目ですが、じっさいに決済してみましたら、中華バブル崩壊寸前のものすごい円ドルレートで換算されてしまい、送料、通関料込みで、まさかの30070円、という結果に終わりました。

これ、協賛していただいたI君と送料を2分させてもらってのお値段です。つまり、単独でドットコムから輸入していたら、もろに赤字。というかドットジェイピーからの通販の方が安いということになりました。

.jpでは、31000円+TAXですから、まさにギリギリ。現在のレートでしたら、まだそれなりに、というわけで個人輸入もタイミングが難しいようで(汗)。

ちなみに、ゴアテックス内装は靴部分の内装すべてに貼り巡らされておりますので、はき心地はカナーリタイトです。

通気具合はもちろん変わらず、ただ吸水、吸湿性能があがる、というだけでこのお値段ですが、それでも靴下がびちょぬれになることがないのは素晴らしいです。クッション性能も上がるので、履き慣らしてからは手放せなくなるのも他にはない特徴か。