「森の学舎」の日々のできごと

学習塾「森の学舎」の日々のできごとや、“おかさん”の感じたことなどをつづっていきます。

ぐんぐん伸びる氷筍(ひょうじゅん)にびっくり。

2013-09-16 13:16:40 | Weblog

今日は敬老の日で午後4時半からの小学生の授業はお休みです。

空いた時間に、今度の土曜日に行なう予定の「氷を騙す実験」を行なうことにしました。

ただ、1人でやるのは億劫だったので、今度のイベントに参加したいといっていた子に、「過冷却の予備実験を一緒にやらない?」と誘ってみました。

そうしたら、3人来てくれました。

そんな経緯で始まった予備実験ですが、“おかさん”の予想通り大成功となりました。

 

 

7回くらいの失敗を繰り返す中、「あと改善できるのは、チューブの太さや長さだけ。」と思っていました。

そこで、先日「東急ハンズ」で3種類のチューブを買い揃えてありました。

今回はその3種類(内径5mmと内径4mmのシリコンチューブ、内径3mmのビニール菅)で実験してみました。

ちなみに、内径4mmのシリコンチューブは今までの実験で使っていたものと同じ太さです。

ただ今回は2mではなく3m使って実験しました。

 

結果は、ビニール菅と内径5mmのシリコンチューブはOK。

内径4mmのシリコンチューブは長さを3mにしてもNGでした。

 

面白いことに、成功して出来た氷筍ですが、菅の素材によって大きく違っていました。

 

こちらがビニール菅で作った氷筍です。

優しい形をしています。

 

そしてこちらが内径5mmのシリコンチューブで作ったものです。

こちらの方が、できる速度がものすごく速い分、荒削りな格好の氷筍となりました。

そのできるスピードは こちらの動画 でご確認ください。

“おかさん”のはしゃぐ声が大きく入ってしまっているので、音量を絞って見てください。

 

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放蕩息子ウッチー帰ってくる。(アブラコウモリ帰宅)

2013-09-15 10:45:19 | Weblog

どうやら先日来、時たま来訪するアブラコウモリは、岡戸家を本格的な居候先に決めたようです。

3日くらい姿を消していましたが、昨日、今日としっかり帰宅しています。

 

わが奥さんによると、6時頃帰ってくるとコウモリがすぐ隣の広場辺りを飛んでいるのだそうです。

それを“家のコウモリ”ということで、「ウッチー」と呼んでいるとのことでした。

 

ということで、なし崩し的に我が家の一員となった「ウッチー」の写真を撮ってきました。

今朝は、雨戸の入り口付近に隠れていました。

5cmもない小さな体で、カメラの音に気付き身構えていました。

脅かすといけないので、フラッシュもたかずにこっそり撮ったのに・・・・。

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小川沿いを散歩。植物が我が物顔に育っていました。

2013-09-14 10:31:14 | Weblog

久々に朝の散歩で小川まで足を延ばしてみました。

冬の間はいろいろな鳥が見られたのでよく通いました。

しかし、夏場は木陰も無く暑いので敬遠していました。

 

半年振りくらいの小川はずいぶんその様子を変えていました。

そのひとつは、水質の悪化です。

すぐ近くの湧き水が集まって流れを作っていたので、その水は澄んでとてもきれいでした。

ところが、小川の周りにたくさんの住宅が建てられたせいでしょうか、ずいぶんとにごりを増していました。

 

その結果、以前は見られなかった小さな魚達の姿や、ザリガニの姿が目立つようになっていました。

右奥のほうに小魚が泳いでいる姿が見えます。

ザリガニもこんなにたくさんいました。

冬だったから彼らの姿が拝めなかった。というだけの理由ではないように思われます。

以前は、この小川から約1kmくらい下流にある松戸城址公園辺りでしか彼らの姿は見られませんでした。

 

草花も我が物顔に生い茂っていて、久々にそんな花たちを写真に収めてきました。

マルバルコウソウ(?)

この白いのも、マルバルコウソウの仲間か?

