嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

加齢なる遠足(爆) 緊急変 九州弾丸ツアー5 ジョンロブ・カッター・インプレッション

2011-04-30 21:02:59 | うんちく・小ネタ

Dsc02778 ジョンロブのカッターはすでに廃盤。どうみても英国靴には見えないシェイプに、ジョンロブ謹製の極上スウェードを使ったゼータクな一足。英国靴のくせにやたらとモデルチェンジが多く、モデルライフが極端に短いジョンロブの一連のラインナップのなかでもこれは特に短命でした。なんと逝ってもマッケイ以前のセメンティッド、つまりは靴底を接着剤で張り合わせただけの構造のくせに正規小売店定価90000円オーバー・・・売れやしない、って(完全意味明瞭)。発売当初は「グリーンゴールドスウェード」なる呼称のライトブラウンものがLEONなどに掲載されてイッキに品薄となっておりましたが、どっこいこちらのブラックは丁寧な白ステッチ、ただし光沢あり、が効いていて出色。ホワイトやブラックのリネンパンツなどにはこちらでしょう、となります。

Dsc02656 こんかいの弾丸ツアーにはこれを履いていきましたが、なに晴天の予報が続いておりましたので心配ない。なにせソールの厚み2・5mm(驚愕)、そこへ毛足長めのスウェードときているわけなので、雨に遭わせてしまうとその場で全損となるわけですね~・・・ううむ、英国靴には有り得ない仕立てなのですが、そこがヨイ。つまりはクルマの後席などに忍ばせておいて、ここぞ、というときにというのが本来の使い方か。

さて、そのカッター(全長が短めのヨットの呼称ですね)を3日間フルに履き倒してどうだったのか・・・硬めのソールからくるソリの少なさが実は疲れにくさに直結。硬いソールは当然歩きにくさにつながるはずなのですが、そこはさすがにジョンロブ。絶妙の硬度加減で歩きやすいし疲れにくい、という二律背反をやってのけております。正規店定価はダテではなかったか、と(うそ)。

ただしロングノーズにスクエアトゥのこのシェイプはどう考えても先端にはヒジョーにキズがつきやすい。というわけで常にキンチョーしつつ歩く、という感じになりますが、それでも他のジョンロブにはない洒脱な感じは買いでしょう、と。え?なにケチケチ履いてないで、ドカーンと逝けよ、って・・・ごもっとも(爆)。


加齢なる遠足(爆) 緊急変 九州弾丸ツアー4

2011-04-30 20:06:12 | 加齢なる遠足(爆)

Dsc02752 さて、例によって別府の素泊り宿でも思うさま内湯を楽しみ、さらにお部屋では大分名物のトリの唐揚げに「吉野の鶏飯(トリモモとゴボーを九州のお醤油で炊き込んだゴハンをヲニギリとした大分名物・・・3個入りが298近辺で売られておりますが、原価はその30分の1以下でしょう・・・ゼーム調査せよ、と)」さらにビールとワインこれでもか(爆)。いつしか湯の街の夜は更けてゆくのですた~(毎度おなじみ)・・・え?なに、お宿の料理でも食べて勉強しろって?ごもっとも(爆)。

翌日には県道11からR210経由で九重連山へと分け入り、周辺に湧きまくる温泉を行脚いたします。名前だけの湯布院なんて当然パス(完全意味明瞭)。今回のトヨタのOEMマシン(treziaという名前ですた)はロングホイールベースからくる安定感がヨイ。キモチ悪い触感のインテリヤはともかく、100kmhまでは順調に推移いたします。九重のやまなみハイウェイなどのまばらな区間ではそれこそハイウエイなみのアヴェレージを保つことが可能ですが、けして楽しくはない(爆)。100(油温)を越えるあたりからボディ全体が浮いてくるような不安定なフィールが出てきてとてもぢゃないが踏めない。んま、制限速度が40kmhの道でそんなことをやってるからだ、とのご意見ごもっとも(ばかともいいます)。装着のBSエコピアは出色。ムリしてもしっかりついてくるぜ(爆)。

