嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

年中行事 秋のコロモ替え

2015-09-27 08:19:44 | コスメ・ファッション

さて、楽しい季節がまたやってまいりました! さよう、最新型の防寒着を買いあさっては、試すシーズン。

え?あなに?去年の在庫?それはそれっす。冬の長野では、この手の防寒着はいくらあっても困らない。ユニクロの耐久性は相変わらず、きっちり計算されたものですからして、大切に着はするのですけれど、愛着もあんまり持たない。着てもせいぜい3年が良いところ。

ユニクロで売ってるのはトラッドのカテゴリーにも入る、ベーシック衣料が中心ですから、同じモデルの進化発展型がこの季節にはかならずリリースされています。目星をつけて効率よく買い漁る、ってのがキモっす。

つまりはオトナ買いは厳禁。そうではなく、各モデルのめぼしいところを一点買い、というのが正しい。とかいっても、すでにワードローブ保管場所、パンパン(爆)!古いものから処分しないことにはどうにもこうにも。

ヒートテックリリースからは、はや6年程度が経過しましたけれど、そのかんフリースや、ラミネートなどとの組み合わせを多用したモデルが開発されてきて、毎年いそがしいのなんの(勝手にしてくれ)。

コットンにヒートテックを落とし込んであるのや、当然ウールとの混紡もありで、どれから手をつけようか、というわけです。ユニクロの真価は、じつはこの冬ものに落とし込まれたテクノロジーだと個人的には思います。

今年は、まとめ買いセール対象だった、画像の「暖パン」に手を出してみますた。

今風のスリムシルエットのチノパンツの裏地をかすかに起毛処理。中間層にラミネート加工を施して、防寒を図る、というボトムズは去年あたりからあって、すでに数本持っていますが、今年はそこへストレッチ性能を落とし込んだそうな。

シルエット、綺麗!スリム+ストレッチも相性良し。暖感はフリース裏地には負けるが、初冬まではいけそう。モンダイのローライズは、だいぶ解消されて若干短めか、程度で落ち着いております。

また、スリム、ということは保温にも有利なほかに、この手の起毛裏地は、肌に接触してナンボ、という面がありますから、スリムだとさらに有効だ、ということもできる。長距離の移動だとキュークツなのでは、といぶかっていたのですが、どっこい長年のスリムばやりで型紙が洗練されてきているのでしょう、そんな心配も皆無。

じつはすでに気温一桁~15度近辺で推移中。毎日履いておりますが、なかなか快適っす。3層にもわたる凝った内装をもつわりに、ゴワつきを抑えてあるのがキモか。

散歩の途中には体温も上がるわけですが、そのあたりの通気もよく、さすが~、という感じ。

あとは真冬に向けたフリース裏地のナイロンパンツですけれど、デキが楽しみっす。

週明けあたりに、できたて新店舗に出向いてみるかな、と。ここ、距離的には3kmほど遠くなったんですけど、高速道路の無料区間を使うと、ドアドアで10分で到達できるのが良し悪しっす(汗)。

ううむ、いよいよシーズン目前。待ち遠しいっす。

 

 


秋のドライブと洒落ておく(爆)

2015-09-26 18:28:47 | 

今日は、突然時間ができてしまったので、しかたがないから(うそうそ)、B子さんに乗って、いつもの新潟県内にある温泉に出向いてまいりますた。連休明けの週末、というわけで、道路は比較的まばらだろう、との希望的観測によるものです。

行きは、下道のワインディングを200kmものあいだに5つほど組み込んでおいて、戻りには高速道路でさらにスス払いをおこなう、というのが密かな作戦でございます。

画像は、関係者のみにわかるポイント(汗)。じつは今を去ること13年前、この場所でゴルフに乗って、大事故を起こしてしまい、相手の方は入院3ヶ月。

9:1で相手方の過失、ということにはなったのですが、自分のクルマで相手にケガをさせてしまったというショックは大きく、その後3ヶ月ほどはおち込んでおりました。

この時に乗っていたのは87年式のゴルフ2。Aさんから譲り受けた、トクイチオート仕立てのバリバリの個体、それも走行17万kmの個体をあえなく廃車にしてしまったショックもそれはそれは大きく、さらに落ち込む毎日なのでした。

と、その場所に、今日はB子さんと一緒にお参りをしてまいりますた。

山を登ったところにある、日帰り温泉を目指してドライブをしていたトヨタターセルが、登り坂で後ろから来たクルマにアオられて、うざかったので無理をして、進行方向右側にあるこの駐車場に無理していったん避難。メーワクな後続車をやり過ごした上で、この駐車場を(車線をまたいで)右折して、ふたたび山を登るか、といって発進したその瞬間に、山を降りてきた私がターセルの側面に激突ののち大破。というわけです。