キクイモ?

くず

つゆくさ

カボチャのような?花

カンナ

 

このように花には恵まれましたが、鳥や昆虫には出会えませんでした。

また、日差しの強さに難儀しました。

なので、明日以降しばらく、いつもの森の散歩となりそうです。

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久々の東京。(福田美蘭展に行ってきました。)

2013-09-13 09:46:12 | Weblog

久しぶりに上野に行きました。

JRの公園口を出るとものすごい数の人にびっくり。

平日なのに!

 

信号をわたった先にある地図で東京都美術館を調べました。

周りにたくさんの美術館やら博物館やらがあって、これまたびっくりさせられました。

 

目的の東京都美術館に着くと、ここも多くの人でごった返していました。

「福田美蘭展」以外に「ルーブル博物館」に関する特別展、それに「院展」なども同時開催されているためのようでした。

 

手荷物を無料のロッカーに入れ「福田美蘭展」の会場に入りました。

意外にも、それ程見ている人も多くなく、静かに、ゆっくり、じっくり、一つ一つの作品を見ることが出来ました。

 

結論から言いますと、「とても面白かったです。」

普通の絵画展とは全く異質の作品ばかりでした。

先日の旅行の際、その日本庭園が有名な足立美術館に立ち寄り、東山魁夷の作品などを見てきましたが、絵から受けるインパクトは今回の方が格段に大きかったです。

東山魁夷の場合、見る前にどんな絵を描く人なのかあらかじめ知識があったからかも知れませんが・・・・。

今回の場合、福田美蘭さんが、ミランさんという女性であることすら知りませんでした。(余りにも勉強不足。)

 

面白さの一例を挙げれば

「ブッシュ大統領を説得に当たっているキリスト」の絵。

ブッシュ大統領の座っている後ろ窓には、小さく9.11.の世界貿易センタービルのテロの様子が描かれています。

作者のコメントには、「ブッシュ大統領を説得するにはもうこの人しかいないでしょう。」的なことが書かれていました。

 

西洋の有名な画家の静物画を模写し、その上に添削を加えた絵。

ここは中心がずれている、この果物はオレンジなのかリンゴなのかわからない、白い布の位置関係がおかしい・・・。

などのコメントが、一つ一つ該当部分を丸で囲み、直接絵の上に大きく書かれています。

東京藝術大学などの授業ではこのような絵の添削が行なわれているようです。

 

「道頓堀」や「ニューヨークの星空」などの作品では平面だけでなく、立体的な工夫も凝らされていました。

 

他にそのユニークさを挙げればきりがありませんが、

床に展示された、大きな西洋の宗教画のような絵(その上に乗って観賞してくださいとのこと)。

大きなキャンバスが斜め半分に折りたたまれていて、絵を見る方は手で開いて見てください。

とかです。

 

ジャンルにとらわれない絵は、多くの敵も作っているように思いました。

今年イタリアで見てきた宗教画のようなものや、古来からある日本画・水墨画なども、独自の観点から変形されていました。

それらに対し、私は「面白い!」と思いましたが、美術関係者の中にはそうは思わない方もたくさんいるのでは?

と思いました。

 

帰りに美術館の前のオブジェで記念撮影。

 

帰り際、上野動物園の遠足帰りと思われる幼稚園生たちの集団に合いました。

まるで、カルガモのお引越しのような光景に、思わず写真を撮りました。

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過冷却実験を続けています。失敗続きですが、愉しんでやっています。

2013-09-12 09:40:09 | Weblog

先日お伝えした「過冷却実験装置つくり」をほぼ毎日やっています。

ですが未だに氷筍は出来ません。

目に見える改良では、冷却水の中を通るシリコンチューブをきれいならせん状にしました。

チューブが途中で折れ曲がったり、いびつになっていたりすると、その部分が凍ってしまう可能性があるので、ある意味大切な改良といえます。

しかしこの改良品でもうまく行きませんでした。

次は、チューブの中を流れ出る速度の調整です。

早過ぎるとマイナスまで冷え切らずに流れ出てしまいます。

また逆に、遅すぎると途中で凍ってしまう可能性が高くなってしまいます。

そこで、装置左側の過冷却水の元となる水の量を調整し、一番適度と思われる状態にしました。

 