Dsc02750 九重にはそれこそ様々な温泉が湧きだしており、エリアにいったん分け入ったが最後、なかなか出てこられない(爆)。今回はそんななか「筋湯」と「筌の口」に突入いたしますた。あらかじめうちのガーミン君にはしっかり「お気に入り登録」して万全を期しておりましたが、このあたり一帯のフクザツに入り組んだ地形、というかこれでもかと湧き出している各温泉間の位置関係だけは把握しておく必要があるでしょう・・・地図上ではすぐとなりに思えるものでも一山越えて、ということにもなるわけですが、そこがまた楽スィ~。極端な話、源泉が5m離れているだけでもまったく違うお湯が湧いているディープなエリアが九重なのです。画像は筌の口温泉の「新生館」・・・ドバドバかけ流されている温泉はご覧のようなイエローですが、そこはかとなくよい香りが漂ってウソのよう!鹿児島でつかった妙見温泉に似た鉄分丸出しの良泉ですね。大浴場は当然のように貸切ですた~。以下痔号。


加齢なる遠足(爆)緊急変ー九州弾丸ツアー3 

2011-04-30 12:55:03 | 加齢なる遠足(爆)

Dsc02711 さて、ダウンタウン・別府・・・一言で逝って、所謂「盛り場」のそれなのですが、いかんせん、ビジネススタイル古すぎ(爆)。昭和中期に全盛を誇った温泉+夜の歓楽街、という熱海あたりがモデルの街づくりがなされたおかげで落ちぶれ方も凄まじいです。

ただし、そこはそれ。世界一といってよい温泉の町ですからして観光収入、ひいては自治体の税収も素晴らしいレベルのはずで、そのおかげでしょう、市営の温泉施設などは充実の極み。

今回は海辺の「北浜テルマス(500円)」なる巨大なオーシャンビューの屋外温水浴槽(水着着用・・・おばあちゃんとの混浴となりますた)」で思うさま楽しんだのち、画像の「別府温泉」の発祥とされる竹瓦温泉(100円)にも敬意を表する意味で寄りました。どこか道後温泉を髣髴とさせる造りの外観ですが、他にも湧きまくっているおかげで道後のような「いかにも」観光地のノリは薄れており、非常に居心地のよい空間となっております。所謂ジモ泉のノリですね。

Dsc02715 さらに、

晩御飯にお宿で食べる予定の唐揚げを駅前通で買った折に、どうみても試食しすぎの揚げ手の青年(一部意味明瞭)に揚がるのを待つ間に「梅園温泉はこの近くですか?」ときいたらば、フツーに行ってもわかりにくいので、と、発見のコツをご教示いただき、無事に発見いたしました。

「ココ~」という表示が見えるところにあるわけではなく、本当に隠れるようにしてある温泉ですからして、まったくディープ。ニンゲン同士でもすれ違い不可の小路に埋もれるようにしてある温泉ですが、泉質が素晴らしい!湯上り状態となってから気がつくのですが、お肌サラサラ(爆)。しかも100円!眉毛のない「ママさん」方が三々五々出勤前に入浴されているのを眺めるにつけ、旅情がイキナリ高まるのですた~(爆)。ううむ、よきかな・・・ダウンタウン・別府!

ちなみに路上で買った唐揚げは本場「中津」系のお店で、レベル高し!この他にも町中いたるところに唐揚げ屋があって、味を競い合っております。大分名物のとり天とはまた違って、味付けで勝負、のようなところもありますが、個人的にはこいつに柚子胡椒を塗りつけて汗をかきながらビール、というのがタマランチ会長(ひさびさ)。もう止まりませんよ~(圧倒的塩分+カロリー過剰摂取)!!


加齢なる遠足(爆) 緊急変ー九州弾丸ツアー2

2011-04-30 11:48:15 | 加齢なる遠足(爆)

Dsc02704 日程に余裕のないたびでは、勝手のわかっている目的地に出かけるのが肝要(あたりまえか)。1分1秒もムダにしたくないわけで、そうなるとやはり別府でしょう、と(そうなのか)。

画像は別府いちのショッピングセンターYou Meタウン別府(ゆめタウンと読ませるらしい)の駐車場からの眺め(!)・・・どうです。知らずに見るとどこかのシーサイドリゾートでしょう!どうみてもフツーの日用品を扱うお店からの眺めには思えない。山側には観海寺や鉄輪などなど名だたる名泉を擁しながら海側にも名だたる高温の温泉群が散在してまったく得難い立地なわけですが、そこへこの画像のようなヨットハーバーなども点在、さらに砂湯まであるぜ(爆)!今回はそのダウンタウン別府に分け入って探訪して見ますた。以下痔号。