ターセルはまたミョーなのが登ってこないかどうか、そればかりを気にして、つまり左サイドばかりを気にするあまり、右方向への注意を怠ったのではないか、というのが私の推測ですが、なんともいえません。山を下っている私も、現場付近は高速カーブの連続。速度が知らず知らずのうちに上がってしまい、マージンを取れていなかったのももちろん原因のひとつです。いまにして思えば、タイアのコンディションも良いとはいえなかった。

画像右のガードレールの切れ目から右折して山登りをしようとしたのが相手方。画像右の道路を下ってきたのが私、というわけで、私はターセルを避けようとして間に合わず、衝突ののち路側帯に突っ込んで停止したのでした。こちらは幸いケガなし。助手席の友人がかけていた眼鏡が飛んで壊れた、というから衝撃はさぞかし凄まじかったのでしょう。頚椎捻挫程度でふたりとも収まったのが不幸中の幸いですた。

当時のゴルフ2にはABSやAIR BAG などという近代装備はいっさい搭載されておらず、この事故の反省から、当時の現行車では安全装備最強といわれたVW Poloを買ったのが、つい昨日のことのようでございます(とほひめ)。たしかサイドエアバッグに、レーザー溶接ボディがウリで、このクラスとしては、例外的に安全面にお金を使ったモデルだったのが購入のきめて。

すでに後の祭りもよいところ、ではありましたが、ABSやESPなどのデバイスが搭載されていれば、もしかしてあの事故は避けられたのではないか、とのハンセーからのチョイス。

まあね、ナニゴトにも前向きに対処するのが私の信条ですからして、この事故の経験は忘れることなく、今後も安全運転をつづけて参るといたしましょう(どの口がいってんだい)。

それにしても、この場所に、13年前とほぼ同じ日程で(爆)、VW Beetle、それもトクイチオートのフルチューンで通りがかるなんて、感慨深いです。

今にして思えば、運転フィールはほぼ一緒(事実です)!「あの」ライドが終始提供されるわけですから、そりゃあペースも上がりますって(汗)。

思えば、ゴルフ2からは、別物のようだが、たしかに同系列のまま進化したゴルフ6が中にはいっているビートルでこの場所にいる、ってのもなーんかフシギな感覚っす!ここ数年で開発されて定着したエアソリューションの効果は凄まじく、13年前のゴルフ2で旋回したのと同じコーナーをほぼ2割増しで回ってしまうのが、時代の流れというものでしょうか?

このbeetleは、いたるところにオリジナルのType 1のディテールとオマージュが落とし込まれていて、満足度が非常に高い。ダシルヴァさんの手腕はほんとうに只者ではありません。

ビートル終了後、あきらめてゴルフに乗っていた私にとって、あったらいいな、の代表格に現実に今のれている、ってのはある意味奇跡ですぜ!

もどりの高速で、最新型のミニとバトルになったのですが、まあね~トクイチオートの最新型燃料改質剤をぶち込んである当方といたしましては、こういう瞬間のために新車時から大枚叩いているわけでしてねえ~。

前半の、事故の反省は何処へやらというわけで、まことにお恥ずかしい限りですが、このあたりは排気量やパワーだけでは語れないゾーンといえるでしょう。パワーが同等か下でも、実際の路上で、床まで踏んづけてどうの、というシーンでは、やはりトクイチの整備は光ります。

ミニはおそらく1.6のNAの個体だったと思いますが、前車に阻まれてからのフラットアウトの加速は同等かむしろ上。けれどもそのあとのひと伸びがない。わるいけど、デンキと燃焼、あとトータルバランスの勝負!

こんかい遊んでいただいたのは、急な登りと超高速コーナーの連続に、いくつもの橋がある区間。ということは超高速での段差のいなしも含まれます。最高速度で、このいなしをこなせるかどうか、とそういう課題です。走っていれば、そこらぢゅうにごくフツーに出てくる道ですけれど、速度域が上がるとそれはそれはオソロシー道に化けるんです。

直線区間ではべったりとはりつかれてしまうのですが、旋回部分や、旋回+段差が重なってくると、いつのまにか見えなくなっちゃう(爆)。

B子さんはコーナーの前半からアクセルオンと同時にキョーレツに立ち上がるピックアップで、いちいち燃え切ってる、という印象。つるしのミニには申し訳なかったんですけど、相手がわるい。テイラーメイドとデパートの8階紳士服売り場(完全意味不明)。世の中そういうものです(きつぱり)

おそるべしトクイチオート!目指せ、世界一コンディションっ、と(ハナイキ荒く次号へ)。

 


