9月は久々に「過冷却」の実験を行なう予定です。
早速、どんな風にやればよかったのかなと思い、ネットで調べてみるとたくさんの情報が掲載されていました。
5年前にはほとんど無かったのに・・・・。
今回はその中で一番面白そうだったものを選びました。
「日本雪氷学会」という公益社団法人さんが提供してくれているものです。
その中で紹介されている装置を昨日取り急ぎ作ってみました。
これがその装置です。↓
装置がよく見えないので、もう一度撮り直しました。↓
右側のボトルに食塩と氷を入れマイナス7℃~10℃くらいにした冷却水を入れます。
そして、左側の逆さになったボトルに氷で冷やした水を入れます。
すると左側のボトルに入れた冷たい水が冷却水の中のシリコンチューブを通って一番右端から出てきます。
これを氷を置いた皿の上に垂らしていくと氷筍(氷のたけのこ状の柱)が出来るというものです。
記載されている通り簡単には氷筍は出来ないと思いますが、事前実験をして行きたいと思います。
ちなみに、2008年に行なった「過冷却実験」は次のようなものでした。
ギンギンに冷やした(マイナス17度くらい?)まで冷やした冷却水の中に、冷たい水を入れた小さなビンを入れます。
ゆっくりとビンの中の水を冷やし、中の温度がマイナス2~4℃くらいになったら、その中に小さな氷の粒を入れるというものでした。
すると、透明で水そのもの状態だった水が、写真のように一瞬にして凍る。というものでした。
これも面白い実験でしたが、今度のものはより愉しいものとなりそうです。
9月21日(土)の午前中にイベントを行なおうと考えています。
参加者が少なければ、500ミリリットルの炭酸系飲料のペットボトルを3つ用意していただけると、装置のお持ち帰りも出来るようになると思います。