加齢なる遠足(爆)緊急報告変! GW直前に九州弾丸ツアーを敢行してしまふ(爆)

2011-04-30 11:27:29 | 加齢なる遠足(爆)

Dsc02708 私のフットワークは軽いので有名(爆)・・・けしてニンゲンの軽さの反映でわない、と自他共に認めるところですがなにか(謎爆)。

GW直前に一仕事終え、お客様も一段楽したところで出発を決意。そうなってからは早いのなんの(爆)。暖気と冷気が交互に入りやすいこの痔期に2日ほどの晴天を旅先でゲットするのは至難の業。詳細な天気予報と1週間ほどにらめっこの上、ここだ~と日程を決めたのが出発の2日前(爆)。

あまりにもフットワーク軽すぎぢゃ・・・とは思いましたが、なにGW直前のこの痔期なんて国内どこ逝ってもガラスキなんてえもんぢゃない。件の「特典飛行(完全意味明瞭)」チケットをゲットして、またしても大分~熊本を中心に正味2日ほどで攻め入ってまいりますた~(本当に気に入っているのです)。

すでにおなじみの便(爆)となったANA193便は空席のみ目だってまっDsc02725 たく違う便みたい。35パーセント程度か。上京の際の新幹線も1両に2人、という乗車率でございました(いいのか)。

こいつぁ~、期待できそうだ、というので、勇躍、大分空港に降り立ち、今回のウエポン、もといアシとなるマシンもといレンタカーに乗り換えます。各社お見積りの上、クラス最安値のオリックスレンタカーから提供されたこのマシン(違うから)・・・走行200kmの新車。どこかでみたシェイプながらエンブレムにはスバルのそれが貼られております(謎)。以下痔号。


GWきたる~

2011-04-28 20:05:07 | 今日の逸品

Dsc02787 さて、明日からGW(ものすごい表現だ)!今年は暦の並びがよろしく、2日ほどのお休みを取ってしまえばフツーに10連休も可能・・・夏休みには計画停電回避のためにさらに長期休暇を集中的に、となる模様ですからして、お休みの日数だけで見ればまさにフランスのよう(爆)。

そんななか、こちら長野県中部では桜が満開。昨日あたりから満開もうどに突入、あと3日はもつか、という絶好のお花見日和にミゴトにGWが重なってすばらしい・・・といいたいところですが、県南部の桜の名所として名高い、「高遠の桜(城址公園に咲き誇る桜でございます)」に出かけたお方によれば「かつてないがらすきぶりに腰を抜かした」由・・・ううむ、人が動いていない様子・・・

幸いおいまつえんには例年通りマニヤックな少数のお客様がおみえになるご予約を頂戴いたしております(爆)。GWとはいえ、落ち着いて楽しんでいただける体制が整っております(空いているともいふ)。なに、例年通りのことでございますが、実はここが貴重!!あの震災のあとのこの混乱のなか、このように例年通り、といえるお宿が一体何軒あるというのでしょう。この場をお借りして顧客のみなさまには御礼申し上げる次第でございます。

今年は地元のお野菜を中心にさまざまな調理を施し、オンリーワンのお皿を提供させていただく予定。GWのご予定が埋まらない、とおっしゃるお客様、まだまだ余裕でございます(いいのか)、お問い合わせを、0267-62-0251 おいまつえんまでどうぞ。


速報! Aさんからの電話(爆)

2011-04-22 20:25:24 | トクイチオートを考える

Dsc02691 さて、おいまつえんはGWを前にして、ものすごい忙しさ・・・んま、慢性人手不足なもので、知れてますが(爆)、まことに有難いことでございます。

そんななか、「あの」Aさんよりわざわざお電話を頂戴いたし、「今度のはスゲーよ、と(完全意味明瞭)」。そう、このところ話題のトクイチオートリリースの例のテクノロジーなのですが、いちはやくゴルフ5を入庫させて味わってしまった由・・・ううむ、うらやまスィ~っす!!