究極のディテール仕上げ剤なのか? Plexusを導入してみる

2015-09-19 21:18:18 | 

画像はうちの僕ちゃん近影。分かりにくいのですが、お肌ツルツル。ライト周りのレンズも透明度があがって、ついていないみたい。プレクサス、という名前の万能クリーナー+ポリッシュを使った成果です。

U教授がつい先月、お見えになった折に勧めておられた万能ケミカルなんですけれど、この手の薬剤は私の手元にはもう腐るほどある。実際、くさってるのがゴロゴロしてるし(涙)。

とはいえ、あのU教授が、ここ7年ほど、これ以外に使ってない、というほどの万能性を誇るプロダクツだというのは、ヒジョーに気になるのでアマゾンで買ってみますた。

おもに内装用かな、と考えていたら、とんでもない。

外装のほぼ全てのパーツに施工してみたのですが、今までなんだったの、というくらいにラクでツルツルになっちゃう。

雨のあとのボディ、ってのはフツーは水で洗車して、となるのですがこいつはそれすら不要。

もちろん水で砂や埃は流した方が良いに決まってますけれど、とくにやらなくても、というくらいなクリーナー性能にまずはたまげます。

ホイールや、テールレンズ、ライトレンズなどが効果のいちばん凄まじい部分で、使用前使用後で雲泥の差が出てしまう。

樹脂系に有効、というわけですが、じつはボディ表面のクリアー塗装も結局は樹脂。つまりクルマ一台ガラスを含むほぼ全てに使えちゃう(皮革、ファブリック、ゴム類を除きます)

ううむ、今までなんだったの、と。

これですと、シャンプーだクリーナーだ、コーティングだ、と買い揃えていたのがぜーんぶムダになっちゃう。それくらいの万能性があるらしい。ううむ、クヤシーけど、これすげーわ。

こんな汎用性ありありのプロダクツで最高だ、などと言っちゃうとマニヤさまにはバカにされそうですけれど、事実なんだからしゃーない。使ってみないとわからない、の代表格。

あまりボディをいぢりたくない、というオーナーさまにはまさにおすすめ。かくいう私はシツコクいぢりたいクチですけれど、こんなにラクして、ものすごいレベルの仕上がりが提供されるんだったら、乗り換えますって(ばか)。

ううむ、まいった~。ポリラック以来の衝撃かも。すでに、僕ちゃん、B子さん、ともに内外装につかいまくり。とくにB子さんの内装なんて樹脂だらけですから、新車みたいっす。

 


トクイチオートをかんがえる 整備だけにとどまらないトクイチの凄さ

2015-09-19 15:44:12 | トクイチオートを考える

画像は、つい先日送られてきた、トクイチオート謹製の極上モルト、というのはウソで、新世代の燃料改質剤(のけぞる)。

手書きの「B子さん」の文字が泣かせてくださるではありませんかっ! あっ、もちろん私が書いたものではないんですよ(爆)。

バイオ燃料が主流になった昨今の燃料にエンジンの燃焼を対応させるためのスペシャルですが、入庫車には常にベストコンディションを提供する、というポリシーのもと、急遽開発されたトクイチとしては、第2世代の燃料改質剤です。

G20以降、スタンドで売られるイパーン向けのガソリンでは、いよいよエタノールの含有割合が増えてしまい、多くの車で適正な燃焼が得にくくなっている、という事実を鑑みて開発されたものです。

巷の一整備工場がここまでやるんです、はい!

このバイオ燃料、当然ですが、古いクルマほど対応がしにくい、というのは自明です。そんなもの、そもそも想定されていない時代の工業製品な訳ですしね。

やれビンテージだ、旧車だ、といって乗るのとは次元が違いますけど、そんなのはそもそもムリ。ありゃ、動いてるだけです(きつぱり)。

そこよりもはるかに新しめの、ほんの数年前のクルマでもマトモには燃えなくなってしまっているのが現状なのです。

世界的なCO2 削減の流れの中で、昨今とみにエタノールの含有量が増やされてきて、問題が起きつつある、というわけです。

 

じつはうちのボクスターにはすでに投入済み。

出庫からはすでに700kmほど走行しておりますが、

排気管はご覧の通り。あと、アイドリングのオトも、音質が明らかに変化した上に、妙に静かになってしまいますた。おもにエンジン音ね。深夜に帰宅してもそれと分からないほどである、といえばお分かりでしょうか(汗)?