しかし、やはりうまく行きません。

 

後試していないのは、シリコンチューブの長さを変える事です。

資料では2~3mのチューブを使うように指示されていました。

ただ、近くで市販されているチューブは2mだったので、今までこの長さだけで実験を繰り返してみました。

 

この長さを変えようと違うホームセンターに行ってシリコンチューブを買ってきました。

しかし、中を開けてがっかりさせられました。

シリコンチューブが少しねじれていて、ところどころ穴が狭くなってしまっています。

これではきっと使い物になりません。

 

という事で、今日友人の勧めで東京に「福田美蘭展」を見に出かけますが、その際東急ハンズに寄って、直径や長さの違うシリコンチューブを購入してこようと思います。

 

考えれば考えるほど次々と違う種類の問題が見つかります。

その一つ一つを愉しみながらつぶしていこうと思います。

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11月からいつもの森が形を変えます。(住宅地の造成始まる。)

2013-09-09 23:41:14 | Weblog

いつも散歩している公園に新たな立て看板が建ちました。

市の公園担当部署からの看板でした。

いつもの公園の入り口が新しく出来る住宅地の入り口に変るようです。

そして、現在の入り口から森に至るまでの15mくらいの部分の広場が住宅地になるようです。

この広場がなくなる代わりに、公園の反対側の畑だったところが公園の広場となるようです。

 

森の中の散歩道は、一部削られたりもしますがとりあえず80%くらいは現行のままのようです。

 

こうやって新しい公園の姿が明らかになったので、少し安心しました。

しかし、新しい形にするに当たって、今ある森の木々がどれくらい切り倒されてしまうのか?

住宅地が出来その排水等の処理がどうなるのか?(何せこの地域はまだ下水道が整備されていません。)

などなど、まだ心配な点はいくつかあります。

 

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「過冷却実験」危うし????

2013-09-08 22:54:15 | Weblog

午後奥さんに付き合ってもらい、21日実施予定の「過冷却実験」をしました。

今回は前回の失敗を受け、氷の代わりにカキ氷を使いました。

我が家にあったカキ氷器は健在で見事にさらさらのカキ氷をたくさん作ってくれました。

 

また、冷却水、ならびに過冷却水を入れる容器の周りにプチプチ緩衝材を巻き、中の水がすぐに温まってしまう点を改良しました。

さらに、前回冷却水がすぐに温まってマイナス7度以下をキープすることが出来なかったので、今回は冷却水の温度を前回よりも4度くらい低いマイナス12度くらいにしました。

 果たして、2mのチューブをくぐって出てくる水の量はぐっと減り、温度もマイナスになりました。

ポタッ、ポタッ、ポタッ・・・・。

「これはいいぞ!」

良い結果が期待できました。

 

・・・・・・・・・・・・。

しかし、やはり冷却水の温度が低すぎたようです。

今回はプチプチ緩衝材のお陰で冷却水の温度はほとんど上がらずマイナス12度くらいをキープしていました。

そのせいで、チューブの中のどこかが凍ってしまい、過冷却水の流れが早い段階で止まってしまいました。

 

その後も、もう一度冷却水の温度をマイナス7度くらいに設定し直し、実験をしましたが、うまく行きませんでした。

 

今までいろいろなことをやってきましたが、イベント用の予備実験は3度目くらいになると必ず成功していました。

 

しかし今回は、そうは行きませんでした。

 

次回は、チューブの長さを3mくらいに伸ばして実験してみようと思います。

もう少し悪戦苦闘が続きそうです。

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ふっくらしたピザが焼けました。

2013-09-08 22:22:00 | Weblog

午前中、「まつど 子どもっと」主催の行事に参加してきました。

ダンボールを材料にオーブンをつくり、そのオーブンでピザを焼いて食べました。

 