端的に2リットルFSIのゴルフGTが2・8程度には感じられてしまふ、というからタダゴトでわない!きけばあのトクイチオートが「ボディチューニング」に走った、というでわありませんか~(絶句ののち詳細痔号)・・・タケヤリデッパ(完全死語)+赤キャリパー+ロムチューンか(詳細不明)。


トクイチオートをかんがえる マイスターからの電話

2011-04-18 20:11:17 | トクイチオートを考える

Dsc02693 さて、つい昨日の山岳ドライブはほんの小一時間の出来事・・・なに、うちから15分も走れば群馬県境なわけで(爆)、ワインディングには事欠かない・・・帰宅してからは念入りにPCSのS703+HQのダブルコートでメンテナンスしておきます。ついでにあまりにもお天気がよろしかったので、インテリヤ関係もすべてマジックリン処理(ヒマなのか)・・・これでいつ買い手が現れても大丈夫だ~、と悦に入っておりましたら(それかい)、こちらの心中を察したかのようなタイミングでトクイチオートのマイスターからお電話を頂戴してしまいました・・・

なんと、距離がのしてきているEBS処理済みの個体に共通する、キツめの乗り心地を改善する仕組みを考案したので、至急入庫せよ、とのご託宣(驚愕)・・・ぬはあ、本当ですかぁ~!と狂喜いたし、すぐさま予定を組もうとしたのですが、この先10日ほどはいかんともし難いぞ(ツケが回っている)!

ううむ、モンゼツとわまさにこの状態を言うのでせう(ばかともいいますね)。嗚呼、楽しきかなクルマ道。次々に提案されてくる「世界最高レベルの(完全意味明瞭)」クルマのかわいがり方。こりゃアランデュカスどころでわありませんね(一部意味不明)。詳細痔号。

同様の悩みをお持ちのEBS車オーナーのみなさま、お問い合わせをどうぞ!

画像はうちのTTの雄姿(爆)。球体モチーフがフィーチャーされるアングルを選んでみますたが、現行のアレには見られないこの愛嬌とゲージツ性を見よ、と(自己満に浸る)。けして文法どおりでわないのですが、なぜかスポーツカーに見える半面、球体に直線を組み合わせることでクールな雰囲気を醸している異質なクーペデザイン・・・Design Museum of London収蔵品!!


春のドライブ2日目にでかけてしまふ(爆)

2011-04-17 20:30:13 | 

Dsc02688 さて、今日も良い天気。でしたので時間を作って、今度はワインディングへと出向いてみますた~(ばかです)。

春先の黄砂はいまや季語か、というくらいな付き物となってしまいましたが、今日は特に濃い(爆)。なるべく交通量が少ないワインディングへ、ということでR254を群馬県方面へと向かってみましたが、正解!直線部分ではみなさま100kmh程度で流しておられますぜ(爆)。

TT3・2の場合、Dレンジの80kmh程度で流しておりますとトルクが湧き出てくるゾーンに差し掛かるあたりに常にエンジン回転が保たれるので最良。今日のR254はまさにうってつけでございます。レスポンスなどという単語はアウディのエンジンにははっきり逝って無縁ですが(爆)、まあたまにわ、というわけで「左クリック」ののち、まさかの2段落としなどやらかして、意味のない加速も行ってみたりするわけですが、変速そのものや、トラクションのかかり方、車両姿勢などには「申し分がない(きつぱり)」。旋回時に思い切り踏めるのか、となったときにはまあわかりませんが(爆)、別にそんなことしてもなあ、と。ただし、超高圧に保たれるEBSエア封入のタイアから来る乗り心地はキツイ!ダンパーのヤレをカバーするセッティングとなっているのでしょうが、路面を選ぶ乗り心地となっているのは現実です。

MTモードも違和感なく楽しめる仕立てと、なんともいえないキモチのよい変速マナーは、DSGが完全に定着したと思われる昨今、非常によい買い物であった、と今更ながらに感慨しきり。

アルファのセレスピード(すでに懐かしいぜ)みたく、放置プレーののち忘れ去られるメカニズムがあった(完全過去形)一方、こちらはいまやトレンドの最先端。ほぼ全メーカーが追随する先端メカニズムとなったわけですが、これの嚆矢となったのがこのTT3・2であったことよのう、とつい7年前を振り返ってみますに、自分のもの選びは間違ってはいなかった、との確信を強めたことでございました。