B子さんへの投入はこれからですが、経過を見守るといたしましょう。

それにしてもすごい。入庫の必要などなくても、このようにフォローされるB子さんは、やはりシアワセ者(クルマ?)。目指せ、世界一コンディション!と、ハナイキ荒く次号へ。

 

 


履き道楽2015 新世代John Lobbがいよいよ入荷しているらしい

2015-09-17 08:06:19 | 履き道楽

さて、ひさびさに履き道楽ネタ。

関係各方面から、秋冬のシーズンに向けた新作のご案内が届くのですが、あいにくと定価販売(脱力)。円安の傾向がまだまだ強く、対ポンドレートもぱっとしない水準でかわらない。そこへ、原材料その他の高騰で値上がり傾向すらあるわけで、購買欲はピクリとも動きません(爆)。

2014年7月就任だ、というジョンロブのアーティスティックディレクターは30代と思しき女性。

こちらもぱっとしませんが(失礼)、この方がディレクターに就任してから、いろいろとマネージメントが変わったようで、以前ですと闇ルートでは受け付けてもらえていたイヤーモデルのバイリクエスト製作が不可能になりました。

まあね、いつまでもダラダラ購買可能にしていたのではそれこそイヤーモデルの意味がありませんから、これでよし。

かようにあたらしい空気が取り込まれるのは良いのですが、肝心のモデル展開は、これまたぱっとしない印象。

新ディレクターによれば、創始者の出身地に出向き、そこからロンドンへの道のりをたどってみたりして、ヘリテージを効かせた、というのですが、素材と木型が抜群なだけにそれなりの仕上がり。が、ぱっとしない。

こんかいの新作リリースはドレス系ではなく、アウトドア向けのブーツが主体だったせいもあるのでしょうが、ロンドンはともかくパリのカホリがしてこないのです。

ぽってりした8695と呼ぶ木型を使ったモンクやブーツが目立つのですが、ヘリテージ感はともかく、モダンでシャープな感じは皆無。

どちらかといえば、主流だったそのモダンでシャープな印象を断ち切るのが、新ディレクターの役目だったのかもしれませんが、今後の展開が見ものです。

10月25日には恒例のイヤーモデルの発表がありますが、そいつが今から楽しみ。お値段も国内定価ではおそらく40万円(靴一足の値段かよっ)をうかがうか、超えるイキオイのはずですから、覚悟して臨むべし、と。

ちなみに、ファンの間では一番人気だという画像のFOWEY ですが、国内定価378000円也!ううむ、しびれる~。すでに奥のプラムミュージアムカーフは完売だそうですよ。

 


Rolex Date Just 2 インプレッション

2015-09-16 19:06:53 | INITIAL P 五十路のドラテク道(

このてのフツー系ロレックスのインプレッション、というのはほとんど見かけませんから、記事にしてみましょう。

まずはロレゾールの印象。

ロレゾールというのはロレックスが造った造語。パテント取得済みのカタログ用語ですけれど、ステンレスとゴールドの組み合わせで構成されたトケイすべてに使われるスペックを表す用語です。これがステンレス+プラチナになるとロレジウムになるわけですが、これももちろん造語にすぎない。

けれど、世界的にメジャーなロレックスでは、もうすぐ辞書に掲載されるのではないか、というくらいに一般化した単語です。

新世代ロレックスでは製品型式をあらわす番号が6桁にされており、それと知れるのですが、長年の(それほどでもないが)ロレックスユーザーとしては、未開の領域。

実際にはケースサイズその他を大きめにして、周辺を違和感なくリデザインしてあるだけなのですが、そのあたりのまとまりというかトータルバランスは抜かりない。

ダイヤルをシルバーにした関係で、服装とのマッチングがよいのに、まずはたまげます。

41mmの大きめなサイズは、ウデふつー、かむしろ細めな私でもほとんど気にならず、絶妙。かえって存在感を主張してくださるので、このクラスの時計としてはまさにアリ!

フィッティングも、ケースの造形が計算され尽くしているのと、ブレスレットのフィットが抜群なのとで、モンク無し。

この6桁ロレックスから導入されているというパテント取得済みの、+5mmのエクステンションははっきりいって傑作です。見た目にはそれとしれない仕組みでもって、30分程度の散歩でも窮屈になる場合があるフィッティングに対応できるのは非常によい。

ロレゾールに特有のベゼルは、このDate Just 2では、1にくらべてさらに大きめで太いものが装着されているので、いわゆる「どや時計」の要素を孕んでおります。

べつに他人に見せびらかすわけでも無し。袖口からチラリとのぞく、これくらいのギラギラは良いではないか、と思うのですが、印象には個人差があります(爆)。

というわけで、最新のロレックスの印象は、すでに完成系なのではないか、の一言。

新型なのに、どこもかしこも見慣れている、けれど同じではない。と、ロングセラーのアップデート版に特有の安心感のような印象すらあって、なんかうれぴー(完全死語)。

まあね、それでこそのロレックスですが、おそらく今後は現行の最新型ヨットマスターに搭載されている、クロマライトと呼ぶブルーに発光する長時間対応型の夜光塗料がインデックスに塗られて、マイナーチェンジに対応するか、と可能性としてはそれくらいしか思い浮かばないレベルの完成度であると申し上げておきましょう。

 

 


とうとうこの日がやってきた 911モデルチェンジ

2015-09-09 15:50:32 | 

ドカーン。すでに発売決定。予約も受付中なので、いそがないと(うそうそ)!

