美術出版社から出ている「美術手帖」という雑誌がある。
先月初めて購入して読者プレゼントは「先着順」で「商品がなくなり次第終了」というのであわててはがきを投函した。
今日そのプレゼントが届いて「厳選なる抽選の結果」あなた様にプレゼントがあたたったときた。
こちらは先着順と心得ているからとっくにそのプレゼントのことはあきらめていた、狐につままれた気持ちだ、ちなみにプレゼントは下にも書いた「アートで候」、上野の森美術館だ。
大体雑誌のプレゼントは一回目の応募はたいてい当たる、読者をつなぎとめようという戦略だ。
上野つながりで今日ダヴィンチ展に行ってきた、当然招待券。
「受胎告知」を見るのに20分待ちと列ができているので、平成館の展示を先に観る。
森アーツギャラリーのレスター手稿、明治大学博物館の「もうひとつのダヴィンチ」で昨年ダヴィンチはかなり勉強したはずだが、「スフォルツ騎馬像」とか、消失した絵画「アンギアーリの戦い」とかまだまだ僕の知らない世界が多いと感じた。
平成館を出て「受胎告知」の部屋に向かうと運よろしく列はなくなっていた!
いきているうちに二度と目にすることのできないかもしれない絵画をしっかり目に焼き付けてきた。