ひいてはこのDSGの一番乗りを果たしたモデル(とそれヲ買った自分)をいかに落ち着かせるのか、今後の課題はそのあたり。よいものを手に入れて、いつくしみながら使う、というのが私のスタイルだったはずですからして~・・・TT3・2をこのあとどう愉しむのか、金額とともに(爆)ハードルもナカナカ高そうですが、これを愉しまずにナニヲ愉しむのか、と・・・詳細痔号。


ルイヴィトンのモノグラムをお手入れしてみる(爆)

2011-04-17 15:11:19 | 今日の逸品

Dsc02703 さて、世界的にも有名なルイヴィトンのモノグラム・・・高校生がママから借りたこれを修学旅行にもってゆく(抜腰)というわけで、知名度これでもか(爆死)。そもそもこのモノグラムは空想上のユリをモチーフにしたものだといわれておりますが、まあ大抵のおうちにひとつやふたつ(爆)はころがっているのでわないでしょうか?なかにはアヤシイなんてもんぢゃない中華製も・・・(以下自粛)

かくいう私の手元にも先日買ったばかりのsac steamをはじめといたしまして、ゴロゴロしております(爆)。なかでも使い倒し度ナンバーワンのlock it vertical・・・1950年リリースだったモデルを2006年に復刻させたものだ、というから奥が深いです。1泊程度の旅行にはもってこいなのと、ちょいとしたドライブに小物を詰め込んで、などというのにもうってつけ。今日はこいつに犠牲・・・あ、いやとんでもない!餌食・・・いや違う!サンプルとなっていただきましょう。使用期間約5年。先日買ったsac steamが1901年リリースの復刻だ、というのはまったく偶然ですが、半世紀ごとの話題モデルが揃ってしまったといふ・・・(祝)。

Dsc02702_2 だれでも持っているモノグラムだなんだと逝って嫌われることの多いLVのこれでございますが、どっこい、耐久性、デザインの普遍性、機能性は文句のつけようがない。加えてそこはかとないステイタスも有します。んま、婦女子が持って歩いたところで、いまやこの国ではあたりまえだのクラッカー(出典不明)・・・ここはひとつ紳士がこれ見よがしに持ち歩いて(下品ご容赦)、存在を主張しまくるのが肝要です。その際、小型のバッグやアクセサリー程度では非常にイヤミに終始するのに対して、旅行の道具として扱うのがキモ。そうしたシチュエーションでのLVはまさに比肩するもののない独特の存在感を放つのです(多少オーバーですがなにか)

ヌメ革部分もデリケートか、と思いきやその逆で、アメ色に変色することで耐久性、対候性ともに使い込めばその分だけ向上してゆきます。ホンモノである限りは純正パーツで補修が常に可能なのも嬉しいところです。

加えてモノグラムが刻印されている塩ビ部分でございますが、ここも丈夫なんてえもんぢゃない。キズが非常につきにくく、特にスリキズには強い。レザーなど比較にならないレベル。加えて経年劣化しにくいのも大きな特徴でしょう・・・が、使い込むにつれて表面がテカってくる(爆)。もちろんホコリと油っす(私の好物か)。

先日買ったsac steamは、店頭では気がつかなかったのですが、驚くほど程度がよく、このモノグラムが刻まれている塩ビ部分がほとんどテカリのない状態でまったくたまげます。お手入れの必要ももちろんなし。対して6年物のロックイットのほうは・・・ペカペカにテカっておられますぜ(爆)。

というわけで得意のマジックリン攻撃を仕掛けること30分・・・最初は驚くほど汚れが解け落ちてきて、まったくたまげるのですが、4回ほどしつこく(爆)拭き上げるうちに新品時に近いマットな風合いが戻って非常によし!此の際、変色が進んでいないヌメ革部分に水分をつけてしまいますと「そのまんま」シミになりますのでご用心(完全意味明瞭)。なお、このヌメ革部分にはなにもしないのが一番よろしいようです(きつぱり)。

え、なに?この通りにやって、拭き上げたらモノグラムがおちてきた、って?アウ~・・・中華製類微豚ってやつ(完全意味明瞭)?