予てからの噂どおり、911シリーズがダウンサイジングされて、全車ターボ化されますた。ううむ、これが進化というものでしょうか。

そういう時代である、といえばそりゃその通り。つまらないの、なんのというのは自由ですが、じつはそんなはずもない。

楽しい、よくできてる!に決まっているぢゃないですか!

ボクスターにも同様の手法でダウンサイジングが行われるはずですが、予想ではSのみが6気筒で、素のモデルは4気筒ターボとか。

911ではかろうじてフラット6エンジン搭載を守ったあたりが、わかってらっしゃるというところでしょう。ボクスターのベースモデルのみ、NA6気筒だったりすると、さらに光ると思うんですけどね。

新車には一生ご縁がない(涙)私としましては、ここでミョーな懐古ブームがやってきて、NAエンジンの911全般、とくに997の後期型のお値段暴騰、などという事態だけは避けていただきたいなり(それかい)。

それにしても、最新型のこの丸み。いよいよ元祖356に近づいているのではないか、と錯覚する昨今。グリルのパターンもクラシックな感じがつよくて、ヒジョーに好み!

個人的には、エンジンだけでなく、ボディもサイズ的にふたまわりほど小さめにまとめてやれば、それこそ無敵の商品力を帯びるとみた。

 

ううむ、しかし進化は考えていたよりもスピードがずっと早いぜ(とほひめ)。

 

 


Rolex Date Just 2

2015-09-04 19:35:35 | 今日の逸品

画像のDate Just 。数あるモデルの中でもゼッタイのポジションにいる王道モデル。

素材とダイアルの色、仕様の組み合わせでも楽しめますし、さらにケースやブレスレットの素材でもステンレスや、最新のエバーローズゴールドと呼ぶ、変色の可能性のないピンクゴールド、さらにお馴染みのプラチナやイエローとホワイトのゴールドに加えて、アラブ仕様の宝石をちりばめたバリエなどなど。

スポーツ系のモデルではこの手の選択はある程度、限定されてしまうわけですが、このDate Justでは、自由度が比較的高く、アラブや中華にも人気な模様で、まことに厄介でございます。

まあ、そいう桁外れの外道モデルはおいといて、本来のエレガンスのほかにスポーティネスを加えたモデル、ということになりますと、

これに行き当たります。あっ、もちろんローズゴールドは私の個人的な好み。実際には抵抗があるのですが、キレイなので。

Turn O Graphと呼ぶ、スポーティなDate Justのバリエーションなのですが、いまとなっては小さめなサイズといい、ROLESORと呼ぶ、ベゼル部分にゴールドを用いた仕様といい、ぜんたいに程よい!

 カレンダーと秒針に効かせた赤が非常に印象的で、Date Justのバリエーションとしては例外的にスポーティな印象を醸すのに成功しております。

画像一枚目の元祖Date Justにも若干ながらスポーティな要素があるのですが、これはそいつを思い切りフィーチャーした感じ。スポーツモデル一歩手前をゆく絶妙なバランスです。

今回のモデル選定に入って、すぐに 時計方面にも明るく、何度も新宿の時計や巡りに連れて行ってくださった、koshinya師匠に相談したのですが、このモデルの名前も上がっておりました。

僕もたしか2005~6年の発表当初から気になってはいたのですが、そこはさすがに貴金属使いのロレゾールさまです。

おいそれと手が出るわけもなく、中古市場をながいこと睨んでいたのですが、じつは中古になった途端に値段ガタ落ち。発表以来、相場は徐々に下がり続けていたのですが、

件の、Date Just の発展形、というかバリエーション展開の一環で、なんと画像のDate Just 2と呼ぶ、新型がリリースされたのです!