低学年を中心に、元気いっぱいな小学生がたくさん集まっていました。

みんながニコニコしながらピザやオーブンを作っている姿を見ることができ、気分爽快でした。

 

ピザの焼け具合を確認する目は真剣そのものでした。

最後は焼きたてのふかふかピザに舌堤を打っていました。↓

 

“おかさん”もおすそ分けしていただきました。

子ども達の元気がいっぱい詰まっていた様に感じました。

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過冷却実験初回は見事失敗。

2013-09-07 10:37:56 | Weblog

昨日、一昨日紹介した「過冷却実験」を空き時間をつかって行ないました。

 

手順書に書かれたとおりに、マイナス7℃~8℃くらいの冷却水をつくり、実験を行ないました。

しかし結果は氷筍つくりには程遠い状態となってしまいました。

手際が悪かったこと、室温が高すぎたことなどいろいろありますが、最大の原因は「冷却水」つくりに、冷蔵庫の氷をそのまま使ったことが大きかったようです。

手順書には出来れば「雪」、そうでなければ「カキ氷」を使うように示してありました。

その理由がわかったような気がします。

 

塊のまま使ったので、冷却水に入れた氷の塊が、中を通るチューブに直接触れます。

そうするとその部分だけ他の所よりの温度が低くなりすぎ、その部分の水が凍ってしまったようです。

 

また、冷却水の温度がすぐに上昇してしまったため、塩を足し、中をかき混ぜたことも原因の一つと考えられます。

水がマイナス2℃くらいになったにもかかわらず、液体のままでいるのは、そおっと、そおっと冷やしていくからなのに、冷却水に足した塩を溶かすために中をかき混ぜてしまいました。

当然このときチューブにもその振動が伝わってしまっていたはずです。

このかき混ぜが、寝た子を起こしてしまったようです。

チューブのどこかが凍ってしまったらしく垂れなくなってしまったチューブの出口です。↑

 

このように、一回目の実験は見事失敗に終わってしまいました。

しかし、この失敗こそが大切な実験の一部です。

 

本当は子ども達と「あーでもない。」、「こーでもない。」

「何が駄目なんだろう?」、「じゃ、こうやって見ようか?」などと対話しながらイベントが出来ればいいのだけれども・・・・。

 

とは言え、とりあえずは、事前実験で成功例を確認しておかねばと思います。

 

どうせ事前実験で成功したとしても、本番では諸条件が少し違ってくるので、一回は失敗してしまうと思います。

そのとき、上に書いたような会話が交わされた後、2回目或いは3回目くらいで成功してくれればと思います。

(まだ一度も成功もしていないくせに、「取らぬ狸の皮算用」にならぬよう頑張りたいと思います。)

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スズメバチ(?)の朝のお食事、あのコナラの子孫。

2013-09-07 10:25:32 | Weblog

今朝の散歩ではスズメバチ(たぶん。よく確かめていません)に2度出会いました。

一回は例のコナラの木で樹液を吸っているいつものスズメバチです。

2回目はセミの死骸を貪り食っているスズメバチでした。

口を体の中に入れむしゃむしゃ食べていました。

今食べているのは、このスズメバチがしとめた獲物ではないような気もしますが、きっとセミなども襲って食べているのだろうと思います。

その食いっぷりの荒々しさにしばし見とれてしまいました。

 

一方、例のコナラですがカシノナガキクイムシの食い荒らす範囲が、去年くらいまでは下からせいぜい“おかさん”の背丈くらいまでの範囲でした。

しかし最近では、“おかさん”の背丈の倍くらいの高さまで食い荒らし始めています。

キクイムシの攻撃がドンドン進行しています。

それでも、そう簡単にはコナラは倒れません。

しかし、徐々にこのボディーブローはコナラの体力を落とさせるに違いません。

 

そんなコナラも今年はまだ青々と葉を広げ、こんな大きなどんぐりをいっぱい落としています。

出来ればうまく世代交代して、樹液の出る木をこの森から絶やさないで欲しいとおもうのですが・・・・。

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