Tom Ford TF5178インプレッション

2011-04-17 09:12:03 | 眼鏡道

Dsc02515 こんかいのトムフォードは、こちらのこれ(爆)、を売却した上で予算枠を確保。そのうえでアメリカより直輸入を計ったのですが、インヴォイスにsun glassesとの表記があったせいで、なんと関税が課せられてしまい、600円の関税にDHLの立替手数料700円(!)、が加算されて予想外の出費となってしまいますた(爆)。

配達のお兄さんにこれはサングラスでわないので、関税がかかるのわおかしいのでわないか、と食い下がってみたのですが、お客さま相談窓口へどうぞ、とにべもない・・・まあ支払いを拒否してDsc02697 も納品が遅れ るだけだ、との判断から泣く泣く支払いました。かように眼鏡を直輸入なさる皆様は要注意です。注文時にインヴォイスにはeye glasses と明記せよ、という一文をお忘れなく!

さて、1枚目の売却済みの一本はオリバーピープルズの2009年モデル。もろに80年代を想起させる造りのナードな雰囲気がウリの一本です。つや消しの細みな造りに当時としては珍しかった縦長の造形にヤラレて購入。たしかデコラ東京でレンズ込みだと5万円逝っちゃうのに恐れをなして(けち)、ギフトにするのでフレームのみ売ってください、と虚偽の申告をいたし、地元の格安眼鏡店でレンズを入れたのがつい昨日のことのように思い出されます(セコすぎる)。2万円台で売られているカッコよいフレームを店頭で見かけるとつい、となりがちですが(ならないから)、商談の前に「このお店で一番安いレンズはおいくらですか」ときっちり訊いた上で物選びをしないとタイへンなことになりますので、眼鏡道初心者のみなさまはご注意。特にデコラ東京のような地代ならびに人件費が上限まできているだろう、と推察される立地の店舗にあっては要注意でございますからご用心(ケチともいふ)。同様のものを高く買わされる、というわけですね(完全意味明瞭)。

なにレンズなどJINSの例を見ても判るとおり、企業努力さえあれば通常店舗で1対15000円より、となっている非球面レンズが3000円ちょぼで入手できる時代なのです。度数さえ間違わなければそれでよい、と(きつぱり)。

オリバーピープルズの眼鏡は色だし、造りともに一級でしたが、これらすべて現在は福井県鯖江市でライセンス生産されている、とのことです。恐るべしニッポンプロダクツ。

さて、肝心のTF5178ですが、ギョっとなるくらいな派手な第一印象とは裏腹にじつは顔なじみがよく、上部のちょっとフォックスが入った感じ(専門用語ご容赦)がお茶目で誠によろしいです。メディアで主に扱われているブラックもシャイニーと呼ばれるツヤ有り仕上げなのが効果的でそこらにころがっているウエリントンとは一線を画しているあたりはさすがにトムフォード!カタログによればもう1モデル茶色の2トーンが存在するらしいのですが、どなたかインプレお願いいたします(爆)。

が、いくら顔なじみがよくてもこの造形にこの色ですからして、服も選ぶか、と覚悟していたのですが、ユニクロにぴったり(爆)・・・なんだフツーぢゃねえか、と(違うから)。


春のドライブに出かけてみる

2011-04-16 20:34:01 | 

Dsc00839 さて、つい昨日、お天気があまりにもよく、たまたま時間もできましたので、高速道路を中心にうちのTTをスス払いしてまいりますた~(祝)!

ヤレ気味のサスペンション系は自覚しておりますが、なにアウトバーンに乗り入れて油温が上がってしまえば非常にヨイ(まだやってるのか)!!中華、このエンジンフィールはかつてない(爆)。なんか天井知らずに速度、もとい油温が上がってしまうのが、コワいくらいでございます(爆)。回転数にして2000rpmあたりからドバドバ湧いてくるトルクがタマランチ会長(ひさびさ)。デンキも万全な様子で、6000rpmを越えてからの回り方にもイキオイがついております(驚)。

今が味わいどころのレグノ君も非常に静かで感心しきり。タイアのウォームアップが異様に早いのは気温のおかげでしょうか?