ケースが大きくなって、ベゼルも太め、インデックスもキョーレツに太くて、ホワイトのスーパールミノバで塗られている。別の意味でかなりスポーティ。

ううむ、こういう手があったか、といってシビれていたのですが、お値段もシビれる高さで、ちょいと引いておりました。

さよう、このころから円安が進んでしまい、並行輸入物のロレックスの価格あがりまくり。おまけに中華の爆買いブームもあって、品薄状態も続いておりました。

じつはこのDate Just 2のリリースと同時に先述のTurn O Graph はあえなく廃盤。つまりはスポーティなDate Justが欲しい場合には、2をどうぞ、というのがROLEXからのメッセージだ、というわけです。

リリースはほんの3年ほど前のはずですから、非常に新しいモデルで、最新の904Lと呼ぶ、超高硬度のステンレスと新型ムーブメントとパテント取得済みだという5mmのエクステンション機能つきの最新ブレスレットを装備して、アップデート怠りなし。

41mmの外形はでかいか、と思ったのですが、どっこいうちにあるYacht Masterが40mmなので、ほぼ同ボリューム。

このモデルには

このようによりシンプルなバリエーションもあるのですが、せっかくのDate Justなんだし、というわけで、WGのベゼル=通称シャンプーハット(爆)装備のほうにいたしました。人生初のロレゾール購入っす(祝)。

 というわけで、

買ってしまいますた!!

当初はホワイト文字盤を狙っていたのですが、シルバーやブルー、ブラックなどと見比べるうちに、陰影があって味わい深いのはシルバーかもしれない、と思い直しますた。

キブンを変えたい場合には、文字盤を交換できるのですが、日本ロレックスでは文字盤のみの交換は受け付けておらず、OH込みで依頼する必要がある由。

じつは、先日、IWCを売却したお店に、これの美中古品があって、それとの下取交換、ということで良い条件が提示されて商談成立、というわけなのですた。

新品にこだわらない(こだわれないともいいます)場合には、このような美味しい目が結構あります。やれやれ。

Date Just 2 は、今後どう育ってゆくのか、未知数のモデルですが、現状でほぼ完成されてしまっているな、という印象なので、今後は細部の変更のみで10年程度は持ちこたえるのではないでしょうか?

それにしても気がつけば、ロレックスの主要モデルはここへきてほぼすべてが新シリーズに移行してしまいました。

ほんの数mmですが、ケースサイズがすべてのモデルで大きくなって、モダナイズ。けれども、旧型を極力陳腐化しない、ヘリテージ的なモデルチェンジの見本を見ることができます。

かんがえますに、ロレックス自体がファンの手元にほぼ行き渡ってしまい、世界的に売れ行きが飽和状態を迎えつつあるのではないか、というのがシロートの安易な想像。

そこへテコ入れを図って、大々的なモデルチェンジを図っていたその時期に当たったのではないか、と思えるほどのドラスティックな変化のあった、ここ数年でございました。

このDate Just 2では、41mmというサイズが最初は気になっていましたが、なに30分もすれば当たり前になってしまい、全くの杞憂。

新型のブレスレットとWGのベゼルはキラキラというよりも、ギラギラなのでちょいと恥ずかしく「どや時計」の要素も実はありますけど、そのあたりはオーナーの品格でカバーするといたしましょう(うそ)。どや~(爆)!

 


最新のROLEXをえらぶという体験

2015-09-04 07:04:33 | 今日の逸品

さて、画像はタイトルに惹かれてポッチリしちゃった、中古本。

こたえはもちろんイエスですが(爆)、このあたりは嗜好品の世界です。

王道がない代わりに、ハズしても誰にも文句は言われないし、言わせない。ひたすら自己責任でやるヲトナの遊び。

他人があれこれ言う以前に、自分が試される世界なわけです。どこまでバカなのか、とね(爆)。

腕時計が時間を知る道具、だったのは200年前のお話。そこからは、いわゆる服飾品というほかに、いちぶ宝飾品としての役割も担っておりますし、なによりも持ち主にある種の精神的満足、または安息のようなものを与えてくださるフシギな存在でもあります(印象には個人差があります)。

たけー時計を身につけているからといって、ニンゲンのレベルが上がるはずもございませんが、頑張れる(場合がある)こともあるわけで、ここまことにフシギなのですが、いつかは手に入れたる、と言って目標にしてシゴト頑張れる場合もありますし(単純で申し訳ないっす)、凹んでいる場合に助けられることだって、私の場合、数知れずあります。

価格ではなく、いかにして手に入れたか。あるいはどこまでの思い入れがあるか、とそんなあたりは個人差はあるにせよ、電池式、機械式を問わず、腕時計ユーザーにある程度共通する思い入れというやつではないでしょうか(思い込みとも言いますね)?