今回の車検ではルブリケーション、つまりは「すべての」油脂類を全交換。その結果がこれなのですが、スタビライザーあたりを触っていただければさらに良いのが身にしみる(爆)。つうか70000kmなんて本国の個体は2年分で消化してしまう距離なわけで、こんなレベルで悩むのは違う気がする昨今(そうなのか)。まだまだ逝きまっせ~、とひたすら前向きな今日この頃(爆)。


トムフォードのTF5178をインポートしてしまう(爆)

2011-04-10 21:16:17 | 眼鏡道

Dsc02640 さて、TTで200万かかるのわ、わかった、と(爆)。なにより車検、それもトクイチオートでのそれを、それなりの費用を投じて、無事取得済みなわけですからして、仕上げるまでのタイムリミットとしては、あと2年もある・・・まったくあわてることわない(きつぱり)、ので、円高ピークだった2週間前に発注した旬のトムフォード・アイウェアがこの一本でございます(そうくるか)。

ブラックのモデルがトムフォード初監督作品映画「シングルマン」でフィーチャーされた(らしい)ですが、アクの強いウエリントン(日本呼称)としては当代随一ともいえるこのモデルはリリース当初から目をつけておりました。メディアにはブラックのみ目立っておりますが、画像の通称、tokyo tartoiseが出色、と思い、現物を見ないまま注文してしまいますた~(ばか)。現物は存在感たっぷりすぎてあきらかにかけ手を選ぶタイプ。幸いここまでさまざまな経験を積んでまいりましたおかげでギリギリいけるか、と(キボン的観測)。

オリバーピープルズの同様のモデルをオークションに出品して、高値で売り抜けるのに成功。一応の予算枠は確保しておりましたが、1ドル=80円で決済されたとすればDHLのエクスプレス送料に今回は関税600円(異例です)込みでもざっと25000円は安い勘定(狂喜)です。日本への正規輸入品では販売店装着の超高級レンズ込みで55000円はゆうに越えてしまうはずなのでよいお買い物といえるでしょう・・・ただしこのアクの強さに勝てれば、のお話ですがなにか(爆)


TT3.2ドライビングマニュアル TTを洗ってみる(爆)

2011-04-10 20:32:53 | TT3・2ドライビングマニュアル

000320_001 さて、売却か、となった私のTTですが、一連の震災騒ぎで商談は雲散霧消(ざんねん)・・・晴れて私が乗り続けることに決まったわけですが、距離なりのヤレを補正するのに要する費用のお見積りがざっと200万円とキタ~!!どうするか~、となるのですが、こんなときには洗車をしてやると気持ちが落ち着きます(爆)。

まあ、悩みはするのですが、なにこんな悩みは今にはじまったことではありません。トクイチオートに通い続ける限り、ついて回る悩み、ってなもんです。私も過去に何台もお世話になっているわけで、200万円ときいたところで、べつに驚きゃしねえ(爆)。ああそうかい、ってなもんです。

このかん、様々なドライバーのみなさま(通称ばかやろう・・・爆)もご紹介申し上げ、ドラマも観てまいりましたわけですが、クルマは持っているだけでお金のかかり続けるオモチャなのです。この痔期は通り過ごすわけには参りません。こうなる前に売ってしまえば、といつも考えはするのですが、キカイ相手のこの世界、エンジンの成長はピークに達しており、モンゼツものの調子よさを呈してくるのに対して、サスペンション系のヤレがやってくる痔期だ、というわけです。トクイチオートの新車整備を施した個体に限ってあらわれる分岐点、いわゆるターニングポイントという奴です。距離にして6万キロを越えるあたりからでしょうか。

000207_013 ま、ここで一挙に、ってのもまことにバカらしくてよいのですが、TTにそれだけつぎ込んだところで911になるわけでわない、なんといってもゴルフベースなのは否めない(爆)。それに200万円あるんだったら993カレ4Sあたりの頭金にもなるぢゃないですか(爆死)。

それにどうがんばってみてもゴル5~6がリリースされている今、4ベースのこれでは独特のクーペボディ以外にはウリがない、というのが現実です(キライでわないが)。ただし、ステップを登りつつ、クルマを正してゆく楽しみ、というのがある。スタビライザーあたりから手を入れて段階的にクルマの成長を楽しむ、というのがオーナーとしてのとるべき道、か。このあたり、一発でやれてしまえば非常によいのですが、なにぶん私のお買い物リストには50以上のアイテムがひしめいているものですから~(ばかともいふ)。

あ、こう申しますと私のTTがとこっとんヤレてしまっているような錯覚を抱かれるかもしれませんが、そうでわありませんから念の為。フツーに走る分には非常によろしいわけです、ハイ~。ま、この200万円というのはいわゆる「松定食」のメニューが示された状態。判りやすくいえばアランデュカスのシェフズテーブルを味わいたいのだったらこうしてみては如何でせう、という提案があった、というレベルのお話しですからして、誤解なさいませんよう。

ただしトクイチオートの顧客となり、この世界を垣間見てしまったからには引き下がると一生後悔する(ばか)はずで、ここは徐々に手を入れつつ、梅定食(そうなのかい)に落ち着かせて売る(爆)、とそんな絵を描いておりますが、関係者のみなさま如何でしょう?・・・あ、ちなみに同様のお話はどのようなクルマのオーナー様にも当てはまるのだ、ということをお忘れなく。TTだからどうの、ベンツだからどうの、ということでわありません。クルマの維持ってのはそいうものです(きつぱり)。


加齢なる遠足(爆) 泉地巡礼のたび 番外変 louis vuitton sac steamの研究ならびに分析(爆)-3

2011-04-03 11:04:53 | 加齢なる遠足(爆)

Dsc02613 さて、単身、大分に出向き、店頭でわざわざ確認したこの個体・・・程度はどうだったのか?

ベテランのみなさまには先刻ご承知でしょうが、程度は所謂ABクラス。左様、「使用感の見られる中古」です(爆)。つまりは普通に使われていた個体。稀に展示品などではS、などという新品ではない「未使用品」などというのもあるのですが、これの場合には値段相応というべきでしょう。ただし、モノグラム部分の塩ビ(爆)は新品に近いし、旅行に持って出たのはおそらく多くて3回程度でしょう。ヌメ革の経年劣化を差し引くと新品に準ずる程度です。付属品も揃っているし、刻印も94年製造の本物(爆)。

というわけで、店頭で仔細に観察しているとおもむろにシャチョーさんがおみえなりました・・・いろいろと世間話をするなか、九州の温泉にハマって別府、阿蘇に通い上げるうち、旅のスタイルが変わってきたので、このスティーマーを使ってみようかと考えている、とお話しましたら、「アナタこれ使うんですか?」と(爆)!スキモノがディスプレイ用に買うのでわ、と考えて仕入れたのだが、まさか使う人が現れるとわ、と驚いておられますた(爆)。

んま、たしかに。画像ではわかりにくいですが、これ巨大ですし(45×52×20・・・おおまかに逝って6畳用ファンヒーターが丸々入るサイズっす)、使い勝手は見るからに悪い・・・が、クラシック!クルマでの移動にはもってこい。TTのトランクないしは後席からこれが出てきたらまあカッコよすぎて腰抜かす、ってなもんです(超ミーハーご容赦)。

さらに、

Dsc02620 ガーン!!メンズEX 2005-6の誌面ですが、あのゴヤールもこのスティーマーバッグを復刻させているでわありませんか・・・同じモノグラムでもこちらはまた違うテイストですが、この比較も興味深いです。

みたところかなりモダナイズされて小型化しておりますが、見まごうことのないスティーマーの造形は受け継がれている・・・中華、この片手持ちのランドリーバッグの造形はここ100年ですでに定番化しているのでしょう。

質屋のシャチョーにここまでお伝えしましたらばさすがに驚いておられましたが、さらに九州の温泉につかりたくて毎月(ウソですが)長野から通いあげているのだ、とお伝えしましたら非常に喜んでくださり、盛り上がりまくった挙句、最終的に信じ難い値引き額が提示されたのは言うまでもございません(それが狙いかい)。ここだけのお話、最初にクレジットカード払いで商談を進めておき、煮詰まってきたところで、ぢゃあキャッシュで、と突然決済方法を変更してさらに5~10%引きの最終金額を引き出す、というのはよく効きます(爆)。ちなみに羽田空港に降り立った時点での私の所持金は小学生並みでしたがなにか(本物のばかやろうです)。

というわけでエンエン続いてまいりました「泉地巡礼のたび」はこれにておしまい。ご愛読、誠にありがとうございました~。さあて、このsac steam を携えて出かける先は・・・(完全意味明瞭)・・・。