このあたり、自分の腕に巻いて、常に一緒にいる、という点が大きいと個人的には思います。申すまでもなく、限られた人生の時間を一緒に刻む、のようなイメージを抱きやすいわけで、実際にそうしているわけですから。

嗜好が現れてしまうものの代表格はクルマなのですが、ここがクルマと時計の一番の違いかもしれません。

画像のような個体が手に入ったら、それこそ身に付けたいところですが(爆)、ボクスターのバリューぶりを知るにつけ、あまりの高価さにビミョーに思える昨今です。キョーレツなブランドアイコンはわかるのですが、まあそのうちね(逃げている)。だって、ちゃんと乗りたいぢゃないですか。持ってるだけ、なんてえのが多すぎてねえ~(一部意味明瞭)。

身につける、という点では服も同様でしょうが、個人的嗜好までは出にくい。「好み」どまりがせいぜい。服飾に嗜好まで盛り込んでしまうと、じつはチンドン屋さんになるわけっすね。

というわけで、私の腕時計の次期FX選定は難航を極めた、と言いたいところなのですが、そうでもない。

次の一本は、時代を超えるデザイン性と、所有していて大事にできるだけの、ある程度の高級感。タフな性能。高すぎない価格と維持費。と、好き放題言ってますけど、そんなところ。

たとえれば、「や ら と」の黒砂糖羊羹(一部謎)。

といってわからなければ、ブルックスブラザーズのボタンダウンシャツ。ただしMaker'sのタグ付きにかぎる。

John Lobb のダブルバックルでもよいし、Cityも近い存在か。ポルシェで行くともちろん911でしょうが、ボクスターも連綿と育ってきて、じつはこの領域にいるとみた。が、オーナー以外にはあまり知られていない、と。

つまり、ブランドを代表する王道プロダクツ。

モデルチェンジの激しいこの腕時計の世界でそんなものあるのかい?となりそうですが、冷静に眺めると別に珍しくもないです。各メーカーがかならずラインナップに持っている。連綿と改良を受けながら育て上げられてきた格のあるオーソドクスなモデルです。

というわけで

 

こんなのが、まずは浮上してまいります。

いわずと知れたブランドアイコン。

1945年発表といいますから、すでに70年経過ですよ!

で、いまだに最新型として生産継続中。

しかも、調べてみれば最新の素材と技術をきっちり落とし込んで、ブラッシュアップをいっさい怠っていない。

まったく奇跡のようなモデルライフですが、まさにとらやの羊羹そっくり。911もそうだし、ジョンロブのcityもそう。ううむ、シビれる~(あほ)!

と、いきなり結論が出そうになったのですが、このシリーズから派生したモデルがまたバリエーション豊かで、えらぶ喜びがある、なんてえもんぢゃない!

もうね、一生悩んでいたい、とそれくらいなものです(そうすればカネかからないのにね)。

というわけで、長くなりますから以下次号。 

 

 


履き道楽2015 今シーズンの冬靴を調達しておく

2015-09-03 19:43:02 | 履き道楽

ながねんお世話になっているLL BeanのBean Boots。抜群の防水性能と保温性能でもって、アメリカ文化圏で評価は盤石の超ロングセラー。

ほどよい安物感もあって、手を出しやすいあたりがソール部分の消耗に伴う買い替えに寄与していて、売れまくり。

だいたい毎年、シーズン前の11月ごろには、クルシミマス需要とも重なってか、各モデル軒並み欠品になってしまい、入荷見込みは年を越した2月ごろ、というくらいな売れ行きです。

モデルチェンジの必要を感じない、デザイン性がほぼない、道具感にあふれた外観と、計算し尽くされたベース部分の成形でもって、商品性の見本。

大切に使って、エイジング、というのとはちょいと違う、まあもって3年がせいぜい、の目に見えない「寿命」をもたせたあたりが、じつはこのブーツのキモではないかな、と考えつつ、ことしもお世話になることになりますた。

展開されているバリエーションのなかでも、結構な価格差があって、迷いそうになるのですが、ここまでほぼすべてを味わいつくしている私といたしましては、どれもキホン同じものです(爆)。

ただし、上の画像の左側の一足だけは未体験でしたので、今回注文してみました。

さよう、ブーツではなく、モカシンタイプ。

ベースのソール部分のみでホールドを行えるのか、というわけですがこれはムリでした。

歩行のたびにかかと部分はわずかに持ち上がってしまいますから、歩行目的、というよりも、防水、保温性能を重視した室内履き、ととらえればオッケイ。雨の日に滑ったりして危ない、とかソファなどに座っていて寒い、などというときにうってつけ。

ブーツのもつ保温性能までは必要ない、という場合に好適なわけです。すべりにくいので、ドライビングにも向くと思いますが、アメ製なだけに、アクセルはラフになるでしょうなあ(爆)。

今回私は、これを通常注文するMedium D から、Narrow Bに切り替えてみたのですが、理想のフィットでございました。

が、それでもかかとは浮きます。

そういうコンセプトなのでしょう、きっと。

というわけで、塩尻のI君に協賛していただき、今シーズンの冬靴ラインナップ決定。3年ぶりに最上級モデルのゴアテックス内張バージョンを注文いたしました。ただし、ナローBワイズを選択。

多分フィットすると思いますが、1日に5kmを歩行する私の使用に合うのかどうなのか。非常に楽しみっす。

画像右は退役決定の、3年目ですが、リペアするのか捨てるのか、レートによっては悩みどころです。こんかいの8インチ丈レザー装備のゴアテックス内装バージョンですと、国内定価ですと31000円もしてしまうのですが、ドットコムでは関税を支払ったうえに送料込みでその7割ほどの値付けです。

ドル円が140超えたら手持ちの個体をリペアして後生大事に使う、の可能性もあるんですけど、そこまで大切にできるレベルのブーツなのか、と言われるとまことにビミョー。使い捨てである、と割り切れているうちはドットコム経由のほうが賢い印象か。

あっ、もちろん大切に履いてはいるんですけどね。

使われているレザー自体は「使い捨て」レベルだと個人的には思うので、ドットコム、ドットJPともに、そのあたりをきっちり意識したビミョーな値付けをしていると思います。このあたりがLL Beanのヒジョーにうまいところだと思われます。作り込み過ぎない、というかね。ダメぢゃないが、新品への履き替えもスムーズにできる、と。

 


加齢なる遠足 これでも夏休みなんですよ(涙)知多半島まで

2015-09-03 15:32:38 | 987ボクスター・ドライビングマニュアル

さて、5月以降、ほぼ全開でやってまいりますたこの私。ここらで一息入れてやるか、ということになりまして、1日だけ遠征(狂喜乱舞)。

先日仕上がったばかりのボクスターに乗って、知多半島までイッキに往復してまいりました。距離およそ600km。ただしお天気はおりからの秋雨前線+南風にのった豪雨(涙)。

せっかくのお休みなんですから、もうちょいマシなお天気の日にすれば、と考えはするんですけど、そんなのムリ。ヒマなようでいて、案外そうでもないんすよ。

朝から晩まで仕事のことを忘れて自由になるお休みなんて実は1日もないのが私の人生。経営者の日常(えらそう)。

トクイチのクルマでは、シャーシ全体が水に濡れるような天候下では、特別なことが起きます。

どういうメカニズムなのかはご想像に任せるとして、クルマ全体がしっとりと落ち着き払って、恐ろしいほどの安定感が供給される関係で、それこそある程度までの雨量でしたら、晴天時よりも快適なのは、顧客のあいだでは常識です。

が、今日のお供はボクスター。

ホロをあげたままのロードスターほど窮屈なものはございません。

ごぞんじの通り、ほんらい屋根あきで走ることが想定されているロードスターでは、屋根を閉めた状態ではNVHのレベルガタ落ち。

屋根あきではよくしなって、いなしが効いていると感じられるボディも、屋根の骨格が足かせとなってビシビシ振動を伝えてきてしまい、路面からの外乱を逃がし切れていないのがすぐにわかります。

ううむ、うっとうしい上に、つまらねえ~、といって不機嫌だったのですが、この日はながいこと南岸に停滞していた秋雨前線が、徐々に北上を始めている日で、中央道を南下するうちにどうやらすれ違ったらしく、県境のトンネルを抜けますと、なんと快晴に恵まれました。

こりゃいいわ、というのでさっそく屋根を開け放って、おなじ速度で走りますと、非常にヨイ。

乗り心地が圧倒的にマイルドに感じられた他に、それまでは気になっていた背後からのエンジン音(これはむしろ心地よいのですが)や、バリエーション豊富なハーシュネスなどなどが雲散霧消。非常に快適なライドが提供されるのでした。

戻りの立科界隈では、いつものワインディングを上機嫌で楽しんでいたのですが、山を越えて、ここからが超得意科目の下り、という段になって、なーんと白バイに遭遇!!

3で抜ける高速コーナーを抜けた短いストレートの先を走行中なのが見えたので、反射的に(悲しいサガ)渾身のフルブレーキングで難を逃れましたが(爆)、こいつがすごかった!!ブワーンという音と剛性感ばっちりのペダルフィールを伴って、強烈な減速Gが発生。最後の最後に一瞬ABSが作動しましたが、姿勢も乱さずに、その3倍から制限速度までイッキに減速できたのにはたまげました。レーシングパッドダテぢゃない!

その後は立科の美味しいなんてえもんぢゃない下りのワインディングを「きっちり」40kmhで30分。丁重に「先導」していただきながら、安全運転の大切さをかみしめさせられたことでございました(爆涙)。

こんなんで、私の夏休みは一瞬でおしまい(号泣)。9月、10月にはさらなるラッシュがやって来る模様でございます。よおし、がんばるぞ